中学生のお子さんで、通知表の成績で「5」を取りたいと思っている方はいませんか?

5段階評価の中でも最高ランクの評定で、高校受験を戦う上でも非常にアドバンテージになる成績です。それゆえ、評定4の教科があるなら、次は5を目指して欲しいところです。

ただ、問題なのは「通知表で5をとるにはどうするか?」という具体的なプロセスです。5は限られた生徒にしかつかないので、ガムシャラに努力すればいいってわけでもありません。

そこで本記事では、中学の通知表で5を取る方法を教科別に解説していきます。

自身が中学生の時にほぼオール5でしたので、実体験から語れる部分は多いです。また、生徒を見ていて5を取る子の特徴も見えてきたので、塾長目線からのアドバイスもしていきます。

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中学の通知表で5をとるにはどうする?割合や基準

中学の通知表で5を取るには、そもそも評定5がどのようなレベルのものなのかを把握しておく必要があります。

学年の中でどのぐらいの割合の生徒が5を取れるのか?テストの点数や偏差値で見ればどの水準にいないといけないのか?

これらの”ゴール”を把握し、そこから逆算して目標を決めてほしいからです。まずは、現行の絶対評価における「5」の正体を紐解きます。

通知表で「5」が取れる生徒の割合は約12%程度

まず最初に、評定5がつく子の割合について。

結論、5がつく生徒の割合は約12%程度です。

以下は、東京都が公表している5段階評価の割合表です。これを見ると、1〜5までどの割合で人が分布しているかが読み取れます。

引用:東京都公式サイト

なお、各評定の割合はこうです。

・評定5:全体の約12%
・評定4:全体の約24%
・評定3:全体の約47%
・評定2:全体の約14%
・評定1:全体の約4%

これは東京都の事例ですが、どの県でもそこまで大差ないと思います。

そして、ここからもう少しイメージを膨らませましょう。自分の学年でこの数値を当てはめた時、学年順位でどのくらいに位置すればいいのかを考えるのです。

例えば学年の生徒数が150人だとしましょう。この場合、12%に相当する人数は約18人ということになります。次に、学年の賢い子の顔を思い浮かべ、自分が18番目以内に入れそうかを教科別に分析してみて欲しいです。

こうやって、現実的にどのポジションを取れば5が見えるのかを考える工程が極めて戦略上は重要です。

通知表で5がつく基準について

評定で5がつくのは全体の約12%ですが、必ずしもテストの点数順に決まるわけではありません。

相対評価においては、以下の3項目を総合的に判断して5段階評価を最終決定します。

①知識・技能
②思考・判断・表現
③主体的に学習に取り組む態度


そのため、テストの点数だけ良くても5にならないケースもあります。また、テストの点数が少し悪くても、評定では5がついてしまうこともあります。俗に言う「内申美人」と呼ばれるタイプは、テストの点数で見て上位12%に入っていないのに5がついている子です。

3項目の中で一番大事なのは「主体的に学習に取り組む態度」

5段階評価は、3項目をA〜Cの3段階で評価し、それらを総合的に決めます。

ここで勘違いして欲しくないのは、全てAにしないと5がつかないわけではないと言うこと。そして、3項目の評価割合は決して平等ではないと言うことです。

例えば、評価項目で「Aが2つBが1つ」の子がいて、その内訳が以下のように異なるとしましょう。

<1人目の生徒の内訳>
①知識・技能:B
②思考・判断・表現:A
③主体的に学習に取り組む態度:A

<2人目の生徒の内訳>
①知識・技能:A
②思考・判断・表現:B
③主体的に学習に取り組む態度:A

この場合、2人ともAとBの数に差はありませんが、多くの場合評定の数値が高いのは「2人目の生徒」でしょう。

理由は、「主体的に学習に取り組む態度」の差です。

結局のところ、内申点は学業成績(ペーパーテスト)だけで決めるものではないのです。真面目に授業に取り組んでいるか?という変数はかなり重要視されています。

だからこそ、通知表で5を取る上では「主体的に学習に取り組む態度がA」なのは最低条件だと心得ておく必要があります。

「5」を取るために必要な定期テストの点数の目安

主体的に取り組む態度がAだとしても、5をつけるにはそれなりに定期テストの得点は必要となります。

では、5を取るために必要なテストの得点目安はどう考えたらいいか?

