宿題を学校でやってはいけない理由について、疑問を感じた経験はありませんか?
昔も今も学校あるあるなのですが、義務教育にはどうあっても理解できない謎の学校ルールがあります。
そのうちの1つが、「宿題は学校でやってはいけない」です。
いやいや何で?って話なのですが、何十年もずっとこんなルールが続いているのが学校教育の実態です。(※ウチの学校ではそんなルールはない!って学校さんは巻き込んですいません。)
しかし、なぜこんな意味不明なルールが学校では唱えられているのでしょうか?
本記事では、宿題を学校でやってはいけない理由について徹底解説していきます。
宿題を学校でやってはいけない理由まとめ

では早速、宿題を学校でやってはいけない理由について解説します。
少々主観的な意見も入っていますが、一種のエンタメだと思ってご覧ください。
家でやる人・やらない人の間に不公平が生じるから
おそらくですが、学校側の理屈として一番言われるのがコレではないでしょうか?
自分が小学生の時にも、それに似たことを言われた経験があります。
学校側のロジックは、良くも悪くも「リベラル教育(平等主義)」が根っこにあります。生徒間に差を設けない、平均点底上げ的なものです。
学校の授業というのは、簡単な子にとっては簡単で、難しい子にとっては難しすぎます。子供の知能格差が激しいので、リベラルを貫いても結果は平等になるわけがありません。
ただ、授業が簡単すぎると、さっさと終わって宿題をその場で済ませてしまえる子も当然のように出てきます。
しかしその一方で、学校の授業について行けずに立ち止まってしまう子もいます。
そんな時、「早く終わった子だけ宿題をやれるのは不平等」的な意見が蔓延してしまうわけです。バカバカしいことこの上ないのですが、これが平等主義の弊害です。
機会の平等だけにとどめておけばいいのですが、才能格差を許容せず、何から何まで平等に取り扱うことを「善」とでも考えているのでしょうか?
その結果、優秀層は確実に犠牲になっています。
※なお、優秀層を犠牲にしても下位層は救済できていない。
休み時間に宿題はダメ:外で遊べき(健康のため)
学校の宿題を休み時間にやろうとしたら注意された事例もあるようです。
では、注意の根拠は何か?
その先生曰く、「休み時間は、良好な人間関係の構築と身体の向上のためにある」的な理屈をこねたとかなんとか。
いや、押し付けるな。笑
一万歩譲って、休み時間をそう定義するとしても、それは個人の中で留めておけばいい話。他人に強要するものではないです。
しかし、学校の先生も本気でこんなことを思って発言していないでしょう。
こんなものは、義務教育あるあるの「同調圧力」でしかない。
みんなが外で遊んでいる中で、一人だけ別行動していることを問題視しているだけでしょう。集団の理屈を個人に押し付けてくる義務教育の悪い部分が出ています。
家で宿題をする方が効果的だから
学校で宿題をさせないための謎の理由づけはまだあります。
・家で宿題をする方が効果的だから
なんですか、この非科学的な意見は?宗教の方がまだマシだと思えるのは自分だけでしょうか?
宿題なんか、家でやろうが学校でやろうが、中身が一緒なら効果なんて一緒でしょ。意味が分からない。
しかし、こういう屁理屈を捏ねて家で宿題をやらせようとする先生がいるようなので驚きでしかないです。
そうまでして皆平等にしないと気が済まないのか?って話なんですが、同調圧力の塊でしかないあの空間ではそれが正義なのでしょう…
家庭学習の習慣を身につけて欲しいから
最後に一番まともなやついきましょう。
・家庭学習の習慣を身につけて欲しいから
まあ、これが一番理屈としては受け入れられるかな?って感じです。
確かに、今の子供達は家で勉強できません。塾がある日以外の学習時間がゼロって子も確かにいますね…
でも、それも踏まえて押し付けるなって話です。
結局ね、親切の押し売りみたいなことはやめて欲しいというのが生徒側の意見。大きなお世話なんですよ。
もちろん、そういう強制力がないとヤバい子もいるから、それは先生の判断でその子単体に対応すればいい話。
学校で宿題をやり切り、家では塾の宿題を頑張ろうと考えている子も当然います。そういう子達の自由まで奪っていいのか?って問題です。
当然ですが、個々の対応をし出すと先生がパンクするのは分かっています。今は教員不人気がすごく、人手不足です。先生のご負担は大きいはずです。
だからこそ、優秀で出来る子は積極的に放置してあげて。笑
宿題を学校でやってはいけない理由が分かったら:対処法

ここまでは、宿題を学校でやってはいけない理由について解説してきました。
ここからは、それを踏まえた上でどう対処していくべきかを考えてみたいと思います。
大原則:学校のルールに従うしかない
対処法ですが、基本的にありません。汗
正直、学校という閉鎖的な空間の中で、学校側が自分たちの理屈に従って作ったルールが存在する以上、どーすることもできません。
そもそも、学校というのは理不尽すぎる場所です。
そーゆー場所だと受け止めないと、それ以外にも理不尽すぎることが山ほどあるので、心が持ちません。笑
結局、いかに早く諦められるかが幸せに生きれるかどうかの鍵になります。
保護者さんはクレームしないこと
学校の理不尽すぎるルールの押し付けに、論理的に正しい保護者さんはついついクレームしたくなるものです。
しかし、クレームしても無駄なので思いとどまってください。
結局、お互い思考の出発点が違いすぎるので、話は平行線になるだけです。平等主義を貫きたい学校と、個人の権利を主張するあなたでは議論になるわけがない。
諦めるしかないんです….汗
しかもですよ、クレームすることでお子さんが先生からさらに良くない扱いをされるリスクだってありますよね?
そうなれば、あなたのせいでお子さんが苦しむリスクも出てきてしまいます。
なので、ここは我慢です。
大丈夫です、どうせ勉強のゴールは大学受験なのですから、本当に優秀な子なら最終到着地点はどのみち一緒です。
総括:宿題を学校でやってはいけない理由まとめ
最後に、本記事のまとめを残しておきます。
家でやる人・やらない人の間に不公平が生じるから
- 学校の平等主義に基づき、授業が簡単な子が宿題を学校で先に進めることを「不平等」とみなしている。
- 優秀層が犠牲になる結果を招いているが、平等を重視した教育が根本にある。
休み時間に宿題をすることがダメとされる理由
- 「休み時間は人間関係の構築と身体向上のため」として、宿題をすることが問題視される。
- 実際には、集団行動を重視した同調圧力によるものである。
家で宿題をする方が効果的という主張
- 家庭学習が学校よりも効果的と主張されるが、科学的根拠は曖昧。
- 「同じ内容ならどこでやっても結果は同じ」との批判も。
家庭学習の習慣を身につけて欲しいから
- 家庭学習の重要性を理由に挙げるが、全員に押し付けるのは問題。
- 自由に学習時間を管理する子供の自主性を奪う可能性がある。
学校のルールに従うしかない
- 学校のルールは理不尽なことも多いが、それを受け入れるしかない。
- 学校の特性を理解し、早く諦めることが幸せに繋がる。
保護者はクレームしないこと
- クレームをしても平等主義を貫く学校と議論が平行線になるだけ。
- 子供への悪影響を避けるためにも我慢することが推奨される。
最終的な学業ゴールは変わらない
- 学校のルールは大学受験には影響しない。
- 優秀な子であれば、最終的な成果に変わりはない。
