今日は江戸時代を代表する国学者、本居宣長(もとおり のりなが)の名言を紹介します。

本居宣長といえば、『古事記伝』を書き上げたことで有名ですが、彼の言葉には今を生きる私たちにも役立つ知恵が詰まっています。

「努力すれば成功するのか?」「勉強が苦手でも大丈夫?」そんな疑問を抱える人にぴったりの言葉がたくさんありますよ!

塾長が分かりやすく解説するので、最後まで読んでみてくださいね。

本居宣長の心に刺さる名言一覧

本居宣長の名言は、学びや努力、人生の心構えについての深い考え方を示しています。彼は「やるべきことを全力でやることが大事」と説きつつも、「結果は運命にゆだねるべき」とも言っています。そのバランスの取れた考え方が、現代でも多くの人の心に響くのです。

ここでは、彼の名言を一覧で紹介した後、一つ一つの意味を深掘りして解説していきます。

本居宣長の名言一覧

まずは、本居宣長の代表的な名言を一覧で見てみましょう。

名言意味
そのことの成ると成らざるとは、人の力におよばざるところぞ。成功や失敗は人の努力だけで決まるものではない。
才のともしきや、学ぶことの晩おそきや、暇のなきやによりて、思いくずおれて、止まることなかれ。「才能がない」「始めるのが遅い」「時間がない」と諦めず、学び続けることが大事。
まづかの学のしなじなは、他よりしひて、それをとはいひがたし。どの学問を学ぶかは、他人に押しつけられるものではなく、自分で決めるべき。
外の義に心移し申さず。ただただ一筋に医学修行専一にせよ。目標を決めたら、他のことに気を取られずに集中しなさい。
人の情の感ずるとこ、恋にまさるはなし。人間の感情の中で、恋に勝るものはない。
世のなかのよきもあしきもことごとに、神のこころのしわざにぞある。世の中の良いことも悪いことも、すべては運命の流れの中にある。
とてもかくにも、つとめだにすればできるものと心得べし。努力さえすれば、どんなことでもできると考えよ。
かぎりを行うのが人の道にして、そのことの成ると成らざるとは人の力に及ばざるところぞ。人は全力を尽くすべきだが、結果は運命によるもの。
道をまなぼうとこころざすひとびとは、第一にからごころ、儒のこころをきれいさっぱり洗い去って、やまとたましいを堅固にすることを肝要とする。日本人としての心を大切にし、外来の思想にとらわれずに学ぶべき。
おりおりに遊ぶいとまはある人の いとまなしとて書読まぬかな。忙しいと言い訳する前に、学ぶ時間を自分で作るべきである。
人の行うべきかぎりを行うが人の道にして、そのことの成ると成らざるとは人の力に及ばざるところぞ。人はやるべきことをやることが大切であり、結果を気にしすぎる必要はない。
他の国のことにしたがふを、かしこきわざとして、皇国のことにしたがふをば、つたなきわざとこころへためるは、皇国の学者の、あやしきくせなり。外国の学問をありがたがり、自国の学問を軽んじるのはおかしい。

そのことの成ると成らざるとは、人の力におよばざるところぞ

この言葉は、「どれだけ頑張っても、結果は自分だけでは決められない」という考え方を表しています。つまり、「努力は大切だけど、すべてが自分の思い通りにいくとは限らないよ」ということですね。

たとえば、試験勉強を一生懸命やっても、当日の体調が悪かったり、想定外の問題が出たりしてうまくいかないこともあります。でも、それを「努力が足りなかったせいだ」と思い詰める必要はありません。自分がやるべきことをしっかりやったなら、あとは結果を受け入れればいいのです。

この考え方を持っていると、失敗を過度に恐れることなく、前向きに努力し続けることができますね。

才のともしきや、学ぶことの晩おそきや、暇のなきやによりて、思いくずおれて、止まることなかれ

「勉強が苦手だから…」「もう年だから新しいことを学ぶのは遅いかな…」なんて思っていませんか?本居宣長はそんな迷いを吹き飛ばすように、「どんな理由があっても学ぶことをやめてはいけない!」と言っています。

実際、彼自身も若い頃は医者を目指していましたが、34歳のときに国学の道に進むと決意し、『古事記伝』の研究を始めました。そして、35年の歳月をかけてその研究を完成させたのです。

今からでも遅くない、挑戦することに年齢や環境は関係ない、ということを彼の生き方が証明しています。だから、みんなも「やりたい!」と思ったことがあれば、迷わずチャレンジしてみましょう!

人の行うべきかぎりを行うが人の道にして、そのことの成ると成らざるとは人の力に及ばざるところぞ

この言葉は、「人はやるべきことを精一杯やるのが大切。でも、結果は運命次第だから、あまり気にしすぎなくていいよ」という意味です。

たとえば、スポーツの試合で優勝を目指して練習するのは大切ですが、相手チームの実力や当日のコンディションによって勝敗が変わることもありますよね。でも、負けたからといって「努力が足りなかった」と自分を責めるのは間違いです。大事なのは「全力を尽くすこと」なのです。

この考え方ができると、挑戦することが楽しくなり、失敗を怖がらなくなりますよ!

外の義に心移し申さず。ただただ一筋に医学修行専一にせよ

「一つのことに集中して取り組みなさい」という意味の言葉です。本居宣長自身、医者として働きながらも国学の研究に一生懸命取り組みました。彼が偉大な学者になれたのは、「一つの道を極めよう」と決めたからです。

現代でも、何かを上達させたいなら「一点集中」が重要です。勉強でもスポーツでも、「あれもこれもやる」より「これ一本!」と決めて取り組む方が上達が早いですよね。

だから、「何かを極めたい!」と思ったら、本居宣長のこの言葉を思い出してみてくださいね!

