定期テストの平均点が低い…

このような時、自分の子供の点数もそれにつられて下がるケースが多いのですが、保護者さんはどう受け止めるのが正解なのでしょうか?

中学校の定期テストの場合、平均点が50点以下になることは割とあります。酷いと平均点が40点前半や30点台というケースも普通に起こります。

特に、2極化が進んでいる英語や、才能を求められがちな数学・理科に関しては定期テストの平均点がすごく低い時が年に何回かあります。

そこで本記事では、定期テストの平均点が低い時の対処法&注意点を解説していきます。

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定期テストの平均点が低い:難しすぎるテストの定義

中学生を指導していると、異常に平均点が低いテストを目にすることは珍しくはありません。ただ、平均点が低いとは、一体何点ぐらいを想定して言われる言葉なのでしょうか?

まず最初に、平均点が低いテストの定義について、自分の中にある基準についてお伝えします。

平均点が低いテストの定義:40点台だと難しすぎるかな?

まず、塾講師目線で、平均点が低いテストの定義をしていきます。

自分の中での定義はこうです。

・平均点が40点台だと難しすぎる

今の所、近隣の中学校を見ているとこんな感覚になります。

一般的に、中学校の定期テストだと、平均点は60点程度に設定されることが多いです。そして、そのくらいの平均点のテストは非常に良いテストです。

ただ、平均点が50点台に入ってくると、そこそこ難易度の高い問題が入り、中間層ぐらいがそれなりに苦戦します。

しかし、平均点が40点台のテストになってくると、もはや上位層の生徒でもそれなりに手こずる問題が複数問ある状況になってくるでしょう。もともと100点満点のつもりで作ってないだろ?と感じます。

そのため、平均点が40点台のテストは十分に難しすぎるテストと定義していいのではないかと思います。

平均点が55点以上なら普通のテスト

平均点が40点台の時には明らかに難しいテストだと感じます。

では、ギリギリのラインはどこでしょうか?

自分の感覚は以下の通り。

・平均点55点以下

正直、平均点が60点になるように作るのが一般的なテストですが、先生の匙加減やその年の生徒の質によって、多少の平均点の上振れ・下振れはしてしまうものです。

だから、平均点55点ぐらいまでなら誤差の範囲かな?と個人的には思っています。これを下回ると、テストそのものがもう少し調整できたのでは?と思ってしまいます。

中学英語の平均点だけは別

なお、平均点の高い・低いを判断する上で、注意点もあります。

それは、中学英語の平均点です。

一般的に、英語の平均点はどの学校でも非常に低く、全教科の中でも毎回低い平均点で安定しています。

ただし、英語の場合は問題が難しいから平均点が下がっているわけではありません。明らかに、「下位層」が足を引っ張る形で平均点を押し下げているからです。

近隣中学の英語の得点の内訳を見ても、40点以下に1/3程度が密集しています。酷いと、30点以下に1/3が集まっていたりします。

でも、英語に関しては80点以上の高得点を取る生徒もたくさんいて、決して問題が難しすぎて全員がお手上げってわけでもないのです。

要するに、完全に二極化が進んでいるせいで、平均点が低くなっているだけってことです。

この場合、平均が低いからうちの子のテンスが低くてもしょうがないよね…とはなりません。あなたのお子さんは、完全に下位層にグルーピングされます。

数学と理科は難しいテストが多い傾向

ちなみに、平均点が極めて低くなりやすいのは以下の2科目です。

・数学
・理科


理科系科目に関しては、本当に先生の当たりはずれが大きい印象です。

特に数学は毎回安定して難しいテストを作ってくる先生も多いです。自分のレベルを自慢したいのか何なのか分からないですが、エゴとしか思えないクソ教師が多いのが数学です。

こういう先生に当たると最悪です。公立高校のガチャの1つです。

定期テストの平均点が低い事への対処法

では、仮に平均点が低いテストであった場合、親はどのように受け止めていけばいいのでしょうか?

ここからは、平均点が低いテストへの対処法について解説していきます。

中間層が最も割を食う:本当の実力と言えば実力

まず、平均点が低いテストで最も割を食う生徒について。

平均点が低いと、それにつられて点数が全員下がるのですが、そのダメージが最も大きいのは中間層でしょう。

この層は、平均点が標準的なテストであれば、対策によってそれなりに得点を取ることができます。

しかし、根本的に地頭がいいというわけではないので、対策の上を行く問題が出ればそれらを解くことは難しいです。そういう意味では、下位層と同じような点数になりやすいです。

この場合、子供本人をしっかり観察しておく必要があります。

平均点が低いテストだと、中間層と下位層の点数差が極めて少ないです。ただ、根本的な学力では中間層と下位層は全然違います。それがテストの点数だけでは分からないというのが難点…

しかし、普通に会話すれば分かります。

明らかにヤバい子は完全に崩壊しているので、それとは一線を画することはまともな大人が客観的に見れば分かります。塾などに通っている場合、先生に相談してみるのも1つです。

他教科の点数と見比べる

平均点が著しく低い場合、その教科の点数が下がってしまうのはもう仕方のないことです。

ただ、それを持ってしてその子の学力が下がっていると決めつけるのは早すぎると思います。テストが難しすぎると、一定以上の知能がないと対処できないってだけで、問題次第ではまともな点数を取れたのかもしれません。

そういう時は、他教科のテスト結果も見てあげましょう。

他教科ができていて、平均点が低い教科だけが出来ていないのであれば、それはそれでしょう。親御さんも、ハズレ教師に当たったと思い、あまり目くじらを立てないであげてください。

点数を見ない:立ち位置のみで判断する

平均点が低い場合は、点数そのもので評価するのは悪手です。

それよりも、学年順位や全体の%などを見てあげてください。

テストの点数が低いな…と感じても、学年順位で見ればそこまで低くないというケースは珍しくありません。

塾をやっていると、テストの点数しか見ていない(平均との差を考えない)保護者さんが非常に多いように感じます。ただ、これだと子供がかわいそうです。

平均点が低いテストは、努力が報われづらいと思っておきましょう。

総括:定期テストの平均点が低い事への対処法まとめ

最後に、本記事のまとめを残しておきます。

平均点が低いテストの定義

  • 平均点が40点台:難しすぎると判断。
  • 一般的なテストの平均点:60点程度が基準。
  • 平均点が50点台:中間層がやや苦戦する。
  • 平均点が55点以上:普通の範囲。
  • 英語の場合:二極化が進んでおり、低平均点は特定層の影響。

難しいテストが多い科目

  • 数学・理科:問題の難易度が高く、教師によっては難解なテストを作る傾向。

平均点が低いテストへの対処法

  1. 中間層への注意:
    • 平均点が低い場合、中間層は点数が下がりやすい。
    • 子供の学力が下がったと判断するのは早計。
    • 塾講師や子供の状態を観察して総合的に判断。
  2. 他教科と比較:
    • 平均点が低い教科だけに焦点を当てず、他の教科の結果も見てバランスを見る。
    • 他教科が良ければ、その教科だけ問題が難しすぎたと判断。
  3. 点数より順位で評価:
    • 点数ではなく学年順位や偏差値を重視。
    • 学年内の相対的な位置で評価するのが妥当。

注意点

  • 平均点が低い場合、子供が責められるべきではない。
  • 難しすぎるテストは学力測定としての妥当性を欠く。
  • 親は冷静に結果を分析し、焦らず次の対策を立てるべき。

総括

  • 平均点が低いテストの点数は努力を正当に反映しづらい。
  • 学年順位や他教科の成績を基に子供の学力を総合評価することが重要。

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