尼崎北高校の合格ラインはどのあたりにあるのでしょうか?

尼崎北高校は、尼崎では実質2番手に位置する高校です。尼崎稲園高校の下に位置する学校ですが、中堅校というイメージが強いです。

ただ、最近は進学実績などもよくなっており、人気の学校だと思います。(実績がいいのは稲園高校落ちが多いからかもしれませんが。汗)

そんな尼崎北高校に合格しようと考えた時、受験生はどのくらいのラインを合格目安として捉えたらいいのでしょうか?

本記事では、尼崎北高校の合格ラインの目安を解説します。内申点や素点ボーダーラインに関しても、ある程度推測しながら紹介していきます。

尼崎北高校の合格ライン:素点・内申点・当日点の目安

まず最初に、尼崎北高校の合格ラインについて解説します。

なお、本記事は一般選抜における目安ラインです。また、年度によって素点ボーダーラインは変動しますので、あくまで目安だと思って読んでください。

尼崎北高校の合格ラインの推定値は、以下の通りです。

尼崎北高校合格ライン:素点目標325点

まず最初に、尼崎北高校の合格ラインで一番重要な「素点」について。尼崎北高校合格の目安素点は以下の通りです。

・素点目標:325点

なお、ここで言う素点とは、第二学区の加算点を加えていない点数のことです。内申点(250点)と当日点(250点)の合計点だと思ってください。

尼崎北高に関しては、かなりの人気高です。倍率も非常に高く、受験生の中では接戦が予想されます。

ゆえに、ボーダーラインも結構辛めに見ておくのが無難です。しかし、素点目標(合格最低点)ということであれば、325点ぐらいかな?という感覚があります。

ただ、倍率が上がってしまえばボーダーも上がるため、素点で340点ぐらいまで求められる試合になってもおかしくないと思って準備しておくことが無難でしょう。

尼崎北高校合格ライン:目標内申点180点以上

尼崎北高校合格に必要な内申点の目安はどのように考えたらいいでしょうか?

尼崎北高校合格の内申目安は以下の通りです。

・内申点目安:180点以上

尼崎北高校合格の昨今の人気ぶりから考えても、内申点を確保する必要性がかなり高い学校だと言えるでしょう。そう考えた時、最低でも内申点180点ぐらいは確保して欲しいです。

正直、内申点180点は結構ギリで、実際はもう少しあったほうが安全だと言えます。

最近は中堅校に落として受験してくる生徒も多いです。上位校の滑り止めとして狙われやすい、尼崎北や市立伊丹などは思った以上に内申点による守り合いになると思っておくべきでしょう。

理想を言えば、内申点190点ぐらいをお土産に受験に向かって欲しいです。このぐらいあれば、本番で300点を割り込む点数でコケてしまっても普通に合格ラインに乗るでしょう。

イメージ的に、この辺りの学力層は本番入試で270点ぐらいしかいかない子も多いので、その点数でも受かる見込みのある内申点を目指すのが得策だと言えます。

尼崎北高校合格ライン:当日点目標は「300点」

尼崎北高校に合格するためには、当日点はどれくらいの点数を目標にテスト対策すればいいのでしょうか?

尼崎北高校合格のための目標点数は以下の通りです。

・当日点目標:300点

尼崎北高校は、本当に内申点勝負だと思います。そのため、高い内申点さえあれば、本番で点数が低くても安全圏で合格できる可能性が高いです。

受験生の中でも、兵庫入試本番でそこまで点差が開くイメージも湧かないので、結局は守りに徹することができた生徒(=内申がある子)から順当合格を果たすでしょう。

しかしそれでも、事前の対策では当日点300点を目標にして欲しいです。

「300点を目標にするんだけど、280点ぐらいしか取れない。でも、内申点で守れればそれでも合格できる。」

中堅校の受験では、こんな感じで受験できるかどうかが成功のポイントではないか?と思います。

尼崎北高校の合格ラインが分かったら:受験情報

ここまでは、尼崎北高校の合格ラインに関連する情報をお伝えしました。

ここからは、尼崎北高校を受けるに当たって、それに関連する情報をお伝えします。

尼崎北高校のレベル&人気は上がっている

近年、尼崎北高校のレベルは上がっているように感じます。

進学実績などもよくなっている印象で、今後も偏差値が上がる可能性が考慮されます。

というより、第一学区や第二学区は、中堅校がかなり難しくなっている印象です。市立西宮や市立伊丹なども同じような現象が起こっていると思います。

その結果、中堅校受験ではより高い内申点が取れたかどうか?が勝敗を分けてしまっています。尼崎北を目指す生徒は、内申点勝負に負けたら不合格だと思って中学生活を送って欲しいです。

尼崎北高校は稲園高校の第二志望にもなる

尼崎北高校は、稲園高校の第二志望にもなりやすい高校です。

それゆえ、実際の倍率には現れない難易度があるように感じます。稲園高校のレベルも年々上がっており、加算点でリードしてもかなり厳しいのでは?と思います。

そのため、稲園落ちの生徒が第二志望に尼北を書いてしまえば、その時点で1つ枠が奪われたと思っておくぐらいがちょうどいいようにも感じます。

いずれにせよ、第二学区のこのレンジの高校(市立伊丹や宝塚西)などは毎年のように難しくなっていく感じがありますね…

尼崎北高校の第二志望はどうする?

尼崎北高校を第一志望で受ける場合、第二志望はどうしたらいいでしょうか?

考えられるのは、以下の2つでしょう。

①尼崎小田高校
②武庫之荘総合


ただ、原則は小田高校でいいのでは?と思います。武庫之荘総合は下げすぎていないか?と思ってしまいます。

もちろん、小野高校が近年人気で(確か倍率1.7倍とかあったような…)手を出しずらいと思いますが、それでも第二志望であれば小田高校がいいように思えます。

総括:尼崎北高校の合格ラインまとめ

最後に、本記事のまとめを残しておきます。

尼崎北高校の位置付け

  • 尼崎では稲園高校に次ぐ2番手の中堅校。
  • 最近進学実績が向上しており、人気が上がっている。

素点ボーダーラインの目安

  • 素点目標:325点程度。
  • 倍率の上昇次第で340点程度までボーダーが上がる可能性もあり、準備が重要。

内申点の目安

  • 内申点目安:180点以上。
  • 内申点180点はギリギリであり、190点程度が理想的。
  • 内申点が低いと当日点で高得点を求められるため、内申点の確保が重要。

当日点の目安

  • 当日点目標:300点。
  • 内申点が高い場合、本番で280点程度でも合格可能。
  • 内申点が合否を大きく左右するため、本番点数が多少低くても内申点で補える。

尼崎北高校の人気と競争

  • 中堅校全般が難化している傾向がある。
  • 稲園高校の第二志望として選ばれることが多く、実質倍率が高い。

第二志望の選択肢

  • 主な候補は「小田高校」または「武庫之荘総合」。
  • 第二志望には小田高校を選ぶ方が現実的だが、人気が高まっており倍率が高い可能性もある。

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