定期テストで450点取る生徒はすごいのでしょうか?
結論、ガチですごい生徒が多いです。
正直、昨今のテストは難化しており、昔のように450点を取るのは難しい時代になりました。そんな中、一部の猛者が450点オーバーの点数を取っています。
これは、本当にすごいことです。
本記事では、定期テスト450点がどれだけすごいのか&順位偏差値に関して解説していきます。また、450点を取るための具体的な方法についても解説します。
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定期テスト450点はすごい理由:偏差値や順位など
まず最初に、定期テスト450点がどれだけすごいことなのかを解説します。
450点以上取っている生徒が、ただただ気持ちよくなるだけの記事です。笑
定期テスト450点の学年順位
定期テストで450点ぐらい取ると、どのくらいの順位になるのでしょうか?
これは一概には言えませんが、自分の感覚ではこんな感じ。
・都心部:学年トップ10位
・地方:学年トップ5位
これはいろんな反論がありそうなのですが、自分の経験してきた話の中で語ればこんな感じでした。
まず、自塾は神戸市の都会エリアで塾をやっています。この辺りだと、テストにもよりますが450点オーバーだとトップ10位には入っています。テストの平均点が低い場合だと、430点とかでもトップ10位になることもあります。
一方、自分は岐阜の田舎出身でした。
このような田舎の地域だと、450点オーバーで学年トップ5位ぐらいに入れてしまいました。少し時代が昔なので参考になるか分かりませんが、田舎ってこんな感じではないか?と思います。
しかしいずれにせよ、学年の中で5%程度ぐらいの選ばれし者たちの領域であることは間違えないです。
定期テスト450点の生徒の偏差値
次に、定期テストで450点取るような生徒の偏差値について。
450点以上の生徒生徒の目安偏差値は、以下の通りです。
・偏差値65以上
正直、450点という情報だけだと偏差値にムラがあります。
簡単なテストで450点の時と、難しいときのテストで450点は意味が違います。当然ですが、それに応じて偏差値も変わってきます。
しかし、どのようなテストであったとしても、偏差値65ぐらいはあると思います。テストや地域によっては、450点以上なら偏差値70以上ってケースも別におかしな話ではありません。
このぐらいの偏差値であれば、その地域では間違えなくトップ校に進学できる器の生徒だと言えるでしょう。
定期テスト450点のすごい生徒の特徴まとめ

ここまでは、客観的な数値(順位やデータ)から450点の生徒がいかに優秀ですごいかを解説してきました。
ここからは、定期テストで450点以上の点数を取る生徒の特徴をいくつか紹介していきます。
完璧なるオールラウンダータイプ
まず、450点以上の得点ができるタイプには共通項があります。
・オールラウンダー
これです。
450点以上の得点を取ろうとすると、1教科突破型では無理です。バランスよく全教科をこなすタイプじゃないと、450点には届かないです。
苦手教科が1個でもあると、450点の壁は極めて厚いです。
そういう意味では、450点を取る子は本当に苦手教科を作っていません。どの教科も高い水準で仕上げられてしまうのです。
地頭が良くないと、こうはなりません。
遺伝要因に左右されやすい数学が得意
450点取れる子と取れない子の差は何か?
教科レベルで言えば、「数学ができるかどうか」が極めて重要です。
数学という教科は、すべての教科の中で最も遺伝要因の影響が大きい教科です。正直、努力だけでは得意にはなりません。生まれ持ってした才能に恵まれていないと、数学は得意にはなれません。
このことは、慶應大学の教授なども本にしています。
つまり、450点を取る上では、少なからず遺伝要因で勝利条件を満たしていないと難しいということ。
なのでまあ、選ばれし者たちの世界と言えるわけです。
ミスをしない:大人っぽい証拠
450点を取れる子は、単に賢い子ではありません。
正直、賢いだけの子ならまあいっぱいいるんですよ。
でも、450点以上取ろうとすると、もう一つ満たさなければいけない条件があります。
・ミスをしない
これです。
正直、高得点を安定して取ることの難しさって、ミスをせずに帰ってくるところにあるんですよね。
ミスしなければ450点いっていた…的な生徒って実際います。でも、この子達450点いかないです。
なぜなら、絶対にミスをするからです。
正直、子供はまだまだ幼いので、ミスををしてしまうのが普通です。
しかし、450点以上取る子は本当にミスが少ない。大人っぽくて落ち着いていないと、なかなか中学生でここまで安定感を出せないです。
とにかく精神年齢が高いのが特徴です。
定期テストで450点取る方法

最後に、定期テストで450点の点数を取る方法をお伝えします。
具体的なステップは以下の通りです。
学校ワークや学校プリントを完璧に仕上げる
上位層とは言え、定期テストで特別な対策など不要です。
やることは、学校配布の教材をしっかり仕上げていくだけです。450点取る生徒は、その完成度(当たり前の基準)がとにかく高いだけです。
この層に求められているのは、とにかく「完成度」です。
やる教材が同じだとしても、読み込み、理解、暗記などをすべて高水準でやり切るだけ。どこを突かれても、どの視点から聞かれても、必ず答えられるようにしてください。
本当に、完璧の水準が上がれば450点なんていけます。
残った時間で応用問題の爆解き
正直なところ、基礎基本の徹底さえしておけば、450点なんて簡単に取れます。
ただ、昨今のテストはやはり難しい問題も多いです。
特に数学などは「実力問題」的な感じで、ワークなどに載っていない応用問題を出してくる学校もおいです。英語も「実力長文」と言って、範囲外から初見の長文を出すところもありますからね…
そこで、少しは難しい問題集をやっておくに越したことはないです。以下に、おすすめの問題集を載せておきます。
この辺りの問題集で演習をつんで、学校レベルよりも高い水準の力をつけてテストに望みましょう。
こうすることで、高校受験に向けての実力も身に付きます。
総括:定期テスト450点はすごいと断言できる理由まとめ
最後に、本記事のまとめを残しておきます。
定期テスト450点はすごい理由の要約
- 定期テスト450点の学年順位
- 都心部:学年トップ10位。
- 地方:学年トップ5位。
- 学年の上位5%程度の選ばれし者の領域。
- 偏差値の目安
- 偏差値65以上。
- 簡単なテストの場合、偏差値65程度。
- 難しいテストの場合、偏差値70以上も可能。
- 地域トップ校進学が可能な学力。
定期テスト450点を取る生徒の特徴
- オールラウンダータイプ
- 全教科をバランス良くこなし、苦手教科がない。
- 苦手教科があると450点に届かない。
- 数学が得意
- 数学は遺伝要因の影響が大きい。
- 努力だけではなく、才能も重要。
- ミスをしない
- 精神年齢が高く、落ち着いている。
- テストでのミスが少ない。
定期テストで450点を取る方法
- 学校ワークやプリントを完璧に仕上げる
- 学校配布の教材を徹底的に理解・暗記。
- 完成度を高めることで基礎を万全にする。
- 応用問題に挑戦
- 学校レベルを超えた問題集で演習。
- 数学や英語の実力問題対策を行う。
- 基礎基本の徹底
- 基礎を疎かにせず、確実に仕上げる。
- これだけで450点は目指せる。
- 応用力を養う
- 難易度の高い問題に慣れることで、テストでの得点力アップ。
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