兵庫県で高校受験を考える人の中で、こんな悩みをお持ちの方はいませんか?

・オール1で行ける高校って兵庫県にあるの?
・オール2で行ける高校って兵庫県にあるの?


要するに、内申点に2や1ばかりが並んでいる場合の受験戦略について知りたいと言うニーズです。

結論、上手く歯車が噛み合えば「オール1やオール2でも行ける高校がワンチャンある」が答えです。正直、運要素である程度勝てないと勝負論がなく、ハッキリと結論を言うことが困難です。

本記事では、兵庫県の高校受験でオール1・オール2で行ける高校があるのか?について解説します。

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オール1やオール2で行ける高校はある?兵庫県の場合

では早速、オール1やオール2の高校受験に関して学習塾の立場からコメントです。

【公立高校】定員割れしていればワンチャン受かる

オール1やオール2の場合、基本的には一般受験でライバルたちと椅子取りゲームをするのは正直無理です。兵庫県は内申比重が高すぎて、そもそもオール1やオール2でなくとも本番逆転が難しい県だからです。

しかし、「定員割れ」だけは話が別。

もし定員割れが起こっているのであれば、テストの点数などに関わらずあなたが椅子座る権利を手にしたことになります。そう言う意味では、運要素の問題ですが、ワンチャン公立高校でもチャンスがあると言うことです。

狙い目は工業・商業・農業などの専門学科

なお、定員割れにワンちゃんかけて出願するなら、専門学科のある学校が現実的な落とし所になるでしょう。

後述しますが、兵庫県には複数志願の仕組みがあり、定員割れしていても必ず合格できるわけではないからです。なので、狙うのであれば専門学科と言うことになります。

ただし、どこで定員割れが起こるのかなんて誰も読めません。

前年の倍率とかも当てにならないです。その年の生徒がどう動くのか、最後にどう志望校が変わるのかは全く読めません。そういう意味では、完全にギャンブルってことはご理解ください。

注意点:兵庫県では「複数志願」の仕組みがある

定員割れで受験すれば受かる!

この言葉には、落とし穴もあるので注意してください。特に兵庫県の場合は尚更注意が必要です。

と言うのも、兵庫県は「複数志願」と言う複雑な入試制度を採用しています。例えば普通科高校であれば、第一志望と第二志望の2つを記入することができます。そして、第一志望がダメでも、第二志望で合格するケースがあります。

そうなると、出願締め切りの段階で定員割れしていたとしても、必ず合格できるわけではないことになります。第一志望がダメで降ってくるケースがあるからです。

実際、第一学区の中では「東灘高校」などが最初の出願段階では定員割れしていました。しかし、定員割れしていても”不合格”になった生徒が何名もいます。

なぜなら、第一志望で六アイや須磨松風を受けるもダメで降ってきた生徒が複数名いるからです。

そう言う意味では、第二志望の生徒も含めて定員割れしていないとオール1やオール2の生徒に椅子は回ってこないと言うことになります。実際問題、オール1やオール2ではまず受かりません。

公立高校受験は最低でもオール3必要だと思うべし

ちなみに兵庫県の公立高校入試では、なんだかんだで「オール3」が最低水準だと思ってください。

なお、受験においてオール3とは決して平均ではありません。オール3は下位層であり、偏差値45程度の学力の子が密集しています。

そのため、王道の話をすれば、やっぱりオール3を狙って勉強してほしいです。

オール3とってようやく偏差値40台の高校にチャレンジする権利がある。これが実態であることはくれぐれも忘れないでください。

※なお、中学生の通知表の成績に対する塾講師の忖度ない本音の厳しい評価は以下のとおりです。本当のことしか書いていないので、心臓の悪い方は読まないでください。

私立専願ならどうか?:選ばなければ選択肢はある

正直なところ、オール1やオール2の生徒の公立受験は非現実的です。

少なくとも、学校の先生からはほぼ間違えなくストップがかかるでしょう。

そもそも、公立高校を受験するということは、「私立専願」という選択肢が消えます。学校からすると、それが一番困るわけです。

なぜなら、オール1やオール2で受験すれば、定員割れ以外は基本的に不合格になります。ただ、そういう生徒の滑り止めの私立の選択肢って限りなく少ないです。

だから、私立専願で高校に頭を下げて入れてもらう道を選んでもらうよう説得してくるでしょう。先生の立場からしても、公立も私立も両方ダメで行く高校がない…みたいなパターンは絶対に避けたいはずです。

だから、学校の先生は公立ではなく「私立専願」を進めてくると思ってください。

なお、私立専願でもあまりに内申点が低いと、行ける高校(推薦してもらえる高校)の選択肢は決して多くはないことは受け止めてください。偏差値もかなり低く、その学校の一番下のコースになることはほぼ確定です。

定時制高校・通信制高校・専門学校などは行ける

私立専願でも厳しいとなった場合どうなるか?

