今回は「樋口一葉(ひぐちいちよう)は美人でかわいいのか?」という気になるテーマについて、みんなにも分かりやすく解説していきます。
「たけくらべ」などで有名な明治時代の作家・樋口一葉。5000円札の肖像にもなっているので、名前を知っている人も多いですね。

でも、一葉がどんな見た目だったのか、かわいかったのかどうか、気になる人も多いはずです。さらに、彼女の恋の相手だった半井桃水(なからいとうすい)との関係についても、切ないエピソードがたくさんあるんですよ。
この記事では、見た目のことから性格、恋の話まで、丁寧にお話していきます!
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樋口一葉は本当に美人でかわいい?見た目や性格
樋口一葉が「美人」や「かわいい」と言われることがありますが、実際のところどうだったのでしょうか?彼女の外見や性格、また周囲からどう評価されていたのかを深掘りしていきます。
樋口一葉は美人だった?本人の肖像画や写真から検証
樋口一葉が美人だったかどうかを調べるときに、一番わかりやすいのが「5000円札の肖像」です。実はこの肖像は、写真ではなく当時のイラストやスケッチを元に描かれたもので、やや理想化されているといわれています。
でも、そこには「知的でやさしそうな顔立ち」がしっかり描かれていて、多くの人に「上品な美しさ」を感じさせています。
また、彼女の肖像は文筆家らしく、落ち着いた雰囲気と気品があります。当時の人々が「美しい」と感じた女性像に近かったようで、現代とは少し違う「しとやかさ」「おしとやか」「控えめ」といった美の基準があったことも忘れてはいけません。
一葉の見た目について、直接の写真は残っていませんが、絵から伝わるやわらかな印象や知的な雰囲気は、当時も現代でも「美人」と感じる人が多いポイントなのです。
かわいいと言われる理由は?日記やエピソード
一葉が「かわいい」と感じられるのは、見た目だけでなく日記などに書かれたふるまいや感情からも伝わってきます。
たとえば、日記の中で一葉は、恋をした時に「顔色は大変よろしく、すなほに気に入りました」とこっそり書いています。こうした恥ずかしそうな表現は、当時の若い女性らしさがにじみ出ていて、今読むととてもかわいらしく感じますね。
また、友達との会話で少し照れていたり、おしゃれに興味をもっていたりするところも見られます。性格はまじめでおとなしい一方、感情豊かで乙女心いっぱいだったことが、日記を通して伝わってきます。
このように、一葉のかわいさは表情や言動、心の中のやさしさにあります。今で言えば「内面がかわいい」といえるタイプだったのではないでしょうか。
現代で言う「美人・かわいい」の基準と一葉を比較
今の時代、「美人」や「かわいい」と言われる人は、見た目がはっきりしていて、笑顔が素敵だったり、ファッションがおしゃれだったりすることが多いです。でも、明治時代の「美人」の基準は少し違っていました。
当時は、「目立ちすぎない」「奥ゆかしい」「教養がある」といった特徴が、美しさとされていたのです。一葉は、明るく派手な性格ではありませんでしたが、真面目で努力家で、言葉遣いも丁寧。和歌や文学に優れていたことから、「知性のある女性」として高く評価されていました。
今の時代であっても、こうした内面の魅力は「かわいい」「素敵」と思われる要素です。一葉は、自分の考えや思いをしっかり持ちながら、控えめに表現していたところが、まさに「芯のあるかわいさ」だったのではないでしょうか。
萩の舎での評判は?上流階級の中でも目立つ存在
一葉は若いころ、「萩の舎(はぎのや)」という和歌や書道を学ぶ塾に通っていました。ここは上流階級の子女が集まる場所で、ふつうの人なら気おくれしてしまいそうな環境です。しかし、一葉はそこで頭角をあらわしました。
一葉は和歌の才能があり、作る歌も評価されていたため、まわりの生徒たちからも一目置かれる存在でした。また、物静かで落ち着いたふるまいをしていたため、どこか「品のある少女」として映っていたようです。育ちのよさと、まじめな性格が評価されていたのですね。
見た目の派手さではなく、内面からにじみ出る知性とおちつき。これこそが、一葉が「かわいい」「すてき」と言われる理由のひとつだったのです。
努力家で芯の強い一葉の魅力
一葉の人生は、決して楽ではありませんでした。17歳で父を亡くし、母と妹を支えるために働きながら小説を書き続けました。しかも、生活はとても貧しく、質屋に通う日々が続いていたのです。
それでも一葉は、「士族の誇り」を忘れず、どんなにつらくても人としての品格を失いませんでした。お金がなくても、着物の着方や言葉遣いには気をつけていました。どんなときでも「きちんとしていたい」という気持ちがあったのですね。
また、努力を惜しまず、少しの時間も無駄にせずに読書や執筆をしていた姿も、多くの人に感動を与えています。こうした「芯の強さ」「まじめさ」「思いやりの心」が、一葉の魅力であり、今の言葉でいえば「内面が美人・かわいい」と言われるゆえんなのです。
