「学習塾リアル」ってどんな塾?

学習塾リアルは、学力が平均程度の子を、ワンランク上または上位層まで引き上げる学習塾です。また、当塾は兵庫県の公立高校を受験する予定のお子さんを対象にした、公立高校受験専門塾です。

長田,神戸,兵庫,御影,葺合,芦屋,六アイ,高専

この辺りの、偏差値50以上の高校進学を考えて対策したい方のサポートをします。

難関校の私立専願を除いて、原則として公立高校進学をゴールとし、指導方針やカリキュラムを決定します。大変失礼を承知で申し上げますが、成績を上げる覚悟のないご家庭およびお子さんはご遠慮ください。

学習塾リアルは、

「勉強はしてるのに成果が出ない。」
「定期テストの合計を100点上げたい。」
「もうワンランク上の高校を狙いたい!」

そんなお子さんの悩みを解決するために作られた、最強の個人塾です。

※開塾5年で着実に高校受験の成果も上がっています。

<合格実績>
・御影高校
・神戸市立工業高等専門学校(神戸高専)
・県立芦屋高校
・六甲アイランド高校
・鈴蘭台高校
・須磨風高校

・神戸市立科学技術高等学校
・東灘高校
・須磨学園高校
・神戸龍谷高校
・神戸学院高校
・神戸野田高校

※なお、平均点以下(通知表で言えば「オール3」もしくはそれ以下)の場合は、受験できる公立高校は極めて限定的になります。この辺りの残酷な現実に関しては、以下の記事で正直にお伝えしています。

関連:内申点オール3の偏差値は〇〇!現実的に行ける高校のランクはどこ?
関連:【残酷な現実】オール3で六甲アイランド合格は無理?塾通いの意味はあるか
関連:地頭で分かる我が子が狙える現実的な高校【兵庫第1学区】

【5科合計100点up】点数爆上げの生徒がぞくぞく!

当塾では、驚異的な点数アップを実現し続けています。

以下は、当塾に入塾した後の点数アップ事例です。

・Aさん 251点 → 396点 145点up
・Bさん 171点 → 299点 128点up
・Cさん 247点 → 362点 115点up
・Dさん 312点 → 426点 114点up
・Eさん 334点 → 445点 111点up
・Fさん 298点 → 389点 91点up
・Gさん 297点 → 384点 87点up
・Hさん 309点 → 390点 81点up
・Iさん 194点 → 274点 80点up
・Jさん 292点 → 368点 76点up
・Kさん 382点 → 437点 55点up
・Lさん 315点 → 370点 55点up
・Mさん 330点 → 376点 46点up
・Nさん 261点 → 307点 46点up
・Oさん 122点 → 162点 40点up
・Pさん 320点 → 356点 36点up
・Qさん 286点 → 320点 34点up

また、小学校からずっと通ってくれていた子は中1最初のテストで圧倒的な点数を叩き出すようになりました。

入塾した生徒のうち、90%以上が成績アップしています。

当塾は、1クラス8名限定の少人数指導の塾です。大手のように大量に生徒さんを集めた上で、一部の子の点数アップを示しているのではありません。上記の点数アップは、自分が指導させていただいた(ている)生徒さんのほぼ全てです。

もちろん、小学校からの通塾組の子も驚異的。

・Aさん 5教科合計 473点
・Bさん 5教科合計 441点
・Cさん 5教科合計 438点
・Dさん 5教科合計 416点
・Eさん 5教科合計 405点
・Fさん 5教科合計 396点
・Gさん 5教科合計 373点
・Hさん 5教科合計 359点

自分でも驚くほどの驚異的な成果が出ました。小学生から通塾してくれている子は、90%以上が350点以上です。通ってくれている生徒さんが、本当によく頑張ってくれています。

点数爆上げ事例が多発している理由

塾に通って成績が上がるのは約30%(3人に1人)と言われています。では、どうして当塾からここまで成績アップ者を爆誕させることができたのか?

