中学生で高校受験を控える生徒が気にするのは「内申点」です。
その中でも、「遅刻や早退」といった出欠状況に関する項目は、保護者及び生徒が結構気にするところではないでしょうか?
評定のように数字で把握しづらい部分もあり、高校受験への影響度をどのように考えていいかイマイチ分からないですよね…
そこで本記事では、遅刻や早退が中学生の内申点に与える影響について解説していきます。
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【中学生】遅刻や早退は内申点を下げるのか
まず最初に、中学生の遅刻や早退は内申点を下げるのか?について解説していきます。
中学生は遅刻や早退を繰り返すことは、高校受験で用いられる内申点にどのような影響があるのでしょうか?
遅刻・早退の回数は「参考程度」にしか見られない
まず最初に、遅刻や早退の回数がどの程度高校受験で見られているのかについて解説します。
結論、「参考程度」にしか見られていないのでは?と思います。というかそうです。
ただし、世の中には”限度”というものがあります。ほぼ毎日のように遅刻を繰り返している生徒の内申書を見たときに、高校がどう評価するのかぐらいは一般常識でも分かるでしょう。
なお、遅刻や早退は1年間で10回以下であれば何もマイナスになることはありません。
年間で10回以上も遅刻欠席があると、「ん?」と思われても仕方がないです。特に中3で遅刻早退があまりに多いと高校側も少し考えてしまうでしょう。
・この子は入学したとして、本当に高校生活が送れるのか?
こうやって疑われてしまうには、十分過ぎる根拠になることは覚えておいて欲しいです。
各教科への間接的な影響は少なからずある
遅刻や早退といった回数そのものは、中学校の内申書を評価する上でそこまで重要視されるようなものではありません。
先述した通り、参考程度だと思っておきましょう。部活動や委員会活動なども、なんだかんだで参考程度にしか見られていません。
しかし、遅刻に関しては教科の内申点に何かしらの影響を与えるリスクがないわけではないです。例えば、授業で発言する機会が人より少なくなれば、アピールするチャンスを失うことになります。
また、授業中に先生が何かしらテスト範囲やテストのポイントをボソッということもあります。こう言うのって、授業に出ていないと自分だけ情報が取れないことになります。
その結果、テストの点数が下がってしまったのであれば、内申点が下がることにも直結します。
この辺りの間接的なリスクに関しては理解しておく必要があるでしょう。
私立専願や推薦入試には大きな影響を与える
正直なところ、公立高校受験は遅刻・欠席が直接合否に影響を与えることは少ないです。
しかし問題なのは、「推薦入試」です。
推薦入試は、私立と公立の2つありますが、どちらも出欠状況などをかなり見られると思った方がいいです。
私立専願などでは、高校側が遅刻早退などの回数に条件をつけているケースもあります。その場合、基準を上回る遅刻早退回数があると、推薦基準を満たせないことになります。
なお、公立高校の推薦も同じような理由で校内選考で推薦してもらえないリスクがグッと上がります。
中学生の遅刻早退の内申への影響が分かった後に:注意点
ここまでは、内申書に関する遅刻早退の影響について解説してきました。
ここからは、遅刻早退が及ぼす悪影響についても解説していきます。
遅刻・早退・欠席が多い子に賢い子は少ない
まず、塾の現場から自分が主観的ではあるものの、確信していることがあります。
・遅刻回数と学業成績は反比例する
遅刻回数が増えれば増えるほど、学業成績は絶対と言っていいほど下がります。
注意して欲しいのは、遅刻が多い子は頭が悪いと言いたいわけではありません。知能については遺伝的な影響の方が大きいので、元々の地頭はそもそもの脳構造の影響の方が大きいです。
だから、遅刻していても賢い子というのは一部います。真面目に通塾してくれていても、遅刻している生徒に負けちゃう子がいるのは仕方のないことです。
ただ、元々の地頭が良くても、遅刻回数が多くなれば点数がジワジワ下がる傾向にあります。どうあっても最大値を引き出してあげられないのです。
受験生になった時にいつまでも本気にならない
普段から遅刻や早退が多い生徒は、とにかく生活が怠惰です。
身体的な事情がある場合は仕方ないですが、健常児でただグダって遅刻するだけって生徒の方が実際は多いでしょう。
だから、受験直前の冬になっても遅刻癖が治りません。こういう生徒は、小テストや課題などもまず真面目にこなしません。でも、一丁前に志望校だけは高く、分不相応でも中々志望校を下げません。しかし、遅刻はし続けます。
正直、最も厄介な生徒です。このタイプは不合格になることも多く、塾としては「泥船」に乗せられている気分になります。
学校での評価がいいわけがない:評定のスコアも決まって低い
塾などで遅刻が多い生徒を見ると、「この子は学校でも先生の評価が良くないだろうな…」と直感的に分かってしまうことがあります。
まあそうですよね、主観とは言え何人も生徒を見ている大人がそう評価しているので、塾講師と学校の教師の評価にそこまでズレがあるわけありません。
案の定、遅刻が多い生徒の内申点はボロボロです。
結局全てが雑でしかないので、提出部や授業態度も壊滅的に悪いというのがセットになっています。この状況だと、仮に塾で点数アップしても内申点は上がりません。
内申点が上がらないまま中3二学期まで引っ張ると、最終的に行ける高校の選択肢が本当に極小になってしまいます。ここまで来ないと己の愚かさを反省しないというのが、このタイプの末路です。
総括:【中学生】遅刻や早退は内申点を下げるのかまとめ
最後に、本記事のまとめを残しておきます。
- 遅刻・早退の影響について
- 遅刻や早退の回数は高校受験において「参考程度」に見られる。
- 年間で10回以下であれば特に問題ないが、それ以上だと「生活態度が悪い」と見られる可能性がある。
- 特に中学3年生での遅刻や早退が多い場合、高校側が不安視することがある。
- 内申点への影響
- 遅刻や早退そのものは内申点に直接影響しないが、授業態度や提出物の評価に影響する可能性がある。
- 遅刻で授業に遅れることで、先生の印象が悪くなり、間接的に評価が下がる可能性がある。
- 推薦入試での影響
- 推薦入試では、出欠状況が重要視されることが多い。
- 遅刻や早退が多いと、校内選考や私立高校の推薦基準を満たせないリスクがある。
- 遅刻が多い生徒の特徴
- 遅刻が多い生徒は、学業成績が下がる傾向がある。
- 元々頭が良い生徒でも、遅刻が多いと最大の学力を発揮できないケースが多い。
- 遅刻や早退が多い生徒は、生活態度が怠惰で、受験直前になっても本気になれない場合が多い。
- 学校での評価
- 遅刻が多い生徒は学校でも評価が低い傾向がある。
- 提出物や授業態度が悪いことがセットになり、内申点が上がらないまま受験期を迎えるリスクが高い。
- 最終的な影響
- 遅刻や早退が多い生徒は、中3の後半で選べる高校の選択肢が非常に少なくなる。
- 内申点が低いまま受験を迎えることで、不合格の可能性が高まる。
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※高校受験おすすめコラムは以下の通りです。
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