高校受験の過去問が全然解けない&ボロボロになる悩んでいませんか?

受験過去問はこれまで受けてきた「実力テスト」「模試」などに比べ、レベル感が一番高いと感じる受験生は多いです。

そして、過去問を解くとこれまでに取ったことがないような悲惨な点数を取ってしまい、落ち込む生徒も少なくありません。

本記事では、高校受験の過去問が全然解けない&ボロボロになる理由を解説します。その上で、受験過去問を解けるようにするための対処法もお伝えします。

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【高校受験】過去問が全然解けない&ボロボロになる理由

高校受験の過去問が全然解けないのはなぜなのでしょうか?

まずは、受験過去問の結果がボロボロになってしまう理由をきちんと分析してみましょう。

過去問に取り組むタイミングが悪い

過去問が全然解けない理由の1つが、「取り組む時期」の問題です。

そもそも高校受験の過去問というのは、12月下旬以降でないと解けないことがほとんどです。つまり、やるタイミングが早すぎる可能性が考えられます。

高校受験の過去問は、国語を除き中3の最後の範囲まで履修していない限り、未修分野の問題が必ず出てきてしまいます。数学で言えば「三平方の定理」、英語で言えば「間接疑問文」でしょうか?

理科社会に関しても、最後の天体が終わっていないケースや、公民分野が未修という可能性がありますね。

このタイミングで過去問を解き始めてしまうと、どう頑張っても取れる点数が下がってしまいます。基本的に、12月は過去問ではなく全範囲の学習を終わらせる時期です。過去問に無理して取り組むタイミングではありません。

夏休みに過去問をやろう!みたいな発信をしている人もいますが、個人的には全くおすすめできません。慣れることが目的なら、過去問ではなく模試でいいです。いや、模試の方がいいです。

模試過去問などで演習を全くしていない

過去問が全然解けない場合、そもそも問題なれしていない可能性も疑われます。

一般的に、いきなり自分の県の過去問にトライするのは正直ハードルが高いです。問題の形式などに慣れていない状況で解くと、時間配分の間隔がないのでうまくパフォーマンスが発揮できないことがあります。

そのため、過去問演習に入る前に、その県の入試形式に沿った模試の過去問などを回しておくのが自塾のやり方です。9月ぐらいから模試の過去問を時間を測って解く練習をしておくことで、本番の形式にも慣れ、自分なりの時間配分の感覚が身に付くからです。

特に、国英数などは時間配分の練習を全くせずに過去問を受ければ高確率で「時間切れ」を起こしてしまいます。

本当に実力がない(内申美人パターン)

考えられる可能性として、「内申美人パターン」もありえます。

普段の学校のテストの点数がそれほど高くない。でも、授業態度や印象、提出物などで点数以上の高い評価を受けてしまっているケース。

このタイプの子も、まず間違えなく受験過去問ではポシャります。

ハッキリ言いますが、このタイプは結構しんどいです。内申点が高いばかりに、本来の自分の実力に不相応な学校を志望しているケースがほとんどだからです。

ただ、地頭ベースで見ると同じ志望校を目指す子よりも何ランクか劣るため、過去問演習などをするとありえないレベルで差が出ます。特に、国語や数学などの得点差が激しいです。

基礎固めを完全に怠って過去問に特攻している

国語や英語以外で点数が思ったように取れない場合の話ですが、明らかに基礎固めが不足している可能性があります。

数学の小問集合や、各大問の(1)(2)ぐらいまでで落としているケース。理社などでは基礎知識(シンプルな暗記問題)で落としているケース…

この場合、テストの点数が結構下がってしまいます。

このケースは、時期的な問題もあります。しばらく復習論点を触っていないのにいきなり過去問を解いてしまった…みたいなケースですね。

もしそうであれば、理社は全範囲の参考書や基礎問題集など自分の普段使っているテキストに戻ってくさい。まだまだインプットの時間が重要で、過去問に取り組む段階ではありません。

高校受験過去問が全然解けない時の対処法:ボロボロでもOK

ここからは、高校受験過去問が全然できない時の対処法をお伝えします。

まずは、最初にお伝えした時期は守ってください。基礎固めが終わり、中3範囲まで全部やった子でも12月下旬ぐらいからしか過去問演習は原則できません。

その上で、全然解けない場合は以下の対処法を試してみてください。

まずは「傾向対策」に意識を向ける

過去問が全然解けないと、どうしても勉強時間を増やしたり、問題演習を増やしたりしようとしてしまうもの。もちろんそれ自体は大事なのですが、それよりも先にやって欲しいことがあります。

それが、「傾向対策」です。

あなたの受験する県の過去問を分析し、どんな出題傾向なのかを分析し、自分の中で戦略を練ってください。

傾向対策は、原則として「教科別」に行うのがセオリーで、以下のポイントを意識して全体的な作戦を立てます。

①教科難易度(一般的にどのくらい得点できそうな教科なのか)
②向き不向き(自分との相性の良し悪しから見える得点期待値)
③時間配分(各大問にどれだけ時間を使うのか)
④捨て問の数はいくつか(※受験問題は全部解けるわけではない)