①全科目指導で最大値を引き出す

・最も伸びる見込みが高い箇所を優先的に伸ばす

点数アップをする上で一番大事なことはこれ。その上で、「全教科指導型の塾かどうか」は塾選びにおいて超重要です。個別指導の場合、英数だけの選択も多いです。ただ、合計点を上げるなら、理科社会の対策は必須です。

しかし、

・理科社会がオプションの個別指導塾
・テスト直前にサクッと触れるだけの塾

がまあ多い。

ただ、昨今の理科社会は暗記科目と舐めプしていては、一刀両断される難易度です。理社対策が甘々な塾だと、合計点が積み上がりずらいです。

合計点が積み上がらないと、子供の自己肯定感が中々上がりません。

当塾は、月謝一律で全教科(国英数理社)の全てを指導する塾です。オプションだと料金が…と、理社対策を断念する必要もありません。この運営体制だからこそ、他塾が手薄な理社対策にも力を入れることが可能です。

結果的に、5教科の合計点数が上がりやすいのです。

関連:【漫画で解説】デキるママが注目する兵庫県公立高校受験の塾選びの全知識
関連:【兵庫公立受験】国数ではなく「英理社」の対策に強い塾を選んだ方がいい理由

②定期テスト直前「毎日通塾」で圧倒的な学習量を確保

定期テストで点数アップをする最も簡単な方法は何か?

それは、勉強時間を増やすこと。ただ、ちょっとやそっと増やすだけじゃダメ、中途半端な努力は一番寒い。やるなら徹底的にやる。

当塾の場合、他塾にはない「テスト前毎日通塾」の仕組みがあります。テスト約2週間前から、全員強制的に毎日塾に来て演習です。平日は夜3時間。土日は朝から8時間。塾にカンズメで、ありえないぐらい勉強します。

巷の塾の、テスト前の自習室解放のノリではありませんよ。

塾に来て、学校ワークの再試をひたすらこなし、覚えるまで暗記テストの嵐です。

結局のところ、テクニック論に走るより、直前に物量をこなした子がテストの得点は高いのです。当塾で爆発的な点数アップが出ているのは、どう考えても「毎日通塾システム」のおかげです。

これを辞めたら、今と同じ成果は絶対に維持できません。そのぐらい直前の追い込みが重要なのです。

通われている塾は、ここまで本気でやってくれていますか?

本気で点数を上げたいのであれば、十分な勉強時間を担保している塾を選ぶべきではないでしょうか?

関連:【漫画で解説】定期テスト完全攻略法!点数爆上げ『毎日通塾』の驚愕の仕組み

③塾長(神戸大学経済学部卒)の直接指導

当塾は、全学年“塾長による直接指導”を行なっています。

“1人の講師がお子さんの全科目を見ることが出来ること”

これが他塾との差別化の1つです。指導者がバラバラだと、教科ごとのバランスを考慮したアドバイスが難しいです。

「〇〇君の場合、数学はほどほどにして英語に力を入れる方が全体の得点が上がる!」

といったアドバイスは、数学単体の講師には難しい。そう考えると、担当講師がコロコロ変わる個別指導は最悪です。

全教科を見ている指導者であれば、

「〇〇君は理数よりも国英社が得意だね。だから、国英社で攻めて、理数は守りを固めよう。」

と、その子に合ったコンサルが明らかにやりやすい。

もちろん、塾長との相性が合わなければ最悪です。しかし、相性さえあってしまえば、これ以上強力なサポートはありません。これは他塾にはそう簡単には真似できない仕組みです。

関連:塾長プロフィール

個別指導ではなく「少人数指導」で行う理由

自塾が少人数指導を選択したのは、最も成績アップしやすい現実的な指導形態だと思うからです。

正直に言いますが、個別指導の形態で成績を上げることは一番難しいです。

その理由は、

①全教科指導ができない
②指導時間が短すぎる
③学生講師の質に左右されすぎる

からです。

公立高校受験を考える場合、5科目全ての対策をしなければなりません。全教科指導をするとなると、個別では時間が圧倒的に足りない。かと言ってコマ数を増やせば、月謝がとんでもない値段になる…経済力の壁をクリアできたとしても、担当講師が学生アルバイトなことも…

