兵庫県の公立高校入試の国語の対策をどうすべきか悩んでいませんか?

兵庫県の国語は年々難化しており、正直なところ全ての教科の中で最も点数が安定させずらく、点数のムラが激しくなる性質を持っています。しかも、これと言って点数を再現性高く上げる魔法の方法もぶっちゃけありません。

ただ、何もせずに実力で行くのはかなりリスキーです。それに、成果の再現性こそ高くはないですが、王道の対策法や兵庫入試にふさわしいオススメ問題集などもあります。

そこで本記事では、兵庫県公立高校入試「国語」の対策の全てを、神戸市で高校受験専門の学習塾を経営している自分が解説していきます。

兵庫県公立高校入試対策:国語の勉強法&おすすめ問題集

兵庫県の公立入試の国語の対策ですが、大問別に分けて解説していきます。

各大問ごとに対策が全然違うので、ピンポイントでどこをどう対策すべきか知っておきましょう。

大問1:情報読み取り問題の対策&使用教材

まず大問1ですが、「情報読み取り」の問題が出題されます。

こんな感じ↓です。

こういう風に、何人かの生徒が会話をしていたり、あるいは何かしらのポスターだったり、ある程度まとまった情報を最初に読ませ、その後に設問に答えさせるタイプの問題です。明らかに大学受験の共通テストを意識しています。

もちろん、全受験生が初見で見るような対話であり、「〇〇さえ暗記して望めば大丈夫!」的な魔法のテキストがあるわけでもなく、ハッキリ言えば個人の情報処理能力の差が露骨に開く問題です。

塾で教えていても、地頭がいいタイプの子は特に対策してなくても及第点を取りますが、明らかに幼いタイプや語彙力が乏しい子、人の話をロクに聞かない子などはこの手の問題では撃沈します。露骨に知能格差を浮き彫りにする問題だと思った方がいいです。

しかもこの大問1は合計で20点もありますので、基本的に文章読解能力が乏しい子はここで大幅に失点することを覚悟しないといけません。暗記しておけば取れる問題も事実上ないに等しいので、完全に子供のポテンシャル勝負になります。

設問を見ても、暗記しておくことで対処できる問題はせいぜい1問で、詩の表現技法とか短歌・俳句に関する知識問題とかがあるだけです。

これで言うと問2のみが知識問題です。

こういうのは知識問題なので対策できると言えばできるのですが、出ても知識問題1問で配点も3点しかなく、正直モチベが上がりません。しかも、すぐに点数に直結するわけでもなく、俳句系の知識なんてかなり多いですし、それなりに演習量も必要なので覚悟が必要です。

しかも、この大問1は毎年のように形式が絶妙に変わり、詩や俳句などの知識を必ず聞いてくれるという保証もありません。だから、ワンチャン覚えたことがでればラッキーぐらいに思っておくしかないのです。

一応それでも対策したいのなら、以下のような中学国語の知識をフルで収録している参考書を買って暗記してください。

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ただ、覚えるべき量に対して本番で期待できる得点の期待値も低いので、塾の中でも本腰を入れて対策していません。それなら他教科に勉強時間を使ったほうがトータルの期待値が高いと判断してしまうからです。

ここまでの話をまとめると、「大問1は一定の地頭があることを前提としている問題で、これと言って対策と呼べる対策がない問題群」と言わざるを得ないです。過去問を回して形式に慣れるぐらいしかありません。

こういうのは、努力以上に才能やセンスがものを言うと思ってください。でも、記号ばかりなのでワンチャン運良く当たることもあります。

大問2:漢文の対策&使用教材

兵庫の大問2ですが、「漢文」が出題されます。

もちろん初見で読ませてくる問題であり、ほぼ全ての受験生が初めて見る問題を解くことになります。”ほぼ”と言ったのは、模試の過去問などで出題されたことのある問題が出た年もあり、そう言う年は一部の受験生は内容を知っていた可能性があるからです。

