塾の宿題や暗記テストをまともに勉強せずにダラけている生徒にどう振る舞うか?
これは、学習塾によって対応がかなり分かれると思いますし、カリキュラムや料金などよりも気になる方は意外と多いのではないでしょうか?
特に、課題や暗記テストなどをやって来なかった時に言い訳する系の生徒に対してどう振る舞うかは、指導者によって対応が異なるのが塾の特徴です。
・ブチギレる塾
・許す塾
・お説教をする塾
・褒めて伸ばそうとする塾
などなど、塾によって、あるいは対応する先生によって対応は本当に千差万別な感じもします。
そして、この対応の仕方によっては塾への不満としてクレームが起こることもあり、ある程度は事前に保護者さんと指導方針を擦り合わせておかないといけないことだと思います。
でもまあ、言い訳が多い子供の親さんに思っていて欲しいことは、ゾロが教えてくれてるので、それが根っこにあると思ってください。

子供が言い訳して指示に従わず勉強しない時の弊塾の対応
子供が、塾の課題や暗記テストなどをやって来ず言い訳した時、どのように対応するか。
自分の場合、「子どもの能力と目標に応じて対応を変える」がアンサーです。好き嫌いや今日の気分で対応を変えているわけはなく、客観的な基準を持って対応を変えています。
ちなみに自分の場合は、まず第一の基準として以下のように機械的に場合分けします。
①子どもの能力と目標に大幅な乖離がない場合
子どもの能力とその子が掲げる目標に大きな乖離がなく、このまま順当に行けばその子の目標に届く可能性が極めて高い場合は、正直口うるさくあれこれ言いません。
だって、別に今のまま現状維持でも願いが叶うのであれば、それ以上は過剰な負荷を載せているだけのこと。こういうのは、教える側のエゴでしかありません。
もちろん、塾としては子どもの最大値を引き出すために出来ることを全てやるつもりでカリキュラムや課題・暗記テストを計画しています。
しかし、やるのは本人です。
だから、その子にこちら側が求める水準に応える気持ちがないのなら、それ以上は塾側の押し付けであり「おせっかい」です。
何より、最大値を引き出すために、本人が最大限やるべきことを全部やろうとしようとしているわけではないのなら、それ以上は伸びません。少なくとも現時点では無理です。でも、その子の中で気持ちが変わって急に勉強に目覚めることもある。仮にそうだとしても、それを待つしかありません。
こういうのはどこまで行っても子供のタイミングの問題です。親や塾があれこれ言ってもその時期をコントロールすることはできません。もちろん、待っても待ってもそのタイミングは来ないかもしれません。でも、それはそれ。それがその子の人生です。そして、そんな奴がゴロゴロいるのが世の中であり、その子は有象無象の1つでしかないのかもしれません。
ただしこの場合、自分の中でも気をつけていることがあります。
まず、これから起こりうるかもしれない最悪の状況を伝えることと、自分の見立てではマックスでもここまでしか行けないと思うという予測値はちゃんと伝えることです。
例えば、
「君は今のままでも〇〇点は取れる可能性は高い。だから、△△高校までは行けそうだとは思うけど、それより上はキツいと思う。そして、これ以上サボる場合、サボり方によっては最悪××高校ぐらいまでランクが下がるリスクはあるよ。」
的な感じて、その時点で自分が想定していることを、感情論を排除して淡々と伝えていきます。伝えるタイミングも、「これ以上好き勝手させると流石にまずいかな?」と自分が判断した時です。
でも、これでお終い。
別にブチギレたりもしないし、モチベを上げるためのアドバイスもしません。
現時点でその子の目標値と実力が十分に釣り合っていれば、自分は大して気になりません。ここで言い訳してくる生徒に対して「お前は点数はいいけど、人間としてな…」的なお説教は絶対にしません。
もちろん、人間的な問題点などあるにはあるのでしょうが、それを第三者がこれといった目的や権利もなくズケズケと言うこと自体が図々しいです。ましてやここは塾で、勉強の課題を解決しにきているのであり、不必要に人格に踏み込まなくてもいいのです。
②子供の能力と目標に現時点で乖離がある場合
さあ、やっかいなのは己の置かれている位置を把握していないこの大馬鹿野郎達です。現時点の距離から見て明らかに高い目標を掲げているのに、そのために必要な負荷から逃げ続ける「言ってる事とやってる事がズレてる勘違いキッズ」をどうするのか。笑