個別指導という形態は、全科目受験の公立受験とは相性が悪すぎるのです。

・他の習い事で曜日固定が難しい
・特定の1科目だけ集中的に伸ばしたい

等の理由がない限り、公立高校受験がゴールの子供を個別指導塾に入れる優位性はあまりないでしょう。

少人数制であれば、月謝は月25,000円〜30,0000程度で、全教科指導ができます。指導時間も、1回3時間×週3回の勉強時間を確保できます。

成績アップに必要な指導科目数・指導時間を現実的な値段で提供するには、少人数制が最も理にかなっています。

関連:【漫画で解説】デキるママが注目する兵庫県公立高校受験の塾選びの全知識

と同時に、自身が個別指導型の塾を選択しなかった裏側の本音の理由もあります。相当ダークなテーマなので、心が広い方意外は決して読まないでください。

関連:個別指導塾に通う子供が伸び悩む理由!親の〇〇な意識の問題です

「平均程度からワンランク上または上位層へ」の意味

ここでは、自塾がなぜ「平均程度からワンランク上または上位層へ」というコンセプトを掲げているかを説明します。

中間層が自塾のシステムに最もハマりやすい

当塾の指導形態は、上位層はもちろん、中間層に最もグサリと刺さります。なお、中間層とは5教科合計「300点〜330点」ぐらいの子です。

中間層の子供達は、飛び抜けて賢いと言うわけではありません。しかし、分かりやすく教えれば、それなりにスイスイ理解する子が多いです。ただ、テストを受けるとなぜかいつも平均付近に落ち着いてしまう。

理由は大きく2つあります。

①勉強時間の欠如
②合理的な勉強方法をしていない

勉強は、理解するだけでは点数が上がりません。理解した内容を定着させるための演習が必要不可欠で、演習するためには勉強時間も不可欠です。また、ガムシャラにやっても伸び代の最大値は引き出せません。

勉強には「効率」が確実に存在しており、限られた時間を有意義に使わなければなりません。

ただ、そのどちらもが不足しているのが中間層です。

しかしリアルの場合、その課題を解決できる仕組みがあります。

週3回×3時間の通塾に加え、定期テスト前は毎日通塾で時間を確保します。塾長が直接、勉強法のコンサルをします。中間層は、少し何かが変わるだけで点数が跳ね上がるポテンシャルを持っています。

中間層は実に幅広くて、六アイ〜御影(場合によっては神戸高校)まで狙えます。

ただし、本当の上位層と違って、やり方論や仕組みを相当考えないと最大値が引き出されない。だからこそ、塾の果たすべき役割が大きく、保護者さんの塾選びの軸が極めて重要でもあります。

実際、自塾に転塾してきて爆上がりした子が大勢います。以下、その典型例を紹介しますので、我が子と重なれば自塾とマッチしている可能性が高いと思っていただきたいです。

関連:中学通知表で4をとるにはどうする?成績4の取り方マニュアル
関連:偏差値60の高校に行くには内申点はいくつ必要?塾長が解説

関連:中学の通知表で5をとるにはどうする?成績5を取る方法を教科別に解説

ケース1:平均点は取れているのに個別指導塾に通い続ける子

この子達は、一言で言うと「勿体無い」

個別の時点で、理科社会などが自習かもしれない。自己流でやっている教科が多そうです。勉強時間も少ないはずです。でも、それでも平均点行くんだからポテンシャルがあるわけです。

つまり、もっと厳しい環境の塾に行けばさらに伸びる見込みしかない。

しかも個別の値段って高いから、同額の月謝でもウチなら全教科指導型が出来る。学業のコスパという観点だけで言えば、ミスマッチしているわけです。実際このタイプの子の転塾は上昇率が一番大きいです。

自塾でも、330点ぐらいで入ってきて、

・中3の最後には実力テストで445点
・中3の2学期の内申点はオール5

と爆発した子もいました。

宝の持ち腐れとは完全にこのことです。

ただし、「勉強時間の長い塾に通っているのに平均点止まり」というケースは注意が必要です。力技で押した結果が平均点ってことなので、本人の処理能力(読解力・数的処理能力・記憶力)だと、その辺りに一旦の限界値がある可能性が高いからです。

この場合、「ウチの子は勉強のやり方が分かっていないのでは?」「別のやり方をしている塾に変えた方がいいのでは?」と思いたくなる気持ちは分かりますが、そういう問題ではないケースが大半です。

