努力できない自分が嫌い…

頑張らなきゃいけないって分かっているのに頑張れない自分に対し、どこか嫌気がさしてしまうことってないでしょうか?

努力できないことが何回か続くと、自己嫌悪に陥りやすくなりますよね。

でも、努力できない自分が嫌いなんて思う必要はありません。

本記事では、「努力でできない自分が嫌いと思はなくてもいい理由」を解説します。この記事を読めば、そもそもの努力についての考え方が変わってきます。

努力できない自分が嫌いと思った時に考えること

努力できない自分が嫌い…

こんな風に自己嫌悪に陥ってしまった時、まずあなたに考えて欲しいことがあります。以下を読めば、ある意味吹っ切れます。

努力しないと成果が出ないことをなぜやってる?

努力ができない…と悩んでいる人に一番最初に聞きたいことがあります。

「そもそも論、努力しないと成果が出せないようなことをなぜやってるの?」

いや、決して煽っているわけではありません。至って本質的な質問をしているつもりです。

そもそも人間には、向き不向きがあります。好き嫌いだってあります。得意不得意だって当然あります。それらは遺伝的要因によって決まり、各々強みや弱みが違うのが人間です。

だから、自分の強みが活かせる領域であれば、そもそも少ない量力で成果を出すことができますよね。その逆は地獄です。

絵が好きで得意な人は、絵を描くのに対して努力なんていらないです。プロの世界を目指して、得意な人の中でトップを極めるとかなら別ですが、学校の美術の授業なら努力とかいらないですよね?

自分の場合は、文章を書くのが得意です。だから、こうやってブログ記事を更新することは全くしんどくもない。むしろ楽しいすらあるし、努力してるなんて感じたこともない。

何が言いたいかって言うと、そもそも人間は努力しまくらないと何とかならないことに時間使ってる場合じゃないのでは?って話です。

自分の強みが活かせない領域なんて、多少努力したって「悪い→ちょっと悪い」にレベルアップする程度のこと。自己満足以外、そこにほとんど意味なんてなくないですか?

成果が出ない理由は努力不足ではなく能力不足の可能性

努力できない自分が嫌いと思っているあなたにもう1つ聞きたい。

「仮に努力したら、本当に望むような結果が出ると確信できているの?努力しても結果が出ない確率の方が高いのでは?」


この質問、かなり失礼かつ残酷であることは百も承知です。

でも、問題の本質的な部分でもあるので、どうか冷静になって考えて欲しいところではあります。

もし、努力してもしなくても結果にそこまで大きな影響がないのであれば、そもそも論として努力する意味ってあります?

その場合って、問題解決できない理由が努力不足ではなく能力不足にあるわけなので、シンプルに解決できない問題を抱えているだけってケースもあります。そして、大半の人はそのことに気付いているのでは?と思うわけです。

人間、自分の能力ぐらい、良くも悪くも分かっているはずです。努力すれば何とかなると心の底から思えているのなら、努力しているんじゃないでしょうか?

努力していないってことは、精神的な弱さとかそう言うことじゃなくて、努力したとしても効果がない(もしくはたかが知れてる)と内心自覚しているからではないでしょうか。

でも、己の能力不足を認めるのは嫌。努力さえすれば何とかなるかも知れないと信じていたい。

上手くいっていない原因は能力不足ではなく努力不足にあると信じていたい。自分は雑魚じゃないと思い込みたい…

そんな自分の都合を、内心では自分自身も分かっているのでは?って話です。

努力は目的ではなく手段にすぎない

努力ができない自分を嫌いになってしまう人は、努力そのものを神格化しすぎているかも知れないです。

努力することそのものが目的になっている可能性があります。

しかし言うまでもなく、努力は目標達成のための手段であって目的ではないです。そう言う意味では、手段の1つに過ぎないとも言えるわけです。

もちろん、努力が”必要条件”ってケースは少なからずあります。

例えば勉強がいい例です。いかに才能があったとしても、英単語を生まれた瞬間から覚えている子供なんているわけない。そう言う意味では、単語帳を何往復もして覚える的な努力は絶対必要です。

でも、そうじゃないケースだってある。

努力しなくても上手く行く人がいる一方、自分だけは努力しても上手く行かないみたいなケースはその可能性大です。

露骨に能力格差が開いているのがそもそもの問題で、努力ごときでその能力不足(格差)を埋めれるのか?って問題もあります。

この場合は、最初に設定している目標が不適切だと思って原点に立ち返った方がいい。努力不足に課題設定をするのではなく、実現不可能な目標を設定している可能性を疑う方が健全です。

