須磨東高校って頭いいの?合格にはどのくらいの学力が必要なの?

こんな風に、須磨東高校のことを調べようと思っていませんか。

須磨東高校は、兵庫県第一学区にある中堅校です。偏差値58程度はあり、中堅校の中では上の方に位置します。

そのため、そこそこ頭いい子でなければ目指すことは出来ない学校と言えます。学校でも上位30%とかには位置する生徒ってイメージです。

本記事では、須磨東高校の合格ラインの目安について大体の数値について予測してみます。内申点・素点・当日点についても、どのくらいあるべきかを紹介していきます。

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須磨東高校は頭いい?:合格ライン(素点・内申点・当日点)の目安

まず最初に、須磨東高校の受験情報をお伝えします。

みなさんが気になっているであろう、合格ラインに関連する情報からお伝えします。合格最低点などは開示されていないので、どこまで言っても推測であることはご了承ください。

それでは、須磨東高校の素点・内申点・当日点の目安についてお伝えします。

須磨東高校合格ライン:素点目標340〜350点

まず最初に、須磨東高校高校の合格ラインで一番重要な「素点」について。須磨東高校合格の目安素点は以下の通りです。

・素点目標:340〜350点

なお、ここで言う素点とは、第一学区の加算点25点を加えていない点数のことです。内申点(250点)と当日点(250点)の合計点だと思ってください。

須磨東高校の素点ボーダーですが、正直年度によって結構ブレるのではないか?と感じています。

素点で見ても10点ぐらいはレンジがあるのではないか?と推測しており、素点目標は340点〜350点ぐらいに収束するのでは?と考えます。

340点スレスレだと不合格って感じもするので、狙う人は素点350点をまずはギリギリのラインだと思って戦略を考えてみて欲しいです。

もちろん、人によっては360点を素点ボーダーと推測する人もいるでしょう。個人的には、それは少し高いかな?と思わなくもないのですが、結果としてそうであっても驚きはないです。

いずれにせよ、素点ボーダーはその年の問題の難易度と、その年に須磨東を受ける生徒のレベルで決まります。上記数字をおおよその目安として考え、それプラスαの点数になるように調整してください。

須磨東高校合格ライン:目標内申点185点〜190点以上

須磨東高校合格に必要な内申点の目安はどのように考えたらいいでしょうか?

須磨東高校合格の内申目安は以下の通りです。

・内申点目安:185点〜190点以上

須磨東高校クラスの高校は、本当に内申点の重要性をヒシヒシと感じるランクの高校だと思います。

内申目安では185点をミニマムにしていますが、自分の生徒で内申点185点だったとすれば、当日試験に送り出すのは不安で仕方がない…というのが本音です。

本番何か大コケしたら一発ドボンの水準だからです。兵庫の場合、国語で記号ミスりまくると、平気で40点台になったりします。理科も難しいので、低い年は下に引きずり込まれるかもしれません。

そんな時、内申点で守れなければ須磨東高校は不合格になってしまいます。

第二志望にする生徒も普通にいますし、受験生は接戦を強いられることはほぼ確定です。そのため、内申点は190点以上は担保し、最低でも200点に近い内申点は確保して受験に行かせたいです。

後述しますが、オール4の水準を目指して、そこから多少の過不足をするぐらいの生徒が目指すべき高校だと思います。

須磨東高校合格ライン:当日点目標は「310〜330点」

須磨東高校に合格するためには、当日点はどれくらいの点数を目標にテスト対策すればいいのでしょうか?

須磨東高校のための目標点数は以下の通りです。

・当日点目標:310〜330点

須磨東高校の当日点の目安については、内申点によってもちろん変わります。そのため、レンジ幅でお伝えします。

内申点がオール4とかある生徒なら、本番で300点ちょい取ればボーダーラインには乗るかな?という印象です。

内申点がオール4から遠ざかるほど本番で求められる点数が高くなります。

そのため、まずは320点ぐらいを目標にして受験対策をして欲しいです。仮に320点が遠すぎる場合は、内申点がないのなら志望校を下げたほうがいいでしょう。

受験本番ペーパーテストで、明らかに苦手科目があり、一撃ドボンするリスクがある教科がある生徒は本当に要注意です。内申点がないのなら、原則チャレンジするべきではないというのが本音です。

須磨東高校は頭いい!合格ラインが分かった後に

ここまでは、須磨東高校の合格ラインに関連する情報についてお伝えしてきました。

ここからは、須磨東高校を受験する上で事前に知っておくべきポイントなどについて解説していきます。

須磨東高校は頭いい:中堅校の上位に位置する高校

まず最初に、須磨東高校のレベル感について正しく認識しておきましょう。

須磨東高校は偏差値58程度の高校です。そのため、中堅校の中では上位に位置する学校という感覚です。

同じ第一学区であれば「芦屋高校」が同一の偏差値です。最近は芦屋高校のレベルが結構上がっていて、この2校が第一学区では同ランクですね。

ただし、須磨東も芦屋も偏差値60の上位校と呼べるラインにはギリ入らないのも特徴です。これより上のランクとなると、第一学区では葺合高校ということになります。

しかし例年、葺合に届かないから県芦を受験する生徒が多いことを見るに、偏差値60の壁は結構分厚いと思います。

ただ、須磨東にせよ県芦にせよ、ほとんど偏差値60に迫るレベルの学校です。ゆえに、そこそこ頭のいい生徒も集まってくるのが特徴です。本当は葺合以上に受かったのに…って子も実際受けてきます。