もし平均点が60点のテストだと仮定すると、自分の感覚では以下のような点数が各評定とリンクするのでは?と思います。

・評定5:85点以上(90点超が望ましい)
・評定4:75点〜85点
・評定3:40点〜75点
・評定2:20点〜40点
・評定1:20点以下

ざっくりですかこんな感じです。

話はそれますが、これを見ると評定3がいかにヤバいかよく分かりますね。テストが40点でも70点でも3って…

さて、話を戻すと評定で5を狙うなら、定期テスト85点以上を目標に学習を進めて欲しいと思います。できれば90点超が望ましいですが、そこまで取れなくても5が付くイメージです。

ただし、結局は「主体的に学習に取り組む態度」でAが取れないと5にはなりません。それどころか、テストで90点以上でも3がついてしまうこともあります。(実際に自塾で観測されたヤバい事例です。汗)

中学の通知表で5をとるにはどうする?教科別具体的な方法

次に、各教科ごとにどうやって5を取るか具体的な戦略をお伝えします。

まずは自分が5の水準に届きやすい教科から5を取りに行きましょう。

国語で5をとるにはどうする?

個人的な意見ですが、国語の「5」が一番取りずらいと思います。

国語に関しては、定期テストですら、対策しても90点超えを安定的に叩き出すのが難しいからです。自塾の塾生でも、英数理社は5だけど国語だけは4って生徒はいました。

そのため、大前提として国語は狙っても5が取れないリスクのある教科だと割り切っておく必要があります。

その上で国語で5を取るために、85点以上をとる具体的な戦略について紹介。

漢字と文法問題は満点必須

国語で高得点を取るのなら、漢字と文法では絶対に落としてはいけません。どれだけ範囲が広かろうが、学校配布のプリントやワークに載っているものは全暗記必須です。

前日の夜と当日の朝、テスト直前まで漢字については見直して欲しいです。このぐらいストイックにやらないと、人間なのでどこかで落としてしまいます。

古典は本文を暗記しておくレベルまでやる

古典に関しては、ワークをやり込むレベルでは足りません。

学校の定期テストは、教科書の本文を覚えていないと解けない問題を平気で出してきます。特に古典系にその傾向があり、本文を暗誦しておく勉強法でないと対応できないです。

とてもしんどいですが、必ず全文暗記して臨みましょう。

また、古典知識に関しては、学校の先生のプリントに記載されている細かい知識もかなり出題されます。この辺りが差がつく問題で、上位層でも取りこぼしに差が出ます。

先生のノート(プリント)や国語便覧の隅々まで目を通しておき、かつ暗記できている状態に達しないと高得点の道が見えないと覚悟してください。

現代文は教科書本文を読みまくる:前日の夜は必ず全文読む

現代文対策は、極めて難しいです。

ただ、学校ワークと塾のワークで教科書本文の問題を大量に回すと言うのは最低条件です。最低でも、教科書準拠のワークを3つぐらいはやっておきましょう。

そして、教科書本文をとにかく読んでください。

定期テストの国語で怖いのって、「時間が足りないこと」なんですよね。上位層でも、時間切れを起こすリスクがあります。

その理由の1つが「問題数の多さ」なのですが、本文を覚えている前提の問題数としか思えないような量が定期テストでは出題されています。よって、話の内容を覚えていることはもちろん、どの辺りにどんな記述があったのかまでおおよそ検討がつけられる状態を作っておくのが理想です。

そのためには、前日の夜には改めて本文全部をもう一読するぐらいの勉強量はマストだと思います。

数学で5をとるにはどうする?

