尼崎稲園高校は、兵庫県第二学区の中ではここ数年で一気に偏差値を上げました。その結果、超人気高校になったと言えます。
昔の尼崎稲園高校は、偏差値50ちょいの中堅校でした。しかし今は、尼崎トップでもあり、第二学区の中では市立西宮に迫る勢いです。
しかし、近年なぜこうも尼崎稲園高校は人気になったのでしょうか?
本記事では、尼崎稲園高校がなぜ人気なのかその理由を解説していきます。
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尼崎稲園高校はなぜ人気?倍率や偏差値が上がった理由
では早速、尼崎稲園高校が近年なぜここまで人気になったのかを解説していきます。
このセクションを読めば、第二学区の昨今の受験状況が分かります。
伊丹市・川西市・宝塚市からも通えるから
尼崎稲園高校が人気になっているのは、やはり地理的要因の問題でしょう。地理的要因というのは、交通の便の問題です。
尼崎稲園高校は、どう考えても通学しやすい高校です。
尼崎に住んでいる人はもちろん、伊丹市・川西市・宝塚市からも電車1本で通えてしまうのが最大の魅力ではないでしょうか?
そすると、尼崎市内の生徒だけでなく、市外から通学する生徒も当然増えます。その数が結構多いので、どうしても尼崎稲園高校が人気になっているように思えます。
宝塚市の受験生の心理
宝塚市の場合、立地の関係もあって、色んな選択肢がありそうです。
例えば、宝塚北に行くという選択肢がまずありますね。偏差値も高く難関校の1つですから、稲園ではなく宝塚北高は全然アリです。
ただ、住んでいる場所によっては、宝塚北を避ける人も少なくないと思います。それが証拠に、宝塚北は「定員割れ」を起こしている年もあります。
また、宝塚にいる人は、電車一本で西宮にも行けてしまいます。
その結果、宝塚の優秀層が尼崎と西宮に流れていると考えられます。その影響を受けて、稲園高校の倍率が上がっていくということになります。
川西市の受験生の心理
次に、川西市に住んでいる受験生の心理を考えてみましょう。
最近の傾向としては、やはり伊丹市や尼崎市に降りてくる流れがあるのではないでしょうか?結局電車で行けてしまいますしね。
もちろん、川西市には川西緑台高校があると言えばあります。
しかし、レベル的に見ても川西緑台は中堅校です。上位校を狙える実力のある子からすれば、川西緑台は嫌ってことになるでしょう。
その層は、稲園高校に流れてくるのかな?と思います。
尼崎市の子供の学力も上がっている
尼崎稲園高校の偏差値が上がっていくのは、市外の生徒の流入だけが理由ではありません。
シンプルに、尼崎市の子供の学力が上がっているからというのもあります。
ここ数年、尼崎市の印象ってガラッと変わったのではないでしょうか?塚口のあたりとかは結構お金持ちも多く、優秀な子供も多い感じでは?と思います。
要するに、昔の尼崎ってお世辞にもいい街とは言えませんでしたが、ここ数年はそうでもないということです。実際、学力調査の結果を見ても、尼崎単体の学力が上がっているんですよね。
昔が低すぎた…と言うのもあるのですが、最近の尼崎が上がっていると言うのも理由の1つかな?と思います。
尼崎稲園高校はなぜ人気か分かったら:他地域への影響
ここまでは、昨今なぜ尼崎稲園高校が人気なのかを解説してきました。
ここからは、尼崎稲園高校の人気が他の高校に与える影響についても紹介していきます。
市立伊丹高校も人気になっている
第二学区では、ここ数年伊丹の学校の人気もすごいです。
特に市立西宮高校なんかは、かなり偏差値を上げました。めちゃくちゃ人気の学校で、内申点が高くないとまず受からないのでは?と思ってしまうほどです。
これはには、伊丹市の人口が増えていると言う背景もあるでしょう。住みやすい街になって、人口が増えているという大きな流れの影響は大きいです。
しかし、市立伊丹高校のレベルが上がったのは、それだけではないのです。
もう1つの理由は、尼崎稲園高校を受けるの子の「第二志望」になっているというのもあります。
この層はかなり優秀な生徒なので、仮に稲園がダメで市立伊丹に行ったとしても、大学受験でそれなりにいい結果を出してしまうでしょう。その恩恵を受けているのが市立伊丹では?とも思えます。