そのため、感覚的には上位校受験の一歩手前ぐらいの心構えをして欲しいです。決して簡単に合格できるような学校ではありません。

「内申点オール4を取れなければ志望校を下げる」ぐらいの覚悟を

すでに、チラッと解説しましたが、中堅校の受験は本当に内申ゲーです。

特に、偏差値50台後半の学校は、受験生のレベルが非常に類似します。そうなると、最初の内申点の持ち点がそのまま合否に直結してしまうことになります。

特に兵庫県は内申点の比重が全国的にみても大きい県です。それゆえ、内申負けした時点で、志望校を変更するしかないというのが現実です。

点数はそこそこあっても、内申点が不足して六アイや須磨友が丘・須磨翔風などに下げている生徒を何人も知っています。この層は、内申さえ取れば須磨東でも勝負できていたであろう生徒です。

そのため、須磨東を狙う生徒は「オール4の内申点(200点)」を目指して1年間過ごしてください。オール4取れなければ志望校変更の可能性が高いと、現段階で強く誓ってください。

しつこいですが、中堅校の受験は内申点で決まってしまうのです。

北須磨高校か須磨友が丘高校か須磨翔風高校か

須磨区の場合、偏差値ごとにバチンと高校ランクが別れます。

・北須磨高校:偏差値58
・須磨友が丘高校:偏差値55
・須磨翔風高校:偏差値53


数ポイント刻みで偏差値が別れた高校がある以上、志望校選定は慎重に行うべきです。受験生がしっかり分散していくイメージがあるからです。

そして、背伸びして北須磨高校を目指すのはどうなの?ってことを一度冷静に考えるのも大事です。

受験生の中には、内申点が不足していても北須磨高校に特攻しようと考える生徒も少なくないでしょう。内申点180点以下の生徒にそういう子が多い印象です。

しかし、内申点で負けると本番の逆転が難しいのが兵庫入試です。これはもう、努力とかそういう話ではなく、ゲームの性質だと受け止めるしかありません。

そのため、内申が不足したら近隣の高校で志望校を下げるのがセオリーです。幸い、その選択肢が近隣にあるだけ須磨区はいい場所です。

そして、このレンジの高校になってくると、大学進学は結局その子次第です。最近は須磨翔風ですらレベルが結構上がってきていますからね。

なので、無理して北須磨にチャレンジ受験をする合理的なメリットが少なくなっています。背伸びして無茶な高校受験をする魅力があまりないです。

そのため、志望校を決める際は、ある程度自分のレベルに合わせて高校を選ぶことをお勧めします。

総括:須磨東高校は頭いい?合格ラインの目安まとめ

最後に、本記事のまとめを残しておきます。

須磨東高校の合格ライン

  • 素点目標:340〜350点(第一学区の加算点25点を含まない合計点)
  • 内申点目安:185〜190点以上
  • 当日点目標:310〜330点
  • 年度や問題の難易度、受験生のレベルによって合格ラインにブレが生じる。

須磨東高校の特徴

  • 偏差値58で、第一学区内の中堅校の上位に位置。
  • 同偏差値の芦屋高校と並ぶレベル感。
  • 偏差値60の上位校(葺合高校など)には届かないが、偏差値60に迫る学校として頭のいい生徒も集まる。

内申点が重要

  • 内申点が受験結果を大きく左右する「内申ゲー」。
  • 内申点190点以上、できればオール4(200点)を目指すべき。
  • 内申不足の場合、六アイ、須磨友が丘、須磨翔風への志望校変更を視野に入れる必要がある。

須磨東高校を目指す上でのアドバイス

  • 「内申点オール4を取れなければ志望校を下げる」覚悟が必要。
  • 苦手科目での一撃失点リスクに注意。本番の得点で逆転するのは困難。
  • 素点350点を超える余裕を持つ学力を目指す。

須磨区内の高校ランク比較

  • 北須磨高校(偏差値58)、須磨友が丘高校(偏差値55)、須磨翔風高校(偏差値53)と、数ポイント刻みで高校ランクが分かれる。
  • 無理なチャレンジ受験はメリットが少なく、適切な志望校選定が重要。

大学進学について

  • 中堅校の大学進学実績は「その子次第」。
  • 須磨翔風高校を含めてレベルが上がってきており、無理な背伸びをするよりも、現実的な志望校選定を推奨。

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市販教材でおすすめ教材を知りたい人には、以下におすすめ参考書・問題集をまとめた記事を掲載しておきます。

※高校受験おすすめコラムは以下の通りです。

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