高校受験で使えるおすすめ問題集・参考書を5教科それぞれで探していませんか?
学習塾で勉強している人は、塾のテキストで勉強できます。しかし、塾なしで公立高校受験を戦う場合は、問題集の選定が本当に重要な役割を持ちます。
そこで本記事では、現役塾長の自分が「高校受験でおすすめできる問題集参考書」を主要5教科それぞれランキング形式で紹介していきます。
正直、やり方さえしっかりしていれば、高校受験は市販の問題集や参考書でも十分に合格できる競技です。本記事で紹介するおすすめランキングを参考に、自分に合ったテキストを選んでください。
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学習塾の塾長が執筆されている名作で、高校入試をどう乗り切るか悩んでいたり、高校入試の全体像や勉強法を知りたいと思う保護者さん必見です。
【高校受験】問題集参考書5教科別におすすめランキング
まず最初に、高校受験の問題集・参考書でおすすめできるものを厳選してランキング形式で紹介していきます。
主要な5教科に関しては全てランキング形式で紹介します。おすすめできる根拠についても、現役塾長の立場から忖度なしでがちレビューしていきます。
高校受験:数学の参考書・問題集おすすめランキング
まず最初は、高校受験の数学におけるおすすめ参考書問題集を紹介します。数学は、参考書ではなく原則「問題集」で勉強する教科です。
よって、おすすめの問題集に絞って紹介していきます。なお、今回紹介する問題集は原則として偏差値50以上(学年順位が最低でも半部以上)の生徒を想定しています。
そもそも基礎が定着していない場合は、高校受験用の問題集はまだ早いので対象外だと思ってください。
※基礎の基礎から知りたい人は、以下の記事を先に読んでください。
おすすめランキング1位:入試によくでる数学 標準編
最初におすすめしたいのが、「入試によくでる数学 標準編」です。この問題集は、受験問題を解く上で絶対に外せない基礎標準問題を完璧に仕上げるための問題集です。
ゆえに、中間層の生徒がまず1冊目に購入する問題集と言えます。もちろん、上位層の生徒もまずは標準レベルをこなすのが受験戦略の基本のキです。
受験数学は、基礎標準を落とさなければ60点ぐらいまでは再現性高く取ることが可能です。ほとんどの受験生は、この60点の壁に苦しんでいます。
そんな生徒さんは、とにかく受験標準問題だけを集めた問題集を解きまくってください。やり方を暗記してしまえば、思考問題を全て捨てても60点台までは乗せられるはずです。
数学の受験対策を独学でやる時は、絶対に外せない問題集の1つです。
おすすめランキング2位:塾で教える高校入試 数学 塾技100
おすすめランキング2位は「塾で教える高校入試 数学 塾技100」です。昔からある定番の高校受験対策本です。
塾技に関しては、標準問題までが固まって60点が固くなった子に次におすすめしたい問題集の1つです。数学で高得点を取りたい人に完璧にしてほしい問題集のど定番です。
塾技は、高校受験における各大問の(3)〜(4)番の差がつきまくる問題まで対応可能な問題集です。解き方のテクニックが凄くて、塾で教えるような裏技まで解説してくれているのがいいです。
全受験生が苦手とする図形分野の問題も多く、図形を伸ばしたい子は絶対に手に取って欲しい問題集です。
これ1冊が極められるのなら、塾なしでも余裕で学年トップに食い込めます。
おすすめランキング3位:「解き方」が身につく問題集 数学
おすすめランキング3位は、「解き方」が身につく問題集の数学です。
この問題集も数学で60点以上が固くなった子におすすめです。塾技と違って、問題集が薄くて厳選されているのが良いところです。
ただ、塾技と違って網羅性がないのがデメリット。時間がないけど応用までコスパ良くやりたい人におすすめです。
数学で点数を積み上げやすい「関数分野」の問題に良問が多いな〜と個人的には思います。また、最近トレンドの規則性についても問題が収録されているのもグッドです。
