芝浦工業大学は近年、理系受験生の間で爆発的に人気が高まっています。

かつては「四工大の一角」として一定の評価を受けていたものの、現在ではMARCHレベルに匹敵する実力を持つ大学として注目されています。

「なぜ芝浦工業大学はここまで人気なのか?」
「偏差値が上がったって本当?」
「入試の難易度はどれくらい?」


この記事では、芝浦工業大学の人気の理由から偏差値・難易度まで、最新データをもとに徹底的に解説します。受験を考えている方、進学先を迷っている方は必見です!

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芝浦工業大学はなぜ人気?理由や魅力を徹底解説

芝浦工業大学がなぜここまで人気を集めているのか、その秘密を多角的に解説していきます。立地・学部構成、就職実績、研究力など、あらゆる観点から「芝浦工大」の実態に迫ります。

芝浦工業大学の偏差値一覧|学部別に詳しく紹介

芝浦工業大学の2025年度予想偏差値(河合塾提供)は、50.0〜60.0の範囲に集中しており、理系私立大学の中でも高水準に位置します。中でも建築学部や情報系学科は偏差値が60.0に達し、MARCH理工系に近づく実力を備えています。以下に最新の学部別偏差値を一覧表で紹介します。

学部名偏差値レンジ
工学部50.0〜60.0
デザイン工学部50.0〜57.5
建築学部55.0〜60.0
システム理工学部50.0〜57.5

さらに、共通テスト得点率の目安も75%〜85%と高水準で、基礎学力の定着が重要とされる入試傾向です。芝浦工大は「難関ではないが、確実に勉強が必要」な大学であり、理系志望者にとってはハードルとやりがいのバランスがとれた志望先と言えるでしょう。

四工大の中でなぜ芝浦工業大学が頭ひとつ抜けているのか

芝浦工業大学は、いわゆる「四工大」(芝浦工大・東京都市大・東京電機大・工学院大)の中で最も高い人気と実績を誇ります。以下に四工大の比較をまとめました。

大学名主な特徴・強み
芝浦工業大学偏差値・就職率ともに四工大トップ。スーパーグローバル大学認定。
東京都市大学環境・建築分野に強み。建築系志望者に人気。
東京電機大学情報通信・エレクトロニクス分野に強く、実学志向。
工学院大学工学全般を網羅するが、実務教育に重点。

芝浦工業大学は、偏差値・就職率の高さに加え、スーパーグローバル大学認定校という国際的な評価も得ており、他の三校と比べてバランス良く強みを持っています。

就職実績、研究力、国際化の3拍子が揃っている点が、芝浦工業大学を「四工大のエース」と呼ばれる所以です。受験生からの志望熱も年々上昇しており、その地位は盤石となりつつあります。

芝浦工業大学の基本情報|立地・キャンパス・特徴

芝浦工業大学には、豊洲キャンパス(東京都江東区)と大宮キャンパス(埼玉県さいたま市見沼区)の2拠点があります。それぞれに異なる特色があり、学年や学科によって利用するキャンパスが分かれています。以下の表で主な違いを整理してみましょう。

キャンパス所在地主な対象学生特徴
豊洲キャンパス東京都江東区建築学部全学年、工学部3・4年生都市型・最新設備・企業連携も活発
大宮キャンパス埼玉県さいたま市工学部1・2年生、他一部学科郊外型・自然環境・基礎学力の定着に集中可能

芝浦工業大学は理工系単科大学として文系学部を持たず、工学・建築・システム理工・デザイン工学に特化した教育体制が整備されています。

理系専門大学ならではの濃密な学びが魅力で、都市の利便性と郊外の落ち着いた学習環境を両立させたキャンパス展開は、理系志望者から高い支持を得ています。

スーパーグローバル大学に選ばれた実績

芝浦工業大学は、文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援」事業に採択された、数少ない私立理系大学のひとつです。

この制度は、世界で活躍できるグローバル人材の育成を目的とし、大学の国際化推進に対して国が支援を行うものです。芝浦工大では、英語による専門授業の実施、国際プログラムの充実、さらには海外インターンシップや交換留学制度など、幅広い国際経験を積める環境が整っています。

特に、授業の一部がオールイングリッシュで提供されるため、自然に実践的な英語力を養うことができます。また、キャンパス内には多様な国籍の留学生が在籍しており、異文化交流が日常的に行われる点も特徴です。グローバル志向の理系学生にとって、芝浦工業大学は非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

芝浦工業大学の就職率が高い理由|大手企業実績も紹介

芝浦工業大学は、理系私立大学の中でもトップクラスの就職実績を誇ります。特に大手メーカー、インフラ、IT企業への就職に強く、就職率も非常に高い水準です。以下に、2023年度の卒業生の主な就職先を学部別にまとめました。

学部主な就職先
工学部トヨタ自動車、本田技研工業、日本電気(NEC)、三菱電機、富士電機、日立製作所、SUBARU、東海旅客鉄道、KDDI、NTTドコモ など
システム理工学部日本電気(NEC)、三菱電機、LINEヤフー、本田技研工業、東京エレクトロン、日産自動車、東京都庁、大和ハウス工業、ソフトバンク など
デザイン工学部本田技研工業、野村総合研究所、NTTデータグループ、キヤノンマーケティングジャパン など
建築学部鹿島建設、清水建設、パナソニックホームズ、一条工務店、東京都庁 など

特に工学部は、自動車、電機、インフラ関連大手に強く、建築学部はスーパーゼネコンへの就職実績が豊富です。こうした実績が、芝浦工大の就職力の高さを裏付けています。

研究力の高さ|科研費・共同研究で国立大レベルを誇る実績

芝浦工業大学は、研究力の高さでも他大学と一線を画しています。特に工学系・情報系分野における科研費(科学研究費補助金)の採択数は、私立大学の中でもトップクラスを誇り、国立大学に匹敵する水準です。

