今回は、日本を代表する偉人・野口英世(のぐち ひでよ)の心に刺さる名言を、どーんと紹介していきます。
英世はたくさんの困難を乗り越えて世界で活躍した細菌学者で、その人生から生まれた言葉は、今を生きる私たちに元気や勇気を与えてくれます。
この記事では、英世の名言を一覧でまとめた表や、それぞれの言葉の意味・背景をわかりやすく解説していきます。「なぜこの言葉を残したの?」「どんな気持ちがこもっているの?」という疑問にも答えていきますよ!
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野口英世の名言を一覧で紹介!努力・逆境・母への感謝の言葉
野口英世は、その壮絶な人生の中で数々の心に残る名言を残しました。ここでは努力・挑戦・母への愛が詰まった言葉を一覧でご紹介します。
野口英世の名言一覧表まとめ
まずは、野口英世の名言を一気に見てみましょう。どの言葉にも、英世の熱い想いや人生の教訓がつまっています。
番号 | 名言 |
---|---|
1 | 私は少しも恐れるところがない。私はこの世界に、何事かをなさんがために生まれてきたのだ。 |
2 | 志を得ざれば再び此の地を踏まず。 |
3 | 忍耐は苦い。しかし、その実は甘い。 |
4 | ナポレオンは、夜3時間しか眠らなかった。彼になしえられる努力が、自分になしえられぬはずがない。 |
5 | 誰よりも三倍、四倍、五倍勉強する者、それが天才だ。 |
6 | 努力だ、勉強だ、それが天才だ。 |
7 | 絶望のどん底にいると想像し、泣き言をいって絶望しているのは、自分の成功を妨げ、そのうえ、心の平安を乱すばかりだ。 |
8 | 名誉のためなら危ない橋でも渡る。 |
9 | 障害者であることは、学問においては問題にならない。 |
10 | 学問は一種のギャンブルである。 |
11 | 過去を変えることはできないし、変えようとも思わない。なぜなら人生で変えることができるのは、自分と未来だけだからだ。 |
12 | 家が貧しくても、体が不自由でも、決して失望してはいけない。人の一生の幸も災いも、自分から作るもの。周りの人間も、周りの状況も、自分から作り出した影と知るべきである。 |
13 | 教えに来たのではありません。習いに来たのです。 |
14 | 自分のやりたいことを一所懸命にやり、それで人を助けることができれば幸せだ。 |
15 | この世界には、人間の頭数と同様に、仕事は沢山あるはずである。 |
16 | モノマネから出発して、独創にまでのびていくのが、我々日本人のすぐれた性質であり、たくましい能力でもあるのです。 |
17 | 正直であることが最高の手段だ。 |
18 | 人は能力だけでは、この世に立つことはできない。たとえ、立身しても、機械と同様だ。人は能力と共に徳を持つことが必要である。 |
19 | 人生最大の幸福は一家の和楽である。円満なる親子、兄弟、師弟、友人の愛情に生きるより切なるものはない。 |
20 | 人は、四十になるまでに、土台を作らねばならぬ。 |
21 | 天才なんてあるものか! あるのは努力だけだ! 誰よりも三倍、四倍、五倍努力勉強する者、それが天才なのだ! |
22 | 忍耐、正直は最良の策である。忍耐は苦しいがその実は甘い。 |
23 | この母なくして医学者である自分はない。 |
24 | どうも私にはわからない。 |
25 | 国は自分一人の力じゃなかなか変えられねえ。ましてや過去なんて絶対に変えられねえものだ。 |
26 | 一番肝心なのはあきらめないということだ。どん底だからこそはい上がるんだ。 |
27 | 失敗したらまた、がんばればいいんだ。生きている限り何度でも。それが人間の特権だ。 |
「努力だ、勉強だ、それが天才だ」の意味と背景
この名言は、野口英世を語るうえで外せません。
「努力だ、勉強だ、それが天才だ。だれよりも三倍、四倍、五倍勉強する者、それが天才だ。」という言葉は、英世の生き方そのものを表しています。
英世は生まれてすぐに大やけどを負い、左手が不自由になってしまいました。でも、そのハンデに負けずに、誰よりもたくさん勉強して、世界で活躍する研究者になったのです。
この名言から学べるのは、「生まれつきの才能より、地道な努力の方が大切だよ!」というメッセージです。天才とは、特別な人ではなく、誰よりも頑張った人のことを言うのです。
「絶望のどん底にいると想像し…」の意味とは?