と言うより、実は自塾の塾生がまさにそれでした。自塾は9月から受験生に対策をしますが、その際に模試の過去問を演習させており、その中で取り扱った漢文が実はその年の問題になりました。もちろん奇跡ですが、色んな演習をしているとそう言うこともあります。

話を戻しますが、いずれにせよ初めて読む漢文ですので、ネタバレされた状態で読める定期テストとは異なり、努力したからと言って点数が安定させられる競技ではありません。

一応こんな風に、原文とは別に書き下し文は書かれています。

ただし、現代語訳が書かれているわけではないので、書き下し文を読んである程度日本語訳ができないと詰みます。高校生と違って中学生は漢文解釈に本腰を入れるわけでもないので、ぶっちゃけほとんどの受験生がノリとセンスで読みます。

だから、やっぱりここでも知能格差が露骨に開きます。普段から実力テストの国語を大して勉強しなくても取れる子はやはり点数が高く、学年上位40%以下の生徒はほとんど話の内容は理解できていないです。学年上位40%でも怪しい子も大勢います。

こう言うのは、ざっくり全体の話を読んで、あとは設問の選択肢を見て主題を推測するセンス的な力がどうしてもモノを言います。だから、ここでも地頭がいい子とそうでない子の差が開きまくります。

ただし、漢文の場合は全受験生に再現性高く点数を取らせることのできる問題があって、それが「返り点をつける問題」です。

この年だと、「問二」の問題で、もう何年も必ずこの形式で出題されており、解答欄にレ点や一・二点を自分でつけさせる問題が出ています。これは、対策さえすれば誰でも解けます。難易度も低く、絶対に落とせない問題です。

自塾では、対策としては以下の古典テキストの漢文のページにある問題をやらせています。返り点をつける問題が豊富なので、兵庫受験にピッタリです。

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だから、この問題だけは再現性高く取れるように対策して欲しいです。ここ以外は、結局本番の文章のレベルと解く本人の地頭に依存しまくります。

ただ、読解演習はある程度やらないことには力がつかないので、地頭だけのせいにして対策しないのはこれまた違います。だから、ある程度は読解演習をした上で、やるだけのことをやって欲しいとも思います。

その際は、市販の問題集でいいので、以下の問題集で読解練習をしましょう。

さらに、上位層で国語の点数を限界まで上げたいと思うなら、他県の公立高校入試の古典の問題を積極的に解きましょう。レベルも近い上に、ワンチャン兵庫県に使い回されるラッキーを引けるかもしれません。

使う問題集は、「全国高校入試問題正解」です。全国の国語の最新の過去問が収録されていて、分野別になっているので漢文だけで問題がまとまっているのも魅力です。

大問3:古文の対策&使用教材

次に古文ですが、問題としては漢文と同じです。初見で見る問題を解かされますし、もちろん現代語訳などつきません。

だから、ある程度地頭があって国語が得意なタイプでないと、これまた再現性高く正解できるような代物ではありません。年によっては簡単な時もありますが、難しい時は本当に難しいです。

だから、「これだけやっておけばOK」的な対策はどの塾も持ち合わせていないのが本音です。生徒依存しまくるので。

しかし、漢文同様に1問だけ再現性高く点数が稼げる問題があります。それが「現代仮名遣い」に関する問題です。以下の問題だと「問一」です。

ここでは、「すなはち」を「すなわち」に直すだけの問題でしたが、難易度も低く、対策すれば99%の生徒は得点できます。配点は2点と少ないですが、唯一古文の問題で再現性のある対策ができる箇所です。

使用テキストも、漢文の際に紹介した「古文・漢文の達人」でOKです。

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また、古文読解も結局は練習しないことには点数が上がるわけないので、何かしら取り組みたい人は市販の問題集でいいので、初見で読んで答える系の問題集をやりましょう。