やり方云々ではなく、処理する力に個体差・限界値があり、その結果として点数の上限が決まってしまうだけです。こうなると、塾以外の時間もフルで勉強させ、さらなる限界突破をさせるしかさらなる上昇が見込めない子である可能性を考えなければいけません。

スマホも取り上げ、遊びも規制し、睡眠時間も削らせてさらなる時間を確保してようやく次のステップに行けるかどうか…という次元の子も大勢います。

ケース2:大手塾で集団授業を受けてテスト直前の対策が激甘な子

大手塾は、最成績上位層(上位5%)には確実にハマります。成績最上位層にはね。ただし大手塾の一番弱いところは、テスト直前の詰め込み対策が不足しているという点。

最上位層は追い込みなくても、ぶっちゃけ点数取れます。上位層がしっかりしていれば、合格実績は固いので、翌年の広告塔もしっかり確保できる。つまり、中間層以下は、売り上げを積み上げてくれるお客様なのです。

でも、中間層こそ直前の追い込みで点数が50点とか100点とか変わるんです。

この層こそ、最もエネルギーを注いであげたほうがいい子たちです。やればできるタイプの子なのですから。そして、それらを実践しまくるのが自塾の強みの1つです。とことん付き合うのでね。

多少やり方雑でも、勉強時間で押してあげるだけで点数が上がりやすいのが中間層です。

自塾は、平均付近の中間層の伸びが最も異常で、最も得意としている生徒層でもあります。

ケース3:我流の勉強法を実践し平均点止まりな子

最後は、完全な我流のタイプ。

ずーっと塾行かずに、自己流の勉強してきて、平均点止まりって感じの子です。

このタイプも、本当に伸ばしすいです。そもそも、中学生の我流勉強法など穴だらけもいいとこです。使用する教材とかも、全然受験にマッチしていないもの使用したり…なんてこともザラ。

しかし塾なら、質の高い教材を使い、志望校に応じた学習ルートをコンサルできる。

関連:中学生におすすめ塾用教材を5教科別で塾長が紹介!個人購入OK

なお、この我流タイプの子が自塾に入塾してくれましたが、やっぱり大逆転合格をしました。入塾当時は平均点に届いていない程度でしたが、受験直前の実力テストでは学年上位15%まで順位アップ。

最初の面談では絶対に無理と言われていた「神戸高専(※御影レベル)」に最後は逆転合格。入塾当初であれば考えられなかった高校に進学しました。

リアルは、受験戦略を合理的に逆算して実践させることに強い塾です。やり方が間違っている勢は本当に救済できるのです。

宿題なしで点数アップを実現している異端塾です

学習塾リアルは、原則「宿題」を出していません。

しかし、すでに紹介の通り、ちゃんと点数アップは実現しています。ではなぜ、宿題なしで点数アップが実現するのか?

宿題に相当する「演習ターム」を設定している

勉強において、分かると出来るは全く別物。

授業で習った内容を定着させるには、生徒本人が黙々と演習問題を解きまくるしかありません。問題なのは、どうやってそれをやらすか?です。

自塾の場合、週3回の通塾の中で、3時間の演習タームを作っています。

演習タームでは小テストの他、

・学校配布のワーク

を習った箇所まで黙々と解き続けてもらいます。

つまりリアルの場合、宿題の代わりに演習タームを設け、必要な問題演習量を担保しています。

一般的な塾は、定着のための演習を「宿題」という形で子供に投げます。しかしそれだと、「宿題をやらない子」が漏れなく現れます。

塾の最初の授業で宿題の解説をするタイプの塾も多いです。でも、宿題をやってこなかったら、「死に時間」が流れることになる。宿題をやって来た子も、出来ているのであれば別にダラダラ解説を聞く必要もない…

色々と無駄の多いシステムだと感じませんか?

