三木高校の合格ラインを知りたいと思っていませんか?
三木高校は、第三学区にある偏差値53程度の中堅校です。ただし、定員割れを起こすこともある上、第二志望でもそこまで狙われません。
なので、感覚的には入りやすそうな高校のように思えます。
そこで本記事では、三木高校の合格ラインに関連する情報をお伝えします。素点・内申点・当日点の目安についてもおおよそのラインを推測してみます。
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三木高校の合格ライン!素点・内申点・当日点の目安
では早速、三木高校の合格ラインに関連する情報から解説していきます。
三木高校の素点・内申点・当日点の目安は以下の通りです。
三木高校合格ライン:素点目標310点
まず最初に、三木高校の合格ラインで一番重要な「素点」について。三木高校合格の目安素点は以下の通りです。
・素点目標:310点
なお、ここで言う素点とは、第三学区の加算点を加えていない点数のことです。内申点(250点)と当日点(250点)の合計点だと思ってください。
三木高校については、正直素点ボーダーの予想が結構しずらいです。
と言うのも、偏差値的に見れば素点310点とか、320点とかその辺りを一つの目安にするのが王道だと思います。
ただ、三木高校は偏差値の割には倍率がそこまで高くならない上、第二志望でもそこまで多くの生徒が出願する高校ではありません。そのため、定員割れも起こす可能性もある上、第二志望で下ってくる生徒もそこまで多くないようにも思えてしまいます。
よって、素点ボーダーを310点と書いていますが、それよりも下の素点でも受かってしまうのではないかな?と予想しています。過去のデータを見る限り、素点280点とかでも受かる年は受からないか?という感触があります。
そのため、素点ボーダーに結構ムラがありそうな学校の1つです。
三木高校合格ライン:目標内申点170点以上
三木高校合格に必要な内申点の目安はどのように考えたらいいでしょうか?
三木高校合格の内申目安は以下の通りです。
・内申点目安:170点以上
三木高校を受験するのであれば、内申点は最低でも170点は欲しいです。本当は、180点以上の内申点が欲しいと思っています。
ただし先述した通り、三木高校のボーダーラインは意外と低いように感じます。そのため、内申点170点とかでも逆転合格が狙えてしまうと思います。
当日点でそれなりに取れる子であれば、内申点160点台からでも逆転合格を狙って受験することが許される水準だと考えます。(※厳しい戦いであることは間違い無いのですが…)
いずれにせよ、兵庫県は内申点重視ですので、170点の内申はミニマムでも取ってください。その上で、180点ぐらいあるとかなり安心できる水準であると思っておきましょう。
三木高校合格ライン:当日点目標は280点以上
三木高校に合格するためには、当日点はどれくらいの点数を目標にテスト対策すればいいのでしょうか?
三木高校合格のための目標点数は以下の通りです。
・当日点目標:280点以上
三木高校に合格するための目標点数は、280点程度を想定しておくといいでしょう。と言うより、本番280点でも合格できるような内申点を担保しておくのがセオリーってことです。
仮に素点ボーダーが310点であれば、当日点280点で許してほしい場合は内申点は170点程度ということになります、。もし素点ボーダーが320点であれば、内申点は180点。
なので、内申点180点というのが目標として欲しい内申点になるわけです。
なお、280点なら余裕っしょ?と思うことなかれ!
このレンジの偏差値の高校を受ける生徒の場合、兵庫入試で280点をコンスタントに取るのは結構難しいと思った方がいいです。入試直前で過去問演習をしますが、その際に250点ちょいしか取れない生徒もゴロゴロいます。
そういう生徒の場合、内申点が180点でも受からない可能性が出てきてしまいまいます。副教科だけで稼いで主教科の内申が甘いタイプは決まってこのパターンです。
そういう内申美人タイプの場合は、内申点が190点とかそのぐらいまで稼いで、直前まで追い込み演習をしていくしかなくなります。それでもきつい場合、志望校を下げるしかありません。
このレンジの高校の受験生は、内申だけ高くて点数が全然取れない子も多いので、このタイプは結構厳しい受験になると覚悟しておくべきでしょう。
逆に、内申点が低くても(160点とか)本番で300点をコンスタントに越せるタイプとかだと、逆転合格になるでしょう。
三木高校の合格ラインが分かったら:追加情報
ここまでは、三木高校の合格ラインに関連する情報をお伝えしてきました。
ここからは、三木高校を受験する上でのポイントや注意点について解説します。
定員割れの数字に意味はない
三木高校の倍率を遡って調べてみると、定員割れを起こしているタイミングが複数あります。
これを見ると、素点ボーダーとか関係なく全員受かるのでは無いかと勘違いしてしまう方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、複数志願の仕組みをとっている兵庫県において、最初に公表される倍率は意味をなしません。第二志望で書いている人が0人とか、割れている定員の数に収まっていれば話は別ですが、近年そんなことはありません。
もちろん、第二志望で三木高校を書いた人が全員第一志望に受かるのであれば、定員割れした時点で第一志望を三木高校にした生徒は合格です。
しかし、それは蓋を開けてみないと分からないことなので、あまり気にしても意味はないということです。
三木高校の第二志望はどこを書く?
三木高校を第一志望に書く場合、第二志望をどうするべきでしょうか?
おそらくほとんどの人は、三木北高校を書くのではないかと思います。社高校だと偏差値的にちょっと厳しくなる感じです。
よって、三木北高校を書くのが一般的だと思います。三木北も定員割れがありうる高校ですが、第二志望では100人以上の生徒が出願しています。
三木高校のおさえになっているのでは?と推測されます。
総括:三木高校の合格ラインまとめ
最後に、本記事のまとめを残しておきます。
三木高校の合格ライン:素点目標
- 目安素点:310点。
- 偏差値53程度の中堅校。
- 定員割れや第二志望での出願が少ないため、素点ボーダーは年によってムラがあり、280点でも合格可能な場合がある。
内申点の目安
- 目標内申点:170点以上。
- 安全圏としては180点以上が望ましい。
- 内申点が低い場合でも、当日点が高ければ逆転合格の可能性あり。
当日点の目安
- 目標当日点:280点以上。
- 偏差値53の受験生にとって280点を安定して取るのは難しい場合も。
- 内申点が高ければ当日点が280点以下でも合格の可能性がある。
倍率と定員割れの注意点
- 三木高校は定員割れを起こすことがあるが、第二志望での出願が少ないため、倍率には注意が必要。
- 最初に公表される倍率だけでは判断しないこと。
第二志望校の選び方
- 三木高校を第一志望とする場合、第二志望には三木北高校を選ぶのが一般的。
- 社高校は偏差値が高くなるため、現実的ではない場合が多い。
総括
- 三木高校は偏差値53程度で中堅校。
- 内申点170~180点、当日点280点以上を目指すことが合格の目安。
- 定員割れや倍率に惑わされず、安定的な得点力を重視するのがポイント。
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