内申点は「えこひいき」があるからゴミな制度だ…

毎年のように、中3の受験生から聞くフレーズです。そして、塾長目線で見ても、その要素はあると思います。

内申制度がゴミと揶揄されてしまうのには、教師の好き嫌いが反映されている側面があるからでしょう。いや、あると断言するのはダメですね。

しかし少なくとも、教師の好き嫌いで決まっている部分がないか?と子供や保護者、そして我々塾業界にも思われていることは問題でしょう。先生方は至って真っ当に評価しているのかもしれませんが。

ただ、公立高校を受験する場合は、内申が不足すれば点数を上げても偏差値を下げて受験校を決めなくてはいけなくなるもの事実。現行の制度にケチをつけても問題解決に向かいません。

本記事では、ひいきあり・教師の好き嫌いありの内申制度への対処法を解説していこうと思います。

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内申点は”ひいき”ありの「ゴミ制度」なのか

公立高校受験で必要とされる内申点は、さまざまな問題提起がなされやすい制度です。それゆえ、「ゴミ制度」などと揶揄されることもしばしば…

ただ、本当に内申制度はイカれた制度なのでしょうか?まず、内申制度の本質を確認してみましょう。

内申制度に”えこひいき”は存在するのか?

まず、多くの方が疑問に感じる「えこひいき」に関して。この点に関して塾長目線でハッキリいます。

結論、内申点にえこひいきは存在していると思います。

と言うより、内申制度とは学校教師に裁量権を与えた上で評価する仕組みなので、主観的な要素を取り除くことなどそもそも不可能です。

相対評価であれば、機械的に評定をつけることは可能です。しかし、絶対評価の時代においては、確実に「お気持ち」が入り込んでしまいます。

特に、評価項目の1つである「主体的に取り組む態度」。

これらは、授業態度・提出物・テストの点数などを総合的に判断しています。しかし、授業態度に関する評価なんて機械的にできるわけもないのです。だから、普段の生活の中で感じるその子の印象を教師は無意識に評価に入れてしまう可能性がある。

つまり、教師の主観を前提にするしかない制度と言えるわけです。それをゴミと言うのなら、内申制度はゴミ制度と言えるでしょう。

教師の好き嫌いが内申点に反映されるのか

次に、教師の好き嫌いで内申点が変動するのか問題。この点に関して自分が感覚的に思う見解を述べます。(あくまで主観です。)

内申制度では、「教師の”好き”は影響しやすく、”嫌い”は影響しずらい」です。

内申制度を気に入らない人がよく使う言葉に、「内申美人」があります。点数に見合わない評定をもらう子を揶揄する言葉です。

内申美人と俗に言われる子は、学校の先生からの人物としての評価が高い子が多いです。クラスの中心的な人物であったり、部長していたりなど。

このタイプの子は、学校生活において必要不可欠です。教師にとってね。

そして、教師にとって必要不可欠な子は気に入られ、その子の内申が上がってしまう。これは現場で指導していてもぶっちゃけ感じます。

しかし、逆はあまりないんですよね。嫌われているから内申が下がるみたいなケース。(※ネットなどでは「嫌われていたから内申下げられた」と言ってる人もいますが。)

さすがに学校の先生も、嫌いだからと言って内申点を下げるなんてことは、良心が許しません。まあ、そう言う人の方が大半だと思います。

ただ、内申を上げるのは別に良心が痛まないでしょ。だから、内申を上げる方には好き嫌いの要素が反映されやすいのでは?と思うわけです。

テストの点数が高いのに内申が低い生徒の特徴

先生に嫌われたから内申が下げられた…

こう言うことを言う生徒の事例について考えてみましょう。

まずね、そう言う子には根本的に何か問題がある。自分もそうだったからよく分かります。笑

塾の中でも内申制度について不満の声を漏らす生徒はいます。大体は男子生徒ですが、大人の自分から見た時に人間的問題点を感じます。

・精神的に幼い
・さわがしい
・とにかく雑でいい加減


概ねこれらの共通項が見られます。

だから、学校でも授業中にうるさいのでしょう。そして、提出物などもいい加減に出すのでしょう。いや、出さない子もいるな。

そりゃさ、「主体的に取り組む態度」の項目は悪い評価になるって…

これは別に学校の先生のえこひいきで内申点が下げられてるとは思わないです。今の評価体制のもとで評価するのなら、それは「真っ当な評価」です。

内申制度にひいきはある!教師の好き嫌いへの対処法

残念ながら、内申制度には「ひいき」があります。

あるって断言すると怒られそうだけど、あるでしょ。笑

ただ、問題なのはどうやってこの制度をハックし、自らの高校受験を成功に導くか。つまり、対処法です。ここからは、ひいきありの内申制度への対処法をお伝えします。

【大前提】ペーパーテストの点数を取れ

内申制度が不公平だと言う話になると、「ひいき」の話がテーマの中心になりやすいです。

ただし、この手の不満を漏らす子の多くは、そもそも点数が低い。

もちろん、例外があることも知っています。点数が高いのに内申が…って言いたいんでしょ?だから、そのタイプは一旦横に置いておこう。問題は点数も取れてないのに、内申制度の問題点ばかりを指摘してるそこのあなた。