あ、あとは定員が減らされたという影響もありますね。
県立伊丹高校のレベルも上がっている
県立伊丹高校も、昨今ますます難しくなっている高校と言えます。
その理由は、尼崎稲園高校の第二志望になるからでしょう。
理屈としては、市立伊丹と同じといえば同じですが、伊丹の高校はかなり難しくなっている印象です。
尼崎稲園高校は人気!オール5付近の内申点が必要

尼崎稲園高校は、第二学区では完全に上位校です。
そのため、本気で受かりたいのであれば、内申点や当日点の両方をきちんと獲得しなければ合格できません。
最後に、尼崎稲園高校がどのくらい難しい高校なのかを解説します。
オール5付近の内申点を獲得する必要あり
稲園高校は、市立西宮に次ぐ上位校です。
兵庫県で公立上位校を受けるのであれば、内申点はほぼオール5に近い水準出ない限りまず勝負の土台にすら立てません…
そういう意味では、全教科バランスよく取れるオールランダーでない限り受験は厳しいです。ただ、9教科オール5は本当の茨の道です。選ばれしものの領域です。
もちろん、必ずしもオール5までは必要ないのですが、5じゃない教科が数個でなければ許されない水準だと思います。
ただし、稲園高校は必ずしもオール5の内申点が必要な高校ではありません。兵庫式の計算で内申点225以上は欲しいのですが、これなら現実的に狙える子も多いと思います。
ただし、倍率は非常に高いので、高校受験としてはかなりの難関だと言えるでしょう。
受験対策は中1からスタートする意気込みで
稲園高校の合格は、相当高いハードルだと思います。
正直、中3から対策を始めていては間に合わないことも多いと思います。コンスタントに学力を上げた人しか、まず受かっていかないでしょう。
また、英語や数学に関しては、受験生になってもかなり先取りして進めておく必要があります。受験レベルの演習に入るのが遅いと、この辺りの上位校は最後カツカツになってしまいます。
少なくとも、学校のペースに任せていては、最後の最後相当焦ることになります。計画的に勉強をしましょう。
総括:尼崎稲園高校はなぜ人気かまとめ
最後に、本記事のまとめを残しておきます。
尼崎稲園高校はなぜ人気?倍率や偏差値が上がった理由
- 地理的要因
尼崎稲園高校は交通の便が良く、尼崎市内だけでなく伊丹市、川西市、宝塚市からも電車1本で通学可能。 - 宝塚市の受験生の影響
宝塚北高校を避ける生徒が稲園高校を選択。また、西宮エリアにも通いやすいため、宝塚市から優秀層が流れる傾向がある。 - 川西市の受験生の影響
川西市の受験生も伊丹市や尼崎市に流れる傾向あり。上位校を目指す層が稲園高校を志望するケースが増加。 - 尼崎市内の学力向上
尼崎市の子供たちの学力が上がり、特に塚口周辺で優秀な生徒が増加。
尼崎稲園高校の人気が他地域に与える影響
- 市立伊丹高校の人気上昇
尼崎稲園高校を受けた生徒が第二志望として市立伊丹高校を選ぶため、優秀層の流入が影響。定員削減も影響し、競争率が高くなる。 - 県立伊丹高校の難化
尼崎稲園高校の第二志望になるケースが多く、県立伊丹高校も人気が上昇。
尼崎稲園高校は人気!オール5付近の内申点が必要
- オール5に近い内申点があった方がいい
上位校であるため、内申点はほぼオール5に近い水準が求められる。全教科バランスよく高得点を取れることが必須。 - 早期からの受験対策が必要
中1から受験を見据えた学習が重要。特に英語や数学は先取り学習が不可欠で、早めに受験演習に取り組むべき。
※学習塾に通っていない場合は、塾用教材を使って勉強するのが効率的です。市販教材に比べて圧倒的に質が高くコスパもいいです。学習塾の先生の要望に応えた教材で、痒い所に手が届く良書ばかりです。本屋では買えないですが、Amazonなら購入可能なので、以下におすすめ教材をまとめておきます。
※市販教材でおすすめ教材を知りたい人には、以下におすすめ参考書・問題集をまとめた記事を掲載しておきます。
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