県立伊丹高校の合格ラインが気になりませんか?

県立伊丹高校は、第二学区の伊丹エリアでは中堅校に位置する学校です。稲園高校は無理だから、近場でランクを下げて受験するって生徒も多いでしょう。

そんな県立伊丹高校に合格したいと思った時、合格ラインの目安をどこに設定したらいいのでしょうか。

本記事では、県立伊丹高校の合格ラインの目安について解説します。素点・内申点・当日点の目安についても紹介していきます。

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県立伊丹高校合格ライン:素点・内申点・当日点の目安

まず最初に、一般選抜における県立伊丹高校合格ラインの目安について考えていきましょう。

最初にお断りしておきますが、数値はあくまで目安です。なるべくギリギリのラインを攻めていこうと思いますが、合格最低点は明かされていません。

よって、偏差値を参考にしながら、素点ボーダーの目安を推測していくことになります。

県立伊丹高校合格ライン:素点目標330点

まず最初に、県立伊丹高校高校高校の合格ラインで一番重要な「素点」について。県立伊丹高校高校合格の目安素点は以下の通りです。

・素点目標:340〜350点

なお、ここで言う素点とは、第二学区の加算点を加えていない点数のことです。内申点(250点)と当日点(250点)の合計点だと思ってください。

県立伊丹高校は、第二学区の中では中堅校の真ん中ってイメージの学校です。偏差値も56程度ですので、まさにその辺り。

このぐらいの偏差値の高校を兵庫受験でクリアしようとすると、概ね素点で340点前後というのがボーダーになることが多いです。

ただし、年度によってボーダーは変動します。倍率や平均点、その年の受験生のレベルによって変わることがあることはご理解ください。

県立伊丹高校合格ライン:目標内申点195点以上

県立伊丹高校合格に必要な内申点の目安はどのように考えたらいいでしょうか?

県立伊丹高校合格の内申目安は以下の通りです。

・内申点目安:195点以上

県立伊丹高校は、中堅校の中でも真ん中なので、内申点で見れば190点後半ぐらいは取って欲しいのが本音です。ただ、内申点190点ぐらいあれば受からなくもないかな?という感覚です。

正直、このレベルの高校の目安内申は、本当に生徒によりけりだと思います。

本番の入試に弱い(学力が低い)場合は、内申点でガチガチに固めないと普通に不合格になってしまいます。

よくあるのは、国語や数学で大失敗(30点台や40点台)を取ってしまい、他教科もそこまで得点が高いわけでもないみたいなケース。こうなると、内申点が185点あっても普通に落ちます。

苦手教科で大失敗すると一撃ドボンがあるのが中堅校受験の恐ろしいところです。

そのため、内申点の目標としては200点程度を目指し、最低でも190点台に乗せることを原則としていた方が無難です。内申点180後半は平均的な内申点な気もしますが、本番弱者にとっては心細い水準でもあるからです。

※無難に全部60点以上取れる子で、点数が毎回安定する子は、内申180点怒火でも受かります。

県立伊丹高校合格ライン:当日点目標は「300点」

県立伊丹高校に合格するためには、当日点はどれくらいの点数を目標にテスト対策すればいいのでしょうか?

県立伊丹高校合格のための目標点数は以下の通りです。

・当日点目標:320点

この目標点ですが、当然ですが内申点次第でどうとでも変わります。

ただ、内申点190点程度はある子なら、まずは兵庫入試で320点を目標に頑張って欲しいと思います。

入試対策はやれば分かりますが、同じ伊丹高校受験生でも、実力はマジでピンキリになるでしょう。

学校の覚えればなんとかなる系のテストだから何とかなっていた子は、正直かなり低い点数を取ることになります。過去問演習していれば、5教科で300点を割り込むことは結構普通にあります。

最終的には、受験直前の2ヶ月で傾向対策と暗記科目教科で点数を底上げし、何とかして本番までに間に合わせることになるって子も決して少なくないでしょう。

一方、定期テストと実力テストにあまりブレがない生徒もいます。このタイプは、普段のテストを努力というより才能に頼ってハックしてきたタイプです。こういう生徒は、最低限の内申点さえあれば、本番で合格できてしまう傾向にあります。

県立伊丹高校ぐらいになると、受験層の学力の二極化が結構あるというのが現場の感覚だと思います。

県立伊丹高校合格ラインの後に:受験のポイントと注意点

ここまでは、県立伊丹高校の合格ラインに関連する受験情報をお伝えしてきました。ここからは、県立伊丹高校の受験を考える上でのポイントや注意点についても紹介していきます。

尼崎稲園には届かない:県立伊丹にする?

