「岐阜協立大学って、やばい大学なのでは?」

そんな疑問を持つ高校生や保護者の方は少なくありません。ネット上には「偏差値が低い」「事件があった」「Fランでは?」など、ネガティブな情報が目立ちます。しかし、それらは本当に正しい情報なのでしょうか?

本記事では、偏差値や事件、学生の口コミ、学費、学生数といった具体的なデータをもとに、岐阜協立大学の“やばい”という評判の真偽を徹底検証します。

将来を左右する進路選びで後悔しないためにも、大学のリアルな姿を把握しておきましょう。

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岐阜協立大学はやばい?偏差値・事件・口コミ

SNSや掲示板で「岐阜協立大学はやばい」と語られることがありますが、その根拠はどこにあるのでしょうか?ここでは、偏差値や過去の出来事、口コミや学費といったデータをもとに、評判の実情を冷静に見ていきます。

偏差値がやばい?入試難易度とFラン判定の根拠を調査

岐阜協立大学の偏差値は全学部共通で「35.0」とされており、これは私立大学の中でも最下位クラスに位置づけられます。河合塾による2025年度入試予想でも、この数値に変動は見られず、受験層の学力的ハードルは比較的低いと言えるでしょう。以下に学部別の偏差値と共通テスト得点率をまとめました。

学部名学科名偏差値共通テスト得点率
経済学部経済学科35.042〜47%
経済学部公共政策学科35.042〜47%
経営学部経営情報学科35.042〜47%
経営学部スポーツ経営学科35.042〜47%
看護学部看護学科35.035〜40%

引用:スタディサプリ進路

偏差値35.0という数値は「Eランク」に相当し、一般的には「Fラン大学」と呼ばれるラインに近接しています。実際にはFランの定義は曖昧ですが、偏差値が35以下またはBF(ボーダーフリー)とされる大学が該当とされることが多く、岐阜協立大学も“限りなくFランに近い”と判断されることがあります。

とはいえ、看護や経営系の学科では専門職への道が開かれており、偏差値のみで大学の価値を判断するのは早計です。入試の難易度は高くないものの、進学後の学び方次第で大きく差がつく大学とも言えるでしょう。

やばいと言われる事件とは?野球部の熱中症死亡事故の経緯

岐阜協立大学が「やばい」と批判される最大の要因は、2022年8月に発生した硬式野球部での熱中症死亡事故です。この事故では、当時1年生だった男子部員が炎天下での練習後に体調を崩し、病院に搬送されるも死亡。死亡原因は熱中症とされ、遺族側は大学と当時の監督に対して損害賠償請求を提起しました。問題の本質は、猛暑下における適切な練習中止判断や救護体制が欠如していた点にあります。

事故に関する主な経緯を以下の表にまとめます。

年月内容
2022年8月野球部員(1年生)が練習中に体調を崩し、熱中症で死亡。
同年9月大学が事実調査を開始。
2022年10月遺族が大学および監督を相手取り訴訟提起。
2023年〜大学が第三者委員会を設置し、再発防止策の検討と報告を公表。
2025年現在訴訟は継続中。大学側の安全管理体制への不信感が残る。

引用:NHK

この事件はNHKや地元紙、中日新聞などでも大きく報道され、大学の危機管理能力に対する批判が集中しました。特に、猛暑下での長時間練習を中止しなかった判断や、緊急時の対応遅れなどが問題視されており、「学生の命を守る意識が低い」と指摘されています。

大学側は再発防止に向けて体制強化を図っているとしていますが、訴訟は今も係争中で、インターネット上ではこの事件を挙げて「岐阜協立大学はやばい」と評価する声が絶えません。今後の対応と透明性のある情報開示が、大学への信頼回復に不可欠です。

岐阜協立大学の口コミ・評判|通ってる学生のリアルな声

岐阜協立大学に通う学生の口コミを確認すると、実際のキャンパスライフに関するリアルな意見が多く見られます。特に地元志向の学生が多いため、岐阜県や愛知県西部での就職を目指す学生からは、進路支援や就職実績の面で一定の評価を受けています。

授業が少人数制である点も、教員に質問しやすくアットホームな環境を好む学生にとってはプラス要素となっています。一方で、設備の老朽化や学生の学習意欲にばらつきがあるという声も散見され、大学全体としての質向上が課題となっているようです。

口コミの傾向を以下にまとめます。

評価の内容肯定的な口コミ例否定的な口コミ例
授業・講義「少人数で質問しやすい」「内容が丁寧」「内容が浅く物足りない」「講師の質に差がある」
サポート体制「公務員試験対策が充実」「就職支援が丁寧」「キャリア指導にばらつきがある」
キャンパス・施設「学生が明るく挨拶してくれる」「地域交流が多い」「施設が古くて使いにくい」「Wi-Fi環境が不安定」
学生の雰囲気「地元志向で親しみやすい」「落ち着いている」「やる気がない学生も多くて不安」「授業中の私語が目立つ」
総合的な評価「地元で働きたいならおすすめ」「面倒見がいい大学」「刺激に乏しく成長できるか不安」「進学先として他に選択肢があればそちらが良い」

