内申書には習い事や資格などを記載する欄が設けられてます。

ここには子供が習得した様々な資格を書くことができます。しかし、どんな習い事や資格なら書けるのか中々浸透していないように思えます。

水泳や習字って書ける?剣道は?ピアノは?書けるとして何級からなら書いて意味があるの?

こんな疑問をお持ちの保護者様も多いはずです。

そこで本記事では、「内申書に書ける習い事や資格一覧」について解説します。

※全保護者さんに読んで欲しい「勉強法や子育て本のおすすめ」を以下の記事で紹介中。Kindle Unlimitedを使うと全て”無料”で読むことができます。

【高校受験】内申書に書ける習い事や資格一覧

それでは早速、高校受験の際に用いられる内申書に書ける習い事や資格に関して、現状自分が知っているものを思いつく限り羅列していきます。

漢字検定

まず鉄板なのは漢字検定です。

何級でも書けるとは思うのですが、中学生の場合は以下の級を目標にするといいのでは?と思います。

・漢字検定3級
・漢字検定準2級


感覚ですが、3級までなら少し頑張れば誰でも取れます。準2級を取ろうとすると、まあまあ勉強をガチるかな?って感じです。2級は難しく、中学生で取るのは結構趣味の世界の話かな?と思います。

漢検を取りたい人は、中3の終わりまでに漢検準2級を目指して欲しいと思います。

漢検対策で使える問題集を以下に載せておきます。

日本漢字能力検定協会
¥1,100 (2024/12/23 10:07時点 | Amazon調べ)
日本漢字能力検定協会
¥1,100 (2024/12/23 10:07時点 | Amazon調べ)

英語検定

中学生に一番人気がある資格が「英検」です。

今の時代は英検を持っておくことは大学入試でも有利に働くことも多く、国内では非常に人気の資格と言えるでしょう。

なお、英検に関しては以下の級を目標に習得を目指しましょう。

・英検3級
・英検準2級


個人的な感覚ですが、普段のテストで7〜8割ぐらい取れてる子であれば、あんまり対策しなくても受かってしまうのでは?と思います。

ただ、英検は出題傾向があるので、必ず過去問を買って対策してください。普段の英語のテストが悪い人でも、英検の対策をきちんとすれば受かってしまいます。

なお、英検準2級となると、中学生の中でも受かる生徒は限定的になります。上位層で英語が得意な子は中学生でも十分合格を狙えます。

英検のおすすめ問題集は以下の通りです。

数学検定

さて、ここからはちょっとマイナーな資格。

中学生の中でもたまに受験する子を見かけるのが、「数学検定」です。数学に自信がある子が受けている印象です。取らない子のほうが多いかな?と思います。

なお、中学生で数検取得を目指す場合は、以下の級が目標となります。

・数検3級
・数検準2級

正直、数検準2級まで取る子をあまり見たことがありません。受ける生徒でも3級かな?といった印象です。

なお、数検も数検独自の問題の癖があるので、受けるなら専用の問題集を購入し、短期集中で構わないので対策しましょう。以下の問題集を購入しておけばOKです。

編集:公益財団法人 日本数学検定協会
¥1,100 (2024/12/23 10:53時点 | Amazon調べ)
編集:公益財団法人 日本数学検定協会
¥1,100 (2024/12/23 10:54時点 | Amazon調べ)

歴史検定

初めて聞いた!って人も多いかも知れませんが、「歴史検定」と呼ばれる資格もあります。自分も中学の時に趣味で取りました。

歴検の場合、中学生で習得を目指すなら以下の級を目指せばOKです。

・歴史検定4級

歴検については、正直4級以外は中学生は取らなくてもいいです。というか、結構マイナーな資格なので、とってる人も少ないかな?と思います。

しかし、高校受験の歴史対策的な側面ではメリットもある資格です。普段の勉強の延長線上に合格が見える資格です。特に対策本とかは買わなくてもOKです。

実技面で書ける資格

次に、実技面で書ける資格について。

カテゴリ資格・検定名主催団体
IT・情報関連ITパスポート(情報処理技術者試験)情報処理推進機構(IPA)
パソコン検定(P検)ICTプロフィシエンシー協会
MOS(Microsoft Office Specialist)Microsoft
ジュニアプログラミング検定日本情報処理検定協会
情報検定(J検)日本情報処理検定協会
デジタル検定日本商工会議所
文化・芸術・技術関連書道検定日本書道教育学会
硬筆検定日本硬筆書写技能検定
珠算検定日本珠算連盟
そろばん検定全国珠算教育連盟
ピティナ・ピティナステップ全日本ピアノ指導者協会
ピアノグレード検定ヤマハ音楽振興会
写真検定日本写真協会
スポーツ関連柔道段位全日本柔道連盟
剣道段位全日本剣道連盟
空手段位全日本空手道連盟
泳力検定日本水泳連盟
体操検定日本体操協会
陸上競技検定日本陸上競技連盟
語学関連TOEIC国際コミュニケーション英語能力テスト
TOEFL外国語としての英語テスト
フランス語検定フランス語教育振興協会
ドイツ語検定日本ドイツ語検定協会
中国語検定日本中国語検定協会
韓国語能力試験韓国教育部
スピーチコンテスト
その他ボランティア活動認定証
ジュニアエコ検定日本商工会議所
防災検定日本防災士協会
動物愛護検定日本動物愛護協会
環境検定日本環境検定協会
食育検定日本食育協会
金融リテラシー検定日本金融リテラシー協会