漢文と同じ教材で構いません。

大問4&大問5:現代文(小説と説明文)の対策&使用教材

最後は、現代文に関する大問を丸ごと見ていきます。

兵庫は大問4が小説で、大問5が説明文に関する問題です。そして、大問4の小説は比較的得点しやすいのですが、大問5の説明文はかなり難しく、頑張っても高得点は狙えないと思ったほうがいいです。

もちろん年度にもよりますが、兵庫県は大問と設問ごとに正答率を公表しています。そのデータを見ると、某年度の説明文の問題の正答率は25%を切っている問題も数多く散見されています。

実際のデータ↓

ちなみにですが、兵庫の国語は選択肢ばかりで、基本的に4択です。だから、普通に考えても正答率は25%以上になるはずなのに、23%とか22%とかの正答率になります。これは問題が非常に難しい証拠です。こうなると、ペン転がしした方が正解する可能性が高いのでは?って話になります…

つまり、対策したからどうこうなるわけでもないよね…って話にやっぱりなってしまうんです。こう言う感じで明らかに地頭チェックに入っているのが最近の公立受験の傾向です。

もちろん、説明文の内容も難しく、学年の下位50%ぐらいの子はなんのことか読んでもサッパリわかっていません。そのぐらい、一定の知能がないものを一撃で駆逐するパワーを持っているのが入試の説明文です。多分ですけど、保護者さんが解いても平気で間違えると思います。大人でも賢い人しか正解できないと思います。

だから、ここで点数が取れないことは子供の努力不足でもなんでもないとご理解ください。問題のレベルが高くなると、上位層でもそう簡単に得点することができなくなり、中間・下位層などバッターボックスにすら立たせてもらえないレベルで論外となります。

ちなみに、小説はそこまで酷くなくて、正答率はまあまあです。だから、日本語力の最低水準を満たす生徒であれば、それなりに得点できます。

小説の正答率↓

これを見ると、明らかに小説の方が点数を稼ぎやすいです。

だから、基本的には小説の対策に時間を使ったり、本番の受験の時間配分として、説明文に使う時間を最小限にして、小説に振り切る方が得点の最大値が引き出せる子も多いと思います。

ただ、普段の実力テストなどの国語で平均点を割るタイプの生徒の国語は悲惨な結果になることが多く、努力だけではどうしようもならないこともあることを保護者は受け止めないといけません。そのぐらい、入試本番で逆転を起こすことは難しいテストなのです。

文法対策をどうするか?

ちなみに、国語の現代文の設問には、読解問題とは別で「国文法」に関する問題が毎年出題されます。大問4で1問、大問5で1問の合計2問。点数にすれば4点です。

こんなの↓

この問二のように、文節に関する知識を聞いたり、品詞の理解を聞いたり国文法全般に関する知識を問う問題です。

なお、国文法は中学3年間の知識なので、まともに対策すると文法問題集1冊をきっちり仕上げないといけません。でも、仕上げても4点です。。。。

そう言う意味では、非常にコスパが悪く、正直塾の中で時間をとって国文法の対策をするのは非現実的と判断して自分はやりません。普段の塾の中で文法は教えているので、その延長線上で解いてもらうしかないと思っています。

なお、国文法をガチるなら「中学国文法の完成」という塾専用教材の使用をおすすめします。個人的には国文法の教材ではベストだと思っています。

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あとは、これをやったら他県の文法問題を解くのもありです。全国高校入試問題正解はここでも重宝します。

漢字対策はどうするか?