リアルでは、塾の指導時間の中で演習までさせます。「家で宿題をしない」というリスクを排除できます。さらに、学校配布のワークを普段から課題としてやらせます。だから、テスト直前で焦りにくい。テスト前はワークの繰り返し演習にスムーズに移行できる子が多い。

これが成績が上がっていくために塾が行う、仕組み上の工夫です。

関連:【中学生】塾の宿題で点数アップしない残念な理由!塾講師の意外な本音
関連:宿題が多い塾はハズレ?気になるメリット・デメリットを徹底比較

兵庫県の公立高校入試に詳しいプロの指導を納得のプライスで

当塾は塾長の直接指導です。神戸大学経済学部卒の塾長が、小・中学生全て見ます。ただし、1人で見れる範囲に限界があります。そのため、各学年定員を8人に限定しています。

絶対に全員を伸ばしたいからです。全員に公立高校合格という結果を勝ち取って欲しいからです。

開塾して3年目ですが、兵庫県公立高校受験についてはとことん研究しました。いや、現在進行形で知識や知見に磨きをかけています。受験問題から逆算し、各学年のどのタイミングでどのくらいの定着が必要か、概ね言語化できます。

・入試問題が何を求めているか
・どんな教材選定が最適か
・受験勉強のカリキュラムは何が一番合理的か

これらアカデミックな領域については、きちんとご説明できます。

兵庫県の入試対策に関しては、本当に合理的なアプローチで戦略を考えられます。

自分を信じてついて来てくれる子がいるから、本気で頑張れました。これからも頑張ります。一緒に成績アップを目指して頑張りたい生徒さんとの出会いを、心より待ち望んでいます。

関連:塾長プロフィール

なお、公立高校受験をする上で保護者様が事前に知っておくべき情報を赤裸々に紹介しています。中途半端な励ましやセールストークは一才なく、受験の残酷な現実を伝えています。心臓が弱い方は絶対に見ないでください。

しかし、事前に知っておかないと後から手遅れになることがあります。腹を括ったという方のみ閲覧をお願いします。

関連:高校受験失敗で人生終了と言わせない!親が知るべき受験の残酷な現実
関連:【高校受験】親ができること厳選3個紹介!後悔しない子供への接し方
関連:【高校受験】勉強するのが遅すぎた!手遅れになる子の特徴を解説

学習塾選びで失敗する基本的なパターン

これらの現実を踏まえた上で塾選びをすると、入塾後のミスマッチを避けることができます。なお、経験則的に良くない入塾パターンは大体こうです。

①本人(保護者)自体の塾通いの目的があやふや
→通塾そのものが目的になっており、ゴールが不明
②そもそも勝利の方程式を満たしていない
→地頭普通で六アイ以上を目指すのに、週1回のゆるゆるの個別にしか行かない
③六アイ以上の公立に行けるか怪しいのに努力しない子が入塾
→最後は内申不足で六アイ受験を断念し、通塾の意味がなくなり退塾

①のケースは、まずはゴールを仮でもいいので設定し、そのゴールに必要な手段を考える段階です。②のケースは、適切な指導スタイルの塾を選ぶことが大事です。

しかし、③のケースは、正直厄介です。

このタイプは、塾などで結構追い込みをかけてようやく六アイ以上になる子ですが、本人にその自覚と覚悟がありません。具体的には定期テスト300点以下(平均点以下かギリ平均)で、通知表がオール3か、あっても4が1個か2個みたいな生徒です。(通知表に2があるとかはそもそも論外です。)

こういう生徒さんに対しては、塾は結構がんばらせないとマズイと思って一生懸命やりますが、その一生懸命さが仇になるケースが多いです。

「なんか厳しくされるんだけど…」とお子さんが言い出し、保護者が退塾を考え出します。(一応言いますが、自分はそこで厳しくするタイプではないです。後述しますが、この属性は手術適応外でドクターX以外オペ不可だと判断し、最初から原則お断りします。)

なおこの感じの生徒は、

・できれば六アイ以上がいい(東灘はプライドが許さない)
・しかし六アイ以上を目指すために本気で必要な努力量を許容しない

・必要な努力量が10なのに5ぐらいで済むと間違った認識をしている
・だから努力量10を求めると露骨に嫌な顔をしていじけ出す
・そもそも自分がギリギリのラインにいるという自覚もない
・だからなぜ追い込まれてるのかも納得ができない