樋口一葉は美人でかわいい?半井桃水との関係
ここからは、樋口一葉が思いを寄せたとされる「半井桃水(なからいとうすい)」との関係についてお話していきます。一葉が文学の道へ進むきっかけとなったこの人物との関係には、恋心や葛藤、別れなど、切ないドラマがつまっています。
樋口一葉と半井桃水の出会い
一葉が半井桃水と出会ったのは、19歳の春でした。極貧の中で家族を支えながら、「小説で生きていきたい」と思った一葉は、新聞社で活躍していた流行作家・桃水のもとを訪れ、弟子入りを願い出たのです。
当時、桃水は新聞小説の執筆でも知られる人気作家。背が高くて立派な体格の持ち主で、性格も明るくて親しみやすい人物でした。一葉の日記には、出会ったときの印象として「顔色は大変よろしく、すなほに気に入りました」と書かれており、一葉の中にすでに淡い想いが芽生えていたことがうかがえます。
この出会いは、一葉にとって人生の大きな転機となりました。尊敬する師匠として、また一人の男性として強く惹かれていったのです。
一葉が見せた乙女心!桃水に対する恋心がわかる記述
一葉の恋心は、彼女の書いた日記の中にたくさん現れています。たとえば、桃水に会ったときのことを「見るたびに心がそわそわしてしまう」などと書いており、まるで現代の女子高生が初恋を語るような可愛らしさがあります。
また、桃水の話す言葉や表情に一喜一憂している様子も見られ、「今日は目も合わせてくれず悲しかった」といった、まるで片思いのドキドキをそのまま書き残したような記述があるのです。
こうした日記の内容から、一葉の中では師弟関係以上の気持ちが育っていたことがわかります。ただし、あくまで彼女の心の中にとどまり、行動には出せなかった切ない恋だったのです。
2人は付き合っていたの?噂と真実を検証する
「一葉と桃水は恋人同士だったの?」という噂は、昔からよく語られていますが、実際には交際していた証拠はありません。
一葉は桃水に恋心を抱いていたようですが、桃水は一葉を弟子として見ていた可能性が高く、男女の関係にはならなかったとされています。当時の社会では、師匠と弟子の距離はとても大切で、特に若い女性が年上の男性に近づきすぎると、周囲から批判されることも多かったのです。萩の舎の仲間たちも、恋心が噂になることを恐れていたようです。
つまり、2人の間には特別な想いはあったかもしれませんが、「付き合っていた」という事実はなく、一葉にとっては一方的な、けれど本物の恋だったと言えるでしょう。
なぜ絶交?萩の舎の仲間の忠告と一葉の決断
一葉と桃水の関係が終わったきっかけは、萩の舎の師匠や仲間たちの忠告でした。一葉が桃水に好意を抱いていることが周囲に伝わると、彼女の将来を心配した人たちが「もう会わない方がいい」とアドバイスしたのです。
その頃、一葉はまだ若く、女性作家としてようやく歩き始めたばかり。もし恋愛のうわさで評判が悪くなれば、作家としての道を閉ざされるかもしれない、という強い不安がありました。
一葉は悩んだ末、自分の感情よりも将来を優先して、桃水との関係を断ちます。その選択には、どれだけの覚悟と涙があったことでしょうか。彼女の強さと誠実さが、このエピソードからもよくわかります。
切ない恋の終わりと小説への影響
桃水との別れは、一葉の心に深い傷を残しました。しかし、その切なさが彼女の小説に大きな影響を与えたとも言われています。
たとえば「にごりえ」や「十三夜」では、愛されたいのに届かない恋、報われない想い、社会の中で苦しむ女性の姿がリアルに描かれています。こうした作品には、一葉が経験した恋の痛みや悩みが、少しずつしみ込んでいるのです。
だからこそ、一葉の小説は読み手の心を強く打ち、時代をこえて多くの人に感動を与えているのでしょう。報われなかった恋だけれど、その想いが彼女の作品という形で生き続けているのです。
総括:樋口一葉は美人でかわいい?のまとめ
最後に、本記事のまとめを残しておきます。
✅ 樋口一葉の美しさ・かわいさについて
- 5000円札の肖像から「知的で品のある美人」と評価されている
- 写真はないが、イラストや評判から「おしとやかでかわいらしい印象」
- 日記には恥じらいや乙女心が描かれており、内面のかわいさが伝わる
- 現代と明治時代の「美人」の基準は異なり、一葉は当時の理想像に近い
- 萩の舎では品があり才能豊かで、周囲からも一目置かれる存在だった
- 貧乏でも努力を惜しまず、自立心と品格を持った姿が「内面美人」とされる
💔 半井桃水との関係について
- 桃水は一葉の師匠で、彼女は19歳で弟子入りし淡い恋心を抱いた
- 日記には桃水への好意がにじむ描写が多く見られる
- 2人の間に恋愛関係の証拠はなく、一葉の片思いだった可能性が高い
- 周囲の忠告により、一葉は自ら桃水と絶縁し、作家の道を選んだ
- その切ない恋の経験は「にごりえ」や「十三夜」などの小説に影響を与えた
