兵庫県公立高校を受験しようと考えた時、やっぱり気になるのは必要な内申点の目安ではないでしょうか?

「〇〇高校を受験するにはどの程度の内申点を取る必要があるの?」
「素点ボーダーラインから逆算して最低でも内申点はどのくらいいる?」


このような疑問は全受験生・全保護者が感じるのではないかと思います。

しかし、兵庫県教育委員会が直接オフィシャルにデータを公表しているわけではありません。そのため、完璧な情報はどう頑張っても手に入りません。

ただ、学校の先生や学習塾はある程度生徒のデータを持っており、どの程度の内申点でどの程度の高校に合格するかは見当がついています。難しいのは、合格スレスレのボーダーラインをピタッと当てることなんですよね…

本記事では、「兵庫県公立高校受験で合格に必要な内申点の目安一覧」を学区別・高校別に紹介していきます。

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【兵庫県公立高校受験】合格に必要な内申点の目安一覧

では早速、兵庫県公立高校受験で合格に必要とされている内申点一覧を学区別に紹介していきます。

※なお、今回の内申点の目安は「一般選抜」における必要内申点です。推薦入試ではありません。

兵庫県第1学区の公立高校:合格に必要な内申点の目安

第1学区の公立高校で求められる内申点の目安は以下の通りです。

※偏差値50以下の高校に関しては、内申目安は一律に「150(オール3)」にしています。実際はそれより下でも受かりますが、オール3は公立高校受験の最低基準とお考えください。

高校名偏差値内申点目安
長田69235
神戸69235
兵庫67230
星陵65220
北須磨63215
御影63215
市立葺合60200
夢野台59195
芦屋58190
須磨東58190
伊川谷北57185
須磨友が丘55175
神戸鈴蘭台54170
市立六甲アイランド54170
洲本53165
舞子市立53165
須磨翔風53165
神戸甲北50150
神戸高塚49150
淡路三原46150
伊川谷45150
津名45150
東灘45150
神戸北42150
淡路39150

なお、兵庫県の第一学区であれば、おおよそ以下の記事で分類したパターンに照らし合わせれば、子供の進学先がどうなるのかは読めます。

※第1学区で塾をされていらっしゃる方や地域に詳しい先生で、詳細な情報を知っている方や間違いがあると気付かれた方はお問い合わせフォームよりご指摘いただけますと幸いです。

兵庫県第2学区の公立高校:合格に必要な内申点の目安

第2学区の公立高校で求められる内申点の目安は以下の通りです。

※偏差値50以下の高校に関しては、内申目安は一律に「150(オール3)」にしています。実際はそれより下でも受かりますが、オール3は公立高校受験の最低基準とお考えください。

高校名偏差値内申点目安
市立西宮66235
尼崎稲園64230
宝塚北63220
市立西宮東64220
北摂三田63220
三田祥雲館59200
西宮59200
鳴尾57190
伊丹56190
川西緑台55180
尼崎北54180
市立伊丹54180
宝塚西54180
市立尼崎52175
西宮北52170
伊丹北52175
有馬50160
尼崎小田49160
柏原49150
三田西陵49150
川西北陵48150
西宮南48160
西宮今津48160
伊丹西47150
篠山鳳鳴47150
宝塚47160
市立尼崎双星46160
武庫之荘総合46160
尼崎西43150
尼崎43150
川西明峰42150
西宮甲山42150
宝塚東41150
猪名川40150
氷上西38150

※第2学区で塾をされていらっしゃる方や地域に詳しい先生で、詳細な情報を知っている方や間違いがあると気付かれた方はお問い合わせフォームよりご指摘いただけますと幸いです。

兵庫県第3学区の公立高校:合格に必要な内申点の目安

第3学区の公立高校で求められる内申点の目安は以下の通りです。

※偏差値50以下の高校に関しては、内申目安は一律に「150(オール3)」にしています。実際はそれより下でも受かりますが、オール3は公立高校受験の最低基準とお考えください。

高校名偏差値内申点目安
加古川東67235
小野62220
明石北61210
加古川西61210
東播磨57205
明石城西55195
加古川北54190
西脇53185
三木53185
明石52180
明石西52180
高砂南51175
北条50170
50170
加古川南49165
明石南47160
高砂46155
三木北46155
明石清水45150
播磨南44150
三木東43150
松陽42150
吉川38150
多可37150