必要とされる負荷を提示してもなお、何かしらの誘惑に負けたり、しんどいことから逃げるという生き方を選択し、おまけに言い訳までかましてくるわけなので、救いようがないクソどもです。

「やって来なかったけど、忙しかったから仕方なかった。自分は悪くないですよね?」というスタンスでいるわけで、性格が終わっていてわがままな子も多いです。
でも、このタイプに対しても、基本的な接し方のスタンスは変わりません。
まず、1回のミスであれば、そこまで深入りしません。本当にどうしようもない理由があったかもしれないです。なので、何度かそういう行動が見られ、自分の中で「この子は確信的にやってるな」と判断したタイミングで動き出します。
最初は、淡々と事実をベースに語りかけます。
その上で、このまま行けば目標達成はしない可能性がかなり高いことをその場で受け入れさせます。そして、目標までの距離を埋めるための行動量をこなす気がないなら、目標を下げるのも1つの手であるとしっかり伝えます。
そして、仮にこのまま行った場合、最悪どのような結末になるのかまで、自分の思う見立てを伝えます。
「六アイが目標かもしれないけど、そのスタンスなら、学区内最低偏差値の東灘を許容するしかなくなる可能性が高い。」的な感じで伝え、それは許容できるのか?をヒアリングします。
許容できると言うことであれば、自動的に目標が下がりましたので、これ以上は踏み込みません。
その上で念押しします。
「このまま行けば目標には届かない可能性が高い。でも、自分の好きなようにやりたいなら好きにしていい。ただ、結果に対してはどうあっても受け止めろ。あと、後から泣きついてきても、時期によっては救済できない時もある。それも受け入れろ。」
と伝えます。
そして、
「そこまで身勝手するんだから、親がゴチャゴチャ言ってきても塩対応するからな。親の対応次第では、退塾になることもあるからそこは受け止めて欲しい。」
的な感じで伝えます。
なお、ここで返事をはぐらかし、ダンマリに逃げる子もいます。困ったら黙り込むと言う、最もクソなタイプです。
その場合は一番厳しい対応をします。
「何も答えないのも自由だからそれでもいい。でも、こちらが求めることをやらないなら、それはもうコンサルを受けることを放棄したとみなす。別に退塾にはしないけど、基本的にこちらからはあれしろこれしろうるさくは言わない。」
と、まずは突き放す。
その上で、塾としてのスタンスを伝えます。
「でも、今まで通り授業もするし、小テストなども同じように行う。同じ月謝をもらってるし、そこで差別はしない。でも、今後は君の態度について何も言わない。だって、詰めたり注意したら、いじけたり反抗するんだろ?じゃあ何も言わないよ。」
と、ほとんどお説教ですが、1回はこう言う話をすることになります。
その上で、それでも塾通いに価値を感じるなら好きにしてOKだと伝えることになるでしょう。
もちろん、結果がどうなるかとか知らんよ。だって、全部君のお気持ちに従うんだから。
と釘を刺しておきますが。
そして、このことは事前に保護者にも伝えます。ここで親が文句があるのなら、その時点で退塾でいいと思っています。
自分の場合、子供が理不尽でわがままを言ってくるのはあんまり気にならないのですが、子供がこのような振る舞いをしているに関わらず、立場の弱い塾に対して理不尽な要求をしてくる親には正直イラッとします。
「塾として指導放棄ですか?」とかそっち系のクレームを言う人です。親子揃って舐めすぎです。あなたの子供がコンサルを放棄してるんです。
ちなみにこんなクレームを言われたことはないです。サイトにここまで書くので、やばい保護者からの受けが悪く、その結果やばい保護者が激減しました。笑
ハッキリ言いますが、こう言う子は塾通いに向かないんです。目標達成に対して覚悟が決まってなさすぎるし、そもそも勉強には負荷がかかることを理解していないか、その負荷を軽く見すぎています。
こう言う状況って、「ダイエットしたいんだけど、走りたくないし、お菓子も食べたい」というわがままを言われている状態と同じで、「それなら最初から痩せたいとかいうな。」って話ですからね。
だから、ヒロアカの爆豪に指導者のお気持ちを代弁してもらいます。

あ、もちろん、こんな言い方はしないので安心してください。笑
