こんにちは!塾長です。
今回は、多くの子どもたちがつまずきやすい「九九の覚え方」について解説します。九九は算数の基本で、これをマスターすることで計算がスムーズになり、学習の土台がしっかりします。
でも、「覚えられない」「覚えるのがつらい」という声をよく耳にしますね。
この記事では、楽しくて効果的な九九の覚え方をたっぷりご紹介します。子どもも大人も、九九マスターを目指して一緒に取り組みましょう!
九九の覚え方:子どもから大人まで使える効果的な方法
九九を覚えるには、視覚・聴覚・リズムなどを活用した様々なアプローチがあります。一人ひとりに合った方法を見つけることがポイントです。
さっそく効果的な覚え方を見ていきましょう。
視覚で覚える!九九表を使ったわかりやすい方法
九九表は、覚えるための基本ツールです。数字が整然と並んでいるので、繰り返し見るだけでも記憶に残りやすくなります。
方法1:色分けされた九九表を活用する
九九表を段ごとに色分けすると、一目でどの段の数字なのかが分かります。例えば、「2の段」を赤、「3の段」を青とすることで、頭の中で色と数字がリンクし、記憶が強化されます。
方法2:九九表の使い方
九九表を見ながら、次のように音読してみましょう。
例えば、2の段の場合:
2 × 1 = 2
2 × 2 = 4
2 × 3 = 6
…
このように、繰り返し音読することで、数字と言葉が自然と結びついていきます。
リズムで覚える!九九の歌とおすすめアプリ活用法
九九はリズムに乗せると覚えやすくなります。リズミカルに繰り返すことで、遊び感覚で身につけることが可能です。
方法1:歌を利用する
九九の歌は、YouTubeやアプリで簡単に見つけることができます。
例えば、「ドラえもんの九九ソング」はメロディーが覚えやすく、子どもたちにも人気です。毎日聞いているだけで自然に暗記できます。
方法2:リズムを取りながら唱える
次のように、手拍子や足踏みを加えてリズムを取りながら言ってみましょう。
3 × 1 = 3
3 × 2 = 6
3 × 3 = 9
…
これをテンポよく繰り返すことで、言葉とリズムがセットで記憶に残ります。
語呂合わせで覚える!楽しいフレーズで記憶に残すコツ
語呂合わせは、数字が苦手な子どもにも効果的な方法です。
イメージで覚えるので、難しい段も楽しく覚えられます。
例1:7の段を語呂合わせで覚える
「7×7=49」は、「シチシチ苦しい(49)」と覚えると、ユーモラスで記憶に残りやすくなります。
例2:8の段を語呂合わせで覚える
「8×8=64」は、「ハッパでムシ(64)」と覚えると、笑いながら暗記できます。
ゲームで覚える!ポケモンやトランプを活用した学習法
子どもたちが大好きなポケモンやトランプを使うことで、九九学習がゲーム感覚に変わります。
ポケモンで九九
ポケモンのカードを使って、掛け算を出題します。
たとえば、「ピカチュウが2匹いて、それぞれリンゴを3つ持っているよ。全部でいくつ?」というように問題を出します。
2 × 3 = 6
子どもが答えるたびにカードをもらえるルールにすると、さらに盛り上がります。ポケモンが好きな子は、ポケモンを使った以下の九九用の問題集もおすすめです。
お風呂学習のすすめ!リラックスしながら九九をマスター
お風呂に九九表を貼ることで、リラックスした状態で自然に覚えられます。
温かいお湯につかりながら視覚的に繰り返すことで、記憶がスムーズに定着します。
九九を言いながら入浴
「2の段から順番に言ってみよう!」と声をかけ、お風呂で楽しく九九を言っていきます。
なお、お風呂で使える九九ポスターの活用も非常に有効です。
なお、お風呂学習は本当におすすめで、九九以外にも色んなポスターを使って勉強してみてほしいです。一番いいのは、「世界地図」「日本地図」です。
毎日見て覚えることができて、知らない間に地理マスターになるのでかなりおすすめです。
九九の覚え方の後に:覚えられない時の対処法
九九を覚えることに苦戦している子どもには、工夫次第で解決策が見つかります。ここでは具体的な対処法を解説します。
覚えにくい段を攻略!6の段・7の段・8の段の覚え方
6の段から8の段は、多くの子どもが苦戦する箇所です。これらの段に特化した方法を見てみましょう。
6の段の覚え方:小さな規則を利用する
6の段は、偶数が並ぶ段です。例えば、6×2の答え12は「6を2回足した数」と説明するとわかりやすいです。途中式を見てみましょう。
6 × 2 = 6 + 6 = 12