「絶望のどん底にいると想像し、泣き言を言って絶望しているのは、自分の成功を妨げ、そのうえ、心の平安を乱すばかりだ。」
この名言は、英世が人生に何度も絶望しながらも、前を向き続けたからこそ生まれた言葉です。
英世は小さい頃に手のやけどでいじめられたり、学校に行けなかったりして、たくさんつらい思いをしました。でも、悲しみにとらわれるのではなく、「前に進むこと」を選んだのです。
この名言は、「落ち込んでばかりいても、前には進めないよ。だからこそ、自分の未来に目を向けよう!」という前向きな考え方を教えてくれます。
この母なくして医学者である自分はない
「この母なくして、医学者である自分はない。」
これは、野口英世が母親・シカさんに送った感謝の言葉です。
英世の母・シカさんは、息子のために毎日毎日、一生懸命働き続けました。家がとても貧しかったのに、「勉強させたい!」という想いで、英世を支え続けたのです。
英世もそんな母の愛情を、ずっと忘れませんでした。どんなに世界で成功しても、「自分をここまで育ててくれたのは母のおかげ」と思い続けていたのです。
この名言は、親への感謝の大切さを思い出させてくれますね。
私はこの世界に、何事かをなさんがために生まれてきたのだ
この名言は、英世の強い信念を表しています。
「私は少しも恐れるところがない。私はこの世界に、何事かをなさんがために生まれてきたのだ。」
英世は、自分が生まれてきた意味をずっと考え、「自分にはやるべきことがある!」と信じていました。それが、病気で苦しむ人を助けること。だからこそ、アフリカや南米に行って、命がけで黄熱病の研究を続けたのです。
この言葉から学べるのは、「自分の使命を信じて進めば、恐れずに努力できる」ということです。子どもでも大人でも、きっと何かのために生まれてきたはず。英世のように、その“何か”を見つけたいですね!
野口英世の名言が生まれた背景:言葉の重み
野口英世の名言には、深い人生経験と苦労がギュッと詰まっています。
ここからは、名言の裏にある「人生の背景」や「どんな人だったのか?」という部分を、塾長がわかりやすく解説していきます。なぜその言葉を言ったのかを知ることで、より心に響いてくるはずです。
「志を得ざれば再び此の地を踏まず」に込めた覚悟
野口英世は1歳のとき、囲炉裏に落ちて左手に大やけどを負いました。その火傷は指がくっついてしまうほどで、子どもの英世はとてもつらい思いをしました。
でも、この体験が医学に興味を持つきっかけにもなったのです。16歳のとき、手術で少しだけ動くようになった左手を見て、「ぼくも人を助ける医者になりたい」と強く決意しました。
そのときに、家の柱に刻んだ言葉がこちら。
「志を得ざれば再び此の地を踏まず」
「目標を達成しなければ、絶対にこの町には戻らないぞ!」という強い覚悟が感じられますね。
「人生最大の幸福は一家の和楽」の真意
「人生最大の幸福は一家の和楽である。円満なる親子、兄弟、師弟、友人の愛情に生きるより切なるものはない。」
英世はとても貧しい家に生まれました。母親・シカさんは、いつも畑仕事や家事でヘトヘトになりながらも、英世の勉強を応援してくれました。
学校に通わせるのも大変でしたが、「お前の勉強する姿が何よりの喜び」と言って支えてくれたのです。
この名言には、「どんなに成功しても、家族や人とのつながりが一番大事」という英世の想いが込められています。愛されたからこそ、英世も人を助けたいと思うようになったのですね。
忍耐は苦し、されどその実は甘し
「忍耐は苦し、されどその実は甘し。」
この言葉は、英世が研究員として成功するまでの長い時間を表しています。
なんと、アメリカに渡ってから正規の研究員になるまでに14年もかかったのです!