努力できない自分が嫌い:おすすめ対処法

ここまでは、努力できない自分が嫌いと思った人に考えて欲しいことを3つ紹介しました。

ここからは、努力できない自分が嫌いと思った時の対処法(考え方)について解説していきます。

努力が最小でも成果が出せそうな領域を選ぶ

まず大前提として、努力しないと成果が出せそうもないようなことをしないってのが大事です。

もちろん、それでもやらなきゃいけないって時はあるけれど、そう言う時が例外で、原則はそうじゃなくてもいいはず。

・最小の労力でそこそこの結果が出る領域を探す

まず最初は、そんなジャンルを選ぶことが大事です。大人であれば、職業選択の自由があるので、あなたの行動次第です。

子供の場合、本当に親の資質が問われると言う点では、残念ながら親ガチャ要素は拭えない。明らかに勉強の素質がない子に、能力を飛び越えた結果を求めて追い込まれてる子も大勢いますからね…

しかし、努力しないといけない領域は、本当の意味で強みを活かせる領域ではないはずです。

勉強でもそうだけど、多少無理矢理でも勉強させたら一瞬点数が上がります。でも、本質的に頭が良くない場合は、どこかで詰みます。まして、大人になってから知能労働させるのは厳しいのが現実です。

どのみち、人は自分の得意なところでしか戦っていけないのですから、最初から得意なことに振り切った方がトータルで成功角度は高いです。

努力しようとしない:挑戦を切り替えるのが賢い選択

何かを目指して頑張ろうと思い、実際に多少は頑張ったとします。でも、それでも成果が出ないことって結構ありますよね。

この場合、考えることは2つです。

①努力が足りない(=もっと頑張れば上手く行く)
②向いてない(=努力を継続しても上手く行くか微妙。)


こう言う局面は、引き際がすごく大事です。

あまりに損切りが早すぎるのも考えものですが、いつまでもしがみつくのも時間を無駄にしています。

まあでもね、大抵の場合は「②向いていない」ですよ。

上手く行く時って、何だかんだで最初から上手く行きそうな予兆ありますから。勉強だって、センスある子とない子は初手の反応が全然違うものです。

だからこそ大事なことは、「挑戦を切り替えること」です。

これも、ブルーロックの中にあった名言の1つです。ブルーロックで絵心は、こう発言しています。

予定していた作戦が失敗しようとも 思い通りの道筋じゃなくても
目的を見失わなければ その状況は新たな挑戦になる

そもそも人間は、幸せになるために生きているんですよね?

努力するために生きてるわけじゃない。苦しむために生きてるわけでもない。

であれば、最初に自分が取り組もうと決めた内容が、あまりに自分に合わないと思ったのであれば、挑戦を切り換えることは悪じゃない。

大事なことは、「目的を見失わないこと」です。

“痩せたい”って思ったとして、食事制限があまりにしんどいのであれば、運動量を増やす方向に挑戦を切り替えたって別に逃げじゃない。手段は1つじゃない。

話は変わりますが、人生で大事なことはブルーロックでかなり学べます。読んだことない人、絶対読んで欲しいです。笑

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総括:努力できない自分が嫌いと思った時に考えることまとめ

最後に、本記事のまとめを残しておきます。

努力できない自分が嫌いと思った時に考えること

  1. 努力しないと成果が出ないことをなぜやっているのかを考える
    • 人には得意不得意があるため、自分の強みを活かせる領域を選ぶべき。
    • 努力を大量に必要とすることは、自分に合っていない可能性が高い。
  2. 成果が出ない原因は努力不足ではなく能力不足の可能性を考える
    • 努力しても結果が出ないことが多い場合、原因は能力不足かもしれない。
    • 努力しても効果がないと感じているなら、その目標が不適切である可能性が高い。
  3. 努力は目的ではなく、目標達成の手段にすぎない
    • 努力そのものを神格化せず、目標に到達するための1つの手段と捉える。
    • 努力で結果が出ない場合は、目標そのものの再設定が必要。

努力できない自分が嫌いと思った時の対処法

  1. 努力が最小限でも成果が出る領域を選ぶ
    • 自分の強みを活かせる分野を探し、そこで努力を最小化しても結果が出る選択をする。
  2. 挑戦を切り替えることを恐れない
    • 現在の挑戦で成果が出ない場合は、目的を見失わない範囲で手段や挑戦する内容を切り替える。
    • 「向いていない」と感じたら、別の挑戦にシフトすることが賢明。
  3. 幸せを目的とする生き方を重視
    • 努力や苦しむことが目的ではなく、自分に合った方法で幸せを追求することが大切。
    • 幸せになるための努力を選択する。