中学生の英単語帳でおすすめのものをお探しではありませんか?
中学英語は文法を軸にした学習ですが、最後に差が出るのは「長文読解」です。そして、読解で差がつくのはやっぱり英単語です。
中学生は、高校受験対策ではもちろん、中1や中2の日常学習でも英単語を覚える時間を意識的に作り出すことは極めて大切です。
しかし、中学では英単語帳が配られることはなく、自主的に英単語帳を購入しなければ単語学習が出来ないのが現状です。塾に通っても、英単語帳まで配布する塾は少ないように感じます。
そこで本記事では、現役塾長の私が中学生におすすめ英単語帳ランキングを解説していきます。自分に合った英単語帳を選ぶヒントにしてみてください。
※結論、「ターゲット中学英語」が最もおすすめです。自分の塾でも塾生全員に購入してもらい、3年間継続して使用してもらっています。
【中学生】英単語帳おすすめランキング
それでは早速、中学生の英単語帳おすすめランキングを紹介していきます。
どれもよく作り込まれた英単語帳です。個人的に、見やすさや単語量などあらゆる側面から分析・評価をしてランキングしています。
では、中学で使えるおすすめ英単語帳のランキングをどうぞ!
ランキング1位:高校入試 出る順ターゲット 中学英語
ランキング1位は、「高校入試 出る順ターゲット 中学英語」です。
ターゲットは大学受験でも定番の英単語帳ですが、中学生バージョンもちゃんと用意されています。単語量も十分で、高校受験レベルであればどの高校でもこれ1冊で戦うことができます。
自塾でも愛用している英単語帳で、今のところターゲットから帰る予定はないぐらいお気に入りの1冊です。
特にこだわりがないのなら、「高校入試 出る順ターゲット 中学英語」を購入すれば間違い無いでしょう。
ランキング2位:中学版システム英単語
ランキング2位は「中学版システム英単語」です。
シス単も大学受験ではターゲットと同様に大人気の英単語帳です。こちらも中学生バージョンが用意されています。
ターゲットとシス単って、どっちがいいとか正直ないです。どっちもいいです。
何なら、自分が大学受験する時はシス単使ってました。それで神戸大までは行けたので、めちゃくちゃいい単語帳でしょう。
ただ、中学生バージョンは少しレイアウトが固くて、一般受けしずらいと思い自塾ではターゲットを採用しました。上位層の大人っぽい子は逆にシス単でもいいと思います。
ランキング3位:速読英単語 中学版
ランキング3位は「速読英単語 中学版」です。
速読英単語も大学受験では外せない参考書ですが、中学生バージョンも神ってます。
速読英単語のいいところは、「長文読解」が単語帳の中に入っている点です。つまり、英文解釈をしながら英単語を覚えることができます。

単語だけを赤シートで隠して覚えることに比べ、生きた英単語として吸収できることが最大の強みです。これが出来るのは速読英単語だけです。
ただし、速読英単語は中3になってから購入してください。中1や中2では文法を全て習っておらず、読解練習が出来ません。
なので、高校受験対策として用いる教材だと思ってください。個人的には、メイン英単語をターゲットにして、読解&英単語教材として速読英単語を使って欲しいと思います。
自塾でも、偏差値60以上を狙う子には原則購入してもらいます。
ランキング4位:キクタン 中学英単語
ランキング4位は「キクタン 中学英単語」です。
キクタンも中学生にはかなり人気のある単語帳です。レイアウトが可愛いと感じる子が多いからかな?と思います。
中身に関して言うと、音声を聞きながら単語を覚えると言う点で優れていると思います。英単語の発音が苦手な子は、キクタンをメイン単語帳にするのもありです。
ランキング5位:中学校3年間の英単語が1ヵ月で1000語覚えられる本
ランキング5位は、「中学校3年間の英単語が1ヵ月で1000語覚えられる本」です。こちらは、大学受験の英語の参考書で近年人気のある関先生の中学生向き英単語帳です。
