中学生の社会の問題集で何がおすすめなのか気になりませんか?
中学生用の社会科の問題集はかなり数があり、本屋さんに行ってもかなり迷われる人が多いのではないか?と思います。
本記事では、中学生を実際に指導している塾長の私が、「中学生におすすめ社会問題集」を紹介していきます。
地理・歴史・公民と3分野に分けて、それぞれおすすめ問題集を紹介していきます。
中学生社会おすすめ問題集ランキング:地理
まず最初に、社会科の中でも「地理」でおすすめの問題集を紹介していきます。
地理は図表読み取りなども多く、苦手な子が多い教科です。しっかり演習しておかないと、高校受験の問題は中々に手強いです。
では、地理でおすすめの問題集を紹介していきます。
できた!中学社会 地理

中学の社会で一番オススメの地理問題集は「できた!中学社会」の地理です。
公文出版が出している問題集なので間違えないのですが、基礎基本の問題がとにかくしっかり収録されているのがいいです。
市販の問題集の中では、基礎固めを行う上ではピカイチの問題集なのでは?と個人的には思っています。
カラーで見やすいデザインになっていますし、地図をたくさん使っているのでビジュアル的にも非常に理解しやすいのが特徴的です。
できた!シリーズの地理は上・下と別れています。上は中1、下は中2の範囲に該当します。学年に応じて必要な問題集を購入しましょう。
教科書ワーク 地理
2冊目にオススメなのが「教科書ワーク 地理」です。
地理の教科書というのは、出版社ごとに内容が若干異なります。地理でよく出る資料問題で使用されているデータも、教科書ごとに異なります。
そのため、教科書準拠ではない地理問題集の資料問題というのが、完全に定期テスト対策に則しているとは思えません。
しかし、教科書ワークの地理は教科書別にワークが販売されています。あなたの学校で使用している教科書に準拠しているワークなら、そのまま定期テスト対策に直結します。
基礎固めを学校ワークで完璧にしておき、追加の問題集として教科書ワークを選択する戦略は結構オススメです。
以下、出版社別の販売先リンクです。
中学 地理 標準問題集
地理に特化した問題集の中で、標準〜応用レベルの問題を収録している問題集で一番オススメなのが「標準問題集」です。
正直ニューコースと迷うのですが、個人的には扱っている問題のチョイス的に実力問題集の方が良問が多いと思っています。
学校準拠のワークが全て終わってしまったという人は、標準問題集などで幅広い地理の問題に触れておくことをおすすめします。
受験対策の入り口としても十分に機能する最高の問題集です。
高校入試 実力メキメキ合格ノート 中学地理
次に、高校入試対策でオススメしたい地理に特化した問題集が「高校入試 実力メキメキ合格ノート」です。
これは、地理のノートまとめ的な教材です。
一般的に、中学生の勉強法でノートまとめは「悪」とされています。学生が自分でノートまとめをしても、抜け漏れが多く間違った知識のまままとめることも多いからです。
ただ、市販されているテキストを書き写すタイプのまとめノートは別。
これなら、自分でまとめるというより、「賢い人がまとめたものを自分で改めて書いてみる」という学習になり、知識が正しく身につきます。
高校受験前に頭の中を整理整頓する目的で使ってほしいです。
中学生社会おすすめ問題集ランキング:歴史
次に、中学歴史の中でオススメの問題集を紹介していきます。
歴史は参考書できちんと用語や概念を把握して仕舞えば、そこまで問題演習をしなくても点数が上がる分野です。
ただ、問題を解かないとよく出る論点がわからないので、必ず問題演習をこなすようにしてほしいと思います。
ニューコース問題集 歴史
歴史の総合問題集で自分の中で一番オススメなのが「ニューコース」です。
標準問題集もいいのですが、扱っている問題の中で「年代順に並べ替える」的な問題の質がニューコースの方がいいな?というのが決め手です。
他にも、用語を聞くだけでなく、正誤問題をきちんと用意してくれているのもいいです。
なお、ニューコース歴史は定期テスト対策というより受験期にやって欲しい問題集です。年代別に区切っているので、計画的に進められるのも魅力の1つです。
中学定期テスト 得点アップ問題集 中学歴史
2冊目にオススメの歴史問題集が「中学定期テスト 得点アップ問題集」です。
その名の通り、定期テストに特化している問題集です。
