高砂高校の合格ラインが気になっていませんか?

高砂高校は第三学区にある偏差値46程度の公立高校です。第三学区の中では、比較的高い倍率の1.3倍以上を叩いたこともある高校です。

また、第二志望で高砂高校を書く人が比較的多い印象もあります。

では、そんな高砂高校に合格したいのであれば、どのくらいの得点を獲得する必要があるのでしょうか?

本記事では、高砂高校の合格ラインの目安について解説します。素点・内申点・当日点でどのくらいを目安にすべきかも紹介します。

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高砂高校の合格ライン:素点・内申点・当日点の目安

まず最初に、高砂高校の合格ラインについて見ていきましょう。素点・内申点・当日点の目安は以下の通り予想します。

※なお、あくまで予測です。参考程度にとどめてください。

高砂高校合格ライン:素点目標270〜280点

まず最初に、高砂高校の合格ラインで一番重要な「素点」について。高砂高校合格の目安素点は以下の通りです。

・素点目標:270〜280点

なお、ここで言う素点とは、第三学区の加算点を加えていない点数のことです。内申点(250点)と当日点(250点)の合計点だと思ってください。

高砂高校は、倍率が高くなることはありますが、そこまで素点ボーダーが高いわけではありません。

偏差値40台の高校ですので、素点で270点〜280点ぐらいあれば合格できる年がほとんどではないかと思います。素点で290点もあれば十分すぎます。

感覚的には、素点で260点台でも合格している人がいると思います。スレスレで受かった人のデータが手元にないので分かりませんが、偏差値を見る限りそう予測します。

なので、内申点と当日点を兵庫式で計算して素点で270〜280点ぐらいをまずは狙ってみてください。素点260点台でも何とかなる年はあると思うので、希望を捨てずに頑張ってください。

高砂高校合格ライン:目標内申点150点以上

高砂高校合格に必要な内申点の目安はどのように考えたらいいでしょうか?

高砂高校合格の内申目安は以下の通りです。

・内申点目安:150点以上

高砂高校に合格したいなら、オール3の内申点は絶対に死守して欲しいと思います。合格を確実にしたい場合は、4を1つはつけることを目標にして欲しいです。

ここで副教科に4が1つでもつけば、高砂高校の受験は一気に楽になります。もちろん、主教科に4を1つつけて154点の内申点にすることにも大きな意味があります。

基本的に、このレンジの偏差値の高校ですので、オール3程度の内申点の生徒が密集することが想定されます。周りの受験生もそこまで内申点は取れていません。

よって、最低ラインとしてオール3の内申点を死守し、何とか4を1つつけることを中学3年の目標にして欲しいと思います。

高砂高校合格ライン:当日点目標は240点以上

高砂高校に合格するためには、当日点はどれくらいの点数を目標にテスト対策すればいいのでしょうか?

高砂高校合格のための目標点数は以下の通りです。

・当日点目標:250点以上

当日点は、まずは250点ぐらいを安定して取れるように対策して欲しいです。

おそらく、このぐらいの高校を受ける子にとって、本番250点は結構なハードルであることは分かっています。

ただ、仮にオール3の内申点(150点)で受ける場合、素点を270点と見ても本番で240点は必要という計算になります。もし素点がもう少し上がれば、さらに当日点が必要です。

そうなる場合に備え、アベレージで250点ぐらいまで取れるように対策をして欲しいです。

ここで240点〜250点がコンスタントに取れない場合は、内申点でカバーするしかありません。オール3だと厳しい子ということになるので、何か1つでも4を取ってください。

主教科で4を1つ取れば、本番で必要な得点は8点下がります。副教科で4が取れているなら、本番で必要な得点は15点下がります。

高砂高校の合格ラインが分かったら:受験のポイント&注意点

ここまでは、高砂高校の合格ラインに関連する情報をお伝えしてきました。

最後に、高砂高校受験のポイントや注意点についても解説します。

通知表では絶対に2をつけないこと

高砂高校は、オール3の内申点でもギリ狙える高校です。

それゆえそこそこの倍率になるとも言えます。

しかし、オール3を割り込むと、一気に合格が厳しくなるのも現実です。よって、通知表に2だけは絶対につけてはいけません。

特に、副教科に2がつくことは何が何でも避けないとダメです。副教科に1個でも2がつくと、もう一気に勝負論がなくなります。

2を避けることは決して難しいことではありません。人として最低限のことがクリアできているかだけです。

高砂高校は第二志望にしている人も多いので注意

高砂高校の受験倍率を気にされる方は多いです。

ただ、高砂高校の倍率を見る際は、公式に発表されている倍率を見ても意味はほとんどありません。

なぜなら、高砂高校は第二志望で志願している人がいるからです。

しかも、高砂高校を第二志望で書く人は結構多いです。特に第三学区の中では、高砂高校は第二志望として狙われています。

そのため、高砂高校よりも上位の高校がダメだった生徒がくだってくるので、最初の倍率は何も当てになりません。

しかし、素点ボーダーに乗れば受かるわけです。やるべきことをやりましょう。倍率は気にするだけ無駄です。

総括:高砂高校の合格ラインまとめ

最後に、本記事のまとめを残しておきます。

合格ラインの目安

  • 素点目標:270〜280点
    • 内申点(250点満点)+当日点(250点満点)の合計。
    • 素点260点台でも合格可能性あり。
  • 内申点目標:150点以上
    • オール3を死守することが最低条件。
    • 主教科または副教科で「4」を1つつけると合格可能性が高まる。
  • 当日点目標:240〜250点
    • オール3の内申点(150点)の場合、本番で240点以上を目指す。
    • 平均250点を安定して取れるような対策が理想。

受験のポイントと注意点

  • 通知表で「2」をつけない
    • 内申点が2の場合、合格は非常に厳しくなる。
    • 特に副教科で「2」がつかないように注意すること。
  • 倍率に惑わされない
    • 高砂高校は第二志望での志願者が多い。
    • 表面上の倍率は参考にならず、上位校からの流入が影響する。
    • 倍率を気にせず、必要な得点を目指して対策を進める。

その他のアドバイス

  • 難易度の高い問題は捨て、基礎問題を徹底的に解く。
  • 主教科・副教科で「4」を取る努力をすることで、当日点の負担を軽減可能。
  • 最後まで諦めずに、できる対策を着実に進めることが重要。

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