※第3学区で塾をされていらっしゃる方や地域に詳しい先生で、詳細な情報を知っている方や間違いがあると気付かれた方はお問い合わせフォームよりご指摘いただけますと幸いです。

兵庫県第4学区の公立高校:合格に必要な内申点の目安

第4学区の公立高校で求められる内申点の目安は以下の通りです。

高校名偏差値内申点目安
姫路西68240
姫路東65235
市立姫路62225
姫路飾西60220
龍野59200
姫路南58195
市立琴丘55185
相生54180
福崎53175
網干52170
香寺50165
赤穂49155
市立飾磨48150
太子48150
山崎47150
神崎45150
姫路別所44150
上郡42150
佐用38150
夢前38150
家島35150
伊和35150
千種35150

※第4学区で塾をされていらっしゃる方や地域に詳しい先生で、詳細な情報を知っている方や間違いがあると気付かれた方はお問い合わせフォームよりご指摘いただけますと幸いです。

兵庫県第5学区の公立高校:合格に必要な内申点の目安

第5学区の公立高校で求められる内申点の目安は以下の通りです。

※偏差値50以下の高校に関しては、内申目安は一律に「150(オール3)」にしています。実際はそれより下でも受かりますが、オール3は公立高校受験の最低基準とお考えください。

高校名偏差値内申点目安
豊岡57185
八鹿53180
豊岡総合48160
香住44155
生野42150
出石41150
浜坂40150
和田山40150
村岡38150

※第5学区で塾をされていらっしゃる方や地域に詳しい先生で、詳細な情報を知っている方や間違いがあると気付かれた方はお問い合わせフォームよりご指摘いただけますと幸いです。

専門学科(工業・商業・農業など)について

専門学科のある高校ですが、内申点の目安は以下の通りです。

・内申点:150点(オール3の水準)

基本的に、公立高校を受験したいのであれば、評定に「2」があるのはマズイと思ってください。

現実的には2が少しついていても受かる高校(学科)はあるにはあります。しかし、本番で大きくミスすると内申点の差がそのまま合否を分けてしまいます。

よって、偏差値40台の高校を受験する場合でも「オール3」を最低水準と捉えておきましょう。

兵庫県公立高校受験:合格目安の内申点が分かった後に

ここまでは、各学区の各高校における内申点の目安について紹介してきました。

ここからは、内申点目安を把握した上での注意点をいくつか解説します。

内申目安は少し大げさ?:実際のボーダーラインは少し下

多くのサイトなどで「内申点の目安」を見ると思います。

ただ、内申目安は合格者の平均的な内申点を保険をかけて載せている部分があります。そのため、実際必要な内申点はもう少し低めに見てもいい場合が多いです。

しかし、学区内のトップ校に関してはおおよそ言われている内申点が必要です。また、県内でも倍率が高く人気になる学校(第一学区であれば「県芦」や「六アイ」)などは内申目安は割と正確だと思います。

トップ校受験生:ほぼオール5にする覚悟が必要

兵庫県の公立高校受験では、内申点が占めるウェイトが大きいです。

トップ校の受験生はみんなが高い内申点を取ってきます。ほとんどオール5の生徒も多いです。また、4が2個ぐらいの生徒が大半ではないかと推測できます。

そのため、学区内トップ校を受ける子達は「内申を取るのは当たり前」と自身の中の当たり前基準を上げてください。

そもそもトップ校受験は、内申点を取ってからが勝負です。あの難しい兵庫県の入試問題で370点〜400点程度の点数を狙っていくわけですから、そこから先の努力もまあ大変です…

中堅校は内申点でほとんど決着がつく:逆転合格が困難

次に、中堅校受験の注意点です。

イメージ的には、偏差値53〜60程度の高校を志望校に掲げるケース。第一学区で言えば、「六アイ」「県芦」「葺合」などです。

この辺りの志望校の合否ですが、ほとんど内申点で決着がつくとお考えください。

特に偏差値60ぐらいの高校(第一学区だと「葺合」)は要注意。最近では、内申目安の200点を超えた内申点で受けてくる生徒が多いように感じます。本当は偏差値63程度(第一学区なら「御影」)に受かるレベル感の子が、1つ下げて受験しているケースも多いです。

こうなると、内申点の取り合いで決着がつきやすいです。

なお最近では、偏差値60付近の高校に本来受かるような生徒が安パイで志望校をワンランク下げている事例もかなり見ます。

第一学区であれば葺合(偏差値60)を勝負せず、その下の県芦(偏差値58)や六アイ(偏差値53)を受験する生徒もまあ多いです。そのため、偏差値50台の高校はどうしても高倍率になりやすく、結局内申勝負になっているのが現状です。

