中学生の定期テスト400点ってすごいの?
こんな疑問をお持ちの生徒および保護者さんはいませんか。
定期テストで400点とは、各教科平均で80点は取れているということ。中学で80%の得点はかなり上位です。
そういう意味では、定期テストで400点取れる子はすごいと思います。
本記事では、定期テスト400点がすごいのかどうかを塾長目線で評価してお伝えします。また、定期テスト400点の学年順位についても解説します。
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定期テスト400点はすごい?順位は何位?
まず最初に、塾長という立場で、本音ベースで中学校の定期テスト400点を評価していこうと思います。
学年順位など、客観的なデータもベースに評価していきます。
定期テスト400点は全体順位15%〜18%程度
まず最初に、中学生の定期テストで400点を取ると、どのくらいの順位になるのかについて。
全国のサンプルがあるわけではないのですが、近隣の中学であれば大体データがあるので分かります。
大体、平均点が300点(1教科平均60点)のテストで400点を取ると、学年順位のパーセンテージが以下のようになります。
・定期テスト400点:学年順位15%〜18%
ただ、今の中学校のテストは難しく、全体平均で300点を切ってしまうことも珍しくありません。250点〜300点ぐらいで推移していることが多いです。
なお、中3のテストで平均点270点のテストを見たところ、400点の順位は以下の通り。
・定期テスト400点:学年順位3.5%
このように、平均点が低くなると一気に400点を取ることが難しくなります。(このテストは極端に400点超の割合が低いですが…)
また、学年が上がるに連れて400点以上の生徒は一気に減るな〜と感じます。中1だと400点以上の生徒の割合が20%以上いることも珍しくないでしょう。
まずは、この辺りの相場観を分かっておく必要があります。
中3の定期テストで400点ならすごい
ここからは、定期テスト400点に関して、自分の中での評価をお伝えします。
先述した通り、400点を取る時期や平均点にもよるので一概に評価しづらいのですが、何となく自分の感覚が伝われば幸いです。
まず、中3で400点取れている場合。
これは、平均点が300点以下のテストであれば、シンプルにすごいと言っていいと思います。
そもそも中3は、テストの難易度が中1・中2に比べて段違いで難しいです。特に二学期のテストは難しい分野・単元からの出題が多く、公民以外はイージーではありません。
そんなテストで400点取れるのであれば、受験生全体で見てもそれなりの学力を持っている証拠。塾の中でも400点以上を中3で取ってくる子は、やはり他の生徒とは違うと正直思ってしまいます。
中1で400点はすごいのか:難しい問題
次に、中1で400点を取ることについて。
中1で400点は、正直時期によって全然話が変わってくるな…というのが本心です。
まず、中1の一学期で400点について。これは、そこまですごいとは思いません。まあ、対策すれば地頭が一定以上の子は取れてしまうので…
中1の一学期は、どの教科もとにかく簡単です。英数も言ってレベル的には小学生に毛を生やしただけ。理科も生物なので計算ゼロのクソ暗記。一番難しいのが逆に社会なのでは?という時期です。
この時期のテストは平均点も非常に高く、400点を取ってきてもそこまで高く評価していません。
評価するのは、塾なしで400点取れている子です。誰にもアドバイスを受けず、対策もしてもらわずにやったという過程と結果を自分は評価します。
逆に、塾に来ていて400点とかだと、ある意味でそれがその子の天井だと思います。サポートを受けても400点ということですからね…
テスト慣れをしていないがためにテストの点数が低かった…という原因以外、本人が覚醒しない限り、ここから点数はジワジワと下がってしまうタイプの子だと思います。
ただし、これは塾のせいではないです。塾に行っていなければ、そもそも最初のテストで400点すら取れていない子でしょう。この辺り、保護者さんはしっかり評価していく必要があります。
中2で400点の生徒の特徴:コツコツ頑張る子or賢い子
次に、中2で定期テスト400点の生徒について。
中2で400点の生徒って、何となくですが以下の2パターン。
・コツコツ頑張る子
・ずっと賢い子
正直なところ、中2の400点はこんな感じです。
そもそも中2にもなると、シンプルに賢くない子は400点取れなくなります。中1の時に400点とったことがある子でも、中2になると取れなくなる子もゴロゴロ出てきます。
これは、中2になって学力が下がったというわけではないケースが多いです。
どちらかというと、中1の時の塾がしっかり機能していたってことです。塾の対策がしっかりしているから、本来そこまで賢いわけではない子でも400点の世界が見えただけ。
