「恐竜が大好きな子どもに、ぴったりの図鑑を探している」
「3歳から読める恐竜図鑑ってあるの?」
そんな疑問を持っている方に向けて、本記事では“幼児から大人まで楽しめる恐竜図鑑”を厳選して紹介します。
図鑑には、イラスト・写真・DVD付き・仕掛け絵本のようなものまでさまざまなタイプがあり、選ぶ基準は年齢や知識レベルにより大きく変わります。今回は「幼児向け9冊」「大人向け8冊」の2カテゴリに分けて、計17冊のおすすめ図鑑を徹底紹介します。
読めばきっと、お子さんやご自身にピッタリの一冊が見つかるはずです!
恐竜図鑑おすすめ9選!3歳の幼児でもOK
幼児向けの恐竜図鑑は、ただ情報が載っているだけではなく、視覚や遊びを通じて「恐竜っておもしろい!」と思わせてくれる工夫が満載です。今回は3歳から楽しめる図鑑を中心に、DVD付きや仕掛け付きなど、知育にも役立つ9冊を紹介します。
DVD付 新版 恐竜 (小学館の図鑑 NEO)
『小学館の図鑑NEO 恐竜』は、恐竜図鑑の定番ともいえる人気シリーズの最新版で、DVD付きの豪華仕様が魅力です。
特に子どもに大人気のドラえもんとのび太がナビゲーターとなっており、映像を通じてティラノサウルスやトリケラトプスの迫力ある姿を体感できます。図鑑本体は、最新の研究をもとに400種以上の恐竜をイラストと写真で網羅。
さらに研究者の間で意見が分かれるテーマについても、複数の説を提示する構成になっており、「自分で考える力」を育てたい親御さんにぴったりです。
知識を詰め込むだけではなく、探究心や好奇心を自然と伸ばせる一冊です。
はじめてのずかん きょうりゅう (講談社の動く図鑑MOVE)
『はじめてのずかん きょうりゅう』は、2歳から楽しめる図鑑として設計されており、DVD付きで恐竜の世界を“動く映像”として理解できる貴重な一冊です。
NHKスペシャル映像が収録されたDVDには、ティラノサウルスなどの人気恐竜が登場し、恐竜の迫力ある動きや暮らしぶりを親子で楽しく学べます。
本書は、脳科学者・瀧靖之先生の監修によって「考える力」や「知る楽しさ」にアプローチしており、知育にも効果的です。文字の大きさやレイアウトも子ども向けに工夫されており、読み聞かせから自分読みへのステップにも対応。恐竜に初めて触れるお子さまにぴったりです。
恐竜 新版(学研の図鑑LIVE(ライブ) 2)
学研が誇る『LIVE 恐竜 新版』は、図鑑としての完成度が非常に高く、DVD・ARアプリ・動画配信・ポスターなどの特典も充実した一冊です。
420種以上の恐竜が、超高精細イラストでリアルに描かれており、まるで時代をさかのぼって恐竜と対面しているかのような臨場感があります。特にAR機能ではスマホを使って360度から恐竜を観察できるため、知識だけでなく体験としても学べるのがポイント。
対象年齢は3歳から大人までと幅広く、長く使えるのも魅力です。恐竜好きな幼児に最新の知識と体験を提供したい家庭におすすめです。
きょうりゅうずかん(じぶんでよめる)
『じぶんでよめる きょうりゅうずかん』は、3〜6歳の子どもが「自分の力で読む」ことを前提に作られた図鑑です。全てひらがなで構成されており、読みやすさに配慮されています。
恐竜の種類は124種類と充実しており、「けものりゅう」「つのりゅう」など子どもにもイメージしやすい分類が特徴。さらに、恐竜以外にもマンモスやディメトロドンといった古代生物も掲載されており、時代の流れの中で恐竜の位置づけが理解しやすくなっています。
図鑑デビューとしてはもちろん、ひとり読みの練習にも最適で、読みながら自然と知識が身につく優良な一冊です。
きょうりゅう 新版 (はっけんずかん) 3~6歳児向け 図鑑
『はっけんずかん きょうりゅう 新版』は、3〜6歳の幼児に特化した構成で、「窓あけしかけ」が特徴の絵本型図鑑です。ページをめくると恐竜が現れたり、戦ったりする仕掛けで、子どもの好奇心を刺激します。
イラストと写真のバランスもよく、恐竜の暮らしや特徴が視覚的に理解しやすい工夫が施されています。さらに、ボードブック仕様なので破れにくく、小さな子どもが扱っても安心。
すべての文章がひらがなで書かれており、読み物が苦手なお子さんでも自然に楽しめます。「恐竜って楽しい!」という感覚を最初に持ってもらいたい家庭におすすめの一冊です。
BCキッズ はじめての きょうりゅうずかん 英語つき
『BCキッズ はじめての きょうりゅうずかん』は、恐竜図鑑と英語学習が一体化したユニークな一冊です。各恐竜には英語表記と読み仮名が併記されており、言語への興味が広がるだけでなく、語彙力の向上にもつながります。
写真はリアルなフィギュアを使用しており、恐竜の質感や形状がわかりやすく表現されています。また、厚紙撥水加工によってページが破れにくく、水濡れにも強い仕様で、外出先や食事中にも安心して使えます。
「恐竜が好きだけど、英語も学ばせたい」と考える保護者にとって理想的な選択肢です。