高校受験:英語の参考書・問題集おすすめランキング
次に、高校受験の英語の問題集・参考書でおすすめできるものを紹介していきます。英語に関しては、「長文読解」の問題集を紹介します。
英単語や基礎文法がまだの人は、基礎固めを優先に行なってください。
英単語帳は、「ターゲット」を使って暗記をガチりましょう。また、英文法の理解に関しては「自由自在」で総復習してください。
英単語力と基礎文法に自信が持てたら、以下の読解用教材に進むようにしましょう。
おすすめランキング1位:速読英単語 中学版
高校受験の英語長文対策として最初におすすめなのが「速読英単語」です。
速読英単語は単語帳となっていますが、中に長文読解が差し込まれています。要するに、英文を読みながら英単語まで覚えられる最強の単語帳です。
英文解釈をこれから始めたい受験生は、速読英単語に収録されている英文をまず読みあさってください。そして、何度も音読してください。
速読英単語の使い方は、以下の記事でも紹介しています。
速読英単語は、中学生が英語の読解に慣れるために必要なテキストです。問題集に取り組む前に、まずは速読から取り組むといいです。
おすすめランキング2位:英語長文 標準問題集
速読英単語をやった後は、実践的な問題演習に入る必要があります。速読英単語は、問題が全くないからです。
そこで次におすすめしたいのが、「英語長文 標準問題集」です。
受験研究社から出ている長文読解の問題集で、レベルが本当に程よいです。中間層はこれ1冊だけでもいいので仕上げて受験に向かってください。上位層は、最初に取り組む受験用の読解問題集にしてください。
忖度なしで本当に使ってほしい長文読解教材の1つです。
おすすめランキング3位:英語長文 ハイクラステスト
英語長文読解の市販問題集の完成版はこれです。
ハイクラステストは、標準問題集を出している受験研究社の問題集です。イメージ的には、標準問題集の1つ上のレベルです。
ここまでやれば、問題集としては英語長文は十分だと思います。英語で高得点を取りたいと思う人は、ハイクラステストまではやり切ってください。
それが終われば、あとは過去問を爆解きするだけです。
高校受験:理科の参考書・問題集おすすめランキング
理科に関しては、問題集を購入する前に必ず用意して欲しいものがあります。それが、参考書です。
理科は暗記論点も多く、問題を解いていて分からない時は、必ず調べ学習をしないといけません。その際、教科書は分かりずらすぎです。
参考書はレイアウトもよく、スッキリまとまっています。そして何より、本当に丁寧で読みやすいことこの上なし。
そこで、持っていない人はまず以下の理科参考書を購入しましょう。これらはマストバイで、独学の人で持っていないのは本当に謎です。塾に通っている人も、絶対に入手しましょう。
おすすめ参考書:ニューコース理科中1〜中3
理科の参考書は、学年別です。そのため、高校受験をするのなら全部必要になります。値段はしますが、初期投資すべきアイテムです。
これらを手元に置いた上で、以下のおすすめ問題集に取り組んでください。
おすすめランキング1位:入試問題で覚える 一問一答 理科
まず最初に取り組んでほしい暗記用の問題集が「入試問題で覚える 一問一答 理科」です。
昨今の高校入試では、あまり用語単体を聞いてくれるような優しい問題は少なくなりました。しかし、用語そのものを暗記しなくていいというわけではありません。
基礎的な用語に関しては覚えている前提で問題が作られているということで、用語の理解なしに受験対策など成立しません。そこで、最初に暗記用の問題集を1冊準備する必要があります。
なお、一問一答に関しては夏休みに必ず完成させてください。そうしないと、次から紹介する実践的な問題集にいつまでも着手できません。
一問一答を持っていない人は、一刻も早く購入して取り組んでください。
おすすめランキング2位:ニューコース問題集中1〜中3
実践的な問題集として最初にやって欲しいのが、理科の参考書ニューコースに対応した問題集です。これは、参考書とも非常に相性がいい上に、本当に良問が揃いまくっています。