塾生に聞いてもらえば分かりますが、自分は全く厳しいタイプの人間ではなく、マジで普段はフランクです。何なら生徒と漫画の話して盛り上がるのが大好きで、そこであれこれ考察語り合うのが好きな感じの変なタイプの塾長です。
しかし、「今日は仕方なかったね。次回から頑張ろうね。」的なことは絶対に言いません。そもそも、そんな風に甘やかしているから舐め腐った態度を取るようになり、わがままで怠慢の極みのようなキッズに育ったのです。
そして、その内面の課題を改善しない限り、学業面だけが独立して改善していくことなどあり得ません。そこで優しくしたところで、少なくとも目標達成がゴールであれば、その子の望みは狙って叶えに行けないです。
塾は親や生徒の願いを叶えることの助けをする場所です。ハッキリ言わなければいけない所で何も言わず、嫌われることや退塾を恐れて深く入り込むことを避けるのは、月謝を支払う保護者さんへの背信的な行為です。
トラブルのリスクを避けてダンマリを決め込む塾もありますが、そいつらは利益を下げたくないだけで自分たちのことしか考えていない銭ゲバです。もちろん、それでいいなら自分も限界までお金を搾り取れるように、笑って見過ごしてあげるので、入塾時にそのようにおっしゃっていただけると助かります。
嘘です、そう言う親子とはお金をいただいても1ミリも関わりたくないです。塾生がこんな子供とその親ばかりになったらもう地獄です。
なので、「現実を叩きつけられて子供が傷付いています…」系のクレームを言われたとしても絶対に謝罪しません。名誉毀損に該当するのであれば謝罪をして法的な責任を負いますが、指導の範囲で「受け止め方の問題」でしかないような話に付き合う義理はありません。退塾するか、民事訴訟するかどっちかにしてください。
ただ、保護者さんの考える正義も分からないわけでもありません。「現実を突きつけず、褒めて伸ばせばいいじゃない?多様性!」的な信念を持っている人が今の時代少なからずいるのも知っています。
正直、全く理解はできないですが、尊重はします。言いたいのは、あなたの信念や正義を他者に押し付けてくるんじゃないって話です。
結局のところ、どっちの意見が正しいかどうかなんて、明らかに非科学的なことを除けば、最終的には結果が決めること。ドフラミンゴのこの名言に全てが詰まっているのでしょうから。

でも、自分は他にも塾生を抱えていて、それぞれのご家庭の想いと期待を背負って仕事をしています。だから、この手の中途半端な人間に振り回されると、他の人間にも悪影響を及ぼします。
だから、そう言うご家庭の意見は尊重しますが、受け入れる気はありません。

そのため、このスタンスに不満があるなら、すぐに退塾していただいて結構です。月の途中でも、残りの月謝を日割りにしてお返ししてサヨナラさせていただきたいです。
こういうのは、保護者が原因で舐めた子供に育っているケースが多く、十中八九治らないと自分は思っています。塾で何を語りかけようが、そういう保護者のもとに戻されるのであれば、外部の努力など水疱に帰すに決まっています。
なお、ここでブチギレる先生も多いと思うのですが、自分の場合は呆れ返った瞬間に怒りという感情がほぼ消え失せ、なんなら興味も消え失せます。
しかし、塾として月謝をいただいているので、現実をしっかり受け止めさせた上で、業務としてしなければいけないことは、他の生徒と一切の差別をすることなくフォローします。例えば、同じように小テストはするし、同じように授業もします。
別に言ってることとやっている事が矛盾していている子でも、お客様はお客様。仕事としてやることは変わらないので、お金をもらっている以上は業務はきちんとやります。まあでも人間なので、本気で目標を叶えたくて、前のめりに勉強して助けを求めてくる子を優先的に見ますけどね。
目標がないor言わない系のふわふわ系塾通いの方への対応
生徒によっては、そもそも目標がなかったり、あるのかもしれないけどあえて口に出さないパターンもあります。
あえて口に出さないパターンで一番舐めているのが、「目標を言うと、現実と目標の具体的な差を分析され、やるべきことをやらないと正論で詰められるからダンマリしている方がマシ」と思うタイプです。
正直なところ雑魚すぎて1mmも関わりたくない属性なのですが、こう言うのが公立中学の下半分を中心にゴロゴロいるのです。このタイプはそもそも終わっているので議論の対象に入れたくないのですが、非常に多く存在するので避けては通れません。
では、目標がないor言わない系への対応はどうするのか?