正直、先生にどれだけ嫌われてようとも、テストで100点取ったら「5」になるって。どれだけ主観的な評価で下げられても、「4」にはなる。

学校もさ、この点数で「2」とか「3」つけたら、流石にクレームされると思うよ。どんだけあなたのことが嫌いでも、高い評価をつけるしかないから。

だから、まずはペーパーテストで点を取れ。

考え方:今ある制度を使いこなした奴の勝ち

次に、考え方の問題。

まずね、世の中にある制度なんてどれもこれも不公平であることを前提にすべきです。こんなの、言い出したらキリがない。

大学受験なんて「指定校推薦」とかいう不公平の象徴のような制度あるよ。大人になっても、会社内の評価なんて真っ当な訳ないし。

だから、今ある制度をどうハックするか?を基本の考え方にしましょう。内申が取れない男子は、生き方から見直すしかないの。

内申を上げるために、やれることはやった?

例えば、正直ベースで先生に相談に行くとかでもいい。

「〇〇高校にどーしても行きたいんですけど、△△の教科でどーしても内申点が必要なんです。どうすればいいですか?」

こんな風に先生に相談して内申を上げてる子も普通にいるよ。それがいいかどうかは置いといても、うまいよね。

これが今ある制度をハックするってことなら、プライドなんてクソほど受験に役立たないものはゴミ箱にシュートすべき。ゴミなのは内申制度じゃなくてあなたのプライドの方なのだから。

内申制度を受け入れるか・我が道を行くか

正直、内申制度が存続する以上、それにうまく乗っかった人が美味しい思いをします。これはもうどうしようもない現実。

仕方無いでしょ?世界は残酷なんだから。

ただね、内申とかいうゴミ制度に魂を売りたくないっていう中2病の君のきのもよく分かる。

「〇〇高校にどーしても行きたいんですけど、△△の教科でどーしても内申点が必要なんです。どうすればいいですか?」

なーんて先生のところに営業活動するとか、正直俺だっても死んでも御免だから。アホらしくてやってられない。笑

だけど、文句ばかり言っても望んでいる結果は得られない。

だから当時の自分は、テストの点数で突き抜けることを決めた。その結果、主教科はオール5になった。

でも、音楽と体育はダメでした。合唱が嫌いすぎて口パクしたり、マスクしてたからね。(※コロナになる前の話です。)。あとは持久走がだるすぎて、足の怪我(という嘘)で見学したりもしてたし。汗

だから、内申点は下げられてもしゃーないよね。でも、内申点に関してはそれで受け入れていたからストレスはなかった。

絶対におすすめしないけど、やるならここまで突き抜けないと。何の話だ?笑

これが正解かどうか分からないけど、中途半端にやらないことが大事だと思います。

※決してこんな風になってはいけません。ほとんどの子はならないけど。

総括:内申点は”ひいき”ありのゴミ制度なのか?

最後に、本記事のまとめを残しておきます。

内申点は「ひいき」がある制度

  • 内申点の評価には教師の主観が入りやすい。
  • 特に「主体的に取り組む態度」の評価には、授業態度や提出物の完成度、普段の印象が影響する。

教師の好き嫌いと内申点の関係

  • 好き嫌いの「好き」は内申点にプラスの影響を与えやすい。
  • 嫌いだからといって内申点が下がるケースは少ないが、好かれている生徒の内申が上がることはよくある。

テストの点数が高いのに内申が低い生徒の特徴

  • 精神的に幼い、授業中騒がしい、提出物が雑・未提出などの問題行動があることが多い。
  • 内申が低い理由は、主観的なひいきではなく真っ当な評価であることが多い。

内申制度への対処法

  • テストで点数を取ることが最優先
    • テストで高得点を取れば、教師の主観を超えて内申点が高くなる。
  • 制度をハックする考え方を持つ
    • 不公平な制度でも、それを利用して有利に立ち回るべき。
    • 先生に内申点を上げる方法を直接相談するなど、積極的に行動することが有効。
  • プライドを捨てて行動する
    • 高校受験で必要な行動を取り、結果を出すためにプライドは不要。

内申制度を受け入れるか、自分の道を行くか

  • 内申制度に従って努力するか、内申点を気にせず他の手段で受験を成功させるかの二択。
  • 自分の納得できる方法を選ぶべきだが、どちらも中途半端にしないことが重要。

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・【高校受験】親ができること厳選3個紹介!後悔しない子供への接し方

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