そのため、高校受験の理科の最初の基礎固めにやって欲しい1冊です。
なお、理科の問題集もまた学年別になっています。高校受験は全学年から出題されますので、3冊まとめて購入しましょう。
量が多いのですが、ここで薄っぺらい問題集に逃げないことが大事です。理科は演習が重要な教科なので、問題数が少ないテキストはオススメできません。
ニューコース問題集を3冊やりきり、自信をつけましょう。
おすすめランキング3位:「解き方」が身につく問題集 理科
最後は、「解き方」が身につく問題集の理科です。数学でも紹介したシリーズの理科バージョンです。
この問題集は、理科の中でも実験や計算論点が必要な部分に特化している超実践的な問題集です。電気の計算や蒸散の計算、地震や濃度、光の実験までほぼ全ての思考論点を網羅しています。
この問題集は、受験理科の完成には欠かせない問題集です。ここまでやってから受験過去問に向かうとかなりスムーズに学習が進はずです。
高校受験:社会の参考書・問題集おすすめランキング
社会のオススメも、理科と同じような考え方で紹介します。
社会もまた、まずは参考書を1冊揃えることが必要条件です。正直なところ、社会は問題集を解くよりも、参考書などテキストを読みまくる勉強に注力して欲しいです。
そのぐらい、昨今の問題は概念を理解しているかを選ばせる問題が多いからです。
おすすめ参考書:ニューコース社会(地理・歴史・公民)
理科の参考書は、分野別です。そのため、高校受験をするのなら全部必要になります。値段はしますが、初期投資すべきアイテムであることは変わりありません。
社会も、時代の流れや用語の意味、ストーリーなどを調べながら問題を解く必要があります。解き直しをする際、参考書なしでは自主学習が成立しません。
以下のニューコース3冊は全受験生マストバイのアイテムです。
おすすめランキング1位:入試問題で覚える 一問一答 社会
理科同様に、社会の最初は用語暗記です。一問一答でOKなので、まずは知識の習得に専念してください。
理科のところでも解説しましたが、原則として夏休みまでには一問一答を終わらせましょう。もちろん、学校で習ったところまでで構いません。
しかし、夏休みになれば地理と歴史はおおよそ範囲を終えている学校が全てです。もし終えていない場合は、少し予習してもいいので自己責任で終えてください。
おすすめランキング2位:ニューコース問題集(地理・歴史・公民)
受験対策1冊目の問題集は、ニューコースがいいでしょう。このシリーズは、「地理・歴史・公民」の3つに分かれてますが、当然全部やる必要があります。
ここでもポイントは、薄い問題集に逃げないことです。
受験の社会は多くの県で得点源になりやすいです。努力したことも実りやすいです。だからこそ、しっかりした問題集をやり込むのがコツです。
夏休みに一問一答を完璧にし、徐々に練習問題をこなしてください。1回やって終わりにするのは勿体無いので、1回目はノートに解くなどしてください。
本当に良問揃いの問題集なので、受験直前まで繰り返して欲しいです。
おすすめランキング3位:自由自在問題集 社会
3つ目にオススメの問題集は自由自在シリーズから出ている社会の問題集です。
自由自在シリーズは、参考書も非常に優れています。ニューコースと2つ持っておいても全然OKです。ニューコースに載っていない内容でも、自由自在には載っていること(その逆)もあります。
なお、問題集に関しては、自由自在の参考書とセットでなくても使えます。
そのため、参考書をニューコースにしておいて、演習用の問題集として使用すればOKです。ニューコースが終わってやることがない人はここまでこなしておきましょう。
高校受験:国語の参考書・問題集おすすめランキング
最後に、国語のおすすめ問題集を紹介します。
ただし、国語に関してはあなたの受ける県の問題形式を適切に把握することが出発点です。国語は、記号が多い県と記述が多い県で全くやるべきことが異なるからです。