まず、「塾は君の目標達成をサポートすることが仕事。だから、目標設定に必要な負荷を過不足なく提供したいと思っている。」と伝えます。
その上でこう付け加えます。
「でも、目標がないor言わないと言うことは、現在の実力とゴールまでの距離が逆算できない。だから、君にとっての最適な負荷が何か分からない。こうなると、どんな目標を後から言われてもなんとか出来るように、最大値を引き出すのに必要な負荷を一旦は求めることになるよ。」
つまり、課題は全部やってこなければそれを指摘するし、小テスト系なども満点じゃないと努力としては認めないことになるよ〜と言うこと。ここでは、目標を言わず、ポジションを取らない方が逆にマイナスかもしれないけどいいか?と投げかけます。
そしてその上で、こちら側がここまで求めることに対して全面的に同意できるか?と問います。
で、それでOKという話であれば一旦様子を見ます。
で、許容するといったのに指示に従わなかったり、そもそも最初からこちらが求める負荷を許容したくないといった場合はこう対応します。
「こちらが求める負荷を許容しないのは分かった。それ自体は君の自由だから尊重はする。」
まずは、こんな風に君の言う通りにすることを伝えます。ただし、その上でどんなデメリットがあるのかを一緒に伝えます。
「ただし、後から目標が出来たとしても、時期によってはタイムアップってこともある。その時、塾としては何ともしてあげられないこともある。」
こんな感じです。
その上で、保護者が後から文句を言って来れないように、逃げ道を完全に塞ぎに行くでしょう。
「親が後から成績のことで何か言ってきても、毅然とした態度で向き合うからね。そもそも、君が負荷を許容しないと楽な道を選択したのが出発点なんだから、親が成績に対して不満を言ってきたとしても、そんなの知らん。」
と、今後起こりうるであろうことを想定し、事前にそこまで受け入れさせます。
まあ要するに、進撃の巨人のこの1コマに言いたいことが全て詰まっています。

しかし、こう言う子は、本来は人間性から改革する必要があるので、まあ学業成績はそう簡単に改善しないですけどね..
大体、こちらが正論で外堀を埋めようとしたら、露骨に反抗的な態度を取ったり、言い訳して誤魔化そうとしたりするような子供に育成されていることに大きな問題があるわけです。だけど、そこで人間性に対するお説教をせず、子供の自由を尊重するから、成績が上がらなくなっているのです。
でも、自由と引き換えに期待値を下げたのですから、そんなの受け止めてください。自由には、それなりの代償があり、後からそれに気づいても、手遅れなこともあることだけお忘れなく。

でも、毎年のようにこうやって後悔していく子が多いです。下半分の学力層の子でにまあ多いです。結局ね、自由を求め、戦いを避け、わがままを通そうとすればするほど将来の選択肢が狭くなって不自由になるのが世の常です。
ただ、仮に学力制限をして下半分を弾いたとしても、塾としては少なからずこれ系の子を抱えることになります。なぜなら、上位50%以上の成績の子でも、人間の根っこがこう言うタイプがそれなりにいるからです。
この子達は、生まれ持ってのIQが下に比べて低いわけではないので、学業領域においては下位50%の人間の上位互換になっているだけです。ただ、根っこは全く同じです。
でも、塾は人間性の改革を請け負う場所ではないので、一定の学力が担保されていれば、そういう子が通うのはOKです。厄介なのは、地頭も悪い上に指示に従わず自由と権利ばかりを主張し、挙げ句の果てに結果を求めるリベラルな人間です。
ただし、上位50%以上で、指示に従わずに好きなようにやらせろ系の子には、必ずこう伝えます。
「君は、IQが低いわけではない。目標を決めずに自分のペースでやっても、最低〇〇高校ぐらいまではいけると思う。だから、下限として〇〇高校を許容してるなら、特にこっちからガミガミ言うことはしない。ただし、後から志望校を上げると言ってきても、レベルと時期によってはもう無理かもしれないことだけは受け入れておいてね。あと、親もこのスタンスに対して納得していることが条件ね。」
と、上半分ぐらいの生徒でふわふわしている子には伝えます。
これに納得していただけるなら、逆に塾通いは全然ウェルカムです。そもそも、こちらから「△△高校以上を目指すべきだ!」的な洗脳もしないので、その子の実力と、許容できる下限の高校のレベルに乖離がなく、言動と行動に矛盾がなければ何も文句はありませんから。
兵庫県第一学区の場合、これが上40%ぐらいだと、偏差値53の六アイなどを下限に、その子の資質と努力量次第であれ変動するだけなので、上40%であれば自分は特段言うことはないのです。親の目標が高すぎる場合は別ですが。
