高校受験の対策をする際に、「参考書はいらない」と言う人がいます。
ハッキリ言いますが、大間違いも大間違い。寝言は寝てから言ってほしいです。
いいですか、高校受験を乗り切る上で参考書はマストバイアイテムです。問題集を買い込むべき、まずは参考書を買い込んでください。
国語や数学ん関してはまだ参考書がいらないと言う理由は分かりますが、社会に関しては参考書をメインにした学習の方がワンチャン点が取れますからね。
テキストを読み込んで理解する操作が不足するから、多くの生徒は高得点が取れないのです。本記事では、高校受験における参考書学習の重要性を現役塾長の立場から解説します。
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高校受験に参考書はいらないわけがない!買うべき理由まとめ
高校受験は何となく問題集だけやっておけなばこなせそうな気がします。実際、それでこなした人がいるのも事実です。
しかし、その子達が受かったのはその子の地頭の範囲内で何とかなる高校を受験したからです。もしこれが上位校に受かると言う話なら、参考書なしで受かるのはかなり厳しいです。
ここからは、高校受験対策で参考書がどうして大事なのかを徹底解説します。偏差値60以上の進学校を目指す方は必見の内容です。
社会は問題集より参考書の方が点数アップに直結する
高校受験に限らず定期テストでも言えることですが、社会と言う教科は絶対に参考書学習を中心とすべきです。
逆に言えば、一問一答のような問題集ばかりをやり込む勉強は最悪です。なぜなら、用語の意味が分からないまま言葉を覚えてしまうからです。
現場で社会を指導していると、そのような生徒に必ず遭遇します。
例えば、鎌倉幕府と言う用語は答えられても、「鎌倉幕府って何?」と説明を求めると急にポシャるみたいなケース。もうね、日常的に起こります。
こう言うタイプの子は、俗に言う「クソ暗記」をしているだけです。
だから受験問題で、
・鎌倉幕府について述べている次のア〜エの文章で、正しいものを選びなさい。
みたいな記号で選ぶ問題が解けなくなります。
用語だけ覚えてその意味や役割、因果関係などは頭に入れていないのですから。しかし、昨今の入試問題はこんな感じの正誤問題ばかりです。
ゆえに、社会ですら年々平均点が下がっています。生徒の大半は雑な勉強しかしておらず、深いことを聞かれた瞬間ポシャです。このような状況を避けるためにも、普段から参考書を読み込んでおく必要があります。
参考書を読んで、人に概念を説明できるようにする勉強が本質的な勉強なのです。
なお、社会の参考書はニューコースの地歴公民全部です。万が一持っていない人は、早急に購入してください。問題集だけの学習なんてマジで成果出ませんよ!
理科の演習中に分からない箇所を調べる場面が必ず出てくる
高校受験の勉強で、社会の次に参考書が必要になるのが理科です。
理科は一般的に、問題演習によって伸びていく教科です。ゆえに、インプットよりもアウトプットにエネルギーを使ってほしいことは言うまでもありません。
しかし、参考書がなくても大丈夫と言う話ではないです。
そもそも、理科はまず最初に理解ありきの教科でもあります。例えば化学とかだと、実験の概要を理解して覚えた状態で問題演習に行くのがセオリーです。
炭酸水素ナトリウムを熱分解すると何が起こるの?水と二酸化炭素と炭酸ナトリウムが出てくるよね?塩化コバルト紙は何色から何色になるの?