※そういう意味では、国語の受験対策問題集は「過去問」です。
今回は、あくまで国語の勉強全般で使えて受験対策にもなり得る問題集を紹介します。
おすすめランキング1位:中学 国語読解 標準問題集
まず最初に使って欲しいのが、受験研究社が出版している「標準問題集 国語読解」です。これもまた、受験国語の王道の問題集です。
記述問題と記号問題が混ざっていますが、国語の読解練習という幅広い対策には有効な問題集です。中3になったタイミングでスタートすればOKです。
国語に関しては早くやったからといって上がる教科でもないので、他教科を優先してもOKです。
おすすめランキング2位:中学総合的研究問題集 国語読解
2冊目は、旺文社が出している「中学総合的研究問題集 国語読解」です。
この赤本も何年も前からある優良教材です。国語全般の読解問題を取り揃えています。題材となる文章も程よい難易度だと思います。
デメリットを挙げるなら、解説が少ないのと分かりずらいことです。ある程度自分で読んで解ける子にはいいのですが、初学者は難しく感じるかもしれません。
最初に紹介した標準問題集の次にやる問題集として使ってみてください。
おすすめランキング3位:中学 古文・漢文 標準問題集
最後は、古文漢文の問題集です。同じく受験研究社の標準問題集をオススメします。
古文漢文は、基本的には高校受験では皆の勉強を手薄なゾーンです。配点的にも決して高くない県も多い上、対策しても本番の問題次第で得点がブレまくるところでもあります。
そのため、やらなさすぎもダメですが、やりすぎるもの考えものな分野と言えます。
そこで、1冊だけ問題集を購入し、「古典文法」だけガチってください。歴史的仮名遣いと漢文の返り点の練習だけは絶対にしましょう。県にもよりますが、毎年古典文法の知識を問う問題が必ず出題される県があります。
※兵庫県は、毎年必ず「歴史的仮名遣い」と「返り点」が出題されるので、塾でもそこだけはやり込みます。
自分の県の古典の出題傾向を分析し、必要な古典文法の箇所の類題だけ問題集で練習してみましょう。
高校受験問題集参考書5教科別におすすめランキングの後に:塾なしで使う際の注意点
ここまで、主要5教科別高校受験で役立つオススメ問題集を紹介しました。
ここからは、上記で紹介はしていませんが、塾なしで高校受験をハックする右上で必要不可欠な受験教材を紹介します。
イメージ的には、上記教材は受験問題を解く上でまず最初に取り組むべき土台となる教材です。やった方がいいとかではなく、やらないと何も始まらない的な教材です。
ここからは、最後の最後に高校受験で点数を取り切るための仕上げの問題集を一挙紹介していきます。
過去問演習が命:受験過去問は10年分やるべし
高校受験の対策は、最終的には過去問演習をぶん回すことが極めて有効です。あなたの県の出題形式に慣れておく必要があるからです。
そこで、必ず購入しないといけないのが自分が受ける県の過去問です。自塾のある兵庫県の場合は、以下のような過去問集です。
ただ、独学で勉強する場合は、過去問を10年ぐらいは遡って購入して欲しいです。家で黙々と勉強するなら、最後は過去問演習が一番伸びるからです。
しかし、市販の問題集だと5年分しか過去問が用意されていません。これだと、少なくとも塾なし勢は演習が不足してしまいます。
そこで絶対に手にれて欲しいのが「虎の巻」です。
虎の巻は、市販されていることが少ないシークレット教材です。10年分以上過去問を揃えていて、しかも分野別に冊子にしてまとめてくれています。
原則として公式サイトからしか購入することができないのが特徴です。
公式サイトに行くと、全国47都道府県別に10年分以上の過去問を販売しています。金額も3000円以下で破格です。独学勢だけでなく、塾に通っている子も絶対に手に入れて欲しい問題集です。
「虎の巻」の公式サイトは以下の通りです。
苦手教科や強化したい分野は「全国高校入試問題正解」まで
塾なしで高校受験勉強をする場合、あるいは上位校を目指す場合は、絶対にこれをやらないとダメって問題集はまだあります。