といった、非常に複雑な(身勝手な)事情・感情が入り組んでしまっています。本質的には、客観的に己の置かれている状況を認識できない認知不足と、仮に認知したとしても正論を受け止められないという己の甘さの二重の課題に悩まされます。

「六アイ以上には行きたいんだけど、そのために本気になるのは嫌。ましてや、正論言われて逃げ道を塞がれるのはもっと嫌。」といったわがままの極みのような状況です…

そして、1+1しかしてないのに3以上の結果を求めたり、1の努力なのに3頑張った的な主張をして周囲を困らせます。親がそれを真に受けてしまうケースはもう地獄です。汗

なお、このタイプが辿るべき道は原則2つです。

1.最後は嫌々でも死ぬほど頑張って六アイ以上を目指して頑張る
2.結局頑張ることはなく、元々の地頭水準のラインに落ち着く

1のケースは、本気になるタイミングが遅ければ、残念ながらタイムアップします。そこだけ注意が必要です。そもそも下から追い上げる子なので、頑張ったら努力は報われるという発想は捨てるべきです。死ぬほどやらせてワンチャン狙えるかな?ぐらいが正しい認識です。(まあでも本気で死ぬほどやれば何とかなります。9割以上やらないだけで。)

2のケースを具体的に言えば、

・私立専願で特進or中堅コースに行く
・高卒ルート(工業や商業など)
・東灘高校
・ワンチャン推薦入試で六アイか須磨翔風に合格

というのが鉄板の流れです。

最後のは超ラッキーパターンで、面接などでうまくこなして受かるケースです。もちろん、狙って受からせられないです。しかし受かったとしても六アイや須磨松風の一番底の学力で入りますので、将来のFラン大学進学予備軍です。

なお、私立専願なら、オール3ちょい(六アイ合格に必要な内申以下)でも龍谷の特進コースぐらい受かります。だから、たいして勉強しなくてもいいです。東灘なら、オール3もあれば本番200点以下の点数でも多分受かるので、これまた勉強は適当でOKです。

だからそもそも塾不要かもしれないし、まして勉強時間の長い塾なんて絶対に不要。行くとしても、バイトと楽しく会話して終わるような個別指導の方が精神的ストレスもなく子供にとっては幸せです。

よって、自塾と相性は最悪です。と言うより、キャバクラ塾のような楽しくワイワイ出来る塾しか子供が耐えられません。しかしそれでは成績は上がらないので、課金する意味を感じずらい。でも、そこに賭けるしか…みたいな苦行が待っています。残念ですが、その子の地頭と正論を受け入れる精神力が、六アイ以上を合格するために必要な最低ラインの勝利条件を満たせていません。

親としてはたまったもんじゃないでしょうけど、現実を正しく受け止めず、正論を受け止めず、わがままを言っている我が子の人間性に問題ががある以上、これはもう外部のサポートでは根本的に変わらないので仕方ないです。基本的にはこうなる前に手を打っておけるかどうかが親御さんは試されているのです。中学生になっちゃうと、もうそこまで本質は変わらないですから。

よって、それらを踏まえて塾に課金する価値があるのかを本気で考えてください。正確に言えば、自分の子供に勉強という特殊なジャンルにおいて投資する価値があるのかを考えるということです。

なおこの層の中には、内申不足で受かる前に概ね不合格と分かっているのに六アイや須磨松風に記念受験を仕掛けて不合格になる生徒も当然います。毎年、六アイや須磨翔風は倍率が2倍程度あり、どう考えても受かるわけない子が記念特攻受験をしています。東灘を第一志望にはしたくないので、とりあえずは受けるだけ受けて落ちます。

しかしそうなると、第二志望に書いている東灘に行くか、東灘を書かない場合は併願で受かった私立(※この場合は特進よりも1個下のコース)に行くことになります。そして、それなら私立専願にしてコースをワンランク上にあげた方がいいよね…となり公立受験を断念。(専願にすると、偏差値が5〜10ポイント上げられます。本人の学力は上がってなくてもです。だから、私立の高校偏差値なんて全く当てになりません。)