まあ全部書き出してみましたが、「流石に中学生取らないよね?」って資格も多いです。

内申書に書ける習い事や資格が分かった後に

ここまでは、内申書に書ける習い事や資格に関して紹介しました。

最後は、内申書で習い事や資格を書く際の注意点などについて解説します。

加点対象かどうかは受ける高校次第

世の中にはたくさんの資格があります。ただし、高校によっては書いたとしても加点対象に必ずしもなるとは限りません。高校によって加点対象になるもの・ならないものがあるからです。

そのため、受験する高校にとってプラスになるかどうか調べてから資格取得に励んでください。

親主導で資格試験を子供に受けさせないで

学習塾をやっていると、毎年「困った保護者」に遭遇します。親が勝手に資格試験に申し込み、子供に受験させようとするケースです。確かに、英検などの資格を子供にとって欲しいという気持ちは分かります。しかし、こういうタイプのご家庭は決まって時期が悪い…という傾向があります。

多くの場合、中3の最後にしか英検などは受けられないので、11月などの受験を親が勝手に申し込みます。しかし、その時期は内申点が決まる「2学期期末テスト」の期間と高確率で被ります。

英検は私立受験などで加点対象にはなりますが、あくまでそれは加点。内申点いおいては9教科の評定の方が遥かに重要であり、むしろ評定が全てです。

にも関わらず、親が勝手に英検を申し込んだせいで、期末テストの対策が十分にできない…みたいな事例が多発しています。親御さんに悪気がないのは分かりますが、きちんと情報収集してから動くべきです。

お子さんを思う気持ちが、お子さんにとってデメリットに働く典型例です。

資格や習い事はそこまで合否に影響を与えない

資格や習い事を書きたいと願うあまり、資格や習い事にエネルギーを割きすぎる生徒がたまにいます。しかし、これもまた「本末転倒」と言わざるを得ないって生徒が多いです。

資格取得は、あくまで内申点(9教科の評定)アップと学力アップの妨げにならない範囲でやるものです。資格取得のために膨大な時間がかるのであれば、無理して資格を取らなくてもいいです。

内申点を上げて、かつ本番で合格できる実力をつければ普通に高校受験は受かります。くれぐれも資格コレクターみたいな風にはならないように気をつけてください。

※なお、中学生の通知表の成績に対する塾講師の忖度ない本音の厳しい評価は以下のとおりです。本当のことしか書いていないので、心臓の悪い方は読まないでください。

総括:内申書に書ける習い事や資格一覧まとめ

最後に、本記事のまとめを残しておきます。

内申書に書ける資格一覧

  • 漢字検定
    • 目標:3級、準2級
    • 準2級は中3の終わりまでに取得を目指す。
  • 英語検定
    • 目標:3級、準2級
    • 過去問を活用し対策が重要。準2級は上位層向け。
  • 数学検定
    • 目標:3級、準2級
    • 受験者は少数、短期集中で対策推奨。
  • 歴史検定
    • 目標:4級
    • マイナーだが勉強の延長として有効。

実技関連資格

  • IT・情報系
    • ITパスポート、パソコン検定(P検)、MOS、ジュニアプログラミング検定など。
  • 文化・芸術・技術系
    • 書道検定、硬筆検定、珠算検定、ピアノ関連検定など。
  • スポーツ系
    • 柔道段位、剣道段位、空手段位、泳力検定など。
  • 語学系
    • TOEIC、TOEFL、フランス語検定、中国語検定など。

注意点と対策

  1. 加点対象かは高校次第
    • 資格が合否に影響するかは高校ごとに異なるため事前確認が重要。
  2. 親主導の資格取得に注意
    • 親が勝手に資格試験を申し込むことで、期末テスト対策を妨げるリスクあり。
  3. 資格取得は内申点・学力アップの妨げにならない範囲で
    • 資格取得に過剰に時間を費やさず、内申点や本番対策を優先すべき。
  4. 資格よりも重要なのは内申点(9教科の評定)
    • 資格はあくまで補助的な役割。評定の方が重要度が高い。

※全保護者さんに読んで欲しい「勉強法や子育て本のおすすめ」を以下の記事で紹介中。Kindle Unlimitedを使うと全て”無料”で読むことができます。

※学習塾に通っていない場合は、塾用教材を使って勉強するのが効率的です。市販教材に比べて圧倒的に質が高くコスパもいいです。学習塾の先生の要望に応えた教材で、痒い所に手が届く良書ばかりです。本屋では買えないですが、Amazonなら購入可能なので、以下におすすめ教材をまとめておきます。

市販教材でおすすめ教材を知りたい人には、以下におすすめ参考書・問題集をまとめた記事を掲載しておきます。

※高校受験おすすめコラムは以下の通りです。

・【高校受験】親ができること厳選3個紹介!後悔しない子供への接し方

・【高校受験】勉強するのが遅すぎた!手遅れになる子の特徴を解説

・中3からでも間に合う内申の上げ方や裏技が大嘘である理由と現実

・【高校受験】内申足りないから諦めるべきケース!逆転が厳しい場合

・内申点の平均はオール3ではなく〇〇!平均では全く安心出来ない理由

・中3の実力テストがやばい理由まとめ!点数が取れない子の特徴

・偏差値60の高校に行くには内申点はいくつ必要?塾長が解説

・【高校受験】偏差値70トップ校に塾なしで受かる子の特徴&方法

・高校受験に向け小学生のうちにしておくこと一覧!塾長目線で解説

・【高校受験】最後に伸びる子の特徴!直前の追い上げで逆転する方法

・私立高校と公立高校の頭の良さ比較!同一偏差値ならどっちが頭いい?

・中3一学期の内申は厳しい?中3の1学期の成績が下がる理由&対処法

・中3の二学期で成績下がる子の特徴&理由!点数が落ちた時の対処法

・中3二学期は内申上げてくれるって本当?塾生のデータから見えた真実