それが、「全国高校入試問題正解」です。自分の県だけではなく、国内47都道府県の公立高校の入試問題の過去問をまとめてある問題集です。塾業界ではその分厚さから「電話帳」と呼ばれています。笑
ただ、この問題集は量が多すぎて絶対に全てやり切ることは出来ません。それゆえ、「全国高校入試問題正解の分野別問題集」を購入することをオススメします。
自分の伸ばしたい教科や、苦手克服したい教科に絞って購入してください。
塾講師として、自塾の生徒にもオススメしているのは「英語」「理科」「社会」の3つです。特に、直前の追い込みでは「理科」「社会」を演習しまくって欲しいです。
また、英語の長文読解を実践レベルで毎日やらせたい子にも、入試問題正解を毎年やらせています。
イメージ的には速読英単語で読む練習をさせて、その後に入試問題正解の英語を毎日コンスタントに課題にしています。上位層はこの追い込みで英語力が爆発的に上がります。
数学や国語に関しては、余裕がある人のみやりましょう。特に数学は難しい問題も多く、中には「捨て問(難しすぎて誰も解けない)」もあります。
塾に通っていると、捨て問を教えてあげられるのですが、独学だと沼ってしまうリスクも高いです。数学が得意な子にはいいですが、苦手な子には逆に毒かもしれません。
高校受験:塾用教材おすすめも紹介
最後に、市販の教材ではないのすが、塾用教材でオススメのものも少し紹介します。塾用教材は、塾経由でしか購入することができないです。
しかし、一部はAmazonでシレッと販売されており、個人でも購入可能です。そのため、高校受験対策で使えるものを塾長の立場から厳選して紹介します。
自塾でも採用している教材なので、胸を張っておすすめできます。
①計算の達人 高校入試よく出る!
1冊目は「計算の達人」です。これは名作中の名作で、数学の「小問集合」を集めている問題集です。全て過去に公立高校受験で出題された問題で、大問1を攻略する上で欠かせない問題集です。
最大の魅力は、シャッフル形式で問題が構成されていることです。
1ページ5問載っていますが、単元がバラバラです。そのため、計算問題と図形問題と関数と確率とデータ分析みたいに1ページで色んな復習が可能。

こんな感じの問題が、全部で60回できます。塾の中では、毎回5分程度時間を測って小テストしています。
②長文読解の達人
2つ目は「長文読解の達人」です。計算の達人と同じ出版社から出ているものです。
これは、受験英語の解釈用の教材で、中学生でもスラッシュリーディングが学べます。そのため、英語を前からスラスラ訳す訓練が可能です。

こんな感じで、英語の訳をする練習になります。自塾でも、入試演習に入る前にコツコツ課題にして中3にやらせています。
文章は段階的に難しく長くなりますが、1冊やり込んだ時の満足感はあります。単語力も上がってくるので、塾の中でも結構評判がいい問題集です。
③Winning 中3 理科
理科は「Winning 中3 理科」がおすすめです。
中3の理科のテキストなのですが、章末に中1&中2の復習問題が載っていて、そこが充実しています。用語暗記が終わった後の問題演習で使っています。
短い時間で1・2年の復習をしたい時と、中3の定期テスト対策〜受験演習まで幅広く戦えるテキストです。
④中学WinPass(ウインパス)社会(全)
中3の夏休みぐらいから取り組みたい社会の問題集です。1冊で、地歴公民全て網羅していて、めちゃくちゃコスパがいいです。
受験頻出の資料問題もたくさんあります。一問一答形式の問題もあります。さらに、地図の読み取り問題もあって最高の1冊です。
塾の中では、夏休みに社会の演習教材として中3に取り組ませています。最後は暗記するまで確認テストして定着をはかっています。
総括:高校受験問題集参考書5教科別におすすめランキング
最後に、本記事のまとめを残しておきます。
数学
- 入試によくでる数学 標準編
- 基礎標準問題を徹底的に解きたい中間層向け。
- 60点台を確保できる受験対策の必須教材。