しかしそうなると、塾は負荷の弱い個別でいいよね…となり転塾になります。

こうなる未来が見えているので、塾は早い段階から相当な負荷乗せてその未来を変えに行こうとしますが、当の本人にその受け入れがないケースが9割以上なので失敗します。

このタイプを救済する道があるとすれば、

・己の無力さを受け入れさせ、正論を受け入れさせ努力させる

という人間改革以外に手はなく、その過程の中で苦しいことがあっても親は絶対甘やかさないという厳しい道を選ぶしかありません。

その覚悟がないのに中途半端な気持ちで塾に入ると、結局何も変わらずお金だけを無駄にして後悔します。この層は保護者さんが相当試されているといっても過言ではないです。

でも、大抵は中途半端に終わりますので、自塾では本人から相当強い申し込み意思がない限りお断りしています。この点はご理解ください。

しかし、「えっ、全ての子供が現状把握していて、その上で正論受け入れられるような出来た子なの?」と疑問に思う方もいるでしょう。

確かに、そんな子ばかりではないし、むしろそんな子は少数派です。しかし、知能を競う受験というのは残酷で、元々のその子の地頭のセットポイントに依存するため、同じ目標でも個体ごとに求めることが違うだけです。

例えば、家で全く勉強しなくても、塾の授業の中でほぼすべを理解し、テスト直前だけ詰め込んで御影や葺合に行く子もいます。この感じで六アイって子もいます。こういうのは、その子の地頭のレンジの中に、そもそも論として志望校が収まっているからです。

だから、それなりの塾に入れて、その子なりに頑張って、それなりにサポートすればちゃんと受かります。正論とか受け入れさせる必要もなく、「今の志望校でその地頭なら、そのまま普通に塾で頑張ってれば大丈夫!」と言ってあげられる子ってだけです。

しかし、己の非力さを知り、正論を受け入れないと同じ六アイという目標でも届かない子もいる。これはシンプルに生まれ持った地頭の差です。

だから、受験は全員が全員同じようにしんどいわけじゃないんです。しんどさは相対的なものであり、一般的に地頭のセットポイントが下がれば下がるほど、人より多くのものを求められる構図なのです。

でも、だからこそ人には向き不向きがあって、原則として向かないことをやるのはしんどいし、成果も出ずらいと言われてしまうのです。そういう意味でも、塾選びの出発点は「子どもの地頭レンジとそこから狙える志望校の現実的なラインを知ること」です。

あまりいい記事ではありませんが、以下に兵庫県第一学区における受験の現実をまとめた記事を載せておきます。塾選びでミスる大半のケースというのは、「子どもの地頭レンジ以上の目標値を親が掲げ、その差が埋まらないことに不満を感じること」に起因しています。

関連:地頭で分かる我が子が狙える現実的な高校【兵庫第1学区】

ちなみに、「境界知能や検査を受けていないだけで受けたら境界知能になる生徒」のケースも、塾通いでは失敗に終わるケースが多いです。

この層の場合、根本的な成績不信の原因は先天的なIQにあるので、塾の方法論云々で中々解決しません。境界知能は全人口の約14%程度いると言われており、近畿圏では中学受験で上が抜けるので、公立中学だと概ね20%程度は存在するのでは?と言われています。

そうすると学年の下位20%程度はそもそも境界知能である可能性があります。定期テストの点数が500点中200点以下とかが20%程度なので、その辺りの数値も参考になると思います。しかも注意点としては、数値上は境界知能ではなくても、境界知能スレスレのIQ値の子や、日本人のIQ中央値を下回る子も同じように勉強で苦しんでしまうということです。

なお、このケースで一番塾泣かせなのが、「本当は境界知能なのに検査を受けていない子」です。この場合、保護者さんも境界知能ではないという前提で、「塾のやり方」や「本人の努力」に課題設定をしてしまい、間違った問題解決の方程式を提示されます。

指導者側も正直教えていれば明らかに理解が弱かったり、明らかに記憶力が弱かったりする子は分ります。そして、それらの特徴が境界知能と診断されている子と重なる場合、「この子も境界知能なのでは?(仮にそうじゃないとしても、IQ値は中央値を下回るのでは?)」と本心では思ってしまいます。