こども百科 4・5・6歳のずかんえほん きょうりゅうの本
『こども百科 きょうりゅうの本』は、4〜6歳の子ども向けに恐竜の世界をわかりやすくビジュアル化した図鑑です。大きさの比較や分類ごとの解説がしっかりしており、ティラノサウルスやスピノサウルスなどの人気種も網羅されています。
全ての漢字にふりがなが付いているので、文字を読み始めた子どもにも扱いやすい構成。恐竜の時代背景や分類も絵を使って説明されており、視覚的にも理解しやすくなっています。
さらに巻末にはクイズやなぞなぞも付いており、楽しみながら知識を深められる内容です。初めての“読む図鑑”にぴったりです。

恐竜最強王図鑑(最強王図鑑シリーズ)
『恐竜最強王図鑑』は、子どもの「最強は誰?」という素朴な疑問に応えるエンタメ系図鑑です。恐竜同士がトーナメント形式で戦い、ティラノやスピノが最強の座をかけてバトルを繰り広げます。
単なる娯楽ではなく、各恐竜の特徴や戦い方、生態などがしっかり解説されており、読み進めるうちに自然と知識が身につく仕組みになっています。特に図鑑が苦手な子どもでも「読んでみたい」と思わせてくれる構成で、読書への入り口としても最適。
恐竜の世界を楽しみながら学びたい子に、圧倒的に支持されている図鑑です。
恐竜図鑑おすすめ8選!大人も楽しい
恐竜図鑑は子ども向けだけではありません。近年はビジュアルの美しさや、最新の学術的知見を反映した“大人が楽しめる”図鑑も多数登場しています。ここでは、知的好奇心をくすぐる恐竜図鑑を8冊厳選して紹介します。
Newton大図鑑シリーズ 恐竜大図鑑
『Newton大図鑑シリーズ 恐竜大図鑑』は、科学雑誌『Newton』が編集した、まさに“教養としての恐竜図鑑”です。
恐竜の進化の歴史を、古生代〜中生代の地質時代や環境変化の視点も交えて網羅的に解説。恐竜がどのように誕生し、どのように鳥類へと進化していったのかを、豊富な図解とともに学べます。
単なる図鑑にとどまらず、地球史や生物学的知識も深められるため、中高生や大人の学び直しにも最適。「恐竜=子どものもの」という固定観念を覆し、知的満足度の高い一冊です。
最新ビジュアル恐竜図鑑 (Newton別冊)
『最新ビジュアル恐竜図鑑』は、2024年に登場したNewton別冊の最新刊で、最新の恐竜研究をもとに恐竜の進化・生態を豊富なビジュアルで表現しています。
特に注目すべきは、日本国内で発見された新種の恐竜もすべて網羅している点。さらに、地質時代ごとの恐竜の特徴や生息地を体系的に解説しており、国内外問わず恐竜に関する知識を深めたい人に最適です。
美しいイラストと正確な情報の融合により、大人が「知的好奇心で読む図鑑」として高く評価されている一冊です。
ビジュアル 恐竜大図鑑 [年代別]古生物の全生
『ビジュアル 恐竜大図鑑』は、ナショナルジオグラフィックの監修による信頼性の高い図鑑で、恐竜だけでなく先史時代の古生物や人類の祖先まで、約300種を収録しています。
科学的根拠に基づいたデータとイラストで、各生物の「生息年代」「化石の発見場所」「食性」「全長」などを徹底的に解説。年表や分類図も豊富で、恐竜時代を時系列で深く理解できる構成になっています。
自然史に関心がある読者にとっては、恐竜の“時代背景”までしっかり学べる希少な一冊です。

すごい不思議な恐竜図鑑 なんで、こうなった!?
『すごい不思議な恐竜図鑑』は、恐竜の体の「変な形」や「奇妙な進化」にフォーカスした、ユニークな視点の図鑑です。
「なぜそんなに首が長い?」「なんで尾の先がハンマー型?」など、子どもの素朴な疑問に最新の研究を交えて回答します。全ページふりがな付きで読みやすく、イラストも豊富。監修はサイエンスライター・土屋健氏で、科学的視点をわかりやすく解説しており、大人も思わず唸る内容です。
読めば読むほど「恐竜って本当に不思議だらけ」と感じさせてくれる図鑑です。
恐竜・古生物図鑑 (自然科学ハンドブック)
『恐竜・古生物図鑑』は、持ち運びやすいポケットサイズながら、内容は驚くほど本格的。米国スミソニアン協会の監修により、信頼性の高い情報が詰まっています。
図鑑パートでは700点以上のイラストとともに200種を超える恐竜・古生物を紹介。前半では地質時代や化石の基礎知識も解説されており、「恐竜をきちんと理解したい」と思っている大人に最適です。
分類や進化の流れ、発見地なども整理されており、調べ学習や野外観察の参考書としても活用できます。