口コミは個人の主観に基づくため偏りもありますが、大学の実情を知る上で貴重な情報源です。特に、地元志向の学生や少人数制を重視する人にとっては魅力的な面がある一方、より高度な学びや多様な学生層を求める人にとっては物足りなさを感じる可能性もあります。

進学を検討する際は、オープンキャンパスでの実体験や大学関係者との対話を通じて、自分の価値観に合っているかを見極めることが重要です。

学費が高いのにやばい?減免制度と費用のバランス

岐阜協立大学の学費は、私立大学としては平均的かやや高めです。以下は4年間の学費一覧です。

学部学科総額(4年)
経済学部経済・公共政策4,330,660円
経営学部経営情報・スポーツ経営4,410,660円
看護学部看護6,291,370円

引用:岐阜協立大学公式サイト

ただし、岐阜協立大学にはスカラシップ制度(授業料最大100%免除)があります。この制度を活用すれば、国公立大学並みの学費で通うことも可能です。ただし成績や継続条件があるため、誰でも受けられるものではありません。学費が高い=やばいというのは誤解であり、制度を活用するかどうかがポイントになります。

やばいって本当?学生数や大学の規模も比較

岐阜協立大学は全国的に見ても学生数が少ない小規模大学であり、そのことが「やばい」「目立たない」といったイメージにつながることがあります。2024年度時点の在籍学生数は約1,638人、教員数(常勤)は66人、非常勤教員も含めると100名を超える体制です。

このため、学生1人あたりの教員数比率は比較的高く、教育支援が手厚いという特長もあります。

項目岐阜協立大学(2024年)
在籍学生数約1,638人
教員数(常勤)66人
教員数(全体)約100人以上
学生:教員比率約16.3:1(常勤換算)
キャンパス数2(北方町、西之川町)

このような規模の大学は、華やかさや全国的な知名度こそないものの、学生と教職員の距離が近く、授業・キャリア指導ともに個別対応しやすい環境が整っています。したがって、「やばい」と感じるかどうかは、大規模校に何を求めるか、小規模校にどんな価値を見出すかによって評価が分かれるポイントです。進学の判断では、こうしたデータも加味し、環境の適性を冷静に見極めることが重要です。

岐阜協立大学の将来性はやばい?公立化の噂・就職実績

岐阜協立大学に関しては「将来、潰れるのでは?」「公立化されるのでは?」という声も見られます。ここでは大学の今後の展望や就職実績、進学を考える上での判断材料を整理していきます。

岐阜協立大学は将来なくなる?公立化の噂の真偽

「岐阜協立大学はなくなるのでは?」という不安の声は、近年の定員割れや学生数の減少傾向に起因しています。たとえば、2022年度・2023年度には学部によって定員充足率が80%台に落ち込むなど、経営安定性への懸念が生じていました。

しかし、その一方で大学側は積極的に地域連携や教育再編を進めており、「消滅」や「閉学」といった状況とは距離があります。

年度学部定員入学者数充足率
2022年度経済学部12010083.3%
2022年度経営学部24021589.6%
2022年度看護学部8082102.5%
2024年度看護学部(定員拡充後)90

また、大学は北方町・本巣市との連携協定を強化し、地域密着型教育を推進しています。2024年度からは看護学部の定員も拡大し、地域医療人材の育成に本腰を入れている点が評価されています。

現時点で「公立化」の正式な発表はないものの、岐阜薬科大学が2018年度に公立化した事例を踏まえると、今後の展開としては可能性ゼロとは言い切れません。大学の方向性は今後数年で明確化されるでしょう。

就職できないのは本当?学部別の就職率・進路状況

岐阜協立大学について「就職できない」といった声が一部で聞かれますが、実際のデータを見るとこの評価は事実と異なります。2023年度(2023年4月〜2024年3月卒業)の進路実績を見ると、いずれの学部でも非常に高い就職率を維持しており、特に地元・岐阜県内での就職に強みを持っていることが分かります。

学部卒業者数就職希望者就職者数就職率主な就職先
経済学部116人113人113人100.0%岐阜県警察本部、大垣市役所、西濃運輸、岐阜信用金庫など
経営学部231人219人216人98.6%岐阜市消防本部、自衛隊、揖斐川工業、トヨタ系企業など
看護学部62人52人52人100.0%大垣市民病院、岐阜県総合医療センター、藤田医科大学病院など

引用:パスナビ

特に看護学部は、開設以来国家試験合格率・就職率ともに100%を維持しており、医療系進路を目指す学生にとって極めて安定した進路が確保されています。経済・経営学部でも公務員・金融・製造業への就職実績があり、県内自治体や大手企業とのパイプを活かした進路支援が行われています。