ただ、これが下半分とかになると、そもそも偏差値53の六アイですら死ぬ程努力して届くかどうかって地頭水準になります。そうなると、目標も決めず、指導者の指示にも従わずにその子のペースでやらせれば、学区内最低偏差値の東灘か、名前さえ書けば誰でも受かる私立専願に決着する可能性が極めて高くなります。
だから塾通いそのものに魅力を感じていただきづらく、最初から受け入れたくない生徒ということになるわけです。
「ウチは、子供のペースに合わせて欲しい。進路も最悪どこになっても受け入れるつもりです。それよりも、目標を決めろと詰められたり、毎回のノルマを課せられてプレッシャーをかけられることが苦痛です。自由にやらせてくれないなら他塾に変えたい。」
と言い出すご家庭も必ず出ますからね。
まあそれ自体はご家庭の方針なので全然OKで、そういうタイプに向いているのが大学生が教えてくれるゆるゆるのFC個別。「キャバクラ塾」と言われており、あなたのお子さんを気持ちよく”お・も・て・な・し”してくれます。
もちろん、成績は極めて上がりずらいですが。
そう言う意味では、何のために塾に行くのか自分にはサッパリ価値観が理解できませんが、一定数そこに価値を感じる人がいるのでしょう。もしくは、訳もわからず通塾しているのでしょう。
結局ね、自分の自由にあれこれやりたい気持ちは最大限尊重してあげられますが、その場合は目標達成に向けて合理的なアプローチが取れなくなります。だから、結果も出しづらいです。
なので、自由を押し通す場合は、最悪の状況(例えば最低偏差値の高校になる)を受け入れることだけは絶対にセットにしてほしいということ。それも嫌ということであれば、究極のわがままです。絶対に関わってはいけない属性の人間です。
だから、やっぱりこの方に締めてもらいましょう。

総括:子供が言い訳して指示に従わず勉強しない時の弊塾の対応
最後に、本記事のまとめを残しておきます。
- 塾の宿題や暗記テストをやらずに言い訳する生徒への対応は塾ごとに異なる(ブチギレる・許す・説教・褒める等)。
- 自身の塾では「子どもの能力と目標の乖離の有無」に基づいて機械的に対応を分ける。
① 能力と目標が釣り合っている場合
- 口うるさく言わず放置に近い対応。
- 最悪のケースや予測点数だけは淡々と伝える。
- 説教やモチベUPの強制はしない。
② 能力と目標に乖離がある場合
- 必要な負荷から逃げて言い訳する生徒には厳しく現実を突きつける。
- 何度かの行動で確信的に怠慢だと判断した時点で指導を強める。
- 行動量を増やすか、目標を下げるかを選ばせる。
- ダンマリする場合は「指導放棄とみなす」モードに切り替え、結果責任を本人に負わせる。
③ 目標がない/言わないタイプの場合
- 最大値を引き出す負荷を課す方針を提示し、許容できるか確認。
- 拒否するなら自由を尊重するが、その場合は後の志望変更は救済困難と伝える。
- 結果責任を本人と保護者に負わせる。
その他のポイント
- 親からの理不尽なクレーム(「塾として指導放棄ですか?」等)は受け入れない。
- 「褒めて伸ばす」的な価値観は尊重するが、自塾では採用しない。
- 塾は「目標達成のサポート」が役割であり、人格矯正の場ではない。
- 勉強せず言い訳ばかりの生徒やその親は退塾対象。
- 結果が出るかどうかは最終的に本人の覚悟と行動次第であり、塾ができるのは現実を提示してフォローすることまで。
※市販教材でおすすめ教材を知りたい人には、以下におすすめ参考書・問題集をまとめた記事を掲載しておきます。
※高校受験おすすめコラムは以下の通りです。
・【高校受験】親ができること厳選3個紹介!後悔しない子供への接し方
・【高校受験】勉強するのが遅すぎた!手遅れになる子の特徴を解説
・中3からでも間に合う内申の上げ方や裏技が大嘘である理由と現実
・【高校受験】内申足りないから諦めるべきケース!逆転が厳しい場合
・内申点の平均はオール3ではなく〇〇!平均では全く安心出来ない理由
・中3の実力テストがやばい理由まとめ!点数が取れない子の特徴
・【高校受験】偏差値70トップ校に塾なしで受かる子の特徴&方法
・高校受験に向け小学生のうちにしておくこと一覧!塾長目線で解説
・【高校受験】最後に伸びる子の特徴!直前の追い上げで逆転する方法
・私立高校と公立高校の頭の良さ比較!同一偏差値ならどっちが頭いい?
・中3一学期の内申は厳しい?中3の1学期の成績が下がる理由&対処法
・中3の二学期で成績下がる子の特徴&理由!点数が落ちた時の対処法
・中3二学期は内申上げてくれるって本当?塾生のデータから見えた真実
兵庫県公立高校入試教科別対策法の全ては以下のとおりです。