これらを各教科分析し、自分の中での得点期待値を数字で出しておきましょう。その上で、各大問ごとの戦略(どの大問で取りに行くかなど)を決め、重点的に取り組む分野を決めます。

正直なところ、こんな感じで戦略を練ることなく、がむしゃらに勉強し始める生徒が多すぎるので、これするだけでも点数が上がります。

勉強面で努力する前に、戦略面で努力することを考えてください。

勇気を持って基礎固めに戻る

過去問がうまく得点できない時、コアな原因は大きく2つ。

①実力不足
②経験不足

最初にお伝えした「傾向対策」と言うのは、①実力不足をカモフラージュする効果があるので優先的に伝えただけです。

しかし、本来到達したい点数を取る上で、傾向対策だけでかさ増し出来る点数にはどうしたって限界があります。その場合は、偏差値をもう一段上げる必要があります。

その際、

・基礎問にもう一度戻すか
・受験レベルの演習で進み続けるか

と言うのが難しい判断になるとことです。

これらを見極めて適切なコンサルをするのが我々塾の仕事ですので、悩んだら塾で聞いてみるといいと思います。残り時間や志望校との距離などを総合的に見て、その時一番だと思える選択肢を考えるしかありません。

あまりに基礎がガバガバだと、正直基礎に戻すしかありません。以下に、受験対策の過去問に入る前の基礎問題集おすすめを載せておきます。

なお、志望校との距離があまりにかけ離れていれば、「志望校変更」を受け入れるしかなくなります。厳しいですが、受験とはこうやって現実を受け入れていく競技です。

受験レベルの演習が不足している場合:全国高校入試問題正解やれ

基礎問がある程度定着していても、受験過去問を解くと点数がボロボロになることは決して珍しくありません。

なぜなら、普段やっている基礎標準レベルの問題と受験問題には、明らかに距離があるからです。よって、多くの生徒はそこで一度「洗礼」を受けることになります。

これ自体はしょうがないことです。

ただし、基礎固めが終わっているのであれば、ここで基礎に逃げてはいけません。ここから先は、入試レベルの問題で己に負荷をかけ続けるしか伸びません。最も辛い時期ですが、最も伸びる時期でもあります。

進み続けるマインドが極めて大事です。

なお、最後にやるべき過去問以外の問題集は「全国高校入試問題正解」です。教科別・分野別に分かれているので、伸ばしたい教科(伸ばすべき教科)を優先的にやりましょう。

ここである程度演習を積んでから過去問に戻ると、自分でもビビるぐらい点数が取れるようになります。

全国高校入試問題正解は以下の通りです。

総括:高校受験の過去問が全然解けない理由&対処法

最後に、本記事のまとめを残しておきます。

高校受験過去問が全然解けない理由

  1. 過去問に取り組むタイミングが早すぎる
    • 12月下旬以降に全範囲を履修した後でないと解けない問題が多い。
    • 夏休みの過去問演習は非推奨。模試で慣れる方が効果的。
  2. 模試過去問での演習不足
    • 自分の県の過去問にいきなり取り組むと形式に慣れず失敗しやすい。
    • 模試の過去問を使って時間配分や形式に慣れることが重要。
  3. 内申美人タイプ(実力不足)
    • 授業態度や提出物で内申点が高いものの、実際の学力が伴っていない。
    • 特に、国語や数学で得点差が顕著に現れる。
  4. 基礎固めが不十分
    • 小問集合や基本的な暗記問題でつまずく。
    • 復習不足や未完成なインプットが原因で得点が伸びない。

高校受験過去問が解けない時の対処法

  1. 傾向対策を優先する
    • 自分が受験する県の過去問を分析して出題傾向を把握。
    • 教科ごとに以下を考慮して戦略を立てる:
      • 教科難易度
      • 自分の得点期待値(向き不向き)
      • 時間配分
      • 捨て問を決める
  2. 基礎固めに戻る
    • 実力不足が原因の場合、基礎問題集を復習する。
    • 志望校とのギャップが大きい場合は志望校変更も視野に。
  3. 全国高校入試問題正解で演習量を確保
    • 分野別過去問(全国高校入試問題正解)で受験レベルの演習を積む。
    • 基礎固めが完了している場合、負荷をかけた問題演習が成績向上に効果的。
  4. 進み続けるマインドを持つ
    • 点数がボロボロでも諦めず、演習を続けることが大事。
    • 適切な教材と方法で学習を進めれば点数は伸びる。

総括

  • 過去問が解けない理由は「時期」「経験不足」「基礎不足」「内申美人」のいずれか。
  • 適切なタイミングで戦略的に学習し、基礎固めと受験レベルの演習を並行することで克服可能。

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