高校受験において、私立高校の専願に落ちたらどうすればいいのでしょうか?

私立高校の専願は、原則として合格が確約されている入試です。そのため、そもそも私立専願で落ちるというのは想定されていない事態です。

しかし、私立専願で不合格になるという可能性は決してゼロではありません。

そこで本記事では、私立高校の専願で落ちた場合の対処法を解説します。また、私立専願で落ちる人の特徴や理由についても紹介します。

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私立高校の専願に落ちたらどうする?対処法まとめ

まず最初に、私立高校の専願で落ちたときの対処法をお伝えします。

実際に落ちるケースはほとんど考えづらいですが、以下の対処法を事前に想定しておくといいと思います。

早急に学校に相談する

まず最初にやるべきことは、「学校への相談」です。

正直なところ、学校も私立専願で不合格になることを想定していません。そのため、学校内でも必ず話題になっているはずです。

高確率で学校から呼び出されると思います。

もし呼び出されなかったとしても、必ず自分から担任の先生に相談をしてください。おそらく、校長先生も対応する案件だと思います。

【原則】学校側の提示する対応策に従う

学校に相談すれば、何かしらの「解決策」が提示されると思います。

提示される解決策が何かは正直分かりません。状況にもよるでしょうし、地域の入試制度、あなたの学力などにも依存します。

ただ、学校として何か代案を出すしかない状況なのは間違えないです。

まずは学校の先生の提示するアドバイスを受け止め、原則学校の指示に従うのが無難だと思います。

1.5次募集や2次募集で再受験

私立高校によっては、1次募集以外の採用枠を設けていることがあります。

地域にもよりますが、自塾のある兵庫県でも一部の学校で1.5次募集(2次募集)を行っている学校があります。

その際は、公立高校受験が終わった後に受験をするケースが多いです。兵庫の場合は3月下旬が想定されます。(2次募集の場合です。1.5次募集は2月中旬です。)

※近畿の場合は、入試日程に関して以下のサイトで閲覧できます。

・Ed-NET【公式ページ】

公立高校の受験も検討する

私立専願で不合格になってしまった場合、選択肢として「公立高校受験」が考えられます。

「えっ、私立専願の生徒が公立高校受験していいの?」と疑問に思われるかもしれません。結論、大丈夫です。

そもそも、私立専願という制度は「合格したら絶対にその学校に行く(公立高校に行かない)」というものです。公立高校受験をしない代わりに、専願で合格を約束する制度というわけです。

しかしこれは、私立専願で合格した場合の話です。不合格の場合は関係ありません。よって、今の自分の偏差値の中で合格可能だと思う公立高校を受験するのは対処法の1つです。

