自分より格上の天才を、努力と戦略で打ち負かす。

少年漫画で子供の心をグッと掴む典型的な展開。

でもさ、現実ってそんな漫画みたいな展開ばかりじゃないよね。

どれだけ努力したって、どれだけ戦略練ったって、叶わない事なんてたくさんある。

“努力と戦略ではどうにもならない、持って生まれた才能の差”

これが理由で思い通りにならない事が山ほどあるのが人生。

大人の我々は、嫌ってほどその現実を知ってるよね。

努力と戦略で何とかなると思われがちな勉強。

でもさ、勉強という競技だって、才能に大きく振り回されるよね。

人間には、知能を表す指標として、IQってものがある。

このIQというか地頭みたいなものが、ペーパーテストに大きく影響しないわけがない。

現代の医学?では、IQ70を切ると「知的障害」と診断される。

中央値より下だけど、知的障害とは言えない場合は「境界知能」と呼ばれる。

知的障害と境界知能を合わせると、人口の大体16%ほど。

中学生の1つの学年が150人ぐらいとすれば、約24人に相当する。

当然だけど、このレンジにいる子達は、頑張っても中々勉強で成果を出す事は出来ない。

一生懸命教えても、自分のIQでは理解できなくて、とても苦しそうにしている子がいる。

実際、自分もそういう子に出会った事はある。

でも、これは努力や戦略をどれだけ駆使しても、解決できる問題じゃない。

今より少し良くすることは可能だけど、神戸高校へ進学!とはならない。

いや、偏差値50の六アイだって、正直ほとんど厳しい。

この時点で進路選択は相当限られた選択肢になってしまう。

辛いなんてもんじゃない…

もちろん、IQが中央値以上の子でも、才能の壁には当然ぶち当たる。

中学生だとさ、数学の才能の壁にぶち当たってる子、本当に多いよね?

数学はさ、他教科と違って明らかに才能が求められちゃうからね。

できる子は放っておいても出来るのに、出来ない子は努力しまくっても点が伸びずらい。

正直言うと、数学のセンスってほぼ遺伝で決まるからね。

だから、中学生にもなれば、数学に限界を感じちゃう子も少なくない。

努力と戦略で凡人が成果を出せる領域がある一方、どうしても才能がないと届かない事もある。

テストの点数だって、ある一定の点までは努力で上がるけど、そこから先は才能ありきの試合だからね。

当然それは、志望校を考える受験生になれば、嫌でも直面する現実。

この、努力や戦略だけではどうにもならない壁にぶつかった時、人間はどうするのがいいんだろう?

配られたカードではどうしたって勝てない時、あなたならどうするか?

配られたカードを最大限使って挑む権利は誰にでもある

まず前提としてさ、やっぱり世の中、努力や戦略だけではどうしようもないことはあるよね。

この事実は動かしたらダメだと思うわけ。

でもさ、じゃあどうにもならない事がある時、どうするの?

やめるの?戦わないの?

この問いに対して、自分に気づきを与えてくれたのがアイシールド21って漫画。

蛭魔が言ったこのセリフ。

ないものねだりしてるほどヒマじゃねぇ。

あるもんで最強の戦い方探ってくんだよ、一生な。

この言葉の真意って、

「配られたカードを最大限使って挑む権利は誰にでもある」

ってことだと思うんだよね。

勝つか負けるかって話は置いといて、挑むことは皆平等に出来るって意味でね。

最初の問いに対して答えになってるか分からないけど、勉強もそう言うところ少なからずある。

例えば数学はセンスがない、もうこれは確定。

でも、英語とか暗記科目ならなんとかなる。

もちろん数学ができない時点で神戸高校とかは厳しいけど、御影や葺合ならまだ何とか出来るかもしれない。

自分に与えられたカードを一番最高の並び方にして、最高の一手を出す。出し続ける。

人生ってずっとそう言うことなのかもね。

進路選びで悩んでる受験生や保護者さん、

境界知能のお子さんをお持ちの保護者さん、

この言葉が少しでも励みになればと思います。

配られたカードを「どこで」「何に」切るのかもまた人生

「配られたカードを最大限使って挑む権利は誰にでもある」

これは本当に真理だと思う。

でもさ、これは無謀な挑戦を正当化する免罪符にするのもまた違う。

勉強の場合だと、進路決定の話ね。

1%でも勝負論があって挑むのと、0%で挑むのとはやっぱり意味が違う。

じゃあ、とてつもなく勉強が苦手でしょうがない子はどうしたらいい?

“配られたカードを「どこで」「何に」切るのか”

これを考え続けていくしかないと思う。

何が何でも勉強で勝負しなきゃいけないってケースを除けば、別の道で自分に配られたカードを切ってもいいんだから。

別の道なら、もっといい手札に化ける事もあるんじゃないかな?

もちろん、綺麗事だって意見は分かるし、そんな単純な話じゃないことは百も承知。

・勉強の才能がない

ってのと、

・逆上がりの才能がない

ってのは、同じように捉えられないもんね。

逆上がりができないデメリットなんてほぼないけど、勉強ができない事で被る不利益は正直あるからね。

境界知能って言われて、ショックじゃない人なんていない。

そう診断されるのが怖くて、境界知能って疑いがあるけど、あえて検査をしない人も大勢いる。

すっごく辛い話。

でも、

ないものねだりしてるほどヒマじゃねぇ。

あるもんで最強の戦い方探ってくんだよ、一生な。

って言葉には、いろんなヒントがあると思う。

「あるもんで最強の戦い方探る」

ってのは、本当に深い言葉だと思う。

それは時に、

・場所を変える
・対象を変える

ってことをも同時に認めてると思うし、むしろそれを推奨しているとも取れる。

なんだかんだ人生で大事なことって、少年漫画から学べる気がするこの頃。

今日の話はここまで。

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