塾を経営していると、私立高校と公立高校の比較について質問を受けることがあります。その中でも、こんな質問が昔ありました。

「私立高校と公立高校ってどっちが頭いいですか?」

頭がいい・悪いという表現の仕方はあまり良くないのですが、質問者が知りたがっていることって中々にどストレートですよね。あまり面と向かって人に聞くことではないのですが、内心気になっている人も多いのが事実でしょう。

そこで本記事では、私立高校と公立高校を同一偏差値で見た時、どっちの方が頭いいと言えそうなのかを解説します。

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私立高校と公立高校の頭の良さ比較:どっちが頭いい?

まず最初に、高校進学時点における比較をします。

最初にお断りしておくと、結構主観的な評価をしています。それでも読んでみたいと言う人のみ暇つぶし程度に読んでください。

※反論も多々あると思いますが、「コラム」だと思ってお許しください。

結論:同一偏差値なら公立高校に進学できる子の方が賢いイメージ

まず最初に、自分の正直な見解を”直感的に”言います。

もし偏差値が同じ高校で比較するのなら、公立高校の方が頭がいい子が多いように思います。

もちろん、高校に進学する段階(=中学生時点)でという話です。

まず、自塾のある近隣の高校で比較した時、同一の高校偏差値で公立と私立どっちに進学するか?と言われたら、迷わず公立に進学する子が多い印象です。

金銭的な面ももちろんありますが、レベル感や評価を見比べても、同一の偏差値なら公立高校の方が実際は頭いい子が多いと感じてしまいます。

(同一偏差値なら)私立は受かるが公立は受からない子もいる

次に、実際に受験するとどうなるか?について。

正直なところ、「(同一偏差値なら)私立高校は受かるけど、公立高校は受からない」という現象は普通にあり得ると思います。

と言うか、同一偏差値の私立高校を「滑り止め」としているのがその証拠。

確かに私立併願(滑り止め)はワンランクコースを下げたりする子もいるけど、基本的には同じような偏差値の学校・コースを受けることが多いです。

そう考えると、私立の方が同一偏差値であれば入学しやすいと思います。

私立専願を使えば実際の偏差値よりワンランク上を狙える

どうしても公立高校に軍配が上がると思う理由に、「私立専願」の存在があります。

私立専願とは、公立高校に行かないことを条件に合格を確約してもらう仕組みです。これを使えば、自身の偏差値よりも高い学校・コースに進学できてしまうことがあります。

実際、公立高校が厳しいと判断して、私立専願でワンランク上を狙う子もいます。そうやって自身の実際の実力よりもやや上の学校に進学できてしまう仕組みがあるのが私立高校です。

そう考えると、やはり公立高校の方が入学難易度が高い気がします。

入試科目の差で比較した場合

公立高校と私立高校では、入試に必要な科目数が違います。

公立高校は5教科全てを勉強しなければいけません。一方私立高校の場合、英数国の3教科受験のところがほとんどです。


つまり、私立の場合は併願で一般受験をするとしても、科目の負担が軽くなると言うことです。

もちろん、その分私立の入試問題の方が難易度が高かったりするケースもあるので、一概に科目数だけで頭の良し悪しを決められないと言うのは大前提。

しかし、大学受験と違って、これは高校受験。

いかに各教科深い内容を聞くといっても、所詮はそこまで大した話ではないです。普通に考えたら、5教科全科目入試レベルに仕上げる方が大変だと思います。

私立上位校vs公立上位校:難しい勝負

私立高校、公立高校の中でも、上位校で比較してみましょう。

正直、同一の偏差値で私立・公立を比較すると、よく分かりません

私立も上位校は本当に入るの大変ですし、問題もまあ難しい。だから、3科目受験するとしても、結構対策って大変なんですよね。

ただ、内申点を稼ぐ必要性がないので、その分学校生活の負担が軽い。公立上位校の場合だと、副教科のテスト勉強も頑張らないといけないです。変なレポートとかも…

そう考えると、公立高校受験には私立高校受験にはない大変さがある。

まあね、上位校に行ってる時点で両方ともすごいよ。笑

中堅校:公立高校の方がどう考えても大変

中堅校(偏差値50〜60)はどうか?