数学もまた、5を狙うのが厳しい教科の1つです。なぜなら、主要5教科の中では最も遺伝的な影響を受けやすく、得意不得意の差がハッキリするからです。

なので、数学の5はそもそも数学が得意な子の上澄みの戦いだと心得ましょう。

その上で、数学で5を狙う具体的な方法を解説します。

基礎標準レベルの問題の正答率を100%にする

数学で5を取る上で重要なのは、難問・奇問を正解する能力ではありません。

基礎標準レベルの問題の正答率を100%にすることです。

そもそも、定期テストなんて基本〜標準レベルの問題を全部正解すれば70点ぐらいまでは取れるようになっていることがほとんどです。レベル感的には学校ワークや塾ワークに載っているレベルの問題で、見た瞬間に解法が思いつくレベルのものをイメージしていください。

数学の得点が低い子って、結局は基礎標準レベルの問題で落としています。計算ミスも含めて、何かしらやらかしていることで失点しています。

だからこそ、「失点しないこと」にエネルギーを注ぐのが基本戦略です。

自塾の上位層の生徒も、難問奇問は全部落として80点台って子が多いです。この子達に共通していることは、「計算ミスが1つもないこと」です。別に難問対策なんて普段してないんです。でも、それで80点台乗るんです。

応用問題の「半分」を正解して帰ってくる

繰り返しですが、数学の場合は基礎標準レベルで70点までは積み上がることが多いです。

つまり残り30点が応用問題で、85点を目指すのであればその中から15点模擬とればノルマ達成ということになりますb。

ここで大事なのは、「捨てる勇気と問題選定能力」です。

結局、数学の難問というのは学年の中でも3人ぐらいしか解けないことが多いです。そういう意味では、ほとんどの子にとって数学は100点満点のテストじゃない。

要するに、ハズレ問題を見切って潔く捨て去り、頑張れば行けそうな問題に残り時間の多くを振り切ることが極めて重要です。

これは学力を上げるというより、本番でのオペレーション・事前戦略の問題です。最初から応用の半分は捨てる前提で望み、感情的にならずにヤバい問題を一瞬で捨てられるか?が勝負の分かれ道になります。

ラスト5〜10分は「見直し時間」に充てる

数学は、事前対策も大事ですが、テスト本番の時間の使い方も極めて重要です。

結局のところ、基礎標準で70点稼ぎ、応用の半分拾って15点取れば85点ぐらいが見えるのですから、いかに基礎標準が重要か分かるはずです。逆に言うと、基礎標準で計算ミスを1問するだけで、一気に5が取れる可能性が下がります。

だから、数学のテストでは「見直しが命」です。

数学のテストって、普通にやってればほとんどの子が時間不足になります。だけど、捨て問を決めて意識的にやらない問題を作れば、逆に時間が余ります。そうやってわざと余らせた時間を、見直し時間に贅沢に使うのです。最低でも5〜10分は見直しに使って欲しいです。

ここで重要なのは、捨て問認定したものに下心を出さないことです。このメンタルが極めて重要で、学力以上に大人の闘い方ができるかどうかの方が実は大事だったりします。

英語で5をとるにはどうする?

続いて、英語で5を取るための方法について解説していきます。

上位層こそ「英単語」を完璧にする

英語に関しては、そもそも5を狙うレベルの水準であれば、文法ではそこまでつまづいていません。(※逆に言えば、文法が弱いのに5を狙うと言うのはちょっと先が遠いと感じる。)

