リアルが他塾さんと大きく違うところ。
それは、『圧倒的に演習を重視している』という事です。
リアルの場合、小学生も中学生も塾に来て演習します。
小学生は授業の後半が問題演習の時間になっています。
中学生の場合、週3通塾のうち1回は「演習日」です。
さらに、リアルは月謝定額で通い放題なので、塾がある日以外は全て「個別演習日」です。
うん、どれだけ演習させんねん!って話です。笑
しかし、親さんの中にはこんなご意見をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「演習より授業たくさんして欲しいんですけど。」
「演習時間にお金払うの?勿体無いな…」
この意見の根底には、
“わざわざお金を払ってまで塾で演習する必要はない。”
という価値観があるわけですね。
分かります、分かりますよ。
ただ、リアル塾長は預からせて頂いたお子さんに関しては、絶対に点数アップを実現させてあげたいと思っています。
そのためには、「問題演習の時間を多く取ること」が何よりも重要な事だと確信しています。
そこで今回は、
“どうしてリアルがここまで問題演習にこだわるのか”
その理由を分かりやすく説明します。
分かりやすい授業をすればお子さんの成績は上がるのか?
親さんが塾に期待することの1つとして、
“分かりやすい授業をしてくれる塾かどうか”
と言う指標がありますよね?
体験授業から帰ってきた我が子が、「めっちゃ分かりやすかった!」と言うと、保護者さんは安心します。
自分も個別指導をしている時、お子さんに授業の分かりやすさについては褒めて頂いたことがあります。
親さんからも、「うちの子、先生の指導が本当に分かりやすいって言ってました!」とおっしゃいていただきました。
正直自分でも、授業の分かりやすさに関しては、自信を持っています。
昔から大勢の前で発表したり、プレゼンするのは超得意でしたからね。
が、自分自身、授業の分かりやさをセールスポイントにするつもりは一切ありません。
まあ、自分で言っているだけなので外部には伝わらないと言うのもあるんですよ。
ただ、そう言う事ではないんです。
そもそも、分かりやすい授業を受けたからと言って、それが成績アップに直結するわけではないからです。
ここが今回親さんに一番伝えたいエッセンスです。
勉強は頭脳を使う競技なので、「分かれば出来る!」と誤解されやすいです。
それゆえ保護者さんも、
①ウチの子が勉強出来ないのは、理解していないからだ。
↓
②じゃあ、分かりやすく教えてもらえば理解出来る。
↓
③その結果、点数が上がる。
と考え、分かりやすい先生探しの旅に出発してしまうのです。
しかし、勉強は頭脳を使う競技とは言え、本質的にはスポーツのようなものです。
野球に置き換えて考えて見てください。
イチロー選手が「ヒットの打ち方」みたいなDVDを作ったとして、それを見たら明日からヒットが打てるでしょうか?
ヒットの打ち方を習っただけでは、当然ヒットは打てません。
実際にやり方を真似して、素振りをして、そしてボールを何度も打つ。
たくさん練習して初めて、習った知識が自分のものとして定着するわけです。
つまり、インプットだけではダメ。
アウトプットがあって初めて分かりやすい指導が活きてくるってことですね。
実は勉強もこれと全く同じ事が言えます。
どれだけ分かりやすく説明し、その瞬間理解してもらったとしても、それはあくまでインプットしただけです。
いや、分かりやすい授業を受けて“出来た気になっている場合”は、実はインプットすら出来ていないです。
しかしどちらにせよ、このあとアウトプットする必要がありますよね?
実際にバットを振ってみて、習ったことが出来ているのか自分で確認する時間が必要です。
それが勉強の場合、「問題演習の時間」です。
今の教育の課題は問題演習が子供任せになっていること
さあ、ここまで読んでいただいた上で、親さんにお聞きしたことがあります。
お子さんは、ちゃんと問題演習(アウトプット)していますか?
塾に行かせているから大丈夫…と言うのは無しですよ。
塾は教えてもらうだけのインプットの場、そこでアウトプットまではしていません。
そこで、塾の宿題をお子さんがどうやって取り組んでいるのか思い出してください。
もしかして、
“塾に行く直前に慌てて宿題をやっている”
なんてことはありませんよね?
もしそうだとすれば、仮にどれだけ塾で分かりやすい指導をしてもらっていても、全ては水の泡になってしまいますよ。
人間は、復習しなければ習った事をすぐに忘れる生き物です。
授業を受けてから何日も経過してから、それも塾に行く直前に駆け込みで復習するなんて、これは言語道断です。
こんなことをされてしまっては、どれだけ分かりやすく説明をしても、全てが無駄になってしまいます。
講師も生徒も無駄に体力を消耗しただけ、親さんはお金を無駄にしています。
しかしここで、宿題をやらないお子さんだけを責めるのは違います。
「演習をお子さん任せにしている今の教育の仕組み」にも、やはり問題があります。
そもそも、90%以上のお子さんは、習ってすぐ復習なんてしません。
大人だって、大抵の事は期限ギリギリになってからしかやりませんよね?
にも関わらず、「家帰ったらすぐに宿題やって復習してね〜」と子供任せにするなんて、こんなの愛が無さすぎるでしょ。
学校も塾も。
リアルはお子さんの問題演習までサポートする塾です
“どれだけ分かりやすく教えても、その後の問題演習が子供任せだと意味がない”
今回の記事で終始お伝えしているのはここです。
そこでリアルでは、問題演習まで塾で行なっているのです。
それも、圧倒的な問題演習量を。
インプットとアウトプットの最適な時間配分については意見が分かれます。
ただ、アウトプットの量が点数を左右することは間違えないです。
ただ、家で問題演習ちゃんとやらないですよね?
やったとしても、間違った問題演習の仕方とかしませんか?
例えば赤ペンで答え写すだけで終わってみたり、解けない問題を解けないままで放置したり…
点数が上がる瞬間というのは、「出来ない→出来る」に変わった時だけです。
だから、本質的には勉強時間が多いか少ないかはどうでもいいことです。
「出来ない問題をいくつ出来る問題にしたのか?」が全てです。
そこでリアルでは、お子さんの演習を塾でとことんサポートします。
塾でチェックリストを作成し、お子さんが出来ていない部分は塾でも把握します。
進捗具合を必ず確認し、出来ない問題を出来るようにするための指導をします。
そのために、塾に来て講師監督のもと問題演習をして欲しいのです。
その子が本当に理解しているかは、問題の解き方を見ていればある程度は分かります。
いや、問題演習を通してしか見えてこないです。
授業中に分かったと言われても、問題解けなければ分かっていませんからね。
そういう意味でも、塾で問題演習を管理することには大きな意味があります。
いや、そこまでやらないと意味がない。
本気で成績アップの手助けをしたいので、そこまでやらせて欲しいのです。
と言うことで、問題演習重視型の塾が誕生するに至る背景でした。
ではでは。