これは流石に公立高校の方が難しいと思います。色んな意味で。

やっぱり、内申点もちゃんと稼いで、そのうえで公立高校入試の問題レベルまで対応するのはかなり大変だからです。

私立入試の場合、滑り止めにしてほぼノー勉で行っても受かっちゃうので。

そう言う意味では、中堅校に進学する子が、この香ばしいテーマの主人公なのかもしれません。この層の子って、最初は公立高校志望してるけど、学力的にも内申的にも無理で私立に変えたりするので。

公立高校の推薦入試は別物

昨今の入試形態では、公立高校入試でも「推薦入試」が導入されました。

ただ、推薦入試で受かるのと、一般入試で受かるのもまた比較対象になりますね。正直なところ、「一般入試では受からない子でも、推薦入試だと受かることがある」と言うのが昨今の入試です。

だから、内申取れない&偏差値足りない子たちの最後の希望になっているのが推薦入試です…

もちろん、一般入試でも受かる実力のある子が推薦入試も受けて合格したと言うケースはいいのです。ただ、その逆がね…

面接試験などで上手くこなして合格しただけで、学力は鼻くそレベルって子実際いっぱいいるからね。

もちろん、そのまま行けば大学受験で詰みます。

私立高校と公立高校の頭の良さ比較の後に:勉強しろ

さて、ここまでは私立高校と公立高校の頭の良さ比較をお届けしました。

しかしね、こんなのはどーでもいいことです。

そもそも、こうやって優劣つけること自体が醜いです。(「ならやるな」と言う指定は横に置いといて。笑)

そして、高校進学はゴールではなくスタートです。学歴を気にするのであれば、大学受験の方がはるかに大事なわけですから。

そこで、公立と私立の比較をどーしてもしたくなる人にアドバイスをして終わります。

迷うのなら「公立高校」を目指しなさい

公立と私立でどっちが頭いいのか?を気にするあなた。

もしそうなら、迷わず「公立高校」を目指してください。

そもそもこの議論て、私立高校側が決まってコンプレックスを持っています。公立高校の人に「偏差値が同じなら、公立の方が賢い」と言われるからです。

もちろん、そんなマウントを取る子がしょーもないですよ。

しかし、コンプレックスを感じるのは私立高校の子です。気にするなと言っても、コンプレックスを感じてしまうのが人間です。その精神状態が一番まずいわけです。

であれば、公立高校に行けばいいだけの話。

これで問題解決します。どっちが賢いかとかではなくて、どうすればコンプレックスを抱えずに生きていけそうかを考えた方がいいのでは?と思います。

大学受験で勝てば全て解決する話

正直なところ、公立高校でも私立高校でも、ぶちゃけどっちでもいいです。

お金の問題などはあるにせよ、結局高校は大学に行くための中継点であるに過ぎない。その後の方が、就活含め全てにおいて重要です。

であれば、最後の最後に大学受験で結果を残すしかない。

公立私立どっちの高校が大学進学に有利か?なんて話は毎年出るけど、問題はそこじゃないです。本人次第なので。

だから、今はとにかく目の前の勉強を一生懸命やってください。

基礎学力をつけないまま高校進学すると、それこそ最初に詰みますよ。今の高一って、中学レベルの英単語すらロクに覚えずに高校生活をスタートします。

今グチャグチャ悩んでいる暇があるのなら、英単語帳でも1冊買ってきて勉強しろって話です。

総括:私立高校と公立高校の頭の良さ比較まとめ

最後に、本記事のまとめを残しておきます。

私立高校と公立高校の頭の良さ比較:どっちが頭いい?

  • 結論: 同一偏差値なら公立高校に進学する子の方が賢い傾向がある。
    • 公立高校を目指す子は、金銭面やレベルの観点から優先的に選ぶことが多い。
  • 私立は公立よりも受かりやすいケースが多い:
    • 同じ偏差値帯でも、私立高校は滑り止めとして使われることが一般的。
    • 私立専願を利用すれば、実力以上の学校・コースに進学できることがある。
  • 入試科目数の違い:
    • 公立高校: 5教科試験が必要で、全教科の対策が必要。
    • 私立高校: 3教科が主流で、負担が軽い。
  • 上位校の比較:
    • 私立・公立の上位校は難易度が拮抗しており、どちらが優れているかの判断は難しい。
  • 中堅校の比較:
    • 偏差値50~60の中堅校では、公立高校の方が内申点や入試対策が求められる分、難易度が高い。
  • 推薦入試の影響:
    • 公立高校推薦入試では、学力が足りない子でも合格するケースがあり、一般入試との差が大きい。

公立高校を目指すべき理由とアドバイス

  • 迷うなら公立高校を目指せ:
    • 公立高校の方が、コンプレックスを感じるリスクが少ない。
  • 高校進学はゴールではなくスタート:
    • 公立・私立どちらでも最終的な結果は大学受験やその後の人生で決まる。
  • 大学受験で勝てば解決:
    • 高校時代の学歴に関係なく、大学受験で成功すれば問題は解決する。
  • 目の前の勉強を優先:
    • 高校進学を考える前に、基礎学力をつけることが重要。
    • 中学の基本を固めることで、高校進学後のスタートダッシュが決まる。

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※高校受験おすすめコラムは以下の通りです。

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