塾生を見ていても、英語が得意な子って文法で間違えるとかほぼないんですよね。出来る子からすれば、中学英語なんてクソほどに簡単なので。

ただし、文法で差がつかなくても、単語で差がつくのが英語です。

特に定期テストの場合、新出単語を数問書取り形式で出してくる先生が多いです。こうなると、スペルも含めて全ての英単語を覚えている子とそうでない子に差が出ます。

上位層については、英単語の書き取り部分で失点しないことが極めて重要です。教科書の英単語については全て「書けるように」対策をしておく必要があります。

教科書の本文を完全に和文英訳できるようにしておく

英語の定期テストですが、教科書の本文をそのまま和文英訳させるテストを作る先生がいます。

この場合、事前に教科書本文を全部日本語訳しておき、日本語を見て英語に書き直す練習をしておかないと対処できません。

正直、先生によって出題形式が異なるものの、上位層は教科書本文を全て和文英訳する勉強を絶対にして欲しいです。それが英語力向上に確実に直結します。そして、定期テストだとダイレクトに点数アップにつながることになります。

だから、英単語を覚える時も、教科書の本文ごと覚えてしまう練習をすればOKです。わざわざ単語帳や単語シートなどを用意しなくても構いません。

読解用の問題集で実力長文の「問題慣れ」をしておく

昨今の英語の定期のでテストには、教科書の本文とは無関係の「実力長文」を出題する学校が増えました。もはや定期テストではなく、一部実力テストになっています…

この場合、本人のポテンシャル(国語力も含む)に依存し過ぎてしまい、狙って高得点を取らせることが塾としても難しいです。結局、地頭が良くてセンスのある子は対策しなくてもそこそこ取ります。逆に言えば、努力でしか点数を稼げない子には高い壁があるとも言えるわけです…

しかしそれでも、対策がゼロというわけではありません。

英語の実力長文に関して言えば、問題の形式慣れをすることで積み上がる点数が結構あるからです。特に、「答え方」のパターンを知る勉強が大事です。

・Did Miki play tennis?

という問いに対し、問題慣れしていない子はこう答えたりします。

・Yes,Miki did.
・No,I am.

これって、答え方の練習さえしておけば割と防げる失点です。

・YesかNoで答える時は代名詞(今回ならMikiを”she”に変える)
・Didで聞かれたら、didで答える

みたいに、問題への答え方の「型」みたいなものを習得させてあげれば、点数が上がる子は上がります。

中1や中2で英語長文を練習したいなら、以下の教材を試してみてください。おすすめです。

著:大岩 秀樹, 著:安河内 哲也
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理科で5をとるにはどうする?

次に、理科で5を取るためのおすすめの対策を紹介します。

「学校ワーク+2冊」は問題演習をつむ

理科は教科の性質上、とにかく演習問題を解きまくった方が伸びます。

少なくとも5を狙うような子なのですから、教科書などを読んで理解できないといった理解力の壁はクリアしていると思いますので。

目標としては、学校ワークとは別に問題集を2冊はやるようにしましょう。塾に行っている場合は、塾ワークが1冊はありますね。だから、もう1冊自分で何か問題集を用意すればOKです。

迷ったら、「教科書ワーク」でいいでしょう。レベル的にも、基礎標準レベルの問題集を3冊回して欲しいです。

文理
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このぐらい問題集を回すと、パターン問題に気づけます。違った角度から聞かれたりしても対応できるようになります。

問題集を複数回しているので、1冊目の問題集に載っていなかった問題にも接触でき、経験値が貯まります。理科はこの経験値がモノを言います。

一気に「入試過去問レベル」まで仕上げに行く

基礎標準レベルの問題が固まったら、一気にレベルを上げて対策しましょう。

具体的には、公立高校の理科の入試問題をテスト範囲の単元に絞って演習するのが一番おすすめです。

理科は英数国と違い、単元学習さえ終われば、入試問題レベルでも事実上溶けてしまう教科です。だから、基礎固めが済んだらそのまま入試問題にぶつかればOKです。

この場合、「全国高校入試問題正解理科 分野別問題集」を購入してください。分野別になっているので、テスト範囲の単元のところだけを演習できます。一度買えば、3年間使い続けられるのでコスパも抜群です。

社会で5をとるにはどうする?