さらに、企業との共同研究にも積極的で、共同研究件数では私立大学中5位以内にランクイン。分野別では、ロボティクス、情報通信、環境エネルギーといった成長領域で多くの実績を上げています。

こうした実践的な研究活動は、学生にとっても企業の最前線技術に触れるチャンスとなり、卒業後の即戦力としての活躍を後押ししています。芝浦工大は「学び」と「実社会」を強く結びつける大学と言えるでしょう。

芝浦工業大学はなぜ人気?偏差値は上がった?難易度・評判

ここからは芝浦工業大学の「偏差値推移」「入試難易度」「MARCHとの比較」など、人気上昇の背景にある“学力レベルの変化”について詳しく掘り下げます。

芝浦工業大学の偏差値推移|ここ10年で上昇したのか

芝浦工業大学の偏差値は、過去10年で着実に上昇傾向を示しています。かつては偏差値47.5~55.0程度に位置する学科が多かったものの、現在では工学部・建築学部などで50.0〜60.0の水準に達しています。

特に、情報工学系や建築学系の人気が高まり、これらの学科では偏差値60.0に到達するケースも見られます。この上昇の背景には、スーパーグローバル大学認定による国際ブランド力の強化や、圧倒的な就職実績の向上が挙げられます。


理系私立大学としてはトップクラスの位置づけとなり、今後も偏差値の高止まり、あるいは更なる上昇が期待されるでしょう。

芝浦工業大学はMARCHレベルに近づいたのか

結論として、芝浦工業大学は「MARCH理工系」とかなり近いレベルに達しつつあります。

偏差値の比較では、明治大学理工学部や中央大学理工学部に次ぐ水準となっており、特に情報工学や建築学科ではMARCH下位〜中位に相当すると見なされるケースが増えています。

さらに、就職実績においても目覚ましい成果を上げており、有名企業就職率は32.8%と高水準です。自動車メーカー、スーパーゼネコン、鉄道会社などへの就職では、MARCHを上回る分野も存在します。知名度やブランドイメージでは依然としてMARCHが優位ですが、実力面や「出口(就職)」の観点では、芝浦工業大学も十分に肩を並べる存在になってきています。

芝浦工業大学の難易度はどれくらい?受験対策ポイント

芝浦工業大学の入試難易度は、私立理工系大学の中でも高めに位置します。

主な受験方式は「一般入試」「総合型選抜(AO入試)」「学校推薦型選抜(推薦入試)」の3つがあり、特に一般入試では高い数学・理科の基礎力が求められます。一般入試の前期・後期・統一入試では、時間内に正確な処理力を問う問題が多く、共通テスト利用入試でも得点率80%前後が合格の目安です。

総合型選抜や推薦入試では、学力に加えて志望動機書や面接、プレゼンテーション能力が重視されるため、表現力や論理的思考力も必要です。どの方式でも共通する対策は、理系基礎科目の確実な定着と、自分の強みを的確に伝えられる準備をすることにあります。

口コミ・在学生のリアルな評判

芝浦工業大学に通う在校生や卒業生からは、総じてポジティブな口コミが多く寄せられています。特に目立つ声としては、「授業は厳しいが、その分専門性が高く成長できる」という意見です。

理工系に特化したカリキュラムはハードながら、社会で通用する実力が身につくと好評です。また、「キャリアセンターのサポートが手厚く、大手企業に就職できた」との声も多く、就職活動において強いバックアップが受けられる点が高評価を得ています。

キャンパス面では「豊洲キャンパスの設備は綺麗でモチベーションが上がる」「大宮キャンパスはやや田舎だが勉強に集中できる」と、立地による違いもリアルに語られています。加えて、「理系単科だからこそ、同じ志を持つ仲間と深く繋がれる」という意見も目立ち、学びの環境に対する満足度は非常に高いことが分かります。

総括:芝浦工業大学はなぜ人気?偏差値上がった?まとめ

最後に、本記事のまとめを残しておきます。

  • 理系私大トップクラスの偏差値
    • 2025年度偏差値は50.0~60.0(情報系・建築系は60.0)
    • 共通テスト得点率は75%~85%と高水準
  • 四工大の中で突出した存在
    • 就職・偏差値・国際化で頭ひとつ抜けている
    • スーパーグローバル大学にも認定
  • キャンパス構成が明快で学びやすい
    • 豊洲キャンパス(3・4年生・建築系):都市型・最新設備
    • 大宮キャンパス(1・2年生):郊外型で学習に集中できる
  • グローバル対応力が高い
    • 英語での専門授業、留学制度、海外インターンが充実
    • 留学生との異文化交流も盛ん
  • 就職実績が非常に優秀
    • トヨタ・NEC・清水建設・KDDIなど大手への就職が多数
    • 有名企業就職率32.8%(理工系大学7位:東洋経済調べ)
  • 研究力も国立大並みの水準
    • 科研費採択数が高く、企業との共同研究も多数実施
  • MARCH理工系と同等レベルに接近中
    • 特に情報・建築系では偏差値や就職でMARCHと競合
  • 入試難易度も高めで本格派
    • 数学・理科で高得点が必要、共通テスト利用入試も80%目安
    • AO・推薦では志望動機やプレゼン力も重視
  • 在学生の満足度も高い
    • 「授業は厳しいが成長できる」「就職サポートが手厚い」
    • 「理系仲間と高め合える」「キャンパスの雰囲気も良好」
  • 芝浦工業大学に向いている人
    • 実践的な理系教育に積極的な人、実学志向の強い人に最適

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