恐竜の教科書: 最新研究で読み解く進化の謎
『恐竜の教科書』は、恐竜に関する基礎から最新の学説まで、まるごと理解できる大人向け図鑑です。
進化や骨格構造、繁殖行動、絶滅の背景など、恐竜の全体像を6章に分けて丁寧に解説。すべてオールカラーで構成され、写真や復元図も多く視覚的にも分かりやすいのが特徴です。監修は恐竜研究で著名な小林快次氏で、信頼性も抜群。
恐竜の知識を「断片的ではなく体系的に学びたい」という方にぴったりの一冊で、“一家に一冊レベル”の充実度を誇ります。
世界一美しい恐竜図鑑(ナショナル ジオグラフィック)
『世界一美しい恐竜図鑑』は、ナショナルジオグラフィックらしいビジュアル重視の一冊で、まさに“見るための図鑑”です。
リアルでカラフルな恐竜イラストを描いたのは、世界的に評価されるリカルド・フラピッチーニ。ページをめくるたびに、まるで生きているかのような恐竜の表情や姿が現れます。解説は科学ライターのライリー・ブラックによるもので、最新の研究結果も反映されています。
恐竜を“芸術作品”として楽しみたい大人にとって、贅沢な時間を与えてくれる図鑑です。

ゆるゆる恐竜図鑑
『ゆるゆる恐竜図鑑』は、4コマまんがと解説がセットになったカジュアルな恐竜図鑑で、大人の読み物としても好評です。
ティラノサウルスやトリケラトプスといった有名恐竜はもちろん、名前すら聞いたことがないマニアックな恐竜まで60種以上を紹介。すべての情報にふりがながついており、子どもも楽しめますが、脱力系のまんがで癒やされたい大人にぴったりです。
学研編集なので情報の信頼性も高く、「難しい図鑑は疲れるけど、恐竜が好き」という方に最適な選択肢です。
総括:恐竜図鑑おすすめ17選まとめ
最後に、本記事のまとめを残しておきます。
- 恐竜図鑑は幼児向けから大人向けまで幅広く17冊を厳選して紹介している。
- 幼児向け図鑑は、DVD付きや仕掛け絵本など遊びながら学べる工夫が豊富で、3歳から楽しめる内容が中心。
- 「小学館の図鑑NEO 恐竜」はDVD付きでドラえもんとのび太が案内役、400種以上の恐竜を最新研究に基づき紹介。
- 「講談社の動く図鑑MOVE きょうりゅう」は2歳から楽しめ、NHK映像を使ったDVDで恐竜の動きを学べる。
- 「学研の図鑑LIVE 恐竜」は420種以上の恐竜を超高精細イラストとAR機能で360度体験可能。
- 「じぶんでよめる きょうりゅうずかん」は3〜6歳向けにひらがな主体で読みやすく、恐竜の分類もわかりやすい。
- 「はっけんずかん きょうりゅう」は窓あけしかけ付きの絵本型で幼児に優しいボードブック仕様。
- 「BCキッズ きょうりゅうずかん」は英語表記とフィギュア写真で恐竜と英語学習を同時に楽しめる。
- 「こども百科 きょうりゅうの本」は4〜6歳対象で恐竜の大きさ比較や分類がわかりやすく、クイズ付きで楽しく学べる。
- 「恐竜最強王図鑑」は恐竜同士のバトルトーナメント形式でエンタメ性が高く、子どもの興味を引きやすい。
- 大人向け図鑑も多数紹介し、科学的な知見や最新研究を基にした信頼性の高い情報を提供。
- 「Newton大図鑑シリーズ」は地質時代から鳥類への進化まで体系的に学べる教養図鑑。
- 「最新ビジュアル恐竜図鑑」は2024年最新刊で、日本の新種恐竜も含む豊富な情報。
- 「ナショナルジオグラフィックのビジュアル恐竜大図鑑」は古生物全体を網羅し、科学的データに基づく解説が充実。
- 「すごい不思議な恐竜図鑑」は恐竜の奇妙な進化に焦点をあて、わかりやすい解説が特徴。
- 「恐竜の教科書」は恐竜の起源から絶滅まで最新研究をわかりやすく解説する大人向けの決定版。
- 「世界一美しい恐竜図鑑」は芸術的な美しいイラストと最新研究が融合したビジュアル重視の図鑑。
- 「ゆるゆる恐竜図鑑」は4コマ漫画+解説で気軽に読め、大人の息抜きにも最適な図鑑。