このように、客観的なデータをもとに見れば、「就職できない大学」という評価は誤解であり、むしろ地域就職に強く、堅実な進路が期待できる大学だと言えるでしょう。

地元就職には強い?北方町や岐阜県との連携事例

岐阜協立大学は地域密着型の大学として、北方町や岐阜県との強固な連携体制を構築しています。とくに注目すべきは、自治体や地元企業と連携した実習・プロジェクト学習の豊富さです。経済学部では「地方創生実習」を開講しており、学生が実際に地域課題の解決に取り組む機会を提供。地域と密接に関わる中で、就職にも直結する実践的スキルを養っています。

以下は大学と地域との主な連携例です。

連携先内容対象学部・学生
北方町役場公務員育成プログラムの実施、実習受入れ経済・経営学部
岐阜県看護学部を中心とした医療人材育成、県立病院との連携看護学部
地元企業(揖斐川工業、岐阜信用金庫など)インターンシップ・共同研究・企業課題解決プロジェクト全学部対象

こうした取り組みは「地元就職」に極めて直結しやすく、卒業後も北方町や岐阜県内での就職を希望する学生にとっては大きなアドバンテージになります。大都市圏のブランド志向に比べて「地味」と見られるかもしれませんが、地域に根ざしたキャリア形成を志す学生にとっては、極めて実践的かつ有意義な環境が整っていると言えるでしょう。

どんな学部がある?学びの特徴を一覧で紹介

岐阜協立大学では、文系・医療系を中心とした3学部が設置されており、地域社会との連携や実践的な学びに重点を置いたカリキュラムが組まれています。以下は各学部と学科の特徴をまとめた一覧です。

学部名学科名主な特徴・学びの内容
経済学部経済学科地域経済、国際経済、公共政策などを学び、地方自治体や企業との連携プログラムが豊富
経営学部経営学科経営戦略、会計、情報、スポーツマネジメントなど幅広い分野をカバーし、企業課題解決型授業も実施
看護学部看護学科地域包括ケアや在宅医療を重視した教育。高い国家試験合格率と県内医療機関との密接な実習体制が特徴

経済・経営学部では、地方創生や企業経営に関わる実務的な知識を身につけることができ、卒業後は地方公務員や地元企業など幅広い進路に対応。看護学部は開設から日が浅いながらも、国家試験合格率100%を維持するなど優秀な成果を出しており、岐阜県内の看護人材育成において重要な役割を担っています。

いずれの学部も、単なる座学にとどまらず、地域社会や企業とリアルにつながる実践型教育が中心であるため、「地域で活躍したい」という意志を持つ学生にとって、非常に有意義な学びの場と言えるでしょう。

岐阜協立大学に向いている人とは?タイプ別に紹介

岐阜協立大学は、いわゆる偏差値やブランドだけで進学先を選ぶ学生よりも、「目的意識を持って進路を切り拓きたい」と考えるタイプに向いている大学です。地元に根ざした教育や少人数制での丁寧な指導が充実しており、次のような志向を持つ人には非常にマッチします。

向いている人のタイプ理由・特徴
岐阜・愛知など地元での就職を希望する人地元企業・自治体との連携が強く、地域密着型の就職支援が受けられる
中小企業・公務員など安定志向の職を目指す人公務員講座やキャリア支援が整備されており、地元自治体・金融機関などへの就職実績多数
看護師・保健師など国家資格取得を目指す人看護学部は国家試験合格率100%(2023年度)を達成。病院との連携体制も充実
学力に不安があるが、やる気・目的意識がある人入学後の学習サポートが手厚く、再チャレンジしやすい教育体制が整っている
少人数教育でしっかりとした指導を受けたい人教員との距離が近く、ゼミや実習で丁寧に指導してもらえる環境

「大学ブランドよりも、将来やりたいことを明確にしたい」「地元で安心して働きたい」と考える学生にとって、岐阜協立大学はまさに理想的な環境です。地域密着型の大学という性質から、大都市圏での就職や華やかなキャンパスライフを期待する人には向かないかもしれませんが、着実なキャリア形成を望む人にとっては「やばい」どころか魅力的な選択肢となるでしょう。

総括:岐阜協立大学は落ちたらやばい?まとめ

最後に、本記事のまとめを残しておきます。

  • 偏差値は35.0と低めで、Fランと見なされがちだが、学科により専門職志向が強い。
  • 2022年に野球部で熱中症死亡事故があり、訴訟が継続中。大学の危機管理が批判された。
  • 学生の口コミでは、少人数制や地域密着の支援が評価される一方、施設の古さや意欲差が課題。
  • 学費は私立として平均的だが、授業料全額免除の奨学金制度あり。
  • 学生数は少なく小規模大学だが、教員との距離が近く、手厚い指導体制がある。
  • 一部では公立化の噂もあるが、正式発表はなく、地域連携による活性化を推進中。
  • 就職率は全学部で98〜100%と高く、地元企業や自治体への就職実績が豊富。
  • 地域との連携プロジェクトが豊富で、地元就職を目指す学生に有利。
  • 経済・経営・看護の3学部があり、実践的・地域密着型の教育に力を入れている。
  • 目的意識がある、地元志向、公務員・看護職志望などの学生に向いている大学。