この単語帳は、とにかく短期決戦で英単語を覚え切りたいと言う子におすすめです。なので、中3の受験生で単語がヤバすぎる感じの子が手にとる1冊と言えます。
覚えるペースなども単語帳に書いてあり、自学自習で英単語をやり切りたい子にはおすすめです。
ランキング6位:中学英単語をひとつひとつわかりやすく。
ランキング6位は「中学英単語をひとつひとつわかりやすく。」です。
学研シリーズが出している「ひとつひとつ分かりやすく」の単語帳バージョンです。感覚的には、英語が苦手な子におすすめです。
レイアウトが見やすくて、勉強勉強してない感じがします。英単語アレルギーがある子は、まずこの英単語帳からスタートしてみましょう。
番外編:教科書準拠の英単語帳もおすすめ
中学生の英単語帳選びにおいては、学年を考慮した選び方も重要です。
中学生の場合、原則として中1、中2と学年が上がるにつれて単語が増えていきます。そして、増えていく単語はその学校が採用している教科書で決まります。
つまり、中1や中2に関しては教科書準拠の単語帳の方が使い勝手がよかったりします。特に定期テストの勉強で単語を暗記したいときなどは。
例えば、ニュークラウンであれば以下のような教科書準拠の単語帳が学年別に用意されています。
その他にも、ニューホライズンでも同様の英単語集が用意されています。
必要に応じて、これらの英単語帳を併用するのもおすすめです。
なお、これらは「ずるい」と言われやすい教科書ガイドとは全く違います。単語帳なので、本当にいいものです。
中学生英単語帳おすすめランキングがわかった後に:使い方のポイント
おすすめの英単語帳がわかった中学生は、どんな風に英単語帳を使って勉強していけばいいのでしょうか?
ここでは、英単語帳の使い方のポイントや注意点なども併せて紹介していきます。
中1&中2は英単語帳で調べる癖をつけさせる
中1や中2の英単語学習では、単語帳を当たり前のように使っていく習慣が大事です。ポイントは、分からない単語があった時に単語帳を使って調べる癖をつけることです。
昨今の中学生は、すぐにスマホで調べてしまいます。もちろん、それすらしない子もいるのでまだマシですがが、やはり推奨できるものではありません。
教科書の英文で分からない時に、すぐに単語帳を引く癖をつけて欲しいと思います。間違っても、教科書ガイドで訳だけ調べるなど言語道断です。
中2の3学期からは英単語を「覚える」勉強にシフト
英単語というのは、普段学習したものを逐一ストックし、そして追加更新していくことが求められます。
しかし、一部の地頭のいい子(覚わりやすく忘れづらい子)を除いて、単語のストックは本当にガバガバです。このレベルの子達は、普段は定期テスト対策で手一杯です。
しかも、英文法の理解や演習で時間を奪われ、教科書に載っている英単語が覚えきれずに終わります。正直、中間層レベルは漏れなくこうなります。
※下位層になると、英単語はもちろん、英文法の基礎すら頭に入らず詰みます。
では、中間層ぐらいの子はいつから本格的に英単語の勉強をすべきかというと「中2の3学期」です。この辺りから、英単語の暗記に勉強時間の一部をさくことを意識させていきたいです。
英単語の覚え方のコツ
英単語がどうしても覚えられない人は、少しやり方の工夫をしてみましょう。
まず大前提ですが、英単語は「間隔を空けずに反復学習」しない限りマジで覚えられません。中途半端な学習はやってないのとほぼ変わりません。
ただ、反復の仕方には”コツ”があります。
まず、1日に自分が覚えられそうな数を決めます。例えば20個だと仮定しましょうか。
この時、1日目に「1番目〜20番目」までやるとします。多くの人は2日目に「21番目〜40番目」、3日目は「41番目〜60番目」みたいにやってしまいますが、これはおすすめしません。
