加古川西高校の合格ラインはどのくらいなのでしょうか?

加古川西高校は、第三学区、特に加古川エリアで受験する人にとっては上位校になってくる学校です。

加古川東高校は相当レベルが高いので難しいのですが、加古川西高校であれば十分に狙っていける生徒も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、加古川西高校の合格ラインの目安について解説します。素点・内申点・当日点のおおよその目安水準を考えていきましょう。

加古川西高校の合格ライン!素点・内申点・当日点の目安

それでは、加古川西高校の合格を目指す人向けに、合格ラインのおおよその目安についてお伝えします。素点・内申点・当日点の目安を予想してみます。

※本記事は、あくまで目安ですので、参考程度にとどめておいてください。

加古川西高校合格ライン:素点目標370点

まず最初に、加古川西高校の合格ラインで一番重要な「素点」について。加古川西高校合格の目安素点は以下の通りです。

・素点目標:370点

なお、ここで言う素点とは、第三学区の加算点を加えていない点数のことです。内申点(250点)と当日点(250点)の合計点だと思ってください。

加古川西高校は偏差値61程度の上位高校になります。

そして、エリアの特性的に考えても、加古川エリアの優秀層の中でも加古川東にチャレンジするのが厳しい生徒が集まるイメージです。

そのため、偏差値の見かけよりも素点ボーダーラインが高いのではないか?と勘繰ってしまう学校です。

偏差値的な感覚では、素点365点とかだとギリギリか?的な印象です。受かる年はそれでも受かるし、ダメな年もあるような気もします。なので、素点ボーダーラインとしては370点程度をイメージしておくと、一旦は合格確率などが弾きやすくなると思います。

対策を考える上では、素点370点を安定的に越せるような練習を心がけていくといいでしょう。

加古川西高校合格ライン:目標内申点210点以上

加古川西高校合格に必要な内申点の目安はどのように考えたらいいでしょうか?

加古川西高校合格の内申目安は以下の通りです。

・内申点目安:210点以上

加古川西高校に合格したいのであれば、内申点は210点以上は正直確保しておきたいのではないか?と思います。

おそらくですが、内申点230点以上の生徒も受けてくるでしょう。言葉は悪いですが、内申美人なだけで実力がない生徒は、その内申でも加古川東を受ける勇気は持てないと思います。

そのため、余裕をもって合格できそうな加古川西高校を受験するというのは十分に考えられるケースです。

一方、内申点のアンダーラインだと、やっぱり200点を下回ると一気に合格するのが難しくなると思います。

内申200点(オール4)の水準であれば、本番できちんと得点できれば逆転可能な水準です。ただ、国語や数学などでドボンするとその瞬間にアウトでしょう。

なお、国数のドボンリスクがある生徒はこの水準の偏差値でも大勢います。

そう考えると、内申点210点はアンダーラインで、出来るだけ220点に近い水準の内申点をお土産に受験に向かって欲しいと切に思います。自分の塾生だと、内申点210点でもクソ不安な気持ちになります。

加古川西高校合格ライン:当日点目標は340点以上

加古川西高校高校に合格するためには、当日点はどれくらいの点数を目標にテスト対策すればいいのでしょうか?

加古川西高校合格のための目標点数は以下の通りです。

・当日点目標:340点以上

内申点次第で目指すべき目標点は変わってきます。

ただし、加古川エリアの上位校ですから、当日点でも340点をアベレージで叩けるように準備しておいて欲しいです。

正直、素点ボーダーラインが370点であれば、内申点230点とかある子なら結構余裕な受験になると思います。国語などで40点とかやらなければ、それ以外はそこまでリスクがなさそう…

数学で毎回60点切るタイプで、国語までドボンリスクがある生徒がかなり怖いです。内申だけ高いけど実力がイマイチな典型例です。

こういうタイプだと、内申点で220点以上稼いで、英語と社会を高得点にして国数の爆死リスクを極力下げる戦略しか受かる道が見出せません。

加古川西高校の合格ラインが分かったら:ポイントと注意点

ここまでは、加古川西高校の合格ラインに関連する情報をお伝えしてきました。

最後に、加古川西高校に合格するための注意点やポイントについても触れておきます。

倍率は全く当てにならないので注意

加古川西高校の場合、最初に発表される倍率はそこまで当てになりません。

例年では、めちゃくちゃ高いという感じもせず、1.2倍以下ってこともあるし、1.04倍とかでも全然おかしくないです。

しかし、加古川西高校は当然のごとく第二志望で狙われてしまいます。

ハッキリしたデータは不明ですが、加古川東高校を受ける生徒の半分ぐらいは加古川西高校を第二志望にしているように思えます。

エリア的にもランク的にも、加古川東の下で書くなら加古川西でしょう。

このレベルの子達は、かなり内申点が高いでしょうから、加算点でリードしていても負けてしまうリスクがあります。当日点もそこそこ取れる子でしょうから、ライバルとしては手強いです。

それゆえ、最初に発表される倍率は見ないようにした方がいいレベルです。

加古川西高校の第二志望はどうする?

加古川西高校を第一志望にして受験する場合、第二志望はどうするのか問題がありますね?

順当に考えるのであれば、東播磨高校を第二志望にする人がかなり多いのではないか?と思います。

今年どうなるかは分かりませんが、過去のデータを分析する限り、第二志望で東播磨高校を書いている人は多いと思います。そのため、東播磨高校の最初の倍率も本当に当てになりません…

なお、東播磨高校を書かないのであれば、加古川北高校を書くのかな?と思います。偏差値的にもそうなるでしょう。

総括:加古川西高校の合格ラインまとめ

最後に、本記事のまとめを残しておきます。

合格ラインの概要

  • 加古川西高校は加古川エリアの上位校で、偏差値61程度。
  • 加古川東高校に届かない層が志望することが多い。

素点目標

  • 目標値: 370点
  • 解説:
    • 偏差値よりも素点ボーダーが高めと予想される。
    • 365点だとギリギリの可能性があるため、安定して370点を超える力を目指す必要がある。

内申点目標

  • 目標値: 210点以上
  • 解説:
    • 内申点230点以上の生徒も受験するため、競争は厳しい。
    • 200点未満だと厳しくなるが、本番で挽回可能なラインは210点付近。
    • 220点以上が理想的な内申点水準。

当日点目標

  • 目標値: 340点以上
  • 解説:
    • 内申点に不安がある場合は、当日点で挽回が必須。
    • 特に数学や国語でのドボンリスクを抑えることが重要。
    • 英語と社会で高得点を狙い、リスク分散を図る。

ポイントと注意点

  1. 倍率の信頼性は低い
    • 初期倍率は加古川西高校に限らず当てにならない。
    • 第二志望に加古川西を選ぶ加古川東受験者が多く、合格争いが激化する。
  2. 第二志望の選択
    • 東播磨高校を選ぶ受験生が多い傾向。
    • 東播磨高校の倍率も最終的に変動しやすい。

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