このように、足し算の感覚を取り入れると、算数が苦手な子にも親しみやすくなります。
7の段の覚え方:語呂合わせやリズムを利用
7の段は語呂合わせが特に有効です。「7×7=49」を「シチシチ苦しい(49)」とイメージし、「7×8=56」は「シチハチゴム(56)」とリズムに乗せて覚えます。
7 × 8 = 56
このリズムを活かしながら、繰り返し唱えることで記憶に定着します。
8の段の覚え方:視覚で理解する
8の段は積が大きくなるため、視覚的な学習が有効です。「8×7=56」を九九表やイラストを使って視覚的に示しながら、次のように段階的に説明します。
8 × 7 = 8 + 8 + 8 + 8 + 8 + 8 + 8 = 56
これを図やイラストで示すとさらにわかりやすくなります。
インド式かけ算表を使った新しい覚え方
インド式かけ算表では、九九が視覚的に整理されています。この表を使うと、段ごとに増加する数のパターンをつかみやすくなります。

引用:ダイヤモンドオンライン さま
インド式かけ算表の使い方
たとえば、「7×8」を求めるとき、インド式かけ算表では次のように目で確認できます。
縦軸:7, 横軸:8 → 交点:56
このように、数字の交点を探すだけで簡単に答えが見つかるため、暗記に苦戦する子どもにもおすすめです。
なお、インド式の九九表も販売されています。
発達障害やグレーゾーンの子ども向け九九の覚え方
発達障害の特性を持つ子どもには、視覚や聴覚を重視した方法が効果的です。
方法1:カードゲームで楽しく覚える
九九カードを使い、「これは何の段かな?」といった簡単なクイズ形式で進めると効果的です。
方法2:見える化ツールの活用
具体的には、数字を丸や四角の図形で表して掛け合わせ、視覚的に九九を学ぶ方法があります。例えば、「3×4=12」は次のように表現します。
●●● ●●● ●●● ●●● = 12
図形を数えながら進めると、数字への抵抗感が減ります。
短時間で記憶を定着させる復習と反復練習のコツ
記憶を定着させるには、エビングハウスの忘却曲線に基づき、短時間の復習を繰り返すことが大切です。
方法1:朝と夜の2回復習
1回5分程度で九九を音読し、「昨日覚えた段を復習する」流れを作ります。
方法2:タイマーを使ったトレーニング
「1分間でいくつの九九を言えるか」を競うと、ゲーム感覚で楽しく取り組めます。
勉強タイマーは、以下が一番おすすめです。一度買っておけば、中学以降もずっと使えるのでコスパがいいです。
覚えた九九をランダムで復習!即答力を鍛える方法
九九を覚えたら、ランダム出題で即答力を鍛えましょう。
方法1:親子でクイズ形式にする
親が出題者となり、子どもに次々と問題を出します。
たとえば:
問題:9×7 = ?
答え:63
方法2:アプリを活用
九九トレーニング用のアプリを使い、スピードを意識して解答することで計算力が向上します。
総括:九九の覚え方のコツまとめ
最後に、本記事のまとめを残しておきます。
九九の覚え方:子どもから大人まで使える効果的な方法
- 視覚で覚える
- 色分け九九表を使うことで、段ごとの数字を区別しやすくする。
- 九九表を音読しながら視覚的に繰り返し学習。
- リズムで覚える
- 九九の歌を活用する(例:ドラえもん九九ソング)。
- 手拍子や足踏みを加えて、リズミカルに繰り返す。
- 語呂合わせで覚える
- 数字に関連した面白いフレーズで記憶(例:7×7=49→「シチシチ苦しい」)。
- 楽しい語呂合わせで記憶を助ける。
- ゲームで覚える
- ポケモンやトランプを使い、掛け算の問題をゲーム形式で解く。
- 楽しみながら学習できる工夫。
- お風呂学習
- 九九表をお風呂場に貼り、リラックスした状態で繰り返し見る。
- 温かい環境で記憶の定着を促進。
覚えられない時の対処法
- 覚えにくい段を攻略(6の段・7の段・8の段)
- 足し算の感覚や語呂合わせを活用して学習を補助。
- 視覚やリズムの力で難しい段を克服。
- インド式かけ算表の活用
- 九九の交点を視覚的に確認するインド式表を使う。
- パターン認識を促して、暗記に頼らない学習。
- 発達障害や特性を持つ子どもへの工夫
- 図形やカードゲームを使って視覚的・体感的に学習を進める。
- 復習と反復練習
- 朝晩の短時間学習で記憶を定着。
- タイマーを活用してスピードを意識したトレーニング。
- ランダム問題で即答力を鍛える
- クイズ形式や九九アプリを活用し、応用力を高める。