ただ、学力がそもそも低すぎる子はかなりピンチです。学力が低すぎて公立高校がどこも行けないから私立専願にした…みたいな場合です。

この場合は、公立高校を受験することは出来ても、合格することは出来ません。

専門学校や就職の道

最後は、あまり現実的な対処法ではないですが、対処法の1つであることは間違えないので紹介します。

私立専願で落ちてしまったら、

・専門学校への進学
・中卒就職


という選択肢もないわけではないです。

ただ、これは茨の道であることは言わずもがな。一昔前ならありえない話ではないけど、今の時代にはなかなか聞かない…

しかし、最悪の事態という言い方が正しいか分かりませんが、想定しておくべき現実の1つです。

私立高校の専願に落ちたらどうする?落ちる理由

私立専願という入試は、基本的には落ちません。そのため、入試前に「落ちたらどうしよう…」と過剰に心配する必要もありません。

ただ、落ちる可能性は決してゼロではないのも事実です。ここからは、私立高校の専願で不合格になるケースを紹介します。

試験を「遅刻」「無断欠席」する

私立専願が決まっているのに、本人都合で受験に行かないor遅れるといったケース。

この場合も、不合格になる可能性があります。

もちろん、何らかの事情(交通状況など)によって遅刻するなどは救済措置があることがほとんどです。遅刻の連絡を入れるのは最低限のマナーですが。

ただ、無断で遅刻・欠席はさすがに異常な行動です。

これらのマイナスな行為は、不合格になるリスクにつながります。

本番試験でカンニングする

試験当日、「カンニング」などの不正行為が発覚する場合です。

この場合は、いかに私立専願とはいえ、不合格になる可能性は十分にありえます。カンニングがバレたら、そのまま職員室などに連れて行かれ、事情を聞かれるでしょう。

そうなると、試験を中断するしかなくなり、事実上の「不合格」となってしまうでしょう。

何かしらのトラブルを起こす

試験当日、何かしらのトラブルを起こしてしまう場合。例えば、生徒間のトラブルで、到底看過できないような事件を起こすケースです。

受験生同士で喧嘩になって暴力行為があるなどです。それ以外にも、他の生徒の持ち物を盗難するなど「犯罪行為」と見なされるような行為です。

これらは、人としてやってはいけない行為です。それゆえ、受験の合否にも当然影響を与えるでしょう。

答案用紙を「白紙」で出す

私立専願でも、ペーパーテストは行われます。

ただ、このテストは形式的なものに過ぎず、実際はテストの点数は見られていません。推薦するかしないかを決める段階で、もう合否は出ているからです。

しかし、名前も書かず、問題を1問も解かなかったらどうなるか?

正直、かなり反抗的な態度で、問題児であると思われてもおかしくありません。仮に実力的に0点でも、白紙の答案はおかしいです。記号ぐらいは書けますから。

つまり、白紙で提出は明らかに挑発的な態度です。この場合は、ワンチャン不合格もあり得ます。

※ただ、昨今の少子化で経営難の状況だと、こんな子でも合格になる可能性があるのが「私立専願の闇」です。

大前提:私立専願で不合格になることはない

ここまで、私立専願で不合格が考えられるケースを紹介してきました。

しかし、原則として私立専願で不合格になることは想定しなくてもいいです。よほどのことがない限り、99.99999…%合格するのが「私立専願」という入試なのです。

私立専願が決まった時点で進路は確定したということです。過度に心配する必要はないので、落ち着いて受験当日を迎えてください。

総括:私立高校の専願に落ちたらどうする?対処法まとめ

最後に、本記事のまとめを残しておきます。

私立高校専願入試の基本事項

  • 私立専願は原則として合格が確約されており、ほぼ不合格になることはない。
  • 合格確率は99.9999999%に近い。

私立高校専願で不合格になる可能性があるケース

  • 試験の遅刻・無断欠席: 交通事情などの理由がない無断の遅刻や欠席は不合格のリスクにつながる。
  • カンニング行為: 試験中の不正行為が発覚すると不合格となる可能性が高い。
  • トラブル発生: 試験当日に暴力や盗難などの問題行動を起こした場合、不合格になることがある。
  • 答案用紙の白紙提出: 意図的に答案用紙を白紙で提出するなど、挑発的な態度はリスクがある。

私立専願で不合格になった場合の対処法

  • 学校に相談する: 学校の先生に相談し、提示された対応策に従う。
  • 1.5次募集や2次募集で再受験: 募集がある場合は再受験を検討。
  • 公立高校受験: 不合格の場合、私立専願であっても公立高校を受験する選択肢がある。
  • 専門学校や就職を検討: 最終手段として専門学校や中卒就職を考える。

私立専願で注意すべきポイント

  • 推薦が決まった時点で進路はほぼ確定しているが、試験当日や日常生活での問題行動には注意が必要。
  • 不安を感じる必要はなく、冷静に受験に臨むことが大切。

まとめ

  • 私立専願で不合格になるケースは極めて稀だが、万一の場合の対処法を知っておくことは重要。
  • 基本的には心配しすぎず、落ち着いて試験を受けるようにする。

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