市立尼崎高校の合格点が気になっていませんか?
兵庫県の公立高校入試の場合、内申点と当日点の合計点で合否が決まります。そのため、「合格ライン(素点ボーダー)」が存在します。
しかし、兵庫県教育委員会はそれを開示していないので、ボーダースレスレ合格が何点なのかは実際には分かりません。
ただ、学校偏差値や受験生の過去のデータから、おおよそのボーダーラインが予想できます。もちろん、年度によってバラバラなので、あくまで推定値です。
そこで本記事では、市立尼崎高校の合格点の予想ラインを解説していきます。合格点に到達するために必要な、内申点や当日点の目安についても解説します。
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市立尼崎高校の合格点目安:素点・内申点・当日点の目標
市立尼崎高校の合格点に関連する情報からお伝えします。
市立尼崎高校の合格ラインの目安は、以下を参考にしてください。
市立尼崎高校合格ライン:素点目標325点
まず最初に、市立尼崎高校の合格ラインで一番重要な「素点」について。市立尼崎高校合格の目安素点は以下の通りです。
・素点目標:305点
なお、ここで言う素点とは、第二学区の加算点を加えていない点数のことです。内申点(250点)と当日点(250点)の合計点だと思ってください。
市立尼崎高校は、尼崎にある中堅校の中の中堅校です。偏差値52程度の学校で、おおよそど真ん中という学校です。
このランクの高校の場合、素点ボーダーが300点前後に設定されることが多いです。そのため、目安としては素点ボーダー305点を予想します。
年度によって多少の変動はありますが、まずは素点で305点に届くように内申点・当日点を調整してほしいと思います。
市立尼崎高校合格ライン:目標内申点175点以上
市立尼崎高校合格に必要な内申点の目安はどのように考えたらいいでしょうか?
市立尼崎高校合格の内申目安は以下の通りです。
・内申点目安:175点以上
繰り返してですが、市立尼崎高校はザ・中堅校です。このランクの高校の場合は、内申点に4を4個最低でもつけて欲しいと言うのがどの塾も言うことではないか?と思います。
主教科で4が2個、副教科で4が2個。これで内申点的には173点になります。175点に少し届かないですが、このくらいは最低でも欲しいです。
理想を言えば副教科で4を3つ獲得し、主教科で4が2個とか欲しいです。こうすれば内申点が180点以上になり、かなり合格が固くなります。場合によっては、尼崎北高校すら挑戦できるようになります。
市立尼崎高校合格ライン:当日点目標は「270〜280点」
市立尼崎高校に合格するためには、当日点はどれくらいの点数を目標にテスト対策すればいいのでしょうか?
市立尼崎高校合格のための目標点数は以下の通りです。
・当日点目標:270〜280点
市立尼崎高校の場合、そもそも内申点がどのくらいあるのかで目標ラインが大きく変わります。しかし、仮に内申点が175点あれば、本番で260点ぐらいでも合格できてしまうでしょう。
ただ、当日点がいつも260点スレスレだと本番が怖いです。
そのため、普段の対策の中では5教科の合計点で270点〜280点ぐらいを目標に勉強して欲しいです。いや、本音を言えば300点に近づけられるような勉強をして欲しいです。
その結果、最後まで頑張って270点以上が安定するのが理想的な状態です。
ここで270点以上が安定しないなら、内申点を180点以上とってガチガチに固めるしか合格確実になりません。
市立尼崎高校の合格点が分かったら:受験攻略のカギ
ここまでは、市立尼崎高校の合格点に関する情報をお伝えしてきました。
ここからは、市立尼崎高校に合格する上で知っておくべき知識についてお伝えします。
当日点ではほとんど差がつかない
市立尼崎高校は、偏差値52程度の学校です。ギリギリ中堅校という位置付けで、そこまで勉強ができる生徒が集まっているというわけでもありません。
それゆえ、入試当日の問題ではほとんど差がつきません。みんな出来ないからです。
では、結局合否を分けているのは何か?