やるのなら、1日目に「1番目〜20番目」、2日目は「1番目〜40番目」、3日目は「1番目〜60番目」と常にこれまでの復習をすることです。個人的にはこの暗記の仕方が超おすすめです。
数学の基礎問暗記なども、こうやって忘却と戦いながら新知識を入れていく方が上手くいきやすいです。
時間がかかってしまうのがデメリットですが、復習はやればやるほど高速で回せるようになっていくものです。慣れればこのやり方じゃないと不安になるレベルでしっくりくるはずです。
英熟語(イディオム)も覚えるように意識する
英単語の暗記って、やり始めるとマンネリ化しやすいです。そんな時は、熟語まで目を通すようにしましょう。
ターゲットだと、単語の説明欄に熟語が載っています。英熟語まで覚えられると、実力テストや模試などの得点も上がってきます。周りの子達は、ビビるぐらい熟語なんて覚えていないので。
もちろん、英熟語帳を使うのもおすすめです。同じくターゲットの英熟語でOKです。数も少なく取り組みやすいです。
英単語と英文法はセットで勉強すべし
英単語を暗記することは極めて重要です。
しかし、中学生は英文法の知識がそれ以前に重要です。文法が分かっていないと、目先のテストの点数が上がらないからです。
そこで、英語学習の際には必ず英文法のテキストを側におきましょう。学校では配られないことが大半なので、ご家庭で購入してあげてください。
おすすめの文法書は「ニューコース英語」です。
また、中学3年間の英文法を1冊にまとめたものが欲しいなら「自由自在」をおすすめします。中1で買っておけば、3年間使えます。
なお、演習用の問題集でおすすめが知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。中1と書いていますが、全学年同じようなシリーズを購入すれば問題ありません。
総括:中学生向き英単語帳おすすめランキングまとめ
最後に、本記事のまとめを残しておきます。
おすすめ英単語帳ランキング
- 高校入試 出る順ターゲット 中学英語
- 大学受験で定番の「ターゲット」の中学生向け版。
- 単語量が十分で、高校受験に最適。
- 塾でも採用される定番。
- 中学版システム英単語
- 大学受験で人気の「シス単」の中学生版。
- 上位層や大人っぽい子向け。
- 速読英単語 中学版
- 長文読解と単語暗記を同時に学べる。
- 中3からの使用がおすすめ。
- キクタン 中学英単語
- 音声を使って単語を覚える形式。
- 発音に苦手意識がある子におすすめ。
- 中学校3年間の英単語が1ヵ月で1000語覚えられる本
- 短期決戦向け。
- 受験直前で英単語が不安な中3生向け。
- 中学英単語をひとつひとつわかりやすく
- 英語が苦手な子向け。
- 分かりやすいレイアウトで勉強嫌いな子にも。
英単語帳の使い方
- 中1・中2の学習
- 分からない単語があれば英単語帳で調べる癖をつける。
- スマホや教科書ガイドに頼らず、自力で調べる習慣を持つ。
- 中2の3学期以降
- 本格的に単語暗記をスタート。
- 受験を意識した反復学習を取り入れる。
- 覚え方のコツ
- 新しい単語だけでなく、過去に覚えた単語を復習する形で進める。
- 「累積復習法」を活用。
- 英熟語の学習
- 単語に加えて熟語も覚えるよう意識する。
- ターゲットシリーズや専用の熟語帳を併用。
- 英単語と文法をセットで学習
- 英文法の知識が単語暗記よりも優先。
- 文法書(例:ニューコース英語、自由自在)を併用して学ぶ。
補足
- 教科書準拠の英単語帳
- 定期テスト対策には、学校の教科書準拠の単語帳を利用。
- ニュークラウンやニューホライズンなどに対応したものを活用。
総括
- 英単語帳選びでは、学習目的や学年に応じたものを選ぶことが重要。
- 単語暗記だけでなく、文法・熟語の学習も併せて取り組むべき。
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