中3で受験生なのに自分の子供に全く危機感を感じられない…

こんな風に感じる保護者様は決して少なくありません。

受験は本人が頑張らないとどうしようもならない競技です。しかし、親としては見ていて不安になるでしょう。

では、中3受験生にも関わらず危機感を感じない我が子に対して親はどのようなアクションを起こせばいいのでしょうか?

本記事では、中3受験生なのに危機感を感じない場合の対処法について解説していきます。

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中3受験生でも危機感を感じない生徒の特徴とその理由

受験生にもなれば危機感を持って、人が変わったように勉強してくれるはず!

親御さんの中には、中3になった時の我が子に期待している人は決して少なくありません。

しかし、ほとんどのケースでその期待は裏切られます…

まず最初に、中3受験生でも危機感を感じない理由について整理してみましょう。

一番の理由は「性格」です

子供が中3受験生で危機感を持つかどうか。

多くの生徒を見てきて思うのですが、ほとんどの場合それは「子供の性格」で決まることが多いです。

危機感を持ちやすい性格の子なのか、危機感を感じずらい性格の子なのか。要するに遺伝的要因の影響が大きいです。

常日頃から心配性な子は、受験に対して危機感を持っています。少しビビりすぎでは?と思うレベルで不安になっている子も何人も見てきました。

しかしその一方で、受験当日まで何食わぬ顔で過ごしている生徒も少なからずいます。

不安な気持ちがないわけではないと思うのですが、危機感を感じるか?と言われると、塾講師の立場から見ても首をかしげたくなる生徒というのは一定数いるものです。

ただ、最初にお伝えしたとおり、これはメンタルの問題であり、その子の性格の問題が大きいです。保護者さんは、まずはこの現実をしっかり知って欲しいと思います。

勉強に対する優先順位(価値観)の問題

子供が危機感を持つかどうかは、そもそも勉強に対してどれだけ優先順位が高いのかで決まります。

勉強に対して優先順位が高い生徒は、受験に賭ける想いも必然的に強くなります。絶対に受かりたいという気持ちが強く、それが危機感という態度に現れます。

一方、勉強に対する優先順位が低い子はその真逆を行きます。

そもそも、受験というイベントをそこまで大きく捉えていません。勉強に対する優先順位が決して高くないので、危機感にも繋がりません。

なお、勉強に対する優先順位は、中3になって変わるものではありません。

基本的には小学校の段階では、概ね子供は自分自身のセルフイメージを持っています。セルフイメージとは、「自分ってこんなもんだよね」っていう自分像のこと。

人が行動を起こす時は、セルフイメージで重い描く自分像と現実の自分にギャップが出た時だけです。

そういう意味では、現時点で危機感を持っていないのであれば、今の自分はセルフイメージの中におさまっているということです。ゆえに、焦って勉強するなんてこともありません。

置かれている状況を正しく認識できていない

危機感がない生徒の特徴として、現状認識が誤っているという生徒も一定数います。

今の自分の立ち位置と、自分が掲げる目標との距離感を正しく理解していない。だから、「何とかなるでしょ?」と勘違いを起こして余裕をぶっこいているケースもなくはないです。

この場合、学校や学習塾などが、本人に気を使って現実を伝えていない可能性があります。

昨今の中学生のメンタルは豆腐並みで、不登校の数も過去最高になっていますので、先生も塾も現実を突きつける系の言葉にはどうしても神経質になってしまいます。

特に学校では、子供を焦らせて火をつけるメリットがありません。ゆえに、受験の話を学校でもあまりせず、子供たちが情報を正しく与えられていないケースが最近多いです。

この辺り、親が感じている危機感と子供の認識に大きなズレがある可能性も否定できません。

中3で受験なのに危機感がない!感じた時の対処法

ここまでは、受験生になっても危機感を感じない中3生の特徴及びその理由について解説していきました。

ここからは、これらの前提条件を踏まえて親御さんはどうするべきかを、塾長の立場から解説していきます。

「何も言わない」が結局は最強

子供の危機感が感じられないと、親はついつい口を出したくなるものです。

しかし、感情任せに子供に「勉強しなさい」「将来のことをもっと真剣に考えなさい」などと言うのは下の下。

そもそも、子供本人だって勉強しないとマズイことぐらいは流石に分かっています。分かっていても、実行するのがしんどいからやっていないだけです。

この状態の子供に言葉攻めをしても無効化されます。

いや、無効化されるだけならまだいいのですが、ヤバさがエスカレートするリスクがあるのが厄介なところ。親からガミガミ言われれば言われるほど、子供のモチベが下がるのです。