市立尼崎高校の場合は、「内申点」でしょう。正直、内申点でほぼほぼ合否が出てしまっていると思った方がいいでしょう。
上記で紹介した通り、まずは内申点175点を最低ラインとして確保しましょう。ただ、入試本番はどの教科でドボンするか分からないので、できれば余分に内申点を取るようにしましょう。
市立尼崎高校は受験当日ではありません。内申点を決める、日々の授業の取り組みや、努力が反映されやすい定期テストです。
オール3で市立尼崎高校は受かるのか
このランクの偏差値の高校となると、内申点オール3の生徒も志望校に掲げることがあります。
では、オール3の内申点で市立尼崎高校に受かるのか?
結論、99%受からないでしょう。
そもそも、兵庫県入試は内申点で決まります。特に市立尼崎高校のような中堅校は、内申点が170点なのか180点なのかみたいな勝負です。
しかし、内申点オール3は150点しか内申点がないことを意味します。全くもって、合格者の平均内申点にカスってもいません…
オール3の内申点だと、本番の試験で300点以上取らなければいけないのですが、兵庫入試でそれはまず無理。それが出来るような子なら、そもそもオール3という低い内申点にはならないのです。
※これが中々保護者の方には伝わらないのですが。努力すれば何とかなると思われていますが、ほとんど何ともなりません。
ハッキリいいますが、内申点オール3は下位層です。偏差値40台の高校のレベルの生徒の得点です。市立尼崎高校は偏差値52なので、遠いです。
内申点オール3の生徒は、原則として偏差値40台の普通科高校か、工業・商業などの専門学科(高卒就職ルート)しか選べる候補はありません。それが嫌なら、私立専願を狙うしか手がありません。
総括:市立尼崎高校の合格点まとめ
最後に、本記事のまとめを残しておきます。
- 市立尼崎高校の合格ラインの目安
- 素点目標:305点
- 内申点(250点満点)と当日点(250点満点)の合計。
- 偏差値52程度の中堅校で、素点ボーダーは300点前後。
- 内申点目標:175点以上
- 主教科4を2つ、副教科4を2つで内申点173点程度が最低ライン。
- 副教科でさらに4を1つ増やせば内申点180点以上になり、安定的な合格が期待できる。
- 当日点目標:270~280点
- 内申点175点がある場合、本番得点が260点でも合格の可能性あり。
- 安全策として、普段から270点以上を安定的に取る練習が必要。
- 素点目標:305点
- 受験攻略のカギ
- 当日点では差がつきにくい
- 偏差値52程度の受験生は、試験当日で大きな点差が生まれにくい。
- 合否の鍵は、内申点で決まることが多い。
- 内申点175点を最低ラインとし、余裕を持つために180点以上を目指すべき。
- 内申点オール3での合格はほぼ不可能
- 内申点オール3(150点)は市立尼崎高校の平均内申点に全く届かない。
- オール3の生徒は、本番で300点以上取らないと合格は厳しい。
- 実際には、オール3で300点以上取れる学力がある生徒は少ない。
- 内申点オール3の進路選択
- 内申点オール3の場合、偏差値40台の普通科高校か専門学科を選ぶのが現実的。
- 市立尼崎高校を目指すなら、内申点を大幅に改善する努力が必要。
- 当日点では差がつきにくい
※学習塾に通っていない場合は、塾用教材を使って勉強するのが効率的です。市販教材に比べて圧倒的に質が高くコスパもいいです。学習塾の先生の要望に応えた教材で、痒い所に手が届く良書ばかりです。本屋では買えないですが、Amazonなら購入可能なので、以下におすすめ教材をまとめておきます。
※市販教材でおすすめ教材を知りたい人には、以下におすすめ参考書・問題集をまとめた記事を掲載しておきます。
※高校受験おすすめコラムは以下の通りです。
・【高校受験】親ができること厳選3個紹介!後悔しない子供への接し方
・【高校受験】勉強するのが遅すぎた!手遅れになる子の特徴を解説
・中3からでも間に合う内申の上げ方や裏技が大嘘である理由と現実
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