最後に、社会で5を取る方法について解説します。

教科書や参考書を読む時間の割合を増やす

社会で高得点を取るには、コツがあります。

まず、80点ぐらいから伸び悩む生徒がしているダメな勉強法を先に紹介するろ「問題集ローラー作戦」です。正直、理科と違って社会は大量の問題演習では90点以上の高得点に乗せるのは難しいです。

なぜなら、「知識を点のまましか捉えておらず、点と点が線で結ばれていない状態から抜けられないから」です。

社会という教科は、知識を暗記する教科ではないです。知識と知識を関連ずけ、因果関係を説明することができるかを聞いてきます。

なぜ源頼朝は鎌倉という場所に鎌倉幕府を作ったか?なぜ聖徳太子は遣隋使を派遣しようと考えたのか?

このような因果関係を聞くタイプの問題が最近の主流で、用語のクソ暗記では積み上がる点数に限界があるのです。

だからこそ、教科書や参考書などテキストを読み込む時間を増やしてください。問題集は程々にして、参考書を読みまくり「なぜそうなのか?」を自問自答する深い勉強時間をいかに過ごせたかがポイントです。

参考書に関しては、ニューコースが一番読みやすくておすすめです。

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学校プリントを隅々まで暗記する

社会のテストは、他教科に比べて出題する先生の癖が出やすいです。

定期テストの場合、学校の先生は自分の作ったプリントから知識を出題する傾向があります。この場合、教科書や参考書だけの学習だと対応できません。

その先生がプリントで扱った内容そのものを覚えておく必要があるからです。

上位層は、テキスト学習やワークの暗記が終わったら、仕上げに学校の先生のプリントを隅々まで読み込み、暗記しましょう。特に、ワークに載っていないけど先生のプリントには載っている知識はクサイです。

あとは、資料問題が好きな先生であれば、プリントに載っている資料や図表も研究しましょう。これが出来ると、マニアック問題まで取り切れるので、90点オーバーの可能性が一気に上がります。

総括:中学の通知表で5をとるにはどうする?成績5を取る方法まとめ

最後に、本記事のまとめを残しておきます。

全体概要

  • 通知表で「5」を取れる生徒は学年全体の約12%(東京都データより)。
  • 評価基準は以下の3項目:
    1. 知識・技能
    2. 思考・判断・表現
    3. 主体的に学習に取り組む態度(最重要)
  • 定期テストで85点以上(理想は90点超)を取ることが必要。
  • 「主体的に学習に取り組む態度」がAでないと「5」がつかないことが多い。

国語で5を取る方法

  1. 漢字と文法:学校ワークを全暗記し、満点を狙う。
  2. 古典対策:本文を丸暗記し、プリントや国語便覧も細かく暗記する。
  3. 現代文:教科書の本文を読み込み、前日の夜には再読する。

数学で5を取る方法

  1. 基礎標準問題:学校ワークや塾の問題集で基礎を固め、正答率100%を目指す。
  2. 応用問題:「半分」を正解し、難問は潔く捨てる。
  3. 見直し:ラスト5〜10分は計算ミス防止のために見直し時間に充てる。

英語で5を取る方法

  1. 英単語:新出単語を完璧に暗記し、スペルも含めて失点しない。
  2. 和文英訳:教科書の本文を和文英訳できるレベルまで仕上げる。
  3. 長文対策:読解の「型」を習得し、答え方のパターンを練習する。

理科で5を取る方法

  1. 問題演習:学校ワーク+2冊の問題集を回し、基礎・標準問題を固める。
  2. 過去問対策:入試過去問(分野別)で応用問題の実力をつける。

社会で5を取る方法

  1. 教科書・参考書:点と点の知識を関連づけ、因果関係を深く理解する。
  2. 学校プリント:プリントを隅々まで暗記し、先生の出題傾向に対応する。
  3. 資料問題:図表や資料をしっかり研究し、応用問題に対応する。

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