小学生のお子さん、もしくは中学生だけど小学校の勉強が怪しいと感じるお子さんをお持ちの保護者様。

「小学校の総復習問題集のおすすめが知りたい!」

こんな風に思われてはいないでしょうか?

実際塾をやっていても、小学校の総復習ができる問題集や参考書などの相談を受けたことがあります。

そこで本記事では、学習塾の塾長の立場から「小学校の総復習問題集のおすすめ」を厳選して紹介していきます。総復習問題集は会社さんごとに違いがありますので、分けて紹介します。

小学校総復習問題集ドリルおすすめ:出版社別に紹介

では早速、小学校総復習でおすすめできる問題集やドリルについて紹介していきます。ここでは、くもん出版や学研など王道の出版社から出ているものを、現場の目線から忖度なくレビューします。

おすすめ①:くもんの総復習シリーズ

まず、自分が個人的に一番おすすめできると思うシリーズから紹介します。それが「くもんの総復習シリーズ」です。

まず大前提として、自分は小学生の教材はくもん出版が好きで、中学生の教材(特に参考書)は学研が好きという趣味の問題があることは伝えておきます。

でも、個人的な趣味は横に置いといても、総復習シリーズだとくもん出版から出ているものがやっぱりイチオシです。

理由は、全教科を1冊で学習するのですが「国語と算数の内容量がちゃんと詰まっているから」です。後述しますが、人気の学研シリーズもいいのですが、学研の方は国語と算数の比率が少し少ないと思います。

小学生はとにかく国語と算数をガッツリ固めて欲しい時期なので、せっかく総復習を頑張らせるのならくもん出版の方に軍配が上がるかな?と自分は結論づけます。

あとは、この手の問題集にしては解説がしっかりしている方というのも評価を押し上げた要因の1つです。

デメリットというか使う際の注意点としては、「英語は別にいらなくない?」ということでしょうか。おすすめしといてアレですが、英語はお遊び感がありすぎです。その時間を、漢字とか計算の練習に当ててほしいです。

しかしいずれにせよ、くもんさんの教材なので自信を持って一番にお勧めしたいと思います。

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おすすめ②:学研の総復習ドリル

続いて2つ目におすすめしたいのが、学研から出ている総復習ドリルです。

まず大前提として、あの学研さんの問題集なので間違えはありません。正直くもんをイチオシしましたが、別に学研でもいいんです。笑

そのくらい、総復習問題集としてのクオリティは高いです。

先述しましたが、くもんに比べた際に各教科を均等に取り扱っているのが学研さんの魅力です。よって、国語算数だけでなく全教科を満遍なくやりたいって人に一番おすすめしたい教材です。

レベル的にも決して難しくないし、通常の小学生(中受を考えない)とかであれば誰にでもハマる守備範囲の広い教材だと思います。

くもんよりも何となく学研の方が好き!(笑)って人は学研の問題集を手に取ってみてください。

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おすすめ③:受験研究社「全教科の復習テスト

原則としては、くもんか学研から選んでおけば間違えありません。

ただ、全教科の学力をチェックする目的で総復習問題集を探しているのなら、受験研究社から出ている「全教科の復習テスト」も捨てがたいです。

例えば、以下のように復習テストがあって、点数を出すことができます。

こうすることで、苦手な単元をあぶり出すことができるのが魅力。

なので使い方としては、まずはこの教材で実際に時間を測ってテストしてみて、お子さんの課題を見つけてください。そのあと、見つかった課題に集中的にアプローチをかけましょう。

そういう意味では、これプラスで何か別の問題集をやらないといけないのがデメリットと言えばデメリット。でも、そのくらい勉強意欲が高いご家庭であればむしろメリットです。

ちょっとレベルも上がりますので、勉強が割と得意な子におすすめの教材です。

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おすすめ④:うんこ総復習ドリル

続いて4つ目におすすめの総復習ドリルが「うんこ総復習ドリル」です。

ネーミングが明らかにキャッチーで、最近よく目にする問題集で、保護者さんも何となく見たり聞いたりしたことがある人も多いのではないでしょうか?

正直、くもんや学研を推している自分なのですが、子どもウケが一番いいのは実はうんこドリルなのではないか?と思っています。

理由は、圧倒的な名前の響きです。笑

何というか、教材のクオリティとかって小学生の問題集だと大差ないので、どっちかというと”掴み”が大事だったりしますよね。その点では、頭ひとつ抜けています。だから、Amazonなどで見ても販売件数が非常に多いのも納得できるんですよね。

子供が思わず自分で問題集を開きたくなる(=うんこって書かれてると気になる。笑)仕掛けには塾講師としても感服です。

うんこ塾とか作ろうかな。(多分女子生徒0人。汗)