次に漢字に関する問題への対処について。

兵庫の場合は、現代文の問題の中で漢字に関する知識を聞いてきます。大問4の小説では漢字の読みに関する問題を、大問5の説明文では漢字の書き取り(ただし記号で同じ書きになる問題を選ぶ形式)が出されます。

正直なところ、一般常識さえあれば小説で出題される漢字の読みは満点が取れます。何も対策とかしてなくてもです。ただ、やはり日頃から語彙力がないよなと思う子は平気で間違えます。

一方で漢字の書きに関する問題は、ちょい難かな?と思う問題もありますが、まあ標準的な問題ばかりです。

こう言う形式↓

正直なところ、実際に漢字を書くわけではないので、どちらかと言えば漢字の意味や熟語の意味さえ分かっていれば正解できる問題です。

だから、上位層は基本的にこれまで生きてきた中で培った知識や語彙力を駆使すれば基本的に正解します。そう言う意味で対策をガチらなくても一定の正答率は担保されます。

ただ、中間下位の生徒はそもそも論として語彙力が弱すぎて、ポコポコ間違えます。現代文の読解が弱いのもこう言う知識の1つ1つの弱さに起因しますが、これもこれまでの生き方の問題が大きく関係しています。

じゃあどうするの?と言う話ですが、漢字の対策をやる覚悟があるなら、市販の問題集の重要漢字だけ集めたものをやり込むのは1つの手です。漢字の配点は全部で6点あるので、やっても伸びる保証のない読解演習に時間を割くぐらいなら、漢字の方がまだ得点できる可能性もあるからです。

以下の問題集を買って直前まで追い込むのもアリです。

もしくは、出れば儲け物と割り切って、全国高校入試問題正解で取り扱われている漢字だけを練習するのもアリです。実際に高校入試で出題されたものであれば、必然的に重要度の高い漢字と言えるからです。

ただし、努力量に対して見返りが少ないのも事実。

結局は他教科に振ってしまった方がトータルで点数が上がる可能性も高く、この辺りは学習塾などでコンサルしてもらうべきです。ただし、全教科を1人で見てくれるタイプの講師じゃないとまともにアドバイスできないのが注意点です。

読解問題の練習をするなら兵庫の過去問を遡るべし

なお、現代文の読解の対策は?と言う話ですが、やるのであれば兵庫県の実際の過去問をとにかく何年も遡ることをおすすめします。

兵庫の受験国語は兵庫独自のクセがあり、他県の過去問をやったり、あるいはよくある市販の問題集をやったりするよりも、兵庫の過去問の方がストレートに対策の効果が期待できます。

だからまずは、直近5年分の現代文については、過去問を必ず購入してやり込みましょう。市販の過去問はいくつかありますが、解答解説が一番まともなのはエディックの過去問です。

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なお、市販の過去問は最大でも5年分しか取り扱いがないので、これ以降も遡って演習したい場合は、専用の過去問販売サイトを使うしかありません。

専用サイトは「虎の巻」と言う名前なのですが、市販では唯一兵庫の過去問を10年以上遡って掲載していて、かつ解説もしっかりしているものです。ここで購入すれば、国語以外の全教科で兵庫の5年以上前の過去問が入手できます。理社も手に入るのがかなり魅力です。

こんなのです↓

虎の巻ですが、以下の公式サイトから購入できます。値段も2980円と超良心的です。Amazonなどでは買えないので、専用の公式ページに飛んで、兵庫県を選択して購入してください。

・虎の巻【公式サイト】

兵庫県公立高校入試対策:国語の勉強法&おすすめ問題集の後に

ここまでは、兵庫県の公立高校入試「国語」の大問別攻略法および使用テキストを紹介してきました。ここからは、兵庫国語の全体戦略についてもう少し深掘りしてお伝えします。

国語は結局「形式対策」をメインにするべし

国語の入試対策は、他教科に比べて明らかに再現性が欠けます。初見読みの文章ばかりなので、暗記に頼った点数アップがほぼ出来ず、結局個体差が最大限開くからです。

なので、唯一全員にコンサルできることといえば「形式対策」です。

例えば「時間配分」が一番アドバイスとしては大事で、子供ごとにどの大問に何分使うかなどを細かく指導してあげることが指導者には求められます。しかもこれ、正解という正解があるわけでもなく、過去問演習をしながら最適な時間配分を一緒に考えてあげるしかないです。