これだと、「以前より悪くなった。何も言わない方がまだマシだった。」という本末転倒な寒いオチが待っているだけです。

そうなるぐらいなら、無言で圧をかける親の方が1億倍優秀でしょう。

「あれ、ウチの親全然ガミガミ言ってこないけど、逆に大丈夫なのか?」と子供に思われるぐらいの方がむしろちょうどいい。

過干渉な親で子供のマネジメントを上手くやっている家庭を正直見たことがありません。子供には子供のタイミングがあるので、親はそれを待つしか原則やることはないのです。

そのタイミングを自分の感情でコントロールしようとするからこじれるのです。

危機感を煽るのではなく「習慣化」を目指す

子供に危機感を感じないと、親は不安になります。

そして、「もっと危機感を持ってほしい」と思い、あれこれ脅しのようなことをいう人も出てきます。

しかし先述したとおり、危機感のない子供は何を言っても危機感なんて持ちません。このタイプは、込み込みでそういう性格の子供なんです。

だから、危機感を持たせようという発想がそもそも間違い。

そもそも危機感がやる気スイッチになって勉強する状態って、本質的には危険なんですよ。だってそれは感情でしかなく、日々変動するものだからです。

今日は危機感持っていても、明日危機感を持っている保証なんてありません。明日危機感がなくなれば、明日から勉強しなくなるかもしれない状況って、めちゃくちゃヤバいと思いませんか?

だから、危機感うんぬん言うのは辞めた方がいいです。この際、危機感とかどーでもいいのです。

勉強に大事なのは「メンタルに左右されずに淡々とやるべきことをやる安定感」の方です。それを”習慣”とも言います。

親ができることは、子供の学習習慣を整えること。一般的には塾に入れて、曜日や時間で勉強するタイミングを固定化することです。

それはやってるんですけど、家でやらないんです…って悩みもあると思いますが、そこは諦めてください。そう言う子を何人も見てきましたが、まず改善されません。

親御さんの期待は分かりますが、相手が悪すぎます。汗

あたふたしない!結果を受け止める覚悟を決める

危機感がない子供を見ると焦ってしまうものです。

しかし、親の仕事は焦ることではないはずです。むしろその逆で、「腰を据えてじっくり構えること」だと思います。

正直、親が焦ってあれこれ動けば動くほど、恐ろしいレベルでそれらの行動は裏目に出てしまいます。

塾を変えたり、問題集を買い与えたり、何度も何度も家族会議をしてみたり…

これらの行動が受験結果にプラスになった試しがないです。全部上手くいきません。

ただ、こういった親の行動の背景には「覚悟が決まっていない」と言う心理状態が決まってセットになっています。受験結果がどうであれ、それを受け止める準備みたいなものができていないのです。

残念ですが、子供はあなたの思い通りにはいきません。そして、最終的にはなるようにしかなりません。

だから、大事なことはあれこれ戦略をこねくり回すことではなく、どんな結果が返ってきたとしても、それを受け止める覚悟を決めておくことです。

そこだけは、唯一親がコントロールできる部分です。自分のことなのでね。

そう言う意味では、親が高校受験ですべきことを以下でハッキリと書いておいたので、参考にしてみてください。

総括:中3で受験なのに危機感がない!と親が感じた時の対処法まとめ

最後に、本記事のまとめを残しておきます。

中3受験生でも危機感を感じない生徒の特徴と理由

  1. 性格の影響が大きい
    • 危機感を感じやすい性格(心配性)と感じにくい性格がある。
    • 性格的な要因が主で、遺伝的要素も影響。
  2. 勉強への優先順位が低い
    • 勉強に価値を見出していないため、危機感が生まれにくい。
    • 小学校から形成されるセルフイメージに基づく自己認識が行動を決定。
  3. 現状認識が誤っている
    • 自分の立ち位置と目標との距離感を正しく理解していない。
    • 学校や塾から現実が十分伝えられていないケースが多い。

親が取るべき対応策

  1. 「何も言わない」が最強
    • 感情任せに「勉強しなさい」と言うのは逆効果。
    • 無言で見守る方が子供が自発的に動く可能性が高い。
  2. 危機感を煽らず「習慣化」を目指す
    • 危機感ではなく、淡々と学習を継続できる習慣を整える。
    • 塾で学習時間を固定化するなど、環境の整備に注力。
  3. 焦らず、結果を受け止める覚悟を持つ
    • 焦りからの過干渉や不必要な対策は裏目に出る。
    • 受験結果を受け止める覚悟を持ち、親の冷静さを保つ。

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※高校受験おすすめコラムは以下の通りです。

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