話が脱線しましたが、つかみは抜群の問題集なので、勉強が苦手な子どもだったり、まだまだ幼い男子生徒あたりにおすすめできる1冊だと思います。

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おすすめ⑤:Z会小学生わくわくワーク

最後に、少しマニアックな教材も紹介しておきます。それが、「Z会小学生わくわくワーク」です。

z会のワークなので、少しだけ難易度は上がるかな?といった感じです。章末の問題とかは少し手応えがありますね。

個人的にいいと思うのは、「授業動画」がセットになっている点です。自分でゴリゴリ進めたい子はもちろん、保護者さん自身が教えることに抵抗感がある場合はメリットです。

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小学校総復習問題集おすすめの後に:購入前の注意点

ここまでは、小学校の総復習問題集で塾講師としておすすめできるものをまとめて紹介してきました。ここからは、総復習問題集を購入する場合の注意点についてお伝えします。

総復習問題集が最適ではないお子さんのパターン

ここまで読まれた方は、小学生のお子さんのための総復習問題集を探されていると思います。

しかし、必ずしも小学生に総復習問題集が必要というわけでもありません。

特に、まあまあ上位層の生徒さんには、そこまで総復習問題集を買い与えなくてもいいのでは?と個人的には思っています。

一般的に、総復習系の問題集は広く浅くが原則です。学習内容を忘れさせないようにすることが目的で、学力アップや深堀り学習としての効果はかなり限定的です。

そのため、中間層以下の生徒さんにはぜひやって欲しいのですが、上位層は普通に先取り学習とか深堀学習とか、重点学習をさせてほしいと思います。特に、小学校高学年だと「速さ・割合」とかに重点を置いて復習させるのもいいでしょう。

最近はこんな風に単元に絞ってある問題集もあるので、無理して全範囲を網羅学習させる必要はありません。

中学準備として総復習問題集を探している場合

次に、小学校6年生で中学に上がるタイミングで問題集探しをされていて、小学校総復習の問題集を検討している場合。

この場合ですが、上記でおすすめした総復習問題集を使うよりも、別の問題集を使うことを推奨したいです。

まず大前提として、その時期であれば「国語・理科・社会」の3教科は一旦横に置いといて、算数と英語の学習に絞った方が中学入学後につまづかせないという目的には合致していると思います。

特に国語は、ちょろちょろと文章題をやらせる程度では、読解力など上がりません。理科社会は中学でまたゼロからやるので一旦はスルーでもいいです。しかし、算数と英語だけはガッツリ復習させないと、中1に上がった瞬間に速攻で中学の洗礼を受けること間違いなしです。

そういう意味では、総復習問題集を選ぶとしても、算数だけで1冊になっているものを選んだ方がむしろコスパがいいです。

こういうの↓です。

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なお、英語については後述します。

小学生で英語の総復習問題集を探している場合

最後に、英語で総復習をかけたい!というニーズの場合。

まず、小学生の英語に総復習という概念はあってないと思ってください。そもそも、まともに英語学習などしていないのが昨今の小学校教育です。

よって、英語に関しては「完全に予習」だと割り切っていいと思います。そん中でも、塾講師として何としても小学生にやってほしい英語学習はたった2つ。

①英単語をある程度書けるようにする
②中1の英文法の一部(be動詞と一般動詞)だけは理解している


この2つさえ出来れば、あとは中学校で塾に通うなどして学習させれば、小学校の内容が足枷となって英語がダメになるということは想定しずらいです。それでもダメになるケースは、根本的に母国語の国語が弱すぎて、言語科目そのものができないケースです。

話を戻すと、小学生の英語学習の目的は「英単語と基礎文法」です。よって、以下の2つの教材を激推しします。

著:國立拓治, 著:飯田昌直
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この2冊は、実は塾でもテキストとして採用しているもので、控え目に評価しても「神教材」です。完全に痒い所に手が届くとはこのことで、英語学習を考える全小学生はマストアイテムだとすら思います。

総括:小学校総復習問題集おすすめ

最後に、本記事のまとめを残しておきます。

■ 小学校総復習問題集おすすめ(出版社別)

  • ①くもんの総復習シリーズ
    • 国語・算数の分量がしっかり
    • 解説も丁寧で使いやすい
    • 英語はおまけ程度なので過度な期待は禁物
  • ②学研の総復習ドリル
    • 全教科をバランス良く復習できる
    • くもんに比べて浅く広くの印象
    • 標準的な小学生向けで守備範囲広め
  • ③受験研究社「全教科の復習テスト」
    • テスト形式で苦手を把握しやすい
    • 難易度やや高め、勉強意欲の高い子におすすめ
    • 単体で完結せず、補足教材が必要なケースも
  • ④うんこ総復習ドリル
    • 子どもウケ最強。とにかく食いつきが良い
    • 勉強習慣の導入に最適
    • 内容は基本的で、やや簡単
  • ⑤Z会小学生わくわくワーク
    • 少し難しめ、動画解説つきでフォロー可能
    • 保護者が教えにくい場合に便利
    • 自走できるタイプの子におすすめ

■ 購入前の注意点

  • 中上位層の子には不向きな場合も
    • 総復習問題集は「広く浅く」
    • 上位層は単元別の深掘り学習や先取りの方が効率的
  • 中学準備で使う場合のポイント
    • 小6後半~中学前は、英語・算数の集中学習がおすすめ
    • 算数は「小学校6年間の算数が1冊でわかる問題集」などを活用
  • 小学生の英語学習は「予習」前提で考えるべき
    • やるべきは英単語の定着と基礎文法(be動詞・一般動詞)
    • おすすめ教材:
      • 『これだけ!英単語360』
      • 『これだけ!英文法29』

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