中学以降で成績上位にいる子の保護者さんに共通すること。
「横からガチャガチャ口を出さず、子供を信じて見守ることができる」
これ。
その逆は大抵失敗パターン。
・「勉強しなさい」が口癖
・「次のテストで〇〇点以下だったらスマホ禁止」
・「一緒にワークを解いてあげる」等の虐待
もちろん、全部子供のためを思ってのこと。
でも、中学以降にこの方針で上手くいっているご家庭を、自分は本当に知らない。
「子供にはいい人生を歩んで欲しい」
「子供には将来苦労して欲しくない」
保護者さんのこういう想いから生まれる行動。
全ては愛情から来る行動。
でも、その愛情が話をこじらせる。
客観的に考えてみてください。
世の中で成功している人を。
同級生とかでもOKです。
その人の成功が、親のおかげだと思いますか?
その人の成功の裏に、親の影が少しでもチラつきますか?
しないですよね?
もうこれが全てじゃないですか。
結局のところ、その人の成功はその人自身が掴んだ結果。
自ら目標を持ち、やるべきことを逆算し、現在の自分との差を埋めた。
そのために努力した。
苦しくてもやった。
成功するまでやった。
その結果が『成功』ですよね。
社会でも、そんな人は評価されますよね。
その逆は腫れ物扱いされます。
保護者さんはその両方を見てきているから、子供をそこに重ねて見てしまう。
そして、不安になり口出しが増える…
だけど本当は分かっているんじゃないでしょうか。
結局は自分次第。
外野がどれだけ外堀を埋めても無意味。
本人がその気になって頑張ろうとしない限り、何一つ求める結果を得られない。
こんな風に…
ただ、ここで厄介なのが親の愛情。
結局は子供次第と分かっていても、横から口を挟みたくなってしまう。
「子供にはいい人生を歩んで欲しい」
「子供には将来苦労して欲しくない」
この気持ちが抑えきれずに。
しかし、ワンランク上の保護者さんはそこが違う。
感情をコントロールし、論理的に動いています。
言っても無駄なら言わない。
と言うか、言わない方がマシ。
それで揉めたらもっと良くない方に行くから。
このマインドがあります。
だから、最初から前倒しの行動が出来ているんですよね。
この手の保護者さんは、
“幼少期の教育に全振り”
するのがとにかく上手い。
賢い保護者さんは、最初から分かっているんですよ。
人格形成が概ね完了する中学以降に口を出しても無意味なことを。
だから、中学では手を放したい。
放置した状態で自主的にやれる子にしておきたい。
小学校卒業までにおおむね勉強の勝負はついてしまう。
そのために、とにかく中学入学までに手を焼き続ける。
だからこそ、
・勉強すること=当たり前のこと
この価値観をとにかく刷り込ませる。
「毎日歯磨きするでしょ?じゃあ、勉強もするよね?」
家庭内のカルチャーとはこう言うこと。
しかし、典型的な失敗パターンは常にその逆を行く。
幼少期や小学生のときに、
「今から勉強嫌いになってもらっては困る」
「小学生の時は伸び伸びさせて自由に育てる」
といって、勉強面のサポート放棄を正当化する。
そして中学になって学年順位が出始めた頃に焦る。
しかし、すでに時は遅い。
小学生からやって来た子との間に、とんでもない差ができちゃってますから。
関連:【小学生】勉強嫌いになっても困るので今は伸び伸びと…が典型的な失敗例な理由
受験は自分がどれだけ頑張ったかを競う競技じゃない。
“相手が求めた水準に到達したかどうか”
ただそれだけを評価するシステムです。
もちろんそれは、他人との比較で決まるもの。
これだけ多様性だなんだと言われても、受験ではそんな綺麗事は通じない。
点数でバチンと決まる。
〇〇点以上は合格、それ以下は不合格。
ただ、この手の話をすると、必ず出てくる悩みがこれ。
「そうは言っても、うちの子は自主的にやらないので言うしかない。」
結局ここに戻される。
この点に関しては色んな角度から言いたいことがあります。
でも、あえて1つに絞って言うならこう。
「そういうところ。」
そもそも、遅かれ早かれ子供は自立します。
仮に今、子供が言われたことしかやらないのなら、それは間違いなく親の教育の問題。
いつまでも子供扱いし続け、成長するきっかけを奪い続けてきただけのこと。
そして今もまだ、同じことを繰り返そうとしている。
「転ばぬ先の杖」と、目の前の小石を拾い続けていませんか?
親があらゆることに先回りして、あれこれ決めてきたりしてませんか?
申し訳ないですが、その子が勉強を出来るようになるイメージはわかない…
だって精神年齢が極端に低いから。
自分で考えることをしてないから。
誰かに何かをやってもらって当たり前だと思っている。
そりゃ、言われたことしかやらないでしょ。
反抗期になれば、言われたことすらもやらないかもしれない。
彼らはね、人生の主人公がまだ自分になっていない。
だから受験生になっても、一向に当事者意識が形成されない。
結局のところ、「思考停止」なのです。
自分で考えると言うことをしない。
自主的に勉強なんて当然無理。
なぜなら、そこに至るまでに、十分な思考訓練をつんでいないから。
いや、つませてもらえていないんだろうね。
だから、「勉強することのメリット」なんてロクに考えもしない。
メリットを感じていないのに、進んで勉強なんてするわけない。
もちろん、親さんもそんな事は分かってる。
だから、必死になって勉強のメリットを伝える。
勉強しないとヤバくなることも伝える。
でも、親の想いは届かない。
なぜか?
「自分で考えて出した答えじゃないから」
これ。
そもそも勉強が出来ない子の原因は、
“精神年齢が低く自分の頭で物事を考えないこと”
です。
考えられないんじゃない。
考えようとすらしないんです。
いつまでも判断基準が「ロジック」ではなく「感情」にあるんですよ。
メリットを伝えても、目先のしんどさを回避したいという感情に負けちゃうわけなので。
だからメリット伝えても無駄。
要するに、幼すぎるのです。
そしてこれは、塾で解決できることじゃない。
・スマホばかり触って勉強しません。
・学校の提出物出しません
・受験生になっても一向に変わりません
そんな事を言われても、解決する手段がありません。
問題解決の本質が子育てにある以上、塾が介入できる事じゃない。
でも、子育てそのものに学力アップの鍵があるとすれば、親自身が解決するしかない。
絶対に茨の道ですが。
だからこそ、幼少期からの仕込みで手を抜いてはダメという話にいつも着地するんです。
上位層の子達はね、とにかく精神年齢が高いんですよ。
物事の判断基準が「感情」ではなく最終的には「ロジック」にある。
さっきの真逆です。
確かに勉強はしんどいかもしれない。
↓
でも、しんどさから逃げたら将来やばい奴になる。
↓
やらないといけない。
と、こう思える。
なぜか?
自分の頭で物事を考えているからです。
自分で勉強することのメリットに気付いている。
親に言われたからじゃない。
彼らはもう、自分の人生を歩んでいる。
主人公が自分自身。
だから、危機感や焦りが生まれる。
思考もする。賢くなる。
そこに親が入る必要なんてない。
精神的自立こそが、学力アップにおいては一番大事なことなのでね。
関連:塾は口が裂けても言えない(けど言う)!成績を上げるために必要な親の条件
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