伊丹近辺にお住まいの場合、公立高校を近場で探そうとすると、どうしても選択肢が少なくなります。

近隣のトップ校と言えば、尼崎稲園が挙げられるでしょう。しかし、尼崎稲園はトップ校でかなりレベルが高いです。

すると、近場で次に行けそうな高校として「県立伊丹高校」が浮かんでくるのではないでしょうか?

ただ、稲園高校と伊丹高校はレベルが一気に開くことになります。偏差値で言えば、8ポイントぐらい下がってしまいます。国公立大学への進学も全然違ってきます。

こうなった時、伊丹高校までレベルを下げるのかどうかの判断をきちんとして欲しいです。

エリアを広げれば、宝塚北高校や県立西宮高校も選択肢としては考えられるはずです。電車移動が大変かもしれませんが、高校ランクの差は大学進学に結構影響します。

ペーパーテストの対策ではなく内申点の対策を

県立伊丹高校に受かるために、受験勉強を頑張ろうと思うことはいいことです。

しかし、兵庫県の中堅校の受験に関しては、当日点でそこまで大きな差がつかないです。合否を分けるのはそこじゃないです。

・内申点

これが合否をそのまま分けると言っても過言ではないです。

兵庫県は内申比重が全国的に見てもトップレベルで高いです。不足した内申点を本番試験で取り戻すというのは本当に至難の技です。

仮に内申点で20点の差がある場合、本番のテストでは40点余分に取らないと追いつくことができません。

入試問題は非常に難しく、ある程度まで取り切った後の得点アップは本当に茨の道です。3点上げるのに、何週間も努力することが求められてしまう世界です。

だけど、受験対策で使える時間は12月以降なので、受験まで2ヶ月とかしかない。上がっても数十点とかそんなものです。

ハッキリ言えば、内申点が付かなければ中堅校の受験はほぼ確実に不合格です。可能性が0とは言えないのですが、限りなく逆転は難しいと思っておきましょう。

総括:県立伊丹高校合格ラインまとめ

最後に、本記事のまとめを残しておきます。

1. 県立伊丹高校の合格ライン

  • 県立伊丹高校は第二学区の中堅校。
  • 合格ラインは偏差値や過去の傾向を基に目安を設定。

2. 合格ライン目標

  • 素点目標:340〜350点(内申点250点+当日点250点の合計で判断)。
  • 内申点目安:195点以上(200点を目指すのが安全)。
  • 当日点目標:320点(内申点次第で調整可能)。

3. 内申点の重要性

  • 内申点は合否に直結し、兵庫県は全国的に内申比重が高い。
  • 内申点が不足していると、本番で高得点を取らなければ挽回が難しい。

4. 受験生の注意点

  • 苦手科目で大失敗すると一気に不合格のリスクが高まる。
  • 内申点が190点台でも安定した学力が必要。
  • 内申点が低い場合は、試験対策で大幅な得点向上が求められる。

5. 地域の高校選びのポイント

  • 近隣トップ校である「尼崎稲園高校」は難易度が高い。
  • 伊丹高校の偏差値(56)と稲園高校の差(約8ポイント)は大きい。
  • 他の選択肢として、宝塚北高校や県立西宮高校も検討可能。

6. 学力層の二極化

  • 定期テストや実力テストで成績が安定しない生徒が多い。
  • 実力テストで300点を超えない受験生も珍しくない。

7. 内申点対策の優先性

  • 内申点を固めることが合格の近道。
  • 本番で得点アップを狙うよりも、内申点を引き上げる方が効率的。

8. 本番試験の実態

  • 入試は非常に難易度が高く、得点を上げるのに多大な努力が必要。
  • 内申点が低い状態での逆転合格は極めて難しい。

9. まとめ

  • 内申点を195点以上確保し、当日点320点を目指す。
  • 志望校選びでは偏差値や大学進学率を考慮して判断する。
  • 伊丹高校は内申点重視の戦略が特に重要な学校である。