この場合は、以下のような高校が選択肢になるでしょう。

・定時制高校
・通信制高校
・専門学校


これらの選択肢の場合、必ずしも兵庫県の学校である必要はありません。県外もOKということになるので、選択肢は増えます。

兵庫県公立高校入試教科別対策法の全ては以下のとおりです。

オール1やオール2で行ける高校を兵庫県で探す際の注意点

ここまでは、オール1やオール2で行ける高校を探す上での具体的な選択肢について紹介してきました。ここからは、オール1やオール2の成績で高校を選ぶ際の注意点やポイントについて解説します。

合格すれば勝利ってわけでもない

先述した通り、定員割れがあれば、ワンチャン合格はあり得ない話ではありません。

しかし、合格したから勝利というわけではないです。

例えば運よく工業高校に滑り込めたとしましょう。でも、成績はオール1だったとしましょう。正直、この状況だと高校に入ってから授業について行けないのではないでしょうか?

もちろん、受からなければ何も始まらないから、まずは合格を目指していくという考え方は尊重します。しかし、仮に受かっても茨の道しかないのであれば、合格することが本当に正解なのか?って問題を無視しちゃいけない。

これは、無責任と言えるのではないでしょうか?

せめて「3」の数を増やして私立専願をもらえるようにすべし

正直、オール1やオール2の子は、これ以上勉強させたとしても公立高校は難しいってパターンがほとんどです。

精神的に幼く、素行に問題があるケースだって少なくないでしょう。基礎学力があまりに欠けており、途中から頑張ろうとしても手遅れってケースも正直あります。

そして、勉強を頑張ったとしても、せいぜい3の数が少し増えるだけってのが関の山です。決めつけているわけではないのですが、確率論で言えばそうなります。

しかし、勉強面を完全に捨て去るのはNGです。

この層の子達がまずすべきは、「少しでも3の数を増やして私立専願で行ける高校の選択肢を増やすこと」です。

正直、オール3の生徒でも下位層で公立高校は最低ランクの高校しか目指せないのが現実です。だから、オール3の子も最後は私立専願に下げてくることが多いです。

そうなった時、オール3程度の内申がないと、私立専願でもまともな高校を選ぶことができなくなります。だから、オール1やオール2の子は、まずは3の数を出来るだけ増やしてください。

評定3程度であれば、少し頑張れば取れます。テスト40点でも3はつくんですから!

総括:兵庫県でオール1・2で行ける高校まとめ

最後に、本記事のまとめを残しておきます。

兵庫県でオール1やオール2の成績で行ける高校について

  • 公立高校では定員割れでのチャンスがある
    • 公立高校は内申点比重が高く、一般受験での逆転はほぼ不可能。
    • 定員割れしている場合、成績に関係なく合格できる可能性がある。
    • 定員割れが起こる学校は事前には予測困難。
  • 狙い目は専門学科(工業、商業、農業など)
    • 普通科より専門学科のほうが定員割れが発生しやすい。
    • ただし、定員割れしても必ず合格できるわけではない。
  • 兵庫県の複数志願制度の注意点
    • 第一志望が不合格で第二志望に降ってくる生徒がいるため、出願段階で定員割れしていても最終的に埋まる可能性がある。
  • 公立高校受験の最低ラインはオール3
    • 公立高校に合格するには最低でもオール3が必要。
    • 偏差値40台の高校でもオール3が求められる。

私立高校への進学について

  • 私立専願が現実的な選択肢
    • 公立受験が難しい場合、私立専願を検討。
    • 私立専願でも内申点が低すぎると選択肢が限られる。
  • 定時制高校・通信制高校・専門学校も選択肢に
    • 兵庫県外も視野に入れると進学先の幅が広がる。

オール1やオール2の成績で高校を選ぶ際の注意点

  • 合格だけがゴールではない
    • 成績が低い状態で高校に入ると授業についていけない可能性が高い。
    • 合格後の学業生活を考慮した進路選択が重要。
  • 内申点の「3」の数を増やす努力が必要
    • 評定「3」を増やして私立専願での選択肢を広げる。
    • テストで40点程度でも評定3を取ることは可能。

総括

  • 現実的な進路選択として、私立専願や定時制・通信制高校の検討が重要。
  • 学力向上を目指しつつ、現実的な目標設定と進路選びを行うことが大切。

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