だけど塾側から「IQテスト受けて、境界知能かどうかハッキリさせてください。」なんて言えるわけもなく、非常にモヤモヤした気持ちのまま指導に向かうことになりますが、根本原因が境界知能であれば、指導者の努力で解決できる問題ではそもそもありません。これで苦しんでいる塾講師は、個別指導を中心に全国にごまんといます。

保護者さんからすれば、本当は境界知能だったから学業不信だった…という元も子もない話はどうしても受け止めたくないので、あえて検査をせず、前提条件をぐちゃぐちゃにしてされてしまうケースです。

これはもう、本当に親御さんのことを思うと心苦しいのですが、学習塾選びという観点から見れば、どうしても失敗しやすいです。結局は成績不信で終わってしまうからです。

【本音】”後悔しない未来”を造れるのなら点数なんてどうでもいい

ここまで読むと、点数アップや実績にこだわっているように聞こえるかもしれません。だけど、塾長の本音の部分を伝えさせて欲しいです。

遊びたい。楽して結果を出したい。休みたい。子供達がみんな思うこと。

ただ、最もらしい理由と理屈で正当化し、勉強から逃げた先の未来に何が待ってる?

もちろん、勉強が全てじゃない。そんなこと分かってる。でも、楽しいことを少し我慢し、忙しくても自分を鼓舞し、逃げずに机に向かって勉強を頑張る。その結果、「点数アップ」「志望校合格」と言った目に見える成果を出す。

こんな今を積み上げた子の未来と、そうしなかった子の未来、決して同じなわけがない。

多様性の時代、色んな人がいてOK.

しかしそれは、目先の困難から逃げ、怠惰な自分を正当化していい免罪符にはならない。

正論で動けない、感情的な人間が世の中の大半。だからこそ、少し頑張るだけで、なぜか人よりも優位なポジションに立つことができる。少し頑張るだけで。

我が子にそれができるか不安?

安心してください。学習塾リアルなら、それができる。

できる環境を用意しました。子供達には、後悔させたくない。

「頑張れる環境を作ってあげること」
「点数アップに繋がる合理的な仕組みを用意すること」

塾にできることなんて、せいぜいこのぐらいなのかもしれない。

でも、それならその出来ること全てをどの塾よりも極めたいかな。

教育のゴールは、「子供が1人で生きていく力」を身につけさせること。勉強はそのための1つの手段。

自力を高めるために勉強を頑張りたいお子さんの力に少しでもなりたい。

究極、塾をやってる理由はここにある。

まずは「体験授業」にお越しください

塾選びは、

①ゴール=目標を正しく設定する
②目標実現のための手段の合理性を考える
③子供自身が目標到達に必要な最低条件を満たせているかを知る

この3軸でまずは客観的に考えるものです。

公立高校進学をゴールとしているのに、科目数の少ない個別指導というは根本的に矛盾しています。かと言って、大手の集団授業に混ざってお客様のまま終わるのもナンセンス…

このような方に一番マッチするのが当塾です。

しかし、塾選びの最終的な決め手は「人」でしょう。

つまり、どんな人に自分の子供を預けるのか。

そう考えると、

・担当者がコロコロ変わる塾
・面談する人と授業する人が違う塾

がいかにリスキーかよくわかるはずです。

その点、当塾は全て自分が責任を持ってみますので、入塾後のギャップは感じにくいです。そこで、まずはお気軽に体験授業にお越しください。

新しい出会いを本当に、本当に、本当に楽しみにしています。

ただし、全員を伸ばすことにこだわりがある塾なので、どうしてもおすすめできない方もいらっしゃいます。少々手厳しく、失礼なことも申していますが、以下をご拝読ください。

【必読】学習塾リアルをおすすめ出来ないご家庭

上記の記事の中で、「当塾に向かないお子様・ご家庭の特徴」を列挙しておりますので、お問い合わせ前に必ずご確認をお願いいたします。ミスマッチを避けることは双方にとってプラスですので、どうか失礼な文章をご容赦いただければ幸いです。

そして、本文を読んで塾の方針に共感いただけましたら、以下の問い合わせフォームより、ご一報ください。

あなたの大切なお子さんを、本気で伸ばしに行くお手伝いをさせてください。