地理の場合、教科書によってかなり扱っているデータが違うので準拠ワークを使うべきですが、歴史はそこまで教科書の違いの影響を受けません。
ゆえに、準拠ワークでなくとも定期テストに特化している問題集を選べばOKです。
この問題集は、出題形式もそのまんま中学校の定期テストっぽい感じで、すごくいいです。塾ワークに作りが近くて、塾人である自分はどうしてもオススメしたくなってしまう1冊です。
中学歴史 ハイクラステスト
3冊目にオススメなのが、「ハイクラストテスト」です。
ハイクラステストは、名前にハイクラスと書いてありますが、内容的には極めて標準的な問題です。そして、極めて質が高い問題が多いです。
そして何より、問題数が豊富に用意されているのが最大の魅力です。
問題数が多いので、色んなタイプの聞かれ方に慣れることができるのがメリットです。社会が得意な生徒はサクサク問題が倒せて気持ちいです。
中学生社会おすすめ問題集ランキング:公民
次に、公民でオススメできる問題集について紹介します。
公民でオススメの問題集は以下の通りです。
できた!中学社会 公民
公民の1冊目のおすすめ問題集は「できた!中学社会 公民」です。
地理でも紹介した、公文出版が出している基礎固め用の問題集の鉄板です。
正直、公民は地歴に比べて基礎基本問題の徹底で入試本番満点が狙えてしまえる科目です。逆に言えば、基礎基本に全振りしているような問題集がアタリってことになります。
その観点から、公文出版の「できた!中学社会 公民」は本当に神。めちゃくちゃいい問題集です。
定期テスト対策にも受験対策にもどちらにも役立ちます。
ニューコース問題集 公民
続いておすすめしたいのが、「ニューコース問題集 公民」です。
ニューコースシリーズが出しているので間違いない問題集です。無難に王道を攻めている感じで、どんな生徒がこなしても一定の効果が期待できる問題集です。
中3生は普段の定期テスト対策や、実力テスト対策で使いまくって欲しいです。
受験対策だともうワンランク上の問題集がいいと思いますが、普段使いの問題集であれば完全にバイブル的な存在です。
公文の基礎固めが簡単すぎるって人は、いきなりニューコースあたりから攻めてもいいでしょう。
実力アップ問題集 中学公民
3つ目にオススメなのが、「実力アップ問題集 公民」です。
このシリーズの問題集は昔からいいのですが、とにかく定期テストに似ている問題が多いな〜という印象です。
昔は「くわしくわかる」というタイトルでしたが、最近はかっこいいネーミングにチェンジされました。ただ、中身はあまり変わっておらず「深掘りされた内容」がちゃんと掲載されていると感じます。
公民の問題集って知識ばかりになりがちですが、考える系の問題もいくつか入っていてグッドだと思います。
学校ワークをやり切った後に、少し物足りない人がやるといいと思います。
問題数は公文の方が多いのですが、実力アップ問題集の方がやや難易度が高いと思います。
中学生向き社会おすすめ問題集が分かった後に:関連情報
ここまでは、中学生におすすめしたい社会問題集を分野別に紹介してきました。ここからはおすすめ問題集に関連する情報をお伝えします。
社会の勉強の落とし穴:問題集ばかり解くのは危険
社会を勉強するために、必死に色々な問題集を探す人は多いです。問題をたくさん解けば成績が上がると思っているからでしょう。
しかし、社会という教科は問題演習で伸びる教科ではありません。
社会という教科は、どちらかというと参考書を穴が開くまで読み込んでいる人の方が点数が高いです。知識と知識の関連性を意識した勉強ができているので、問題をクソ暗記せずに済むからです。
そのため、親御さんがお子さんのためにやってあげることとして優先順位の高いことは、問題集を買い与えて無理やりやらせることではありません。
参考書を買ってあげて、一緒に読んで理解度を試してあげることです。
特に地理に関しては、長く生きている大人の方が生きた知識を持っており、子供にあれこれ体験談を用いながら話をしてあげることができます。
子供が参考書を読まなくても、あなたが読んで、そこで吸収した知識を子供に話してあげたらいいと思います。問題集だけ買い与えてあとは放置プレイって人に比べて、どれだけ立派な親御さんかって話です。
社会の参考書で自信を持ってオススメできるのが「ニューコース」です。塾の中にも置いてありますが、読みやすいので中学生に大人気です。保護者さんが読んでも、結構勉強になりますよ!
