「朝日大学歯学部がやばいって本当?」

ネット上ではこうした声が飛び交っています。特にSNSや掲示板では「国家試験の合格率が操作されているのでは?」「Fランクで将来が不安」「学生の自殺があったって本当?」といった疑問や不安の声が多数見られます。

この記事では、そうした疑念を持つ受験生や保護者に向けて、朝日大学歯学部の実態を徹底的に調査・分析。偏差値、国家試験合格率、学費、事件報道まで、客観的なデータと信頼できる情報源を元に、「本当にやばいのか?」「進学先としてどう評価すべきか?」を分かりやすく解説します。

進路に悩む方にとって、誤解に流されない正確な判断材料をご提供します。

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朝日大学歯学部がやばいと言われる理由

朝日大学歯学部が「やばい」と言われる理由には、国家試験の合格率や偏差値だけでなく、学生のメンタルヘルスや大学の対応など、複雑な背景があります。ここでは、それらの事象をひとつずつ丁寧に検証し、事実ベースで明らかにします。

国家試験の新卒合格率は操作されている?留年と卒業延期のカラクリ

令和4年度の歯科医師国家試験において、朝日大学歯学部の「新卒合格率」は86%と高水準に見えます(出願123人中86人が受験、74人合格)。

しかし、この数字の背後には「卒業延期」という制度が隠れています。国家試験の合格が見込めない学生を意図的に卒業させず、出願数を抑えることで見かけの合格率を高く見せているとの疑惑があります。

「卒業見込みだったはずの37人が、なぜか受験できなかった」という事実は、すでに週刊文春でも取り上げられ、大学の運営方針に疑問の声が上がっています。

既卒合格率は全国ワースト2位?その内情と進路の不安

朝日大学歯学部の既卒合格率は、2022年度でわずか25%と全国の私立歯学部でもワースト2位。これは極めて深刻な数値です。卒業後も国家試験に合格できない既卒者が多数存在することで、「いつまで経っても歯科医師になれない」という現実が広がっています。

さらに、既卒になると「新卒カード」を失い、一般企業への就職も厳しくなります。6年間の高額な学費を払っても、将来に希望が持てない——そうしたリスクが潜んでいます。

過去に起きた学生自殺事件と大学側の対応

2023年、朝日大学歯学部において短期間に2名の学生が亡くなったという報道が文春オンラインでなされ、社会的関心を集めました。

参照:朝日大学公式サイト

記事では、進級の厳しさや「裏卒業」とされる制度、大学の支援体制への不信感などが自殺の背景として取り上げられています。しかし、朝日大学はこの報道に対して「裏卒業という制度は存在せず、法令に基づいた正規のカリキュラム運営を行っている」と公式に反論を発表しました。

また、補講や再試験は教授会を経て適切に実施されていると説明し、「学生の死に関する無配慮な記述は遺憾」との声明も発表。報道内容には誤認が含まれているとして、法的措置も視野に入れているとしています。今後、大学側は教育の質の向上と学生支援体制の強化に取り組む方針です。

偏差値が極端に低い?Fランと呼ばれる理由を解説

朝日大学歯学部の偏差値は、2025年度入試データによると45.0~52.5(河合塾)とされており、私立歯学部としては中下位クラスに位置します。以前は偏差値30台が見られた時期もあり、「Fラン」と呼ばれた背景がありますが、現在の偏差値水準から見るとボーダーフリー(BF)ではなく、一定の学力が求められることが分かります。

なお、法学部や経営学部、保健医療学部の一部では偏差値35.0~40.0と低めで、これらの学部に対して「Fラン」との評価が付されることもあるようです。

以下は最新の学部別偏差値一覧です。

学部名偏差値
法学部35.0~37.5
経営学部37.5~40.0
歯学部45.0~52.5
保健医療学部35.0~47.5

引用:スタディサプリ進路

全学的に見ると偏差値の幅が広いため、一部学部に限って「Fラン」と認識されがちですが、歯学部に関しては徐々に難易度が上がりつつあり、旧来のイメージとは乖離しているのが実態です。誤解に基づいた評価には注意が必要です。

進級率・留年率は?「歯学部=地獄」のリアル

歯学部は全国的に見ても進級が難しい学部ですが、朝日大学歯学部は特にその傾向が強く、「進級地獄」と呼ばれることもあります。学年ごとの進級試験や卒業試験は非常に厳しく、合格できなければ留年。

6年間での卒業が困難になる学生が続出しています。

毎年、数十人規模の学生が留年や「裏卒業」に回されているという実態も報告されており、進級対策のために予備校に通う学生も多いのが現状です。

進級できなければ、追加の学費と年数が必要になるため、金銭面でも大きな負担になります。

朝日大学歯学部はやばい?進路・学費・将来性を評価

ここまで、朝日大学歯学部の「やばい」と言われる実態を紹介してきましたが、それでは本当に進学する価値はないのでしょうか?ここでは、学費、進路、キャンパス環境、他学部との比較、そして大学のメリットまで、客観的に検証します。

