不登校の生徒をお持ちの保護者様は、お子さんの内申点に関して色々と不安になることも多いのではないでしょうか?

不登校の生徒だと内申点的に色々問題があって、高校進学に大きな支障をきたすかもしれない…と言うのはよく耳にする話ですからね。

中でも、不登校の生徒の評定(9教科の数値)に関して気になる保護者様も多いのではないかと思います。

そこで本記事では、不登校の生徒が調査書(内申点)でどのくらいの点数になっているのかをお伝えします。実際に自分が確認しているデータや、生徒から聞いた話を参考に書いていきます。

※全保護者さんに読んで欲しい「勉強法や子育て本のおすすめ」を以下の記事で紹介中。Kindle Unlimitedを使うと全て”無料”で読むことができます。

不登校の生徒の内申点はいくつ?9教科評定の数字について

今回の記事では、不登校の生徒の内申点に関して、実際の現場で確認している数字のリアルをお届けします。

なお、今回のテーマでは「学業面のみ」を取り扱います。出席日数的な部分の内申に関しては一旦無視します。あくまでも5段階評価の評定に関するテーマであることをご理解ください。

実際のデータ:内申点はオール3を割り込むことがほとんどか

まず、不登校の生徒の内申点(評定)のリアルについて。

不登校の生徒の評定ですが、オール3の水準を下回ることが大半です。3がついている教科がポツポツあり、2がつけられている教科も複数見られるのが現実です。

実際、自塾の生徒のデータでもそのような数値を確認しています。

なお、公立高校受験的な話をすれば、オール3を割り込むと行ける高校の幅が一気に減ります。と言うより、オール3でも高校の選択肢はそこまで多くないのが現実です。

このことは、以下の記事で詳細に解説しています。

なお、保護者さんの中には「オール3を平均値」だと思われている方もいらっしゃいますが、これも大きな間違いなので修正してください。

5段階評価の評定平均はオフィシャルには公表されていません。ただ、一部の地域で5段階評価の割合が出ていて、概ねそこから平均値が計算できます。内申点の平均について知りたい場合は、以下の記事をご覧ください。

いずれにせよ、不登校の生徒の多くは通知表に「2」がつく教科を複数抱えていると言うのが現実です。そして、評定に2がつくと公立高校受験はかなり絶望的になるのも現実です。

保護者様におかれましては、この事実をベースにお子さんの進学先を一緒になって考えてあげる必要があります。

通知表に「1」が複数並ぶ生徒もいる

次に生徒から聞いた話をします。

ある学校で、テストの日と終業式の日にしか学校に来ない不登校の生徒がいたそうです。そして、その子の通知表をたまたま目にすることがあったと聞きました。

・ほとんど「1」で「2」が少しあった

これが生徒から聞いた生々しい現実です。

正直なところ、評定に「2」がつくと言うのは、それ自体がかなり危機的な状況だと一般的にはみなされています。このことは以下の記事でも書いています。

それにも関わらず、2がデフォルトで1がたくさんついてしまうとなると、これはもう公立高校受験はかなり厳しい…

不登校にも色々な生徒さんがいらっしゃいますが、自塾で確認できた事例はまだいい方です。塾でもある程度勉強を見ているので、点数は決して良くないですが、1や2の数が極めて少ない傾向にあります。

しかしそれでも、副教科に2がついてしまうことが中々避けられないのですが…

不登校の生徒の内申点が分かった後に:選択肢&対処法

ここまでは、自分が知っている不登校の生徒の内申点(評定)に関する情報でした。

ここからは、これら内申点情報を知った上で、保護者がどのように対応していくべきかの方法論をお伝えします。

原則:公立高校受験ではなく「私立専願」を考える

不登校の場合、どうしても内申点をあげることは難しいです。そして、内申点を重視し過ぎている公立高校とはすこぶる相性が悪い…

この場合、まず最初に考える進路は「私立専願」です。

公立高校受験を断念し、私立1本で受験することを考えましょう。

私立専願であれば、学校から推薦された段階でほとんど合格が確約されます。子供の精神的にもかなり楽な受験だと言えます。

内申点は1ポイントでもいいから上げておく努力を

正直なところ、不登校の生徒でも選ばなければ高校に進学することはできます。今の時代は多様な選択肢があるので、「定時制」「専門学校」「オンライン校」など多くのオプションがあるのは事実です。

ただ、少しでも可能性を多く残したいのであれば、内申点を取ることを決して諦めないで欲しいです。

例えば私立専願受験でも、見られるポイントは評定の数字です。私立高校によっては、評定○○以上など条件をつけている高校が多いです。と言うより、そんな学校ばかりです。

なので、あまりにも内申点が低すぎると、私立専願で推薦をしてもらえないリスクも一気に上がるのです。

不登校でも定期テストの点数は取れます

不登校の生徒は学校に行っていないから勉強もできない…

当然ですがこの意見は真っ当だし、実際テストの点数が壊滅的に終わっている子がいるのも事実です。

しかし、自塾でも経験していますが、勉強面だけなら訓練でそこそこ点数を上げることはできます。少なくとも、通知表の1や2を回避するぐらいの点数なら取らせてあげられることが多いです。

今ではオンライン塾などもあるので、勉強面だけはどうか諦めずにお子さんに向き合って欲しいです。勉強面は、本当に少しやらせるだけでも点数が大きく変わります。

例えば「オンライン家庭教師WAM」などであれば、全国どこにいても自宅で先生に教えてもらうことができます。これするだけでも、定期テストの点数はかなりマシになるはずです。

以下の公式サイトから資料請求は無料でできるので、まずは情報収集からでいいのでぜひ一歩前に時を進めてあげてください。

・オンライン家庭教師WAM【公式サイト】

総括:不登校の生徒の内申点はいくつかまとめ

最後に、本記事のまとめを残しておきます。

不登校の生徒の内申点の現状

  • 不登校の生徒の評定(内申点)はオール3を下回ることが多い。
  • 3がつく教科があるものの、2や1が多く含まれることが一般的。
  • オール3を割り込むと、公立高校受験で選べる高校の幅が大幅に狭くなる。

通知表に「1」がつくケースも存在

  • テストや終業式のみ登校する場合、通知表に1が多数並ぶケースが見られる。
  • 評定に1や2が多いと、公立高校受験が非常に厳しくなる。

不登校生徒の内申点への対応策

  • 公立高校ではなく私立専願を検討
    • 内申点が低い場合、公立高校受験よりも私立専願の方が合格の可能性が高い。
    • 私立専願は推薦されればほぼ合格確定となり、精神的な負担も軽減される。
  • 内申点を1ポイントでも上げる努力を
    • 内申点が低すぎると、私立高校の推薦すら受けられなくなるリスクがある。
    • 定期テストや課題をこなして、1や2を避ける努力をする。

定期テストの点数向上は可能

  • 不登校でも、勉強を続けることで定期テストの点数を上げることは可能。
  • オンライン塾や家庭教師サービスを活用し、学力を補うことが推奨される。

多様な進路選択肢の検討

  • 内申点が上がらない場合、「定時制高校」「専門学校」「オンライン校」など、他の進路も視野に入れる。

総括

  • 不登校の生徒でも進学の道は多様に存在する。
  • 勉強を諦めず、最適な進路を模索する努力を続けることが重要。

※全保護者さんに読んで欲しい「勉強法や子育て本のおすすめ」を以下の記事で紹介中。Kindle Unlimitedを使うと全て”無料”で読むことができます。