・中学生の英語の平均点40点台
・高校受験の英語の難化
・共通テストのリーディングの難化
難化、難化、難化、難化…
難化が止まらない昨今の英語教育。
今の英語教育は一体どこを目指してるんだ?
と教えている自分でも日々疑問に思うわけですが、とにかく難化が止まりません。
しかし、そんな難化とは逆行するのが「小学校の英語教育」です。
・とりあえず音読
・とりあえず英会話
・とりあえずリスニング
英語=お遊戯
と勘違いしている小学生も多いはず。
しかし、中1に入った瞬間、
・英単語書きなさい。
・文法問題解きなさい。
・長文読解しなさい。
手のひら返しがすごい。汗
どうあっても、小学校英語と中学校英語の接続が機能していない。
だから、中1の英語のテストの平均点が40点台になる。

※上記は、上中1年生の実際の定期テストの平均点です。
分かりますか、小学生の保護者様。
あなたのお子さんも、来たる中1のテストで40点台になる可能性が大いにあるということです。
※ちなみに30点台が3人に1人います。汗
今回は、
・英語を難しく感じる理由とその解決策
・具体的な小学生の英語指導法
について解説します。
【大前提】中学英語が難しい理由は「スピード感」
大学受験の英語はともかく、中学レベルの英語がさほど難しいわけがありません。
まして中1の英語。
・be動詞
・一般動詞
・過去形
とかその程度のものですよ。
普通に勉強してきた大卒の保護者さんであれば、なんでそこまで出来ないのか意味不明なはず。
ただ、今と昔では決定的な差がある。
スピード感
これ。
現場で教えていて思うのは、
・進むペース早すぎ
・1年の教科書にあれこれ詰め込みすぎ
この2つ。
これがデフォルト化すると、結局は子供の処理能力に委ねられまくるわけです。
・短時間で効率よく要点つまんで本質を見る力
・英単語の暗記力(何回見せれば覚えられるか)
こういった、遺伝的なスペックにますます左右されてしまいます。
試験までに習った範囲を定着させきるには、時間が足らなさすぎるわけです。
別にそこまで地頭よくなくても、時間さえかければ伸びてくるのが英語です。
でも、現行教育にはその時間的な余裕が確保されていない。
だから、生まれ持ってしてのポテンシャル勝負になりやすい。
残念ながら、もうこの傾向は止まりそうにない。
・平均付近の中間層
当然ですが、この層が最も割りを食います。
スピード感への対処法:圧倒的なフライングをぶちかます
中学以降の英語のが難しい理由。
繰り返しますが、
「スピード感」
これが一番実感としてあります。
ただ、問題の課題がスピード感であれば、対処は簡単。
そう、
フライングする。しまくる。
これ。
勉強というのは、スタートラインを揃えないといけないルールは一切ありません。
幼稚園から英語に触れてもOK。
小学校で英語が始まる前に、アルファベット練習してもお咎めなし。
小学生のうちに、中1の英語コンプリートしても一切問題ナッシング。
うん、やることは見えているわけです。
早くやれ。
人より早くやれ。
マジで早くやれ。
大事なことなのでもう一度。
早く英語を始めなさい!
英語は数学と違って、個々の才能に依存しにくいんだから。
やった分だけ、ちゃんと跳ね返ってくるから。
コスパいいの。早くやった人は。
コスパ悪いの。遅く始めた人は。
そういう競技なんです。
さて、こういう競技の性質を、子供が知っていますか?
知っているわけない。
じゃあ、親のアンテナがどう張り巡らされているかの問題じゃないの?
親の意識と行動の問題ではないの?
ここが、教育における保護者さんの知識・行動の差でもあるわけです。
【小学生】英会話が本当に最適解なのか?
しかし問題は、小学生の英語教育に何を選択するのか。
ここでは、その対象を中間層〜上位層に限定します。
※下位層の場合、生活習慣や精神年齢の低さなど土台に課題があるため、アカデミックな議論ができません。
あくまで、ゴールまでの最短距離を考えた時、何が方法論としてベストか?の議論をします。
まず、小学校から英語をさせる場合、ゴールをどうするかが最重要命題。
例えば、
・英語で友達のトムとペラペラ会話ができるようにしたい!
というニーズと、
・高校受験の英語で困らないようにしたい!
というニーズでは、提示すべき解決策が違うからです。
もちろん今回は、
・中学英語でアドバンテージを作ること
をゴールとして理論を展開させてください。
そう考えた時、
①英単語の読み書き
②英文法
ぶっちゃけこの2つでしょ、大事なのって。
だから、ここで英会話を選ぶというのは、自分は一切賛同できない。
自分が塾やってるからポジショントークだろ?
とお叱りを受けるかもしれません。
が、仮にポジショントークだとしても、本当に正しいのは何かな?
中学英語のペーパーテストが、
①英単語の読み書き
②英文法
を求めている以上、
英会話はゴール(目標)から遠くないか?
と思うわけです。
・とにかく英語に触れさせよう!
というゴールから英会話を選ぶというのは、一見して正しいようにも思えます。
しかし、英語に触れさせたいと思う理由は?
ほとんどの人が、中学以降の英語を見据えているからではないの?
じゃあ、
目的と手段がチグハグしてない?
と正直思うわけです。
少なくとも、高学年ぐらいからは英単語や文法重視の方が期待値が高い。
しかも、英会話全くしてなくても、高学年から英文法は普通にできるしね。
4技能をバランスよくではなく「文法(読み・書き)」にフルベットが基本戦略
では、学習塾リアルがどう英語の指導をしていくか?
結論、
・英語の読み書き
・ガチガチの英文法
にフルベットです。
中1でやる英語の最も基礎的な部分を、普通に小学生に教えます。
小学校では習うことのない、
・be動詞
・一般動詞
・過去形
などの文法用語だって普通に取り扱います。
いい意味で、小学生を小学生扱いしません。
学校の勉強が普通にできる子であれば、英語の文法基礎は普通に理解できます。
それで英語嫌いになるとかはない。
むしろ、英会話で遊びまくって、中学で急に文法にゲームチェンジされる方が英語嫌いになるって。
・そんなの聞いてない。
・英語は楽しくやるものだと思ってた。
と言われてね。
ちなみに、こんな問題とか小学生で普通にやらせます。

小学生でも、
・主語
・動詞
・目的語
をちゃんと教えます。
英語の語順は、
主語 動詞 目的語 〜
ときちんと説明し、各々の単語がどれに当たるか識別させ、語順を意識して問題を解かせます。
お遊戯的な英語は一切しません。
小学生の英語のテキストの目次もこんな感じです。

中1のテキスト?と勘違いされそうですが、ちゃんと小学生のテキストです。
ここまで時代が変わってきてるということです。
ただ、今はまだ過渡期。
価値観をアップデートできている保護者さんと、そうでない保護者さんの間の格差がエグい。
ここをもっと塾も伝えていって、少なくとも子供が情報戦に負けないようにしなきゃいけない。
本当に、英語は早く仕込めば仕込むほど、周りと差がつけられるから。
今の時代の受験は、
・英語ゲー
だから。
ここを考えて幼少期の教育を意思決定すべきだと、受験戦略的にはやはり思うわけです。
受験戦略的には、ですよ。
ただ、それを求める保護者様のニーズはまだ根強いはず。
リアルはそのようなニーズに全面的にお応えします。