- 塾で教える高校入試 数学 塾技100
- 応用問題や図形分野の特訓に最適。
- 高得点を狙う生徒向け。
- 「解き方」が身につく問題集 数学
- 関数や規則性分野に優れたコンパクトな教材。
- 時間がない人におすすめ。
英語
- 速読英単語 中学版
- 単語と長文読解を同時に学習可能な教材。
- 音読練習にも最適。
- 英語長文 標準問題集
- 実践的な長文演習ができる初心者向け問題集。
- 英語長文 ハイクラステスト
- 難易度が高く、上級者向け。
- 高得点を狙う生徒が過去問前に使う教材。
理科
- ニューコース理科(中1〜中3参考書)
- 分かりやすく丁寧な解説で基礎固めに必須。
- 入試問題で覚える 一問一答 理科
- 夏休みまでに暗記を完了すべき問題集。
- 「解き方」が身につく問題集 理科
- 計算や実験分野に特化した実践的教材。
社会
- ニューコース社会(地理・歴史・公民参考書)
- 学年別の基礎固めに最適な参考書。
- 入試問題で覚える 一問一答 社会
- 知識暗記に最適で夏休みまでに完了必須。
- 自由自在問題集 社会
- 参考書と併用して活用する応用問題集。
国語
- 中学 国語読解 標準問題集
- 記号問題と記述問題が混ざったバランスの良い教材。
- 中学総合的研究問題集 国語読解
- 中級者向け、やや解説が少なめ。
- 中学 古文・漢文 標準問題集
- 古典文法や返り点対策に必須。
塾なしでの学習ポイント
- 過去問演習
- 自分の県の過去問を10年分用意。
- 「虎の巻」:各県の過去問を分野別にまとめた教材。独学勢に最適。
- 全国高校入試問題正解
- 47都道府県の過去問を網羅。分野別の問題集もおすすめ。
塾用教材
- 計算の達人
- 小問集合問題で基礎演習に最適。
- 長文読解の達人
- スラッシュリーディングを通じて英文解釈力を養成。
- Winning 中3 理科
- 中1〜中3の内容を総復習できる理科の問題集。
- 中学WinPass 社会
- 地歴公民を一冊でカバー。資料問題も豊富。
総括
- 問題集の選定が受験の成否を分ける。
- 適切な教材を選び、基礎から応用まで計画的に学習を進めることが重要。
※全保護者さんに読んで欲しい「勉強法や子育て本のおすすめ」を以下の記事で紹介中。Kindle Unlimitedを使うと全て”無料”で読むことができます。
※学習塾に通っていない場合は、塾用教材を使って勉強するのが効率的です。市販教材に比べて圧倒的に質が高くコスパもいいです。学習塾の先生の要望に応えた教材で、痒い所に手が届く良書ばかりです。本屋では買えないですが、Amazonなら購入可能なので、以下におすすめ教材をまとめておきます。
※市販教材でおすすめ教材を知りたい人には、以下におすすめ参考書・問題集をまとめた記事を掲載しておきます。
※高校受験おすすめコラムは以下の通りです。
・【高校受験】親ができること厳選3個紹介!後悔しない子供への接し方
・【高校受験】勉強するのが遅すぎた!手遅れになる子の特徴を解説
・中3からでも間に合う内申の上げ方や裏技が大嘘である理由と現実
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↓勉強のやり方について解説している書籍↓
「ウチの子は勉強のやり方が分からないと思うんです…」とお悩みの方は、上記の2冊の本をポチって読んでください。中学生の勉強の仕方の全てや、定期テストの勉強法まで全て包み隠さず書かれています。
現役の学習塾の塾長さんが現場指導の経験を基に書かれているので、よく分からない教育評論家の綺麗事とは無縁の超現実的実践的な勉強の本です。お子さんの伸びない原因が本当に勉強法を知らないことにあるのなら、上の2冊の書籍で問題解決します。
また、高校入試の全体像が分からない人や、高校受験生の勉強計画をどう立てていいか悩まれている場合は、以下の書籍を読んでください。
こちらは、高校入試の勉強法の全て(どの教科からやるか・どの時期に何をやるかなど)がかなり細かく書かれています。