どんなに頑張っても結果が出ない、評価もされない…。そんなつらい日々を英世はじっと耐え、コツコツ研究を重ねました。やがて、梅毒スピロヘータの培養成功など、大きな成果をあげられるようになります。
「つらくても、努力を続けていれば、やがて実を結ぶよ」という希望が込められた名言ですね。
ナポレオンは夜3時間しか眠らなかった
「ナポレオンは夜3時間しか眠らなかった。彼にできて、自分にできないことはない。」
この名言からは、英世のストイックな姿勢がよくわかります。英世は1日に3時間しか眠らず、研究に打ち込みました。その集中力と努力のすごさに、同僚たちは驚いたそうです。「日本人は寝ないのか?」と言われるほどだったとか。
「偉人と同じ努力を自分もやってみよう!」という精神が、英世を世界の研究者へと成長させたのですね。とにかく、自分に限界を作らなかった人だったのです。
「どうも私にはわからない」が語る無念と科学への情熱
野口英世は最後、アフリカで黄熱病の研究中に感染して亡くなりました。
その直前に言ったとされる言葉がこちらです。
「どうも私にはわからない」
長年研究してきた黄熱病なのに、自分がまた感染したことが不思議でたまらなかったのでしょう。この言葉から感じられるのは、「最後の最後まで、真剣に病気と向き合っていた」という英世の科学者としての姿勢です。
どんなときも知ることをやめなかった英世。
この名言は、彼がどれだけ真剣に人の命と向き合っていたかを表しているのです。
総括:野口英世の心に刺さる名言集まとめ
最後に、本記事のまとめを残しておきます。
番号 | 名言 |
---|---|
1 | 私は少しも恐れるところがない。私はこの世界に、何事かをなさんがために生まれてきたのだ。 |
2 | 志を得ざれば再び此の地を踏まず。 |
3 | 忍耐は苦い。しかし、その実は甘い。 |
4 | ナポレオンは、夜3時間しか眠らなかった。彼になしえられる努力が、自分になしえられぬはずがない。 |
5 | 誰よりも三倍、四倍、五倍勉強する者、それが天才だ。 |
6 | 努力だ、勉強だ、それが天才だ。 |
7 | 絶望のどん底にいると想像し、泣き言をいって絶望しているのは、自分の成功を妨げ、そのうえ、心の平安を乱すばかりだ。 |
8 | 名誉のためなら危ない橋でも渡る。 |
9 | 障害者であることは、学問においては問題にならない。 |
10 | 学問は一種のギャンブルである。 |
11 | 過去を変えることはできないし、変えようとも思わない。なぜなら人生で変えることができるのは、自分と未来だけだからだ。 |
12 | 家が貧しくても、体が不自由でも、決して失望してはいけない。人の一生の幸も災いも、自分から作るもの。周りの人間も、周りの状況も、自分から作り出した影と知るべきである。 |
13 | 教えに来たのではありません。習いに来たのです。 |
14 | 自分のやりたいことを一所懸命にやり、それで人を助けることができれば幸せだ。 |
15 | この世界には、人間の頭数と同様に、仕事は沢山あるはずである。 |
16 | モノマネから出発して、独創にまでのびていくのが、我々日本人のすぐれた性質であり、たくましい能力でもあるのです。 |
17 | 正直であることが最高の手段だ。 |
18 | 人は能力だけでは、この世に立つことはできない。たとえ、立身しても、機械と同様だ。人は能力と共に徳を持つことが必要である。 |
19 | 人生最大の幸福は一家の和楽である。円満なる親子、兄弟、師弟、友人の愛情に生きるより切なるものはない。 |
20 | 人は、四十になるまでに、土台を作らねばならぬ。 |
21 | 天才なんてあるものか! あるのは努力だけだ! 誰よりも三倍、四倍、五倍努力勉強する者、それが天才なのだ! |
22 | 忍耐、正直は最良の策である。忍耐は苦しいがその実は甘い。 |
23 | この母なくして医学者である自分はない。 |
24 | どうも私にはわからない。 |
25 | 国は自分一人の力じゃなかなか変えられねえ。ましてや過去なんて絶対に変えられねえものだ。 |
26 | 一番肝心なのはあきらめないということだ。どん底だからこそはい上がるんだ。 |
27 | 失敗したらまた、がんばればいいんだ。生きている限り何度でも。それが人間の特権だ。 |