本居宣長の名言を座右の銘に!活用方法

本居宣長の名言は、ただの歴史的な言葉ではありません。今を生きる私たちの考え方や行動にも大いに役立ちます。ここでは、彼の言葉をどのように日常生活や勉強、仕事に活かせるのかを解説していきます。

「とてもかくにも、つとめだにすればできるものと心得べし」―努力すれば道は開ける

「努力さえすれば、どんなこともできる!」という力強いメッセージの言葉です。

何かを成し遂げるには、才能よりも「続けること」のほうが大切です。たとえば、最初は苦手だった計算も、毎日少しずつ練習すれば、ある日急にできるようになりますよね。これはスポーツや音楽、仕事でも同じこと。

「最初は無理だと思ったけど、やってみたらできた!」という経験がある人も多いはず。この言葉を座右の銘にして、「とにかくやってみる」「続けてみる」ことを大切にしましょう。

人の情の感ずるとこ、恋にまさるはなし

本居宣長は、「人の感情の中で、恋ほど強く心を動かされるものはない」と言っています。これは、ただの恋愛の話ではありません。「人の心が動くとき、それが最も大きな力になる」という意味も含まれています。

好きなことに夢中になったり、大切な人のために努力したりすることが、人生を豊かにするのです。たとえば、スポーツ選手が「家族のために頑張る」と言っているのを聞いたことはありませんか?それと同じで、「心が動くもの」を見つけることが大切なのです。

この言葉を意識すれば、勉強でも仕事でも「本気で好きになれるもの」を探したくなりますね!

世のなかのよきもあしきもことごとに、神のこころのしわざにぞある

この言葉は、「良いことも悪いことも、すべては運命の流れの中にある」という考え方を示しています。

たとえば、何か悪いことが起こったとき、「なぜ自分だけこんな目に…」と落ち込んでしまうこともありますよね。でも、それも大きな流れの一部かもしれません。失敗や挫折を経験したからこそ、次の成功につながることもあるのです。

この言葉を座右の銘にすれば、どんな状況でも前向きに生きる力が湧いてきます。「どんな出来事にも意味がある」と考えると、人生が少し楽になりますよね!

まづかの学のしなじなは、他よりしひて、それをとはいひがたし、大抵みづから思ひよれる方にまかすべき也

「どんな学問を学ぶかは、他人に決められるものではない」という名言です。

学校では「これを勉強しなさい」と決められることが多いですが、本当は自分が興味を持ったことを深く学ぶほうが力になります。たとえば、歴史が好きなら歴史の本をどんどん読んでみる、科学が好きなら実験をしてみる。

本居宣長自身も、最初は医者になるために勉強していましたが、国学の研究に興味を持ち、そちらの道を選びました。そして、その道で大きな功績を残しました。

だから、「これが好き!」と思うものを大事にして、自分なりの学びを続けてみましょう!

「おりおりに遊ぶいとまはある人の いとまなしとて書読まぬかな」―学ぶ時間は作るもの

「忙しいから勉強できない」というのは、ただの言い訳かもしれません。本居宣長は、「遊ぶ時間はあるのに、勉強の時間はないなんておかしい!」と喝を入れています。

これは「時間は自分で作るもの」という考え方です。テレビやスマホを見ている時間を少し減らせば、勉強する時間を作れるはず。たとえば、通学時間に単語を覚えたり、寝る前の10分を読書にあてたりするだけでも、知識は増えていきます。

「忙しいからできない」と言う前に、「どうやったら時間を作れるか」を考えてみましょう!

総括:本居宣長の心に刺さる名言集まとめ

最後に、本居宣長の名言をもう一度残しておきます。

名言意味
そのことの成ると成らざるとは、人の力におよばざるところぞ。成功や失敗は人の努力だけで決まるものではない。
才のともしきや、学ぶことの晩おそきや、暇のなきやによりて、思いくずおれて、止まることなかれ。「才能がない」「始めるのが遅い」「時間がない」と諦めず、学び続けることが大事。
まづかの学のしなじなは、他よりしひて、それをとはいひがたし。どの学問を学ぶかは、他人に押しつけられるものではなく、自分で決めるべき。
外の義に心移し申さず。ただただ一筋に医学修行専一にせよ。目標を決めたら、他のことに気を取られずに集中しなさい。
人の情の感ずるとこ、恋にまさるはなし。人間の感情の中で、恋に勝るものはない。
世のなかのよきもあしきもことごとに、神のこころのしわざにぞある。世の中の良いことも悪いことも、すべては運命の流れの中にある。
とてもかくにも、つとめだにすればできるものと心得べし。努力さえすれば、どんなことでもできると考えよ。
かぎりを行うのが人の道にして、そのことの成ると成らざるとは人の力に及ばざるところぞ。人は全力を尽くすべきだが、結果は運命によるもの。
道をまなぼうとこころざすひとびとは、第一にからごころ、儒のこころをきれいさっぱり洗い去って、やまとたましいを堅固にすることを肝要とする。日本人としての心を大切にし、外来の思想にとらわれずに学ぶべき。
おりおりに遊ぶいとまはある人の いとまなしとて書読まぬかな。忙しいと言い訳する前に、学ぶ時間を自分で作るべきである。
人の行うべきかぎりを行うが人の道にして、そのことの成ると成らざるとは人の力に及ばざるところぞ。人はやるべきことをやることが大切であり、結果を気にしすぎる必要はない。
他の国のことにしたがふを、かしこきわざとして、皇国のことにしたがふをば、つたなきわざとこころへためるは、皇国の学者の、あやしきくせなり。外国の学問をありがたがり、自国の学問を軽んじるのはおかしい。