学部の学費は高い?他大学との比較一覧表

朝日大学歯学部の学費は、6年間の総額で約1,900万円(初年度:約152万円)です。これは全国の私立歯学部の中では「中堅やや下」の価格帯に位置づけられます。

学費だけを見れば極端に高いわけではありませんが、国家試験合格率の不安定さや進級の厳しさが指摘されており、「費用対効果」を慎重に見極める必要があります。

以下に、代表的な私立歯学部との比較を一覧表でまとめました。

大学名初年度納入金6年間総額備考
朝日大学約152万円約1,900万円自費診療割引制度あり
明海大学約140万円約1,800万円私立最安水準の一つ
鶴見大学約170万円約2,200万円留年率がやや高めとされる
東京歯科大学約200万円約2,500万円歯学部最難関、合格率も高水準

引用:朝日大学歯学部HP

学費は進学判断の重要な要素ですが、卒業までの確実性や教育サポート体制もあわせて検討することが大切です。

就職実績は?歯科医院以外の進路は厳しい現実

朝日大学歯学部では、卒業生の大多数が歯科医師としての臨床研修に進む進路を選んでおり、近年3年間の就職率はすべて100%と非常に高水準です。これは国家資格職である歯科医師の道を目指す上では好条件に見えますが、一方で国家試験不合格者や既卒者の選択肢は限られるという課題も存在します。

以下は、近年の就職状況の実績です。

卒業年度卒業者数臨床研修歯科医(a)就職者数(b)就職率(b÷a×100)
2022年度103名74名74名100%
2021年度117名80名80名100%
2020年度121名88名88名100%

※「その他」は、国家試験準備者や非就職希望者を含む

引用:朝日大学公式サイト

歯科業界以外への就職(一般企業や研究機関など)は極めて少数にとどまり、国家試験に失敗すると再チャレンジ以外に現実的な進路がほぼないのが実情です。進学を検討する際は、国家資格一本に依存するリスクについても慎重に考慮する必要があります。

立地・キャンパス環境は微妙?周辺情報と通学の不便さ

朝日大学は岐阜県瑞穂市にキャンパスがありますが、立地に関しては「微妙」という意見が多く見られます。最寄りのJR穂積駅からはバス通学が必須で、徒歩では20分以上かかります。

また、周辺には繁華街やアルバイト先が少なく、生活の利便性にやや難あり。学生寮や下宿も選択肢は限られており、都市型キャンパスと比較すると「田舎すぎる」と感じる学生も少なくありません。

学生生活を重視する受験生には、慎重な検討が必要です。

朝日大学はやばいだけじゃない?メリットと将来性も評価

ここまでネガティブな点ばかり取り上げましたが、朝日大学歯学部にも一定のメリットがあります。たとえば、歯科医院経営者の子どもが多く在籍しており、「実家を継ぐ」ことが前提であれば進路が明確で、大学の偏差値やブランドはさほど重要ではありません。

また、附属の歯科医療センターが整備されており、在学中の自費治療が半額になるといった特典もユニークです。大学が地域に根ざしており、岐阜・愛知エリアで歯科医院を開業したい人には向いている選択肢でもあります。

さらに今後は歯科医師の高齢化により、「引退後の空白地帯」を若手が埋めるチャンスが訪れるとの見方もあります。

総括:朝日大学歯学部がやばいまとめ

最後に、本記事のまとめを残しておきます。

  • 国家試験の合格率操作疑惑:卒業延期制度により、合格見込みのない学生の受験を回避させているとの報道あり(文春オンライン)。
  • 既卒者の国家試験合格率が低い:2022年度は25%で全国私立歯学部中ワースト2位。既卒になると進路の選択肢が狭まる。
  • 学生自殺事件と大学の対応:2023年に学生2名が相次いで死亡。大学は「裏卒業制度は存在しない」と否定し、法令に基づいた運営を主張。
  • 偏差値はFラン水準ではないが低め:歯学部の偏差値は45.0~52.5(河合塾)。他学部(法・経営)は35.0~40.0でFラン相当との評価も。
  • 進級・卒業が困難:進級試験・卒業試験が厳しく、毎年多数の留年者が発生。「進級地獄」と呼ばれることもある。
  • 学費は中堅レベル:歯学部の6年間学費は約1,900万円。私立歯学部としては中の下の水準。
  • 就職率は高いが選択肢は限定的:臨床研修医としての就職率は3年連続100%だが、歯科医師以外の進路は極めて少ない。
  • キャンパス立地は不便との声も:最寄り駅から遠く、周辺環境の利便性が低い。アルバイトや生活面での選択肢が限られる。
  • 一部には実利的メリットも:実家の歯科医院を継ぐ人には合理的な選択肢。自費治療の割引制度などもあり。
  • 将来の展望は地域性に依存:岐阜・愛知で開業希望者には適した環境だが、全国的なブランド力は限定的。