オール3の内申点では中堅校の受験はまず成功しない

ここからは厳しい現実の話。

この記事を読まれている方の中には、「オール3」の内申点で公立高校を探されている方も多くいると思います。そして、オール3の成績で第一志望を偏差値53〜58程度の中堅校に設定されている方も多いのではないかと推測します。

しかしハッキリ言うと、オール3の内申て偏差値53以上の中堅校の受験はまず成功しないと思ってください。

例えば第一学区だと、中3の4月にはオール3付近の生徒が口を揃えたように志望校として「六アイ(偏差値53)」を口にします。ただ、12月の三者面談までにはほぼ全員が六アイを断念しています。

正直なところ、中堅校の倍率や難易度は年々上がり続けています。オール3の内申では全く加点要素がありません。偏差値53程度の学校だと「評定4が3つ以上」は最低でもないと勝負の土俵にすら立てていません。

この現実を知らない生徒と保護者様が4月の段階ではまだ希望と夢を持っていますが、残酷にも夏以降に駆逐されていきます…

学校の三者面談でも志望校変更を余儀なくされ、その場で泣き崩れる子もいます。しかし、受験屋から見れば4月の段階でそもそも絶望的であることは分かっています。厳しいですが、これがオール3の生徒の受験のリアルなのです。

なお、オール3がいかにマズイのか、いかに選択肢が少ないのかは以下の記事で詳細に解説しています。

※なお、中学生の通知表の成績に対する塾講師の忖度ない本音の厳しい評価は以下のとおりです。本当のことしか書いていないので、心臓の悪い方は読まないでください。

総括:【兵庫県公立高校受験】合格に必要な内申点の目安一覧まとめ

最後に、本記事のまとめを残しておきます。

1. 内申点の目安の重要性

  • 兵庫県公立高校受験では内申点が重要。
  • 素点ボーダーラインから逆算して内申点の目安を設定。
  • 完全な情報はないが、学習塾や学校のデータから目安を推測。

2. 内申点目安の一覧(学区別)

  • 各学区で偏差値や内申点目安が異なる。
  • 偏差値50以下の高校は内申点150(オール3)を基準。
  • 学区内トップ校(長田・神戸など)は高内申点(235以上)が必要。

3. 注意点

  • 内申目安は大げさな場合もある
    • 実際のボーダーラインは目安よりやや低いことが多い。
    • ただし、トップ校や人気校は目安が正確。
  • トップ校受験生の覚悟
    • ほぼオール5が当たり前。
    • 内申点を取った上で入試本番で高得点(370〜400点)が必要。
  • 中堅校は内申点勝負
    • 偏差値53〜60程度の高校は内申点でほぼ決着。
    • 偏差値60付近の高校は受験者の内申が高くなりやすい。

4. オール3の内申点の現実

  • 中堅校(偏差値53以上)の受験は困難。
  • 偏差値53程度の高校でも評定4が3つ以上ないと厳しい。
  • 多くの生徒が4月には高い目標を掲げるが、夏以降に志望校変更を余儀なくされるケースが多い。

5. 専門学科の内申点

  • 工業・商業・農業などの専門学科では、内申点150(オール3)が最低水準。
  • 評定2があると合格が難しい。

6. 内申点の意識改革

  • 学区内トップ校を目指す場合は、内申点を取る覚悟が必要。
  • 中堅校を志望する場合でも、内申点でアドバンテージを作らなければならない。

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・【高校受験】親ができること厳選3個紹介!後悔しない子供への接し方

・【高校受験】勉強するのが遅すぎた!手遅れになる子の特徴を解説

・中3からでも間に合う内申の上げ方や裏技が大嘘である理由と現実

・【高校受験】内申足りないから諦めるべきケース!逆転が厳しい場合

・内申点の平均はオール3ではなく〇〇!平均では全く安心出来ない理由

・中3の実力テストがやばい理由まとめ!点数が取れない子の特徴

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・【高校受験】偏差値70トップ校に塾なしで受かる子の特徴&方法

・高校受験に向け小学生のうちにしておくこと一覧!塾長目線で解説

・【高校受験】最後に伸びる子の特徴!直前の追い上げで逆転する方法

・私立高校と公立高校の頭の良さ比較!同一偏差値ならどっちが頭いい?

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