あとは、「解く順番」も結構大事です。

大問1から順番に解くべきなのか、古典を後回しにして現代文から攻めるべきなのかなどは個人個人戦略がバラバラになっても構いません。これは強みや弱みをきちんと分析した上で、どの順番なら最大値になりそうかを調整することになります。だから塾でアドバイスをもらって欲しいです。

説明文が非常に難しいので、地頭が弱く読解力が乏しい子だと、そもそも説明文をあまりやらないという捨て身の戦略に出るしかないケースもあるので、期待値が最も高い選択ができることをお祈りします。

国語の点数を安定させるのは厳しい

入試国語は、とにかく点数の振れ幅が大きい教科です。

特に上位層ほど点数の振れ幅が大きいのも特徴です。(中間以下はそもそもいい時がなく、低い点数で安定します。)

だから、そういうものだと割り切る姿勢も非常に大事です。

他教科であればある程度勉強していけば点数が安定するのですが、国語に関しては最後の最後までドキドキです。本番の入試で大コケするリスクなど、どこまでいっても排除できません。

そういう意味では、国語の点数が下振れるリスクを考え、内申点や他教科の点数を極限まで高めていくゲームだと思ってください。こういう時に内申点が低い子は地獄です…

総括:兵庫県公立高校入試対策:国語の勉強法&おすすめ問題集まとめ

最後に、本記事のまとめを残しておきます。

■ 概要

  • 兵庫県公立入試の国語は点数のブレが非常に大きい教科
  • 再現性のある得点アップ法は乏しく、個人差(地頭)の影響が大きい
  • それでも形式対策と時間配分の戦略が重要

■ 大問別の対策ポイント

◉ 大問1:情報読み取り

  • 会話や図表、ポスターなどの情報を処理する問題
  • 暗記では対処できず、完全にセンスと語彙力勝負
  • 知識問題(詩・俳句など)は出ても1問3点ほどで、対策コスパは低い
  • → 対策:過去問で形式に慣れるしかない(参考書:ニューコース中学国語)

◉ 大問2:漢文

  • 初見の漢文+書き下し文を読ませる形式
  • 読解はセンス依存、ただし返り点の問題(毎年出る)は確実に得点可能
  • → 対策教材:『古文漢文の達人』『中学 標準問題集 古文・漢文』『全国高校入試問題正解』

◉ 大問3:古文

  • 基本は漢文と同様で初見の文章を読んで答える
  • 現代仮名遣いの問題(1問2点)は確実に取るべし
  • → 使用教材は漢文と共通

◉ 大問4:現代文(小説)

  • 得点しやすい部類。日本語力の最低ラインがあれば取れる
  • → 過去問で形式になれるのが大事

◉ 大問5:現代文(説明文)

  • 非常に難しく、正答率25%以下の問題も多い
  • → 多くの中堅・下位層は全く歯が立たない。戦略的に時間配分を工夫するしかない

■ 補足分野の対策

◉ 文法問題(国文法)

  • 年2問(計4点)出題
  • → 対策コスパは悪く、重点的な学習は非推奨
  • → やるなら『中学国文法の完成』推奨

◉ 漢字

  • 小説:読み問題(一般常識レベル)
  • 説明文:書き問題(意味・語彙力を問う)
  • → 語彙力に乏しい子は要対策。『でる順ターゲット』『全国高校入試問題正解』推奨

■ 総合戦略のまとめ

  • 国語は形式対策(順番・時間配分)の戦略を最優先すべき
  • 説明文は捨てる戦略も検討
  • 過去問演習(エディックの5年分+虎の巻で10年以上遡る)を最重要視
  • 点数の安定性に乏しいため、他教科や内申点でのカバーが必須

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市販教材でおすすめ教材を知りたい人には、以下におすすめ参考書・問題集をまとめた記事を掲載しておきます。

※高校受験おすすめコラムは以下の通りです。

・【高校受験】親ができること厳選3個紹介!後悔しない子供への接し方

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