こんな風に参考書には実験の論点が完璧に整理されていて、実験のストーリがかなりスッキリ頭に入ります。全体像として単元を理解する上で、参考書をざっと読むと言う勉強時間は必要不可欠です。
暗記項目だってそうです。
生物みたいな典型的な暗記分野でも参考書は絶対必要です。例えば、単子葉類に分類される植物って何だったけ?と言う疑問が出た時、参考書でまとめページを見れば一目瞭然です。
そして、参考書にまとまっているそのページが脳内にスキャンされれば、点と点が線で繋がり、知識が体系化された状態でインプットできます。勉強ができる人は、決まって脳内を「体系化」しています。
問題集ばかりの人は、脳の中で知識がバラバラ。繋がってないんですよ。なぜなら、参考書を読まないから。
これらの理由から、参考書なしで理科の暗記分野を勉強するなんて考えられないと思うのです。なお、理科の参考書も断トツでニューコースがオススメ。これ以上に分かりやすい参考書は他にありません。
日常的に文章を読む習慣がつくのもメリット
参考書学習は、子供の読解力を高めるという目的にも合致する学習手段の1つです。
そもそも、最近の入試問題の特徴は「文章が長いこと」にあります。問題を解く前に、長い文章を読んで問題の前提条件を正しく把握することをまず求められます。
しかし、普段からショート動画ばかり見ている世代は、マジで活字に弱い。親御さんも、スマホ与える=子供をアホにするという自覚と覚悟を持ってくださいね。
と、その話は置いといても、活字が読めない子供が多いのは、受験的にはかなりまずいわけです。結局、知識や解き方教えても、文章が読めずにポシャるので。
ただ、せめて普段から参考書を自分なりに読み、調べ、問題解決できる子に育てる工夫をする必要はあります。自分の頭で考え、物事を整理していく力が高くなれば、受験問題の文章も何なく読めます。
受験期にきちんと問題文が読めるような子にするためにも、参考書を読む練習ぐらいはやらせないと本当にマズイことになるのです。
高校受験に参考書はいらないわけがない!購入時の注意点
大事なことなのでもう一度言います。
高校受験でも参考書は絶対に必要です。分からないことを調べる辞書的な役割として、どこまで行っても参考書なしは考えられないです。
参考書がなくても勉強出来ると豪語している子は、自分の基準で勉強ができたと言っているだけ。知識の解像度は荒く、体系的にまとまっていない確率が極めて高いです。
さて、ここからは、高校受験における参考書学習の購入時の注意点も解説します。
国語と数学は参考書学習をしなくてもOK
高校受験において、参考書がいらない教科もあるので要注意です。
国語と数学に関しては、正直参考書の必要性は感じていません。
国語は、どのみち初見で読む文章読解が入試問題となります。これらは参考書で調べられるようなものではありません。
唯一参考書?として使えると思うのは、読解のテクニックが載っている教材。塾業界ではみんなが知っている「ふくしま式国語の公式本」はめちゃくちゃいいと思います。
あとは古文漢文がありますが、問題演習でぶっちゃけ十分です。漢文の返り点とかが苦手な場合は、先生や塾で聞く方がいいと思います。
数学に関しては、結局問題解きまくるしかないです。導入に関しては動画で見るか、塾で説明受けるのが一番いいでしょう。
英語は問題集の導入説明でも十分
英語の参考書は必要か?と思う人もいるでしょう。
結論、問題集に載っている最初の導入だけでも十分かな?と思います。英語は、そこまで詳しく説明されなくても大体分かります。
英語の参考書が唯一必要な時って、自分で新単元を予習する時ぐらいだと思います。ただ、あまり英語の予習をするって場合はない。
ゆえに、英語の参考書も決して必要とは言えません。
しかし、英語が中1の最初から詰んでいる場合は、参考書学習で最初から戻してやるしかないです。この場合は、逆に参考書は絶対に必要です。ニューコースの中1英語に戻って、もう一度基礎の基礎から勉強し直す必要が合うでしょう。
結論:「社会」と「理科」の参考書は絶対買うべし
ここまでの話をまとめると、参考書はめちゃくちゃ便利なツールです。
ただ、国語と数学に関しては別になくても大丈夫。英語は、問題集の導入ページでいける子はいける。
でも、理科と社会だけはどんな生徒であっても参考書は必須ということです。
いいですか、社会と理科だけはどんな問題集よりも優先的に参考書を買ってください。テキストに投資するなら、まずは参考書です。
現役塾長として、最後にそれだけはお伝えします。
総括:高校受験に参考書はいらないは大嘘
最後に、本記事のまとめを残しておきます。
- 参考書は高校受験に必要不可欠
- 問題集だけで対応できる場合もあるが、特に偏差値60以上の進学校を目指すなら参考書は必須。
- 社会科における参考書の重要性
- 社会は用語暗記だけでは不十分。参考書で用語の意味や因果関係を学ぶことが点数アップに直結。
- 記号選択や正誤問題への対応には参考書学習が必要。
- 理科の参考書の役割
- 理科は問題演習が中心だが、参考書で実験や概念の理解を深めることが不可欠。
- 暗記分野でも参考書を活用することで知識が体系化され、学習効率が向上。
- 読解力向上の効果
- 長文を読む習慣がつき、問題文の読解力が向上。
- 普段から活字に触れることで、文章への苦手意識が改善される。
- 国語と数学には参考書は不要の場合が多い
- 国語は初見の読解問題が中心で、読解テクニックを学ぶ教材があれば十分。
- 数学は問題を解きまくることが重要で、動画解説や塾のサポートが効果的。
- 英語の参考書の必要性は状況次第
- 基本的には問題集の導入部分で理解できるが、基礎からやり直す場合は参考書が必要。
- 結論:理科と社会の参考書は必須
- どの生徒にも理科と社会の参考書は不可欠。テキストに投資するならまずこれらを優先すべき。
- おすすめ参考書
- 「ニューコース」シリーズ(地理、歴史、公民、理科、中1英語など)は分かりやすく体系的で最適。
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※市販教材でおすすめ教材を知りたい人には、以下におすすめ参考書・問題集をまとめた記事を掲載しておきます。
※高校受験おすすめコラムは以下の通りです。
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