でも、中2になるとそもそもの難易度が上がります。数学の1次関数や、英語の不定詞・動名詞・比較などはつまずきポイント。そこそこ賢い子でない限り、アホほど勉強させない限り点数が下がります。
そういう意味では、地頭のセットポイントに点数が近づいてきただけです。結局、塾のテクニックというのは問題が簡単な時に機能するもの。地頭そのものはよくできないだけです。
ただ、そもそも賢い子以外でも、コツコツとやってきて400点以上になる子も意外といます。
こういう子は、中1の途中ぐらいから塾通いを始め、コツコツ勉強をしてきた子に多いです。最初は手探りでやっているので、300点台をうろうろしますが、1年ぐらい頑張ると400点になるみたいなケースは結構あります。
地頭は決して悪くないんだけど、勉強時間が短い塾に通っていて伸びないか、個別指導のせいで全教科指導を受けていないってケースが多いです。
このタイプの生徒は、マジでやらせれば点数が上がるので、親御さんはしっかり動くべきです。
定期テスト400点がすごいか分かったら:取る方法
ここまでは、定期テスト400点がすごいのかどうかについて解説してきました。
ここからは、定期テストで400点を取るためにどうすべきか、具体的な戦略についても紹介していきます。
※なお、本記事では平均点程度(300点以上)はすでに取れている生徒をイメージしています。
理社で85点以上を狙うのがセオリー
何名も生徒を指導してきたので分かりますが、400点という点数は綺麗に各教科80点というわけではないです。
400点を取る生徒の多くは、何かしら自分の得意な教科で点数を稼ぎ、苦手な教科では点数を下げています。
そのため、何か1つぐらいは70点台の教科があることが多いイメージです。上位の子でも、国語か数学のどちらかがコケて70点台になることは少なくありません。
ただ、400点台を再現性高く取りたいのであれば、理科と社会は高得点を目指してほしいです。
理社はガチれば両方とも90点超を狙える教科です。
理社それぞれが90点であれば、苦手な教科2つが70点でも、残り1つ80点で400点に届く計算になります。
400点は、オール80点を狙うと再現性が低いです。得意教科で思いっきり引っ張る方が再現性高く到達できるというのが自分の感覚です。
国語に期待しすぎない
次に、定期テストにおける国語の位置付けも大事です。
正直、国語のテストは高得点を取るのが難しい教科だと思います。塾生を見ていても、国語以外は80点以上になっても、国語だけは70点台で返ってきてしまう子は珍しくありません。
国語の記述問題には、部分点要素があり、どうしても減点されちゃいます。完璧に合っていないと満点が取れないという厳しさがどうしてもあります。
上位の子でも、国語の点数は低いけど400点超って子も少なくないということは覚えておいてほしいです。
基本は学校ワークと学校プリントの反復がセオリー
定期テストで400点を取るのに、正直特別な方法は不要です。
400点を取る上で一番大事なことは以下の通り。
・学校ワークの反復
・学校プリントの反復
要するに、テスト範囲で指定されているものを、とにかく反復しまくるだけです。最低でも3回以上は反復し、完璧に覚えきってください。
これだけでも、400点にかなり近い点数に近づく子は大勢います。
難しいことを考えず、基礎基本を徹底するだけで、そこそこの地頭の子であれば400点は届きます。
そういう意味では、400点はそこまですごい点数でもありません。
ただ、周囲がたったそれだけのことが出来ない子ばかりなので、自分が頭一つ飛び出すだけで急に賢いキャラになります。コスパ良すぎるので、ぜひやってみてください。
総括:定期テスト400点はすごいのかまとめ
最後に、本記事のまとめを残しておきます。
定期テスト400点の学年順位
- 平均点300点の場合、学年順位15%~18%程度。
- 平均点が低い場合(例: 270点)、学年順位は3.5%程度。
学年別の評価
- 中3で400点
難易度の高い中3で400点はすごい。受験生全体でも上位の学力を持つと評価。 - 中1で400点
一学期ではそこまで評価されないが、塾なしで取れた場合は高く評価される。 - 中2で400点
コツコツ頑張る子、または地頭が良い子が達成するケースが多い。難易度が上がるため、学力の差が顕著に表れる。
取るための具体的な方法
- 理科・社会で高得点を狙う
理社は高得点を取りやすい教科。85点以上を目指すのが効率的。 - 国語に期待しすぎない
国語は高得点を取りづらいため、目標を現実的に設定する。 - 学校ワークとプリントを反復する
テスト範囲で指定された教材を最低3回以上反復し、基礎を徹底。
400点はそこまで特別ではない
- 基礎基本を徹底すれば到達可能な点数。
- 周囲が基礎を徹底しない場合、400点以上を取ることで目立てる。
総括
- 定期テスト400点はすごいが、特別な才能が必要な点数ではない。
- 地道な努力と戦略で到達可能。
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