受験直前になったら全国高校入試問題正解以外はやらなくてOK
ここからは、受験社会のアドバイス。
高校受験の社会を解く上でどんな問題集がオススメか問われることがあります。ただ、自分の中では何年も前から答えが出ています。
・公立高校受験の過去問
これを片っ端から解き続けることで、受験生の学力は飛躍的に向上します。自塾の塾生でもそうやって点数を上げた子が何名もいます。
公立高校の過去問集ですが、「全国高校入試問題正解(分野別)」がオススメです。自分の県の過去問だけでなく、他県で出題された受験問題も全て網羅されています。
この問題集は、分野別になっているので、必要だと思う分野だけやるという使い方でもOKです。
地理は資料問題のオンパレードなので解くのは大変です。しかし、入試問題正解で資料系の問題に慣れておけば、本番でもビビらず冷静に対処できます。
歴史も年代別に並べ替える問題や、資料・地図から選ぶ問題が多くて超実践的です。入試問題なので当たり前なんですけど。
こう言った問題集で最後まで負荷をかけ続けることができれば、公立高校の社会で高得点(80点以上)を狙っていくことができます。
総括:【中学生】社会おすすめ問題集まとめ
最後に、本記事のまとめを残しておきます。
地理
- できた!中学社会 地理
- 公文出版の基礎固めに最適な問題集。
- カラーで見やすく、地図を多用したビジュアル重視の設計。
- 範囲別(上:中1、下:中2)で分かれている。
- 教科書ワーク 地理
- 教科書準拠のワークで定期テスト対策に最適。
- 出版社別に選べる。
- 中学 地理 標準問題集
- 標準〜応用レベルの問題を網羅。
- 定期テストの追加演習や受験対策の入り口に最適。
- 高校入試 実力メキメキ合格ノート 中学地理
- ノートまとめタイプの教材。
- 高校受験前に知識を整理整頓する目的でおすすめ。
歴史
- ニューコース問題集 歴史
- 年代順や正誤問題が充実。
- 定期テストよりも受験期に適した問題集。
- 中学定期テスト 得点アップ問題集 中学歴史
- 定期テストに特化。
- 出題形式が中学校のテストに似ている。
- 中学歴史 ハイクラステスト
- 標準的だが質の高い問題集。
- 問題数が豊富で、さまざまな出題形式に対応可能。
公民
- できた!中学社会 公民
- 基礎基本に特化。
- 定期テストや高校受験の両方に対応。
- ニューコース問題集 公民
- 無難で王道の問題集。
- 定期テストや実力テスト対策に最適。
- 実力アップ問題集 中学公民
- 定期テストに似た形式で、深掘りされた内容が特徴。
- 公民の基礎固めが終わった後の追加演習に適している。
社会の勉強に関するアドバイス
- 問題集ばかり解くのは危険
- 社会は参考書を読み込む方が効果的。
- 知識と関連性を意識した勉強が重要。
- 参考書を活用
- 「ニューコース参考書」が地理・歴史・公民それぞれでおすすめ。
- 保護者が参考書を読んで子どもに教えるのも有効。
- 受験直前対策
- 過去問演習が最優先。
- 「全国高校入試問題正解」が分野別に整理されており最適。
- 地理の資料問題
- 資料系問題に慣れるために過去問演習が必要。
- 歴史の実践力
- 年代別や資料・地図を活用した問題が多く、早期からの練習が有効。
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※市販教材でおすすめ教材を知りたい人には、以下におすすめ参考書